自然食品店 やさい村 店内 2016年

  • 12月「今月のおすすめ旬野菜」 2019.11.30 クリック
    大根

    12月の旬野菜:大根

    大根

    今月のおすすめ旬野菜:「 大根 」

    大根はアブラナ科の植物で、原産地は地中海沿岸から中央アジアなど諸説有って特定はされていないが、紀元前2200年にはピラミッドの建設に携わる人々に二十日大根のような大根が食料として与えられていた記録が残っている。

    その辺りから世界各地に広がって行った。
    日本に伝わって来たのは弥生時代で、以降各地で栽培され、かつ多くの品種が豊富に作られて行った。
    1980年の日本の品種調査では何と全国で110種が数えられている。

    大根の走りは10月、盛りは11月の半ばから1月前半、名残は2月いっぱい位迄。走りは水分が多く柔らかく、名残は中太りし、水分が減って少し固くなる。

    栄養素としてはビタミンCがある位だがジアスターゼを多く含み消化を助けてくれ、タンパクを分解してくれる酵素を持っているので四方を全て海に囲まれ魚が主な日本人の食卓ではなくてはならない食材として定着して行った。

    大根を買ったら先ずは葉、軸、そして根の部分を上、中、下と5つの部位に切り分ける。上は甘味があり、下は辛みがあるので辛みを活かした薬味としての大根おろしなどに向く。
    また、辛みのある下の部分も断面を多くして切って日光で干せば辛みは減り甘味が増す、他の部位も切ってザルの上に干せば適度に水分とアクが抜けて旨味が増してくる。
    葉の部分は炒め煮に、又は干葉として婦人病の手当てにも使う。

    実の方だが、皮を剥くなら皮は皮でキンピラがうまい。
    本体は生でサラダに、刺身のツマに、大根おろしに、茹でる、煮る、煮込んでおでんに、又炒めても、ステーキにも、焼いても、漬け物でも酢の物でも汁の実でも何にでも料理出来る。

    もちろん干せばタクアンに出来るし、魚の毒消しとしてこの時期ブリ大根などにも使われる万能野菜の代表的な存在である。

    食養では第一大根湯として解熱に、第二大根湯として利尿に使う。

    日本(和食)のスーパーフードと言っても過言ではないと思う。

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  • 11月「今月のおすすめ旬野菜」 2019.10.31 クリック
    人参

    11月の旬野菜:人参

    人参

    今月のおすすめ旬野菜:「 人参 」

    さて10月も末近くなって来ると、この武蔵野・三鷹辺りでも葉付きの人参が登場してやさい村の店頭を飾って旬を告げてくれますね。

    人参はセリ科の植物で原産地は中央アジア・アフガニスタン地方。
    (湿気の少ない高地原産だから生育中は過度の湿気には弱いんです)

    原産地からヨーロッパ方面に広がって行ったものと、中国など東アジア地域に広がって行ったものとで西洋系、東洋系と大別される。
    日本に伝わったのは16世紀、東洋系は細くて長く、当初は東洋系の人参しかなかったが、太めで短めの西洋系の人参が入って来てからは次第に西洋系の人参が中心に作られるようになった。

    走りは10月、盛りは11月、名残は12月。
    走りはみずみずしく、名残は繊維が固くなり甘みが増す。
    走りの時期は繊維を切ると苦味が出るので繊維に沿って縦切りが良く、名残時期は輪切りが向く。
    葉のある時期は葉は捨てずに天ぷらやふりかけなどにすると美味い。

    人参は多くの料理になくてはならない名脇役のような存在、多過ぎず、かと言って少な過ぎず彩り良く使いたい野菜だ。
    煮る、蒸す、焼く、炒める、生で、ピューレやスープになど和風洋風を問わず万能。
    いかに世界中で愛されて来た野菜か分かりますね。

    真っ直ぐに地中に伸びる事(陽性)、また色もオレンジ色と言う事で(陽性)、これからの時期、ゴボウや蓮根などの根菜と共に身体を温める野菜の代表格の野菜、古くから洋の東西を問わず薬用や食用として用いられたベーターカロチンなどビタミンやミネラルも豊富な薬菜でもあります。

    保存で気をつける事は乾燥には弱く水気が抜けるのを防ぐ事、新聞紙などで包んで軽く保湿して冷蔵庫または常温で保存して下さい。

    まさにこれからが旬!
    自然栽培や有機の人参の人参ジュースなども身体に良いだけでなくて本当に美味しいですよー!

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  • 10月「今月のおすすめ旬野菜」 2019.10.03 クリック
    マコモダケ

    10月の旬野菜:マコモダケ

    マコモダケ

    今月のおすすめ旬野菜:「 マコモダケ 」

    じつは本来なら9月号で紹介すべきだったのですが、今年は気象のせいか収穫の時期が遅れ気味なので今号にて紹介しましょう!

    「マコモ」は東南アジアから東アジアに広く分布し、水辺に自生するイネ科の多年草植物です。
    このマコモに黒穂菌が着くと茎が肥大化してマコモダケと呼ばれて食用として用いられるようになります。

    マコモは古代から神聖な薬草と崇められ、古い歴史を持つ神社では様々な神事が伝わっている。
    また、仏教でもお釈迦様が病人をマコモの葉を編んだ敷物に寝かせて治した話が伝わっている。

    マコモダケの料理は、焼いても煮ても、味噌汁の汁の実にしても良く、また油との相性も良いのできんぴら、天ぷら、南蛮漬けなども絶品! 味はあっさりとしていて、たけのこのようなまたトウモロコシのようなほのかな甘みもあり、新しい味覚で家族が喜ぶ事請け合いです。

    また、葉っぱは捨てずに乾燥させたものをさらに土鍋でこんがり茶色くなるまで乾煎りしてお茶にして煎じて飲むと利尿効果があり、デトックス効果が大きい。他にもマコモの葉を刻んで瓶に入れ、35度の焼酎に漬けたマコモ焼酎は、万能の薬酒。

    また、葉っぱを乾燥させたもので枕や帽子などを作って使用すると安眠や頭痛、頭部の病気に良い。

    とにかくマコモは捨てるところが無いスーパーフードなのだ。

    ◎9/23の食のトークイベントでは、ワンシーズン何回かマコモダケを食べただけで長年の体調不良が解消したという体験談を語ってくれた方もいて、僕らも驚いた!

    そろそろやさい村の店頭に並ぶ時期なのでタイミングを逃さず、しっかりと食べておきたいですよね!!!

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  • 9月「今月のおすすめ旬野菜」 2019.08.30 クリック
    さつまいも

    9月の旬野菜:さつまいも

    さつまいも

    今月のおすすめ旬野菜:「 さつまいも 」

    実は、9月は東京周辺は端境期に当たり残念ながら旬の盛りのものはない。

    今年は梅雨の時期が長かったのでひょっとしたら遅めのナスあたりが盛期を迎えているかもしれないが、今号では毎年焼き芋で大好評のさつまいもを取り上げてみることにした。

    ただ毎年大好評の吉田さんのさつまいもは、おそらく9月後半頃からにはなると思うので、店頭でスタッフにご質問くださいね。

    さつまいもの原産地は中南米。コロンブスのアメリカ大陸発見以降盛んに訪れるようになったスペインやヨーロッパの船によって各地に運ばれ、日本には、フィリピン、中国、沖縄(宮古島)を経て、1600年頃薩摩の国(鹿児島県)に伝来した。

    さつまいもの走りは9月、盛りは10月、名残りは11月、走りは水分が多く、甘みは少なく、その時期のものの料理は油との相性が良い。名残りは水分が切れ、でんぷん質が糖化して甘みが増す。

    さつまいもの伝来は、各地で当時の食料事情の救世主的な役割を担った。
    痩せた土地でも出来、でんぷん質が豊富で糖度も高く、米が取れない時でも出来たので、飢饉の時でも多くの命を救った。

    さつまいもは収穫後、基本的には1カ月は貯蔵し熟成させて出荷されるが、さつまいもを美味しく食べるコツは、時間をかけてうまみを濃縮させることに尽きる。

    料理は、大学芋や、芋ようかん、芋きんとん、天ぷら、煮物。

    その煮物だが、切って煮るより、火を入れてから浸し地に漬ける方が、甘みはそのままで煮崩れないとのこと。
    コツはさつまいもも浸し地も暖かいうちに漬けることで30分ほどでほっこり上品な煮物ができる。是非挑戦してみよう!

    さつまいもの購入後の保存は、新聞紙などで包んで常温保存。
    芋のお尻を見て、切り口に茶色く蜜の付いているものは完熟して甘みが増しています。

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  • 8月「今月のおすすめ旬野菜」 2019.07.31 クリック
    とうもろこし

    8月の旬野菜:とうもろこし

    とうもろこし

    今月のおすすめ旬野菜:「 とうもろこし 」

    とうもろこしの原産地は中央アメリカ。 7月が走り、8月が盛り、9月は名残りとなり、走りはみずみずしく甘みは爽やかだが、名残りにはみっちりと弾力を増して甘みが増す。

    原産地近くでは1万年近く前から食されていた痕跡があり、既に紀元前5000年頃の古代インカ文明やマヤ文明では階段状の畑で大量栽培が行われ、主食として食されていた他に祭儀、饗宴用の酒(チチャ)用に使われていた。

    アメリカニューメキシコ州に住むホピ族に伝わる予言の中にも地球の主催神マーサウとホピとトウモロコシの興味深い話があるが長くなるのでここでは割愛しておく。

    この地域的な穀物が世界的に広がったのはコロンブスのアメリカ大陸発見がきっかけになり、ヨーロッパに持ち帰った事に端を発している。

    さてさて、今ではすっかり私たちの食卓でもおなじみのとうもろこしだが、日本渡来の歴史は比較的に新しく、日本には1570〜90頃、天正年間ポルトガル船によってもたらされた。

    やさい村では地元農家さんの畑から直行で店頭に並ぶので、届いたばかりのとうもろこしと出会ったら即生でバリバリっと食べてもらいたいです! とりたてのとうもろこしはまさに絶品、畑で取って1時間以内なら、至福の味を思いっきり堪能出来ますよ!

    とうもろこしを茹でる場合は急な加熱は要注意、薄皮2〜3枚を付けたまま水からゆっくり茹でると澱粉質がゆっくり糖化するのでこれが甘みを引き出すコツになるのでお忘れなく。

    料理は焼く、蒸す、茹でる、またこのように一度加工したものをオイルマリネやミックスベジタブルにしたりコーンポタージュスープや炒め物などに料理する。

    また、とうもろこしの髭は南蛮毛と言って漢方の生薬として使われるので、とうもろこしを買ったら、髭を取って適当な長さに切り、2〜3日乾燥したものを薄く茶色になるまで土鍋で空炒りして、それを煮出せば、夏の薬膳茶としてむくみを取り、利尿して、体内の水分調整を行い、体内の余分な熱を取ってくれるなど、この季節には大変重宝する飲み物にも変身するので知っておきたい。

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  • 7月「今月のおすすめ旬野菜」 2019.07.01 クリック
    きゅうり

    7月の旬野菜:きゅうり

    きゅうり

    今月のおすすめ旬野菜:「 きゅうり 」

    きゅうりの原産地はインド・ヒマラヤ山脈。
    紀元前4000年のメソポタミア文明時代にはすでに盛んに栽培されていた。
    日本での栽培歴は1500年ほど前から。

    当初は中国経由で伝わった品種で黄色く熟したものを食べていたが江戸時代に現在食べている品種が入って、爆発的な人気に!
    (胡瓜の胡はシルクロードを経由して来た物に付けられた名前なので覚えておくと良いですよ)

    6月が走り、7月が盛り、8月いっぱいが名残りとなる。
    走りは水分が多く青くさく、名残りの時期は皮が張り、種が大きくなって、甘みが増す。
    梅雨が明けて一気に気温が上がって来ると、私たちの身体も新鮮なきゅうりに味噌か塩を付けてひとかじりしたくなって来ますよね〜!

    ぬか漬け、塩漬け、塩麹漬け、ピクルス、酢の物、サラダ、きゅうり揉み、胡麻和え、もろきゅうなど、切り方によって多彩な料理を作ることができるのですが、きゅうりを使った炒め物やラタトゥイユも美味しいのでおススメですよ!

    ちなみに乱切り、千切り、斜め切りは出来るとして、蛇腹切り、王冠切り、半切りにして種を抜くなど一手間かけると料理のバリエーションも広がりますね。

    買ったら軽く濡らした新聞紙などに包んで常温保存、又は新聞紙などに包んだものをビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れて保存。
    2〜3日で食べきるのがコツで、長く置いたら美味しく無くなりますからご注意下さい!

    食養的には、きゅうりはカリウムを多く含まれるので陰性。
    食べる時は塩を使って中の水分をある程度出してちょっとしんなりさせてから使います。

    お子さんが熱を出したりした時には、適当な厚みの薄切りにしてガーゼで包んで、額に乗せてあげても解熱出来ます。その際はキャベツなどを枕の上に敷くとより効果的ですからね。

    これから、やさい村店頭にも地場の農家さん達の新鮮で安全でめちゃくちゃ美味しいきゅうりが並びますよー!!

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  • 6月「今月のおすすめ旬野菜」 2019.06.02 クリック
    梅

    6月の旬野菜:梅

    梅

    今月のおすすめ旬野菜:「 梅 」

    バラ科サクラ属に属する梅、まさに梅雨という言葉にもあるように6月初旬〜中旬には実が2〜3センチに成長して青梅となり、また中旬〜下旬には黄色に熟して梅干し漬けなどに用いられる。

    6月はまさに梅の季節ですね。
    じつは梅は古代から酸味料として調味料として使われ、塩と並んで最古の調味料と言われている。知ってましたか?

    「いい塩梅(あんばい)」という諺も塩と梅のバランスがうまく取れていて美味しいというところから来ているという事なんですって。

    皆さんもご存知の青梅は、梅ジュース、ゼリー、梅酒、梅肉エキスなどを作るときに。
    そして黄色に熟すと梅ジャム、梅干し作りに使われます。

    漢方薬では、梅を燻製のように黒く燻した「烏梅」を使って健胃、整腸、駆虫、止血、強心剤として用いられています。

    現在のさまざまな研究機関の研究によって梅の機能が調べられていますが、悪種の腸内細菌や真菌の繁殖を抑制し、動脈硬化の改善や血圧の低下、疲労回復の効果が認められているんです。

    やはり昔からの疫学的な知恵は素晴らしいって事ですよねーという事です。

    タイミングよく16日にはやさい村の「梅干し作り教室」も開催されますので、是非ご参加下さいね。ちょうどこのタイミングが青梅、熟した梅が両方とも入るようなら、いろいろ作れるかと思いますのでお問い合わせくださいね!

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  • 5月「今月のおすすめ旬野菜」 2019.05.01 クリック
    レタス

    5月の旬野菜:レタス

    レタス

    今月のおすすめ旬野菜:「 レタス 」

    レタスの原産地は地中海沿岸地域〜西アジア、キク科アキノノゲシ属の一年草〜二年草。

    4月が走りで、4月中旬〜5月中旬が盛り、そして5月下旬頃には名残りとなる。
    走りは水分が多く柔らかく、名残りとなると繊維が張り、葉全体が厚くなる。

    古くは紀元前6世紀、アケメネス朝ペルシャで栽培が行われ、古代ギリシャでも媚薬や催淫剤として利用されていた。

    また、成分の中に微量だがラクチュコピクリンという鎮静作用や催眠作用のある物質が含まれている事で、眠れない症状にレタスを食べると良いなどというような言い伝えがある。

    和名はチシャといい、葉をちぎると乳のような白い液体が出るところから乳草からチシャになったと言われる。
    レタスの語源も牛乳を表わすlacから来ている。

    日本でも「農業全書」(1697年)にも出ているので意外に古くから食べられていた。
    調理は味噌汁、スープ、おでんの具、おひたし、蒸し煮、炒めもの、サラダなど。

    気をつけたいのは包丁を使うと切り口が赤く変色するので、手を使って優しくちぎると良い。

    レタスのような結球野菜は外から8枚目葉から内側に巻いて成長する。外側の葉と内側の葉は当然味わいも違い、外側は炒め物向き、内側は柔らかくサラダ蒸し煮などに向く。
    どこかの王様でこのレタスの内向きの葉しか食べなかったというグルメな人もいたそうですよ。

    これから旬のレタス、美味しいですよねー
    ただし水に浸ける目安は10分、長く浸けすぎると水っぽくなり過ぎて味が落ちるので要注意ですよ!

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  • 4月「今月のおすすめ旬野菜」 2019.04.07 クリック
    たけのこ(筍)

    4月の旬野菜:たけのこ(筍)

    たけのこ(筍)

    今月のおすすめ旬野菜:「 たけのこ(筍) 」

    いよいよ待ちに待った春の訪れですね〜

    早春のひと時、霜が降りなくなってから植えた野菜がまだ育って来る前の端境期に次々と春の訪れを告げるように登場して来るのが野草や山菜たちですが、今回は、春には一度は食べてみたい「たけのこ」を取り上げてみます。

    今年は暖冬で「たけのこ」も早く出て来ますから食べ損なわなようにお気をつけ下さいね。

    原産地は中国江南地方、3月が走り、4月が盛り、5月が名残り。

    この「たけのこ(筍)」、竹かんむりに旬という字が物語るように収穫したり買ったらすぐに下処理をしてすぐに食べないといけないし、旬はあっという間に過ぎてしまいます。

    店頭で見つけて買ったならば、その日のうちにアク抜きしておきたいですね。

    先ずは、頭の芽の部分を斜めに切り落とし、皮に2〜3カ所切り込みを入れてヌカと唐辛子を入れて1〜1時間半ほど弱火で煮たら火を止めて半日〜一晩そのまま浸けておいて、アク抜きをしてから料理しましょう!
    またアク抜きをした「たけのこ」は3〜4日のうちには食べきりましょう。

    *走りの若竹の子はワサビ醤油で刺し身のように食べると最高!
    他には子供達が大好きなたけのこ御飯や、たけのこの煮物、筑前煮、天ぷら、木の芽和えなど。
    ちょうど旬のワカメと炒めても美味しくて我が家では旬の時期の定番メニューでもあります。

    「たけのこ」や山菜類は、アクがあるのでアク抜きを上手にしっかりすることが大事ですよ。では早春を満喫して下さいね〜

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  • 3月「今月のおすすめ旬野菜」 2019.03.04 クリック
    ふきのとう

    3月の旬野菜:ふきのとう

    ふきのとう

    今月のおすすめ旬野菜:「 ふきのとう 」

    冬野菜が終わって、次の春野菜が出来始める迄はしばらく野菜の端境期を迎えるのだが、このちょうど端境期に出て来るのが山菜や野草たちになる。

    そして、野草のトップバッターが「ふきのとう」。

    場所によってはまだ雪の残る間から、ひょっこりと芽を出していたりもして、春の訪れを告げる最初の野草となる。

    地域によって、また寒暖によっても違うが、早いところでは2月頃から顔を出し、3〜4月まで、日本列島にふきのとう前線が駆け上がって行く。

    熊が冬眠から覚めると、ふきのとうを食べて宿便を出し活動期に入って行くと言われるほどデトックス効果があり、毒素を出してくれる効能がある。

    また、心臓の特効薬でもあり、胃腸薬にもなるし、気管支系を癒して咳や痰を和らげてくれる。

    ふきのとう味噌、天ぷら、ピックルス、味噌漬け、炭火で焼いて自家製味噌などで食べると絶品。

    *ふきのとうの苦味は陽性だが、やはり野草は陰性が強いので陽性化して食べる工夫をすることや食べ過ぎには要注意。

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  • 2月「今月のおすすめ旬野菜」 2019.02.01 クリック
    キャベツ

    2月の旬野菜:キャベツ

    キャベツ

    今月のおすすめ旬野菜:「 キャベツ 」

    キャベツの原産地は地中海沿岸で、キャベツの原種はアブラナ科のケール。

    イベリア人からケルト人に伝わり、徐々にヨーロッパ全土に、そしてシルクロードを経由して中国へ、また大航海時代にはアメリカに伝わった。

    当初は胃腸の薬草として使われ、様々な品種改良が重ねられる事によってキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ロマネスコなどが登場した。

    日本に伝わったのは江戸時代。
    長崎の外国人居留地区のなどで栽培されたが、食用としては普及せず、大々的に普及したのは第二次大戦後の食生活の欧米化が一挙にキャベツを日本全国に普及させた。

    キャベツの旬は、走りが12月、1月半ば〜2月半ばが盛り、そして3月末迄が名残りとなる。

    さて、今では一年中見かけるキャベツだが本当の旬はこれからだ。
    冬場のキャベツは蒸しても、炒めても、おひたしにしても本当にほっぺたが落ちるくらいに美味しい!

    キャベツを買ったら外側の緑の濃い部分と内側の白っぽい部分に分け、外側は炒め物、内側は生食に向く。

    また、キャベツを料理する上で、知っておきたいミニ知識、繊維に沿って葉脈の間を切ると甘みが出やすく、手でちぎるとアクが出にくく、繊維を断つ様に切ると柔らかく仕上がる。

    ◎食養では、動物性の毒出しに使う他、熱が出た時の熱冷ましに枕の上に敷くなど外用薬的な使い方もする。

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  • 1月「今月のおすすめ旬野菜」 2018.12.31 クリック
    白菜

    1月の旬野菜:白菜

    白菜

    今月のおすすめ旬野菜:「 白菜 」

    木枯らしが吹きいよいよ1月、寒さが厳しくなればなるほど甘みが増してくるのが「白菜」。
    なんと言っても和食の鍋物には無くてはならない必需品だが、寒い最中の白菜漬けもほっぺたが落ちそうなほど美味しいものだ。

    その白菜、原産地は中国北部。
    実は日清、日露の戦地に赴いた兵士が持ち帰ってから各地で栽培されるようになって、まだ100年近い歴史しかないというのが驚きだ。

    走りは12月、盛りは1月、そして名残りは2月となり、走りは水分が多く柔らかく、名残りは葉が厚みを増して筋張り、甘みが増してくる。

    白菜を買ったら、外葉、内葉、芯と部位に分けて各部位に合った調理をすると特性を生かした美味しい料理ができる。

    また、解体は手で一枚一枚根元から剥ぎ取るようにした方が良く、また半分に切った場合は芯の部分に包丁を入れておくと成長を止めて鮮度を保てる。

    丸いままなら濡れ新聞などでくるんで、寒い時期や寒い所では常温保存も可能、暖かい部屋では冷蔵庫の野菜室に入れておこう。

    外葉は繊維が太く炒め物向き、内側の緑が淡く白っぽい部分は鍋物、炒め蒸し。
    さらに内側の黄色味がかった部分は煮物、蒸し煮、ポトフ、汁物に向き、中心の芯の部分は旨味が詰まっていてスープや鍋物のだしなどに使われる。

    白菜は料理前に少し干してから使うと旨味が凝縮されて甘くなるし、極寒で霜に頭部をやられて黄色や茶色に変色した頃には糖度が最高調に達する。

    ◎食養的には動物性食品の毒消しとしても有効である。

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