皆さんこんにちは。
今年の記録的な花粉の飛散でお困りの方々、「海の素」のミネラルパワーはいかがでしょうか?
さあゴールデンウィークは皆さんどんな風に過ごされますかね。
小さなお子さんのいらっしゃる方々は幼い子供達の目に焼き付くような素敵な時間を共に過ごされますように、お祈りいたします。
4月の「やさい村・夜桜を見る会」も楽しく美味しく素敵な夜桜を味わいました。
5月以降もやさい村ではスペシャルイベントを用意しておりますが、昨年の11月18日に行われた、− 誰もが知りたい「本物の塩とミネラルの話」− の第二弾企画として、6月17日(土)~18日(日)にかけて、大島のオーシマ・オーシャン・ソルト(旧阪本海塩)の塩作り現地見学ツアーを開催いたします!(1泊)
*<定員限定10名>となりますので定員となり次第締め切りとさせて頂きます。
参加者募集要綱が決まりましたので、応募を開始させていただきます。
【参加費】申し込み時の先払い12,000円(見学料+宿泊費+2食付き+レンタカー代など含む)
なお大島への交通機関は大型船・高速船・飛行機などいろいろあるため、皆さまのご都合で基本的に各自現地集合・現地解散となりますので、交通機関や交通費は各自それぞれでご手配をお願いします。
*行き帰り共にやさい村スタッフとの同行を希望される方はご相談ください。
また、7月1日(土)13:00~15:00「夏の陰陽講座」も引き続き参加者募集中ですので、
是非お申し込みください!【参加費】1,500円 <定員12名>
また、今年の最大のスペシャルイベントである
「やさい村40周年記念イベント」の日程と場所が決まりました!
10月14日(土)~10月15日(日)の両日、場所は三鷹の沙羅舎の地下のホールにて開催いたしますので、あらかじめご予定の上、是非ご参加ください!
詳細は追ってお知らせいたします。
皆さま、今後ともやさい村を宜しくお願いします!!
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
冬に行って大好評だった陰陽講座の第二回目を開催します。
陰とか陽とか、いったい何?と思う方々も多いと思いますが、古代中国夏、殷王朝時代に始まった天文、暦、易学などを解き明かす自然哲学で、日本に渡ったのは5~6世紀、平安時代には国家の中心的な学問になり陰陽道と言われ、それを行う人々は陰陽師と呼ばれました。
マクロビオティックを提唱した桜沢如一氏はこの陰陽をさらに合理的に分かり易く解釈して、実践的な食事法として広めました。知って活用出来ると超便利なんです。
今回は季節も春を迎えていますので、春に起こる我々の身体の変化、それに対応した春の食材の調理法や食事法、飲み物なども詳しく解説致します。
*事前申込みの方は、店頭またはお振込みにて前日20日までにお支払いお願い致します。
お申込みのみで当日会場支払いの場合は当日料金分を頂戴致します。
●お子様連れ可
(お子様が騒いでしまったりお話が聞き取りにくくなってしまった場合、お子様が落ち着くまで一時ご退席をお願いする場合があります)
【お申し込み・払い込み】やさい村まで
●店頭/TEL.FAX/メール/お問い合わせフォーム いずれかの方法 <SNSでのお申し込み不可>
TEL:0422-47-6639 / FAX:0422-42-0634 / MAIL:info@yasaimura.jp / お問い合わせフォーム
●お振込み後はTELまたはメールにてご一報頂けますとスムーズにご予約完了となります。
※お申し込み後、店頭支払いまたはお振込み確認後お申込み完了となります。
お申し込み後1週間ご連絡がない場合はキャンセル扱いとさせて頂きますのでご了承下さい。
●お振込先はこちらをご確認ください。 → 【お振込先】
※手数料はお客様のご負担にてお願い致します。
※お客様のご都合によりご入金後にキャンセルされた場合、振込手数料を差し引いてご返金申し上げます。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
フキの原産地は日本、朝鮮半島、中国で、天然物は日本各地に自生している。
小さい頃、春になると母親に頼まれて良く近くの田んぼの畦道や畑の脇に生えているフキを良く採ったのを覚えている。
そして、採ってきたフキの筋を取り除くのも僕の仕事だった。
フキのアクで手が黒くなってしまい、洗ってもなかなか取れなかった。
しかし、春ともなるとほのかな独特の香りと苦味が懐かしく思い出されて来るのである。
まず春先のいの一番に出てくる蕗のとうが花を咲かせた後、フキの葉が生えてくる。
程よい太さに育ったらフキの採り時を迎えるが、葉っぱも茎も柔らかい時が美味しいが、4月は走り、5月が盛り、そして6月頃には名残りとなる。
走りは水分が多く柔らかく、葉も食べられる。名残りには茎は太く筋張り、苦味が強くなって、葉っぱは食用には適さなくなる。
料理はフキの佃煮、ごま油炒め、味噌漬け、ピクルス、フキの葉っぱの佃煮などで、フキの料理は下ごしらえが重要で、下茹でして水にさらし、しっかりアク抜きすることが大事、葉っぱは3〜4回下茹でする。
独特の香りとほろ苦さがあり、まさに春の味覚だ。
また、この時期が旬となる空豆はとにかく買ったらすぐに調理して食べよう!
美味しく頂くなら買って3日のうちに食べる事。
ただ茹でたり、焼いたりして食べるほか和え物や空豆ご飯に、名残り時期の硬めの豆は味も濃くてスープにしても美味しい!
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
自身が飲んで“うまい”と感じて即入荷。
新入荷にしてイチオシの、一般的なサワーやチューハイのような頭痛くなる系とは違います。
『 沖縄県産素材100%自然派サワー 』
こだわり(1):やんばる産シークワーサー果汁をたっぷり使ったプレミアム仕立て
こだわり(2):沖縄県産さとうきびの「きび蜜」使用、ミネラル豊富なさとうきび本来の体に優しい自然の甘さ
こだわり(3):泡盛100%で仕込んだ香りよくほのかに甘い缶サワー
巷のストロングばかり飲んでる人!
ただただアルコールに酔えばいいってもんじゃありません。
シークワーサー果汁のさっぱりした味わいはどんなお料理とも相性良いと思います。
自然派サワーですっきり美味しいひと時をお過ごしください。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
いよいよ苗植え間近になってきました。
農園では、多めに苗を準備しましたので、今期もホームセンターでは見つからない、
入手困難品種トマトの苗を、やさい村さんにてお求めいただけます。
今期は昨年のような古いキュウリはやめましたので、キュウリは現行品種です。
ただし一般的な夏すずみではなく、ちょっと捻りが加わっています。
今年は「なつめく」というキュウリです。
他固定種のピーマンや少しだけナスもあります。
育てる方は、GW明けくらいから出荷を開始しますので、お楽しみに!
小松菜/春大根/ルッコラ/カブ/ほうれん草/ツルナ/(スナップえんどう)
※状況により変更になる場合があります。
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第35回『 多様性と、オーガニックと、自然 』
最近読了した「なぜ田んぼには多様な生き物がすむのか」(2020年・京都大学学術出版会発行)の中でとても印象に残った言葉がありました。
それは、失われた生物多様性を再生させる事は重要だけれど、それが必ずしも本来あるべき自然の姿を再生する事には繋がらず、逆にその地域環境に悪影響を与える事もある、という旨の内容です。
現在、あらゆる分野で叫ばれ、求められている「多様性」ですが、その言葉に囚われ過ぎて何事も多様であればある程に良いという考えに陥ってしまうと、自然界においては環境破壊や遺伝子汚染に繋がるという考えに強い共感を覚えました。
やさい村通信2022年2月号で書かせて頂いた記事「オーガニックでも体を壊す!?」にも通じる部分があると感じたのですが、環境や体に良いオーガニック食材ならいつ何を食べても好いというのは勘違いで、夏野菜を冬に、冬野菜を夏に食べたり、北の食材を南の人が、南の食材を北の人が食べたり、日本では作られない海外品種を食べたりすれば、たとえオーガニック食材でも体調を崩す要因になります。
選択肢=多様性を増すために人間の都合や欲求に合わせて無理に栽培され、季節や旬から外れた物を食べ続ける事は、人間本来の健康な心と体を作る事にはならないという事を理解して、その時期にその場所にある物で済ませる「身土不二」という考え方、欲張らず足るを知る事の大切さを改めて噛み締めました。
採れる野菜が少なくなる端境期が来るのもきっと、野山の山菜や野草を採りなさいと自然が教えてくれているのだろうと思います。
田圃の話に戻りますが、「多様性に富んだ環境」と「本来あるべき環境」は必ずしも一致しないという事です。
「本来あるべき環境=自然」は勿論、多様性に富んでいます。
しかしそれは自然にもたらされた多様性であって、人間が他所から何でもかんでも持ち込んで作られた多様性であってはならないのです。
例えば昔はどの田圃でも当たり前に見る事ができたメダカは、農業の規模拡大と機械化に伴う圃場整備や農薬の使用によって生きられる環境を奪われ、多くの地域で絶滅危惧種に定められていますが、同じメダカでも地域ごとに遺伝子が異なるために、他所のメダカを持ち込めば在来種と混ざって遺伝子汚染が起こり、本来の生態系再生には繋がりません。
又、絶滅した地域にメダカだけを投入しても、その場所で形成されている食物連鎖を乱す事になるので、メダカ以外の在来生物にも目を向ける必要があります。
その時期、その場所にいるべき生き物を決めるのは人間ではなく自然なのです。
この考えに基くならば、人間がやるべき事は特定の種を投入して直接的・人為的に多様性を増す事ではなく、地域ごと田畑一枚ごとの特色や本来あるべき風景を捉えて、自然と多様性がもたらされる環境を再生する事なのではないでしょうか。
そして私にとってそれが田圃なのです。
これ以上地球を汚さない事だけを肝に銘じ、後は自然任せ風任せ。
いつどんな生き物が自然を求めて戻って来ても好い様に、今期も田圃作りに励みます。
(稲田)
■ 晩春・立夏、5月の健康注意点
さて、進級や進学、職場の移動や転勤、引っ越しなどの生活の変化の多い春ですが、やっと新しい環境にも慣れ始めたかと思う頃になりやすいのが5月病と言われる症状です。
様々な生活の変化によるストレスが原因で、食欲不振、倦怠感やダルさ、肩凝りや関節の痛み、胃腸のトラブル、やる気が起こらない、ボーッとしてしまう、疲れやすくなかなか回復しない、精神的なモチベーションが上がらない、不安、鬱状態になってしまうなど様々な症状が起こるこの5月病というのは実は4月が年度替わりを迎える日本独特の症状なんだそうです。
ちょうどこの時期、日本列島は新緑の季節を迎えるのですが、この芽吹き時に出て来る様々な野草や山菜、新芽の野菜達は陰陽の見方で見れば陰性の強い力を持っているので、食べ方にひと工夫しなければ陰に偏りがちになってしまうので、陰を陽に、中庸に整えて食べる事が必要なんです。
また、春にケアしなければいけないのは「肝」であると再三申して来ていますが、肝は綺麗な血液を作って、全身に送り出す、まさに肝腎要な働きをしているところです。
そして大事なのはその働きは主に睡眠時に行われると言う事です。
おさらいになりますが、肝を養う味覚は酸味と少しの甘味、そして肝を養う一番大事な事は少食、よく噛む。もちろん断食も良いって事です。
また、肝は目とも感情や情動と関係していますので、肝機能が衰えると疲れ目や、ものが見えにくくなって、感情が不安定になりイライラや、怒りっぽくなったりもしますからね。
さて、いかに5月病を克服して元気はつらつと過ごすかと言うと、夜更かしせずに充分に質の高い睡眠を取る。
良く噛んで胃腸などの消化器や肝臓に負担をかけない。
陰性な食材は陽性化して食べる。
旬の柑橘系の酸味を利用して浄血する。
穀物は未精白のものを主食にする。
歌を歌ったり、体を動かしたり、適度に入浴したり、自然の中に出かけたりしてストレスを溜め込まない。
これを心掛けて元気に過ごしてくださいね。
前回4月号では太極拳で言う「六合」と言う考え方を説明しましたが、今回若干の補足をしておきたいと思います。
もちろんの事ですが、人間ただ肉体が健康というだけでは健康とは言えません。
見るからにはつらつとしていて、いつも素敵で綺麗なオーラをバンバン発している人、そんな人でありたいものですが、そんな人はただ肉体だけではない、いわゆる「内三合」と呼ばれている「心」「意」「気」が統合されて常に充実している人です。
食・息・動・想・遊という概念の中で言えば“想”の部分に当たる事ですが、ここで一番大事なのは、生きる目標や人生の目的を明確に持っている人、定まっている人は「心」が統合されている人です。
そしてその道を人生を掛けて全力で生きる事を明確に決断している人は「意」が統合されている人です。
そしてその2つの決断を心の内に持っている人は「気」が充実して巡るものです。
「外三合」とは、姿勢を現します。
これは実地に整える事なので、太極拳教室の方で日々整える事をトレーニングしています。
太極拳の姿勢は全身の「気」の流れが良くなるような独特の自然体という姿勢があり、脱力と充実というものを統合して行くので、言葉では説明出来ませんのでやはり実地で整えるしか無いのです。
今回は想の部分に話が入って来ましたので、少し私の見解ですが申し述べておきますが、この人生をどう生きたいか、どう生きるのかという事は全ての人にとって本命の大命題ではないでしょうか。
やはり、そこと面と向き合い、自分の目標を設定して進んでいくことが大事です。
そこから逃げている間は、ただ周りや社会に流されて生きているだけで、本当に生きているとは言えません。
真に他の誰かさんではない本当の「私」は誰なのか、その問いを真摯に問い続ける、その事から全ては始まります。
(大友)
〜 つづく 〜
皆さま、3月号でも触れましたが、今年の花粉の飛散量は例年の約10倍。
既にかなり飛んでいますが大丈夫でしょうか?
前号で「海の素」を紹介して、多くの皆さまが試されていますが、多くの方々からだいぶ良くなってきましたとの報告を受けております。
引き続き是非このミネラルの濃縮液を使用して頂き、日常的にミネラルの補給をしてみてください。
使い方は前号に詳しく書いておきましたので読み返して、引き続きご使用ください。
先日春の陰陽講座が終わったところですが、近日中のイベント企画と少し先の企画をご紹介しておきます。
先ずはお客様からのご要望が多かった春の「お花見企画」ですが、こちらもいろいろな講師役で忙しくなかなか企画が立てられないまま、とうとう桜も咲き始めました。
それで遅ればせながらですが、4月2日(日)17:00~20:00、「やさい村・夜桜を見る会」を行います。
*1品持ち寄り制で、ジブリ美術館脇の公園です。
(私も当日は講座があって講師を務めるので準備が出来ない為、ビールとお酒位しか持って行けません。)
ビールやお酒を持って来られない人の為、オーガニック缶ビールは300円、自然酒は紙コップに軽く1杯500円で購入出来ます。
参加ご希望の方はご連絡くださいね。
また、以前行いました、やさい村の大友とOHSHIMA OCEAN SALT代表の阪本章裕氏との対談の続編「大島塩作り見学ツアー」(1泊2日)を企画中です。
日程は6/17(土)~18(日)を予定。
もうひとつ、先日行った「春の陰陽講座」の次「夏の陰陽講座」の日程が決まりました!
日時は7/1(土)13:00~15:00、参加費1,500円。
両講座とも参加申し込みは受け付けを始めますので参加ご希望の方はお申し込みください。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
冬に行って大好評だった陰陽講座の第二回目を開催します。
陰とか陽とか、いったい何?と思う方々も多いと思いますが、古代中国夏、殷王朝時代に始まった天文、暦、易学などを解き明かす自然哲学で、日本に渡ったのは5~6世紀、平安時代には国家の中心的な学問になり陰陽道と言われ、それを行う人々は陰陽師と呼ばれました。
マクロビオティックを提唱した桜沢如一氏はこの陰陽をさらに合理的に分かり易く解釈して、実践的な食事法として広めました。知って活用出来ると超便利なんです。
今回は季節も春を迎えていますので、春に起こる我々の身体の変化、それに対応した春の食材の調理法や食事法、飲み物なども詳しく解説致します。
お申し込み:やさい村まで
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
いよいよ芽吹きの盛りを迎える地域も有れば、もう咲き切った地域、そしてまだまだ雪の中なんて地域もあるこの日本列島は縦に細長い島々ゆえに、野菜や山菜の旬の時期が少し長く楽しめる。
今回取り上げるこの筍(たけのこ)だが、地域によって走りは3月初旬から、そして盛りは4月、名残りは5月いっぱい位になる。
筍は竹に旬という字が示す様に、まさに時間がいのち、「走り」と「採れたて」と「処理の手早さ」がまさにたけのこを美味しく食べる為には絶対に欠かせない。
最高のタイミングで料理された筍は香り高くまさに涙が出る程美味しいものだ。
まさに旬の食材の代表的なスター的存在、筍を掘るのもまさにタイミングで遅いと硬くなってしまう。
まずは筍を買ったら、家に帰ってすぐに下処理をしましょう。
僕は先ずは先端の極陰性の部分を切り落とし、皮部分に3~4ヶ所縦に包丁を入れ、大鍋に糠と鷹の爪を入れて2時間半位煮込んでアク抜きをするが、採りたて程煮込み時間は短くなる。
アク抜きした筍は下部分と上の部分に切り分け、下は横に、上は縦に切って使いやすい大きさに切り分ける。
又は4つ割りとかにしてタッパーに水を入れその中に保存しておく事も可能で、1週間くらいなら水を取り換えながら保存することも出来ます。
料理は、採りたての物ならお刺身、他には天ぷら、炒め物、煮物、炊き込みご飯などまさに今でしか食べられない旬の味覚です。
他にもちょうど4月は山菜の季節でもありますので、ジャストミートで出会った山菜類を、やはり山菜類などは陰性が強い物が多いので出来るだけ調理を通じて、陰性なものは陽性化して頂く様に心掛けて下さいねー
若杉ばあちゃんが教えてくれた醤油洗いは6対4から7対3位の割合で水割り醤油を作り、サッとゆがいた山菜をその水割り醤油に10分程漬けてから絞って食べるというおひたしの食べ方は是非覚えて、実践して頂きたい。
美味しいだけでは無くて野草の陰性を抜いて身体に良く変えてくれる素晴らしい知恵なんです。
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
桜もあちこちで開花、いよいよ春本番です。
日差しの心地よい日には【醍醐のしずく】はいかがでしょうか。
なんだかお久しぶりのご紹介になってしまいましたが、やさい村ではもはや定番の寺田本家さんの甘酸っぱくシュワシュワと軽やかな口当たりの微発砲タイプの日本酒。
鎌倉時代に編み出された「菩提酛」仕込みを再現し空中の天然乳酸菌と蔵付き酵母を取り込んだ「そやし」という水を酛にして仕込んだまさに生酛の原点とも言える酒造り。
そのままを味わっていただくため割り水、ろ過は一切行わず一仕込み毎に瓶詰めする事で仕込み時期によって味わいが異なるまさに自然なお酒です。
よく冷やしてからお飲みください。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
いよいよ春の吉田農園です。
端境期で野菜不足、夏へ準備の時期です。
苗は今のところ順調で、早めの暖かさで、この夏の暑さに怯えながら日々過ごしています。
畑はというと、ご覧の通りにせっせと後片付け中です。
なので、「野菜が無い」というネガティブなことは置いておいて、きっとこの夏も美味しい野菜がとれるよね♪
とポジティブに捉えて端境期をやり過ごすことにします。
葱坊主/白菜菜花/のらぼうな/ポワローネギ
※状況により変更になる場合があります。
春の野草と言えばお馴染みの若杉ばあちゃん(若杉友子さん)、
いつもお会いしたり電話で話したりしていると、なんであんなに小さな体でパワフルなんだ!
と驚かされます。
「野草料理教室」では春の野草や野菜の事や四季を通して使えるレシピなどが掲載されていて、
一家に一冊あれば安心です。
「食育相談室」は食養の事や陰陽の事、お手当法がわかりやすく説明され
所々漫画にもなっているので活字を読むのが苦手な方や初めての方にもおすすめです。
「子宮を温める健康」では女性の不調に特化した内容になっています。
食べ物が変わると血液が変わり、血液が変わると内臓が変わり全身が変わっていきます。
この本では子宮を温め血液を浄化する一汁一菜のすすめが書かれています。
どれも一読の価値ありです。是非。
(新野)
● 野草教室・・・ 2,750円(税込)
● 食育相談室・・・1,540円(税込)
● 子宮を温める健康法・・・1,540円(税込)
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第34回『 脱・消費依存のために 』
「電力不足」という言葉を使い、日本には原発が必要だ、老朽化していても再稼働するのは仕方がないんだと、不安を煽って庶民に思い込ませる日本政府やテレビ・新聞・マスコミが、同じ手口で「食糧危機」という言葉を使い、日本の食を守るには遺伝子組み換えやゲノム編集が必要だ、素晴らしい技術なんだと私達に信じ込ませようとしています。
それなのに4月から食品原材料の「遺伝子組み換えでない」表示をさせない様にするとは矛盾も矛盾、国のやり口は相変わらずに姑息極まりないですね。
先日、コオロギ食なんていうものが報じられた事を知った時には開いた口が塞がらず、日本の大人は何を考えているんだと本当に情けない気持ちになりました。
疲弊しきった日本の農業を全く立て直そうともしないで、訳の分からない不自然な食品ばかりを国民に食べさせようとするのですから、将来、日本で食糧危機が起きるのならば、それは起きるのではなく日本政府が自ら「起こす」のです。
食糧自給率を上げるどころか、「米を作り過ぎるな」と収量を制限する減反政策を強制し、農家を経済的に追い込む様な政策ばかりをうち、離農者と休耕田を増やし続け、農業を夢も希望もない仕事にしてきたのは明らかに日本の政治の責任です。
しかし「農」と「食」について深く考えもせず、悪政に流されるがまま生活がどっぷり「消費依存」に浸かってしまった私達、生産者と消費者の責任でもあります。
最近でもよく耳にする「フードロス削減」も今回の「食糧危機」も、生産者と消費者が「大量生産・大量消費」社会に依存し過ぎた結果です。
この問題を解決するためには、私達一人一人が現在の生活習慣を見直すところから始め、又、その依存を未だに加速させるばかりの日本の悪政に歯止めを掛けなければなりません。
変える事で、美しい草花や愛着ある生き物をもう二度と見られな不要な物は生産せず、不要な物を消費せず、必要な分だけ生産し、必要な分だけ消費する。
何でも買って済ませる消費依存型の現代生活とは違い、昔は当たり前だった自給自足型の「足るを知る」庶民生活が営まれていた百姓時代こそ、国民一人一人が本当の意味で自立していた社会だったと思います。
自ら衣・食・住を生み出す能力がある事が、何があっても生きていける生活を築く基本なのです。
個人がそれぞれに自立した衣・食・住を確立している社会では「買う=消費」行動よりも「作る=生産」行動が圧倒的に上回ります。
中でも「食」は最も重要な部分ですが、もし私達一人一人が「食」についてもっと考え、個人の生活の中で変えられる事を実行していけば、それが実は日本社会が抱えている深刻な問題、自然環境や生物多様性の問題、健康や医療の問題、貧富格差の問題、少子化や過疎化の問題等、様々な分野の問題を解決する鍵になる筈です。
先ずは種を播くところから始めましょう。
春は正に絶好の季節です。家族や子供達の口に入るのですから、オーガニックで固定種や在来種の種を。
自分が食べるものを自らの手で生み出せた時の喜びを、子供達にも是非、知って欲しいです。
消費に依存し過ぎない自立した生活を目指して、小さな事から少しずつ一緒に取り組みませんか?
(稲田)
春の頃、4月の健康注意点
こんにちは、実は3月号に書いた3月の健康注意点と4月の注意点には大きく変わるところはありません。
3月、4月、5月の3ヶ月が暦の上では「春」となり、しいて言えば3月は早春であり、4月は春の盛りになり、冬に気をつけ無ければいけない腎のケアがより軽くなり、暖かさと共に、肝のケアを更に優先させて行く季節へと移行中なのが4月という事になります。
ただしまだまだ寒くなる日などもありますので基本的には冬の腎と春の肝、共にケアし機能を助ける様な補腎、補肝をすることが肝要です。
特に4月は、新学期や新入学、転勤また社会人として新たな人生を歩むなど、変化の多い時期でもあり、それに伴い生活環境の変化に伴って、心理的にもストレスに晒されやすい季節でもありますので、やはり肝のケアをしてストレスに対応力のある心の余裕を作っておきたいところです。
また、木の芽時なんて言葉もありますが情緒が安定しにくい、不安になりやすい時期でもありますので、まずは食べ物を整える事が大切ですが、もう一つ呼吸を深くすることは心身を整える事に繋がります。
太極拳や坐禅、ヨーガや瞑想など呼吸法を学んでおく事がとても重要であると言っておきましょう。
呼吸を整える呼吸法を学ぶという事は一日にしては成りません、日常的にある程度の年月はかかりますが、身に着けてしまえば一生ものです。
やはり呼吸の浅い人は虚弱になりやすく、思考も浅くなりがちだと思います。
逆に深い呼吸をマスター出来ている人は落ち着いて物を考え、少々の事には動ぜず、やはり身体も健康的になりやすいようです。
読者の皆さまには是非呼吸を深くする事をおすすめします。
さて、もう一度復習しますと春は肝、そして肝を養うのは適度な酸味と断食です。
例えばですが、この時期出てくる柑橘類を絞った酸味や、山菜の酢味噌も美味しいだけではなく肝を養います。
究極の肝臓のリフレッシュ法は断食ですが、断食に関しては一人でやるのは危険が伴うので、ちゃんとした指導者に着いてされる事をおすすめします。
もしご興味がありましたら私がやっている8日間のリモートの断食セッションをやっていますのでお問合せください。
前回の3月号では、脱力について、また意識の使い方についてお話ししました。
意識の使い方で実際のところ身体が変わります。
だから意識の持ち方が実際にはかなりの影響を身体にも与えているんです。
後は、身体の強度を上げて行く為の位置や角度があります。
それは構えと表現しても良いと思います。
これをマスターしてしまえば、身体が強化され、他の人からは強くなっている様に見えます。
それは足の位置、足の構え。
腰の構え方、上半身主に腕や手の認識の仕方、そしてその構え方、これ等が総合して一体化させて動くのです。
それ等が整って一体化して、そこから繰り出されるパワーはすごいものがあります。
これが「合」というものです。
太極拳には内三合と外三合という言葉があって内面の「心」と「意」と「気」が合一された状態の内三合と、外側に表れる手足の位置や姿勢の正確さを外三合といい、合わせて「六合」と呼ばれています。
自分を整える、やはりその事が、とても重要で、形が良く、美しく、姿勢が正しい事は勿論重要な事ではありますが「意」によって「心」と「気」が統一された状態で内側が満たされており、さらに姿勢が出来上がっているという事が重要だという事であります。
その充実した状態が心身一如という状態を作り上げるのです。
当然の事ですが、そうなる為には時間がかかりますし、日々の修練が必要です。
ただ、内三合はその人の生き方や人生観や人生経験も非常に影響しますので、自分に厳しく、真摯に向き合いながら生きてこられた方は、既に体得していらっしゃる方もおられると思います。
健康という考え方も、やはり人生をどう生きるのかという人生観とは切っても切れない関係にあります。
(大友)
〜 つづく 〜
皆さん、今年の花粉の飛散量は通常のなんと10倍ですよ!やばいですね。
花粉時期と言えば先ずは何はともあれ「海の素」です!!
以前にも紹介しましたが、やさい村スタッフのT君、酷い花粉症でしたがとりあえず花粉時期は毎日朝10滴の「海の素」をお水に入れて飲んで過ごすという方法で、やさい村で働き始めてからは花粉症とはほぼ無縁で過ごしています。
今年はこれからどうなるのか、花粉時期が憂鬱だという方々は先ずは早めに摂って来るべき花粉シーズンには免疫力を高めて準備怠りなくお過ごしくださいね。
また20倍に希釈した点眼液を作って点眼して、目がとっても楽になると言うお客様もいらっしゃいます。
花粉時期に目が痒かったり涙が出て困る方々には朗報だと思います。
やはり20倍に希釈してスプレー容器に入れて喉や鼻、顔などに使って肌水として使う方もいらっしゃいますよ。
でも、本来「海の素」は、ご飯を炊く水の中に入れて炊いて、ご家族全員のミネラル補給と健康維持のため周年休みなく使って頂くのが一番良いです。
前回も書きました学校給食の有機化の事なのですが、お隣の韓国では有機給食の100%無償化の実現がなされております。
2018年フランスでもエガリム法が可決されて、給食に関しても高品質なものを50%に、そしてそのうちの20%を有機食材にすることが義務付けられています。
そして今、この日本でも、この地域でも学校給食の有機食材化に向かって動きは始まっているのです。
こうした地道な社会変革の力が民衆の力なのだと思います。
「グローバルに考え、ローカルに行動する。」そんな力がやがて世界を変えて行く力になると思っています。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
冬に行って大好評だった陰陽講座の第二回目を開催します。
陰とか陽とか、いったい何?と思う方々も多いと思いますが、古代中国夏、殷王朝時代に始まった天文、暦、易学などを解き明かす自然哲学で、日本に渡ったのは5~6世紀、平安時代には国家の中心的な学問になり陰陽道と言われ、それを行う人々は陰陽師と呼ばれました。
マクロビオティックを提唱した桜沢如一氏はこの陰陽をさらに合理的に分かり易く解釈して、実践的な食事法として広めました。知って活用出来ると超便利なんです。
今回は季節も春を迎えていますので、春に起こる我々の身体の変化、それに対応した春の食材の調理法や食事法、飲み物なども詳しく解説致します。
お申し込み:やさい村まで
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
あ〜春が来たんだなぁと感じるのが八百屋にとってはこの季節ですね。
まさに芽吹き野菜の初っ端に現れる春の菜花前線は2月の頭から始まって、どんどんと日本列島を北上を始めます。
無彩色だった山々の裾野の里が緑の芽が生え出して、やがて黄色の花を咲かせて春の訪れが始まり、梅や桃の花が咲き始めるんですね。
それより早く蕗のとうは出始めますので初物の蕗のとうは是非食べておきましょう。
さて菜の花ですが、原産地は北ヨーロッパ、地中海沿岸、中央アジア。走りは2月、盛りが2月半ばから4月半ば、そして4月末には名残りとなって終了となる。
菜の花の料理は独特のほろ苦さを逃さないために包丁は使わず手で折るのがコツになります。
蕾部分、茎、葉、と折り分けて調理することを心がけましょう。
料理は「菜の花のわさび和え」や辛子和え、「菜の花の昆布じめ」「菜の花のマリネ」「菜の花のしょうが炒め」また酢味噌やおひたしもOK!
大胆に花や蕾のついたまま1本丸ごと味わって見るのも素敵だと思います。
他春を感じるパスタの具でもいいんじゃないでしょうかねー。
是非ぜひ早春の味「菜花」を楽しんでくださいませ^^
山菜などもそうですが、菜花のほろ苦さが冬の間に溜まっている老廃物を身体から出してくれるので、デトックス効果も大いに期待出来るんです。
なお、保管する場合には束をほぐして密接にならないようにして新聞紙などで柔らかく包んだ状態で置くか、その新聞紙をさらにビニール袋などに入れて冷蔵庫で保管しますが、密閉はしないで、早めに食べてくださいね。
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
日差しが暖かな日がふえ、春を感じる事が多くなりました。
今年はお花見ができる事でしょう。
そんな、春の日におすすめなのが世界初のorganic缶ビール。
ドイツ産の無農薬大麦と無農薬ホップから作られるピルスナースタイル。アルコール分5%。
マスカットのようなほのかな香りと、ふくよかでバランスのよい苦みで飲みやすく体にも優しいビールです。
何はともあれ、こまかい事は気にせず一度の人生祝って今日を飲もう、理由後付け何だっていいよ飲もう!
なんと10%OFFの特別価格。お得期間中に是非。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
寒かったり温かったりの変化が大きく、
まもなく春が始まる農園では、収穫野菜の品種がかなり狭まりました。
収量自体は、今のところまだ保てているのですが、
今年の冬は小松菜/ルッコラをはじめとする軟弱野菜達が大コケしてしまって...
どうしたものかと思案する毎日です。
春直前のこの頃は、次の冬の準備がもう始まります。
「そうそう毎日ネギまみれにはなれない」と言いつつも
次のネギのことも考えねばならないというのは、なんとも因果なものです。
このネギは2021にやさい村でも扱ってもらっていたもの達の子孫です。
2021のネギは不作で苦労をかけたネギたちだよな〜とか考えつつ、
では2022大当たり年(今収穫中)のものたちはどうなるのかな?
そういえば今大当たりのネギの種(ネギ2020)は確か不作で困る年の入り口だったはず。
だとすると、今蒔いたネギもきっと上手くいくはず、さて再来年はどうなるか...
こんな事を考えながら春の準備は進んでいきます。
この後は、夏野菜の準備がいよいよ始まりそうな春直前です。
吉田正雄ネギ/ポワローネギ/キャベツ/はっさく/ブロッコリー/柚子
※状況により変更になる場合があります。
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第33回『 何故、田圃なのか? 』
私が移り住んだ千葉県木更津市では、現職の渡辺市長が先頭に立「米を作りたくて田圃を始めたんじゃないんです」と言うと、誰の頭の上にも「???」と浮かぶのが見えます。
それは無理もありません、米を作る以外に田圃の目的なんてないだろうというのが当たり前の考えですから。
特に農家を営んでいる方には「何を馬鹿げた事を」と思われてしまうのも当然です。
でも本当に、真剣に、私は稲を栽培するために田圃を始めたのではないのです。
かつて「瑞穂の国」と称されていた美しい日本で、誰もが日々の暮らしに密接な関わりを持っていた田圃という場所。
農薬も化学肥料も農業機械もなく農家がまだ「百姓」と呼ばれていた時代に、あらゆる知恵をふり絞りながら連綿と続けられてきた田圃での百姓仕事が、水を清め、土を豊かにし、生物に驚異的な多様性を与え、自然が生み出す以上に春夏秋冬を作り出していたなんて、百姓自身はまったく考えもしませんでした。
田圃に雪が積もらない様に冬も水を入れる事で、小さな生き物の越冬を助けたり、渡り鳥の餌場や休息地になったり、春先に蛙に産卵場所を与えたり、又、こまめに畦の草刈りをする事で、蛍の居場所を作ったり、彼岸花を綺麗に咲かせたり、生き物や草花の種類を増やしているなんて、誰も気付いていませんでした。
生活のために田圃を作り、米を採る。百姓仕事は当たり前の事。
その当たり前の仕事をきっかけに映し出される風景も、生き物の姿も、全て当たり前の生活の一部。
まさか自分の仕事によって目の前の美しい自然が作られているなんて想像もせず、ましてそれを守らなければいけないとか、いつか失われてしまうなどという想いには至らなかったのです。
農薬や化学肥料を使う事、大きな機械を入れるために圃場を作り変える事で、美しい草花や愛着ある生き物をもう二度と見られなくなるという事を全ての百姓がもし知っていたら、きっと多くの方々がその一歩を踏み出すのをためらったのではないでしょうか。
田圃は6000種類以上の命が関わる場所です。
水陸問わず様々な生き物が登場する舞台であり、水を清める濾過装置でもあり、川の氾濫を防ぐダムでもあり、夏の熱風を冷ますエアコンでもあり、冬は水の生き物のふとんにもなる。
何よりも稲作は先祖代々、人々の心と日本の原風景を育んできました。
そして、その田圃という場所には人間の手仕事がなくてはならないのです。
「藝術」というものが、自然がなし得る以上の美しい作品を人の手によって生み出す作業だとするならば、田圃とはまさに自然がなし得る以上の美しい自然を人の手によって生み出す藝術行為だと私は思っています。
「人が田圃を作れば、世界はもっと美しくなる」そして田圃こそが、私達が現在抱えている環境問題、生物多様性、持続可能な社会、食糧危機、子供達の心と体の健康など、ありとあらゆる難問を解決へと導く重要な鍵になると確信しています。
だから今こそ、日本人は一から田圃を作る必要があるのです。
(稲田)
春の頃、4月の健康注意点
さていよいよ4月、山々も一気に芽吹きの季節を迎えます。
私たちの身体も春を迎えて冬ごもりの身体から活発に活動する身体に変化して行かなくてはならない季節を迎えています。
まず身体を調整している臓器の主な働きが冬の間の「腎」から春の主役となる「肝」へと移行して行きます。
この「肝」の働きを高めて、解毒機能を上げ、冬の間に溜め込んだ不要な物や毒素を体外に排出させる事。
そして血液を貯蔵し必要に応じて供給する血の調節機能を高め、気血の流れを上げなくてはなりません。
まず先に挙げた解毒・排毒の働きを高めるためには春先に出て来る蕗のとうやセリやタラノメなどの野草や山菜、菜の花などの旬の野菜を食べる事。
野草や山菜の苦味は便通を良くし、豊富な食物繊維で腸をきれいにしてくれます。
断食なども向く季節です。
そして柑橘系や梅干し、またお酢などの「酸味」が肝の働きを助けてくれます。
肝の働きが悪くなると、目の不調も起こりやすくなり、ぼやけ、かすみ、眼精疲労や筋肉の強張りなどが起こるので一つの目安にしてください。
身体的には全身が適度に緩み、肩甲骨も緩み、活動しやすい身体になるはずなんですが、現代人は運動不足ですからある程度意識的に身体を動かしましょう。
「春は早起きして活動せよ!」という教えが古来残されています。
また、4月14日(火)の手技の講座では、肩甲骨を弛める手技をやりたいと思っています。
また、肝は自律神経の働きとも繋がっています。
昔から「肝鬱」と言われるように、肝の働きが悪いと自律神経の働きが悪くなり、気分の落ち込み、イライラ、憂鬱などが起こりやすく、胃腸の症状にも影響を与えてお腹の張りや、肩凝りなども起こりやすくなるので、早め早めに体調を整えるよう気をつけましょう。
季節の食べ物が大いに健康をサポートしてくれますので、旬の物をちゃんとそれなりに毒消ししながら食べるようにちゃんとした知恵を身に着けてください。
4月18日(土)の「春の陰陽講座」にも出てしっかり学んでくださいね。面白いですよー
前回のお話しは円と螺旋を動くというお話しで、最後の方に中国拳法などで使われる「発勁」について、その脱力の効果と難しさについて少し書かせていただきました。
よく赤ちゃんが眠ってしまうとずっしり重くなる体験は沢山の人が経験されていると思いますが、僕も太極拳教室でたまにお互いに互いを後ろから抱いた状態で脱力するという実験をする事があります。
これが同じ人間かと思うくらい感じる重さが変わるんですね。
同じ人間なんだから体重は変わらない筈なんですが、脱力した瞬間とんでもない重さに感じてしまうんです。
この脱力弛緩状態から全ての細胞レベルを密にした状態迄瞬時に移行させる、その落差が衝撃的な波動を生み出すんだろうと思っています。
その落差が究極の弛緩状態から究極の密な状態へ移行すると想像を超える衝撃波となるというのが、今の私の理解なんですが、脱力弛緩状態も超密に全ての筋を使うという事も個人の理解や努力の中で際限がない。
そこが個人的な努力とかいわゆる修行とかに終わりは無いのだと感じます。
僕の師匠からかつて言われた事なのですが、力は大地を思い切り踏む事によって出せるものなので、人間は地球大の力を出せると言われた事がありました。
なるほど、とその時思った事がありました。身体の使い方の中で、太極拳では意識の力、想念の力を使う事があります。
例えば自分でもやってみてほしいのですが、最初何も考えず、意識も想念も使う事なく、膝から指先迄伸ばしてもらって、手首を曲げて見ます。
多分みんな曲がってしまうでしょう。
2度目には手を開いて膝から中指のさらに先迄光りが発光して遠くまで指していると思ってもらい、その手首を曲げようとしても曲がりませんよ。
もし、よかったら誰か家族でも友達でも居たらやって試してみませんか?言うならば「気」という事になりますが、なかなか奥の深い世界です。
こういった力の使い方も含めて、学んでいるのですが、水曜日の夜は西荻窪のほびっと村、金曜日の午前中は三鷹の沙羅舎で行っていますので、見学・1回参加も出来るので興味のある方は是非気楽にお声かけくださいね。
(大友)
〜 つづく 〜
有機給食への怒涛の流れが始まった!
そもそもやさい村が始まったいきさつには生存への行進という日本縦断の行動がありました。
それは農薬、食品添加物、合成洗剤、などの食品汚染、環境汚染、原発などの環境汚染社会から持続可能な社会への転換を訴える行動からの出発でもありました。
そして、やさい村がスタートして少し経てから武蔵野市の学校給食への取り組みが始まり、35年前後の歳月が経ちました。
その間、沢山のお母さんたちが子供達の学校給食を変えたいとの切実な願いから本当に苦労され、活動をして来られたのを知っています。
しかしながら、本当に無知というか、なかなか変わらない国や行政の対応に正直なところヘキヘキしていたのですが、最初とみにその流れが変わり始めました。
昨年の10月26日には「全国オーガニック給食フォーラム」が中野ゼロホールで開催され、1000人の会場は満席、オンライン参加も含めて4000人を越す参加者となり、有機給食を実践しているいすみ市を始め50を越す全国の自治体も参加したのです。
また今年の先日、1月18日参議院議員会館101会議室で行われた「オーガニック給食を支える有機農業技術大集合」と題した有機農業技術をテーマにした集まりも会場は満席、リモート参加者も1000人を越し、農水省の環境対策課の参加もありました。
つまり、今日本の行政や地方自治体などがオーガニック給食に大きく舵を切ろうと動き始めているのです。
特に地方では、給食のオーガニック化は移住者が増える要素にもなり、また給食の有機農産物の使用は地方における農業の後継者問題や農業振興にも繋がるとの事で、今や多くの地方自治体が熱い視線を投げかけているのです。
これには国も2025年迄に農産物の25%を有機農産物に変えて行こうと決めた事もあり、また一部予算が付けられた事も大きいのですが、これから有機農産物を増やして給食に使って行こうという大きな流れが始まった事は確かです。
ご自分のお子さんたちが食べている学校給食の食材を安心安全な物に変えるまたとないチャンスが来ている事は間違いありません。この機会に是非ぜひ多くの発言をして一つひとつの地域の学校給食を少しずつでも良いものに変えて行きましょう!
ここ三鷹市でも有機給食への予算もちゃんと着いたんですよ。という事は行政はその予算は必ず使わなくてはならない。
つまり有機給食は前に進め無くてはいけないという事になります。
ですから今行政は皆さんの意見や希望をむしろ待っています。
だから今、三鷹も、武蔵野も、小金井も、杉並も、いろいろな地域の皆さまどんどん声をあげて地域の給食を有機給食に変えて行きましょう!
ちなみにお隣りの韓国では有機給食100%で完全無償化が既に実施されています。
日本で出来ない事はないと思います。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
キャベツは一年中お店で売っているので、いったいいつが旬なのか?季節感が湧かない人も多いかもしれませんが実は霜が降りて甘味の増した寒玉のキャベツはまさに今が一番の旬。
是非ぜひこの一番美味しい寒玉のキャベツを皆さん食べてみてくださいね!
そもそもキャベツの原産地は地中海沿岸部。
ケールなどの原種に近いものからさまざまな品種を生み出したアブラナ科。
その進化の過程で結球を始めた品種がキャベツとなっている。
走りは12月、盛りは1月半ば〜2月半ば、そして名残りは3月末位迄。
このキャベツだが、その食べ方やちゃんとした料理の仕方を知っている人は以外と少ない。
先ずキャベツは外側の色の濃い葉っぱと、巻き始めた柔らか目の所、そして中心部の色の黄色くなる部分、また芯の部分で味が異なるので、出来れば分けて料理に使う事。
そしてできればアクが出ないように葉脈部分には包丁を入れない事、手でちぎると食感が良く柔らかくなる事を知っておきたいですね。
また、解体の手順は、まず外葉を外し、軸を切り落とす、芯を包丁で切り抜き、葉を剥き取るように外し、中心部分は二つ割にして芯を切り取る。
外葉の部分は炒め物、内側部分は温サラダや炒め物、ロールキャベツ、甘酢漬け、中心部は生サラダ、線切り、コールスローなど、そして芯部分は薄く切ればサラダや炒め物、汁物や、そのまま切らずにスープの出し取りにも使えます。
そしてできれば部位に分けて保存します。
繊維の向きを意識して、繊維に沿って切れば甘くなり繊維を断つように切れば柔らかい食感に。
炒める場合は匂いが飛ぶ迄火を入れる事。
古代から胃腸の薬草として珍重されたように健胃や消化促進の効果があり、肉の毒消しとして西洋料理の添え物やサラダなどに使われ、食養では脳梗塞や脳卒中の時の発熱時の豆腐パスターにくり抜いて使われる。
また解熱効果もあり、その場合には頭の上下に当たるように置く。
とりあえずはまずこの時期こそ一番の旬である事を知って、美味しくキャベツを食べましょう。
おかげさま農場や吉田農園は、貴重な完全無農薬栽培のキャベツを作っているので、これを食べない手はないでしょう!!
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
寒い日が続きますが、皆さまどうお過ごしでしょうか。
キンキンに冷えたビールも美味しいですが、お湯割りをチビチビやるのも乙なもんです。
今月のオススメは「豊永蔵」。
原材料には契約農家と自社農園で作る有機栽培米100%使用。
地下天然水を使い500年の歴史を持つ球磨焼酎の伝統の技で丁寧に作られています。
熊本酵母を使用した華やかな吟醸香と、まろやかでほのかにお米の甘み感じるやさしい味わいが料理を引き立て、白ワインのように「牡蠣」や「魚料理」、もちろん「鍋料理」にも合います。
昨年の「酒屋が選ぶ焼酎大賞」で、全国139件の酒販店がお客さんに呑んでほしい焼酎を芋・麦・米・黒糖・泡盛の5部門から1銘柄を選ぶ品評会で米焼酎部門大賞受賞。
※ちなみに麦焼酎部門でも同酒造の「麦汁」が大賞受賞。
さらに「Kura Master2021 PARIS」フランス人トップソムリエ・バーマンたちが審査を行うパリ発の本格焼酎・泡盛コンクールで164銘柄からプラチナ賞を受賞した誰もが認める美味しい米焼酎。是非お試しください。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
新年も明けてもうここまで日が進んだのかと思います。
カレンダーはどんどん薄くなってしまいますね。
畑の冬野菜も同様に少しずつ減っていってくれています。
今は最も寒い時期ですが、こういう時期に食べたくなるのが、焼き芋です。
一口に焼き芋といえど、実際やってみるとちょっと大変。
オーブンか釜に入れて、芋に柔らかさが出たら完成!
(蜜のようなものが溢れ出したらなお良い&掃除超大変。)
なのですが、160〜200℃で90〜120分。
これが待てないし、ほっときゃ忘れるし・・・
なので、そういう温度一定で非常に美味しく出来上がったやつはやさい村にあります。
※画像は農園でチビ芋焼いた時です。
因みに焚き火で焼いたやつは、高温過ぎで表面が焦げて、酸味と苦味が出るので、
BBQの時はイベント補正の旨みがあると思ってくださいね^_^
お家では蒸しの方がお手軽です。
あと鍋やスープでも、とても美味しい素材です。
白菜/吉田正雄ネギ/ポワローネギ/人参/ブロッコリー/キャベツ/サツマイモ/蔬菜類
※状況により変更になる場合があります。
みんな大好きチョコレート。
とくに2月はバレンタインデーもあるので、こんなチョコはいかがでしょうか。
“オーガニック・ビーガン・ロー”と三拍子揃ったローシクチョコ。
カカオをローストせずに低温発酵、乾燥させたカカオ豆を42℃以下で低温加工するので過熱による栄養素の減少を最小限に抑えられカカオの栄養を摂りたい方に人気です。
*ブルーベリー
*5種のorganicスパイスブレンド
*コーヒー
*ストロベリー
*ハイカカオ77%
*マイルド の6味。
他にも多くのチョコをご用意してますので是非!
(新野)
● 1枚・・・各540円(税込)
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第32回『 大人がモタモタしている間に 』
私が移り住んだ千葉県木更津市では、現職の渡辺市長が先頭に立って「オーガニックシティ木更津」というスローガンを掲げ、あらゆる分野において「オーガニックなまちづくり」の実現に取り組んでいます。
その一つが学校給食をオーガニックにする試みで、先ずは2026年までに給食の米飯を100%有機米にするため、現役の稲作農家に有機農家への転換を促したり、有機栽培の新規就農者への支援に力を入れています。
庶民の健康や生活を全く顧みない現在の日本政府の悪政によって、多くの家庭が貧困の度合いを増す中で、一個300円の有機米おにぎりなんて買えない、遺伝子組み換え米に農薬がかかったスーパーのおにぎりを、タイムセールで割引きになるのを待ってやっと我が子に買い与えられる様な家庭が少なからずあるのも事実です。
そこで原価が割高な有機米を行政が買い取り、給食として少しでも多くの子供達に食べてもらおうという学校給食オーガニック化は、もっともっと多くの地域で積極的に取り組まなければなりません。
そして、子供達の健康を願う方なら誰もがこの取り組みに賛同し、協力して下さると思います。
しかし、これは未だほんの一部の取り組みにすぎません。
もし日本全国の学校給食の米飯が100%有機米になったとしても、それは日本の全稲作農家のたった2%が作った米でしかないのです。
残り98%の稲作農家が米を栽培する過程で使用する農薬・化学肥料や、遺伝子組み換え飼料・抗生物質・ホルモン剤を与えて育てられた牛・豚・鶏の動物性肥料が、どれほど自然環境を汚し、その環境下にある田んぼや畑で作られた食材・食品がどれほど子供達の健康を奪い続けているのかを知れば、学校給食だけではなく私達一人一人が毎日の食生活の中で、自らの選択によって変えていかなければならない事が沢山ある事も分かる筈です。
コンビニ・スーパー・ファミレス・ファーストフード・・・と数をあげればきりがない程、至る所に「子供達に食べさせてはいけない」食品が溢れています。
その深刻さを知ってか知らずか、たった一歩前進するためにやれ食の安全性だの、研究を重ねた科学的根拠だの、行政や企業の利害関係だのと、何年も何十年もまったく大人がモタモタしている間に、今、この瞬間にも何も知らない子供達が将来の健康と引きかえに、何でもかんでも食べさせられている事実に私はもう堪えられません。
私達愚かな大人が作る未来に、身をもって犠牲を払うのは子供達です。
私達自身ではありません。
それでもあなたは子供達に何でもかんでも食べさせますか?
子供達にどんな社会を遺すべきか、そのために何を選ぶべきか、一緒に考え、少しずつ変えていきませんか。
(稲田)
「 立春 」の頃の健康注意点
さてさて、寒い日はまだ続きますが冬至を過ぎてからは確実に陽は伸びて、そろそろ梅の開花も近づきつつありますね。
目には見えないけれど土の中は植物の根は確実に張って、芽も地下では育ち始めていますよ。
2月ともなればそろそろ蕗のとうも顔を出してくる所もあるでしょうね。
今年は124年ぶりに2月2日が節分、そして3日が立春になるそうです。
さて、この頃の身体の変化とそれに対応する注意点をお伝えしておきます。
冬に気をつけないといけないものが「腎」でしたがこれに加え春にケアが必要である「肝」の要素が加わって来ます。
冬の間静まっていた「気」が上がり始める時期でもあり、また春は生活環境の変化などもある時期なのでストレスなどを受けやすい時期でもあります。
また寒い時期に溜まってきたいろいろな毒素をデトックスする時期が春でもありますので、少しずつ冬から春への身体のケアへと移行させて行くのが必要な時期でもあり、この時期の体調の調節が一年の健康を左右するとも言われ、とても大事な時期となります。
身体の方ですが下半身の厚着は変えないで上半身は日並を見ながら多少の薄着を心掛け、多少運動量を増やして行くのも良いと思います。
また、冬の間は基本的に根菜の煮物などが中心の食事でしたが山菜や野草が出て来るようでしたらこれらの煮物類に加えて旬の山菜を摂り、身体の解毒をして行く事も大事になります。
それから、花粉で毎年苦しい思いをしている方々は、もうやっていると思いますが花粉が飛び始める前から「海の素」の摂取を忘れずにしっかり摂って、スプレーの噴霧も使って準備しておいてくださいね。
また、コロナやインフルエンザもまだまだ油断出来ない季節ですので、三年番茶を使った塩番茶のうがいや、海の素を使ったうがいなど喉のケアを忘れずにしておきましょう。
「 円と螺旋を動く 」そのⅡ
前回の1月号でサラッと動と想について書いてしまった感があるので、もう一度おさらいのようになってしまうかもしれませんがもう少し書いてみたいと思います。
僕が伝えている太極拳での準備運動では前半の運動の中に首の脱力と回転、上半身の脱力と回転を取り入れていますが、この脱力をすることと回転をすることで全身の筋や筋肉を緩めることが出来ます。
人はそれぞれ身体の使い方も違い、いわゆる凝る場所も1人ひとり違います。
でもこの回転を取り入れる事でどんな人の何処の凝りに対しても有効に作用します。
つまり、ほぐす事ができるのです。
それからかつて同じ中国拳法の八卦掌習っていた時に構えながら右回りと左回りをしていたのですが、ちょうどメビウスの輪のように回りながら動くのですが、こうして歩き続けるうちに自然と身体がどんどん整って、自分の体調がどんどん良くなって快適になっていくように感じる瞬間が何度もありました。
それらの体験から身体の動き方そのものに、身体を整えたり、快適になる動き方と、逆に疲れたり、消耗する動き方もあるという事が身を持って感じられるんです。
そうした自分の経験からこのようなメビウスの輪のような動きや、円の動き、また螺旋状の動きは自分の心身を快適にし、身体を整え、また精神を安定させ、また雄大な心境に導く動きである事を感じるのです。
体調や心の集中度合いでも変わりますが、繰り返し行う動きでさらに深く深く体験出来るものだと思いますが、円の動き、螺旋の動きは果てしなく深い世界にこれからも多くの人々を導いて行くのではないでしょうか。
何故なら、それはこの宇宙そのものの動きだからに他なりません。
また、別件ですが「発勁」という中国拳法独特の力の出し方があるのですが、完全にリラックスして脱力した状態から瞬間的に最も密度の高い状態に移行させてその落差による強大な力を使うという方法です。
僕もまだまだ上手には出来ませんが、これも身体を隅々迄使うことによって非常に心地良さを感じるものだと思います。
(大友)
〜 つづく 〜
いよいよ2023年、新しい年を迎えます。
あけましておめでとうございます!
2022年の2月に始まったロシアのウクライナ侵攻は世界中を不安と不安定な状況に引きずり込みました。
しかし、この地球時代において生態系との調和や共生を考えない限り人類の未来も無いこの時代に、時代遅れの独裁者たちがしでかしている愚かな破壊行為の中でも、未来を担う優れた知性が国境を超えて圧倒的な勢いで世界中に育っている事を私たちは信じてやみません。
奇しくも2023年は、私たち「やさい村」にとっても創業40周年を迎える年に当たります。
1979年〜1980年に文明の危機を訴えて行った「日本縦断生存への行進」を経て3年の準備期間をかけ1983年に開業して以来40周年を迎える事が出来たのは、ひとえに皆さまの日々変わらぬご支援とご協力の賜物です。
その感謝の想いでいくつかのイベント等も企画して行きたいと考えていますので、是非皆さまのご参加を頂ければ嬉しい限りです。
2023年は皆んなの力で良い年にして行きましょう!
新年は1月6日から通常営業いたします。今年もやさい村を宜しくお願いいたします!
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
毎回、満員御礼。復活を願う声が多かった、あの企画が帰ってきます。
装いも新たに立呑で。
立呑って呑兵衛っぽくて、ちょっと敷居が高い?
いやいや、気軽に寄れて気軽に酔える。
初めての方も、そうでない方も大歓迎。
おつまみ盛合せに日本酒3種飲み比べがついて2.000円とお得な基本セット。
酒も食材も調味料もお墨付きでこの価格は大満足。
今回からは時間を長めに取り、多くの方がご来店できるようスタンバイしてます。
サクッと飲んで街へ繰り出すも良し。ほろ酔い気分で帰路につくも良し。
お酒があまり得意でないって方もご安心。
◦ジュース・お茶 …店内定価
お喋りだけでも十分楽しめます。若干イスも用意ありますよ。
2023年景気付けに心機一転、新年乾杯しにいらっしゃいませ。
*お申込み後、お振込み又は店頭支払いにて事前支払いをお願いしております。(お支払い後受付完了)
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
ねぎはユリ科の植物で、原産地は中国西部、シベリア地方で紀元200年頃には中国では栽培が確認されており、日本には奈良時代に渡来したと言われている。
走りは12月、盛りは1月、そして名残りが2月となる。
走りは繊維が細かく、柔らかく、みずみずしい。辛味と香りが強い。
名残りは繊維が太く、巻きが強く。
辛味より甘味が目立ち、火入れするとトロトロになる。
夏ねぎ、冬ねぎとか言われたりもするが、この時期のねぎは一般的には長ネギとか白ねぎとか太ネギとかと言われ、葉ネギと区別される。
まあなんと言っても大根や白菜と共に冬野菜の代表的な存在である。この時期欠かせない鍋料理にとっては、ねぎは絶対無ければならない必需品ともいえる。
ねぎにはいろいろな食べ方があるが、僕が尊敬する野菜塾の内田悟氏の大好物はねぎの丸焼きだそうだ。
氏によるとねぎは4部位に切り分けて、青い所と分けつ部分は炒め物・炒飯・汁物・薬味。
分けつ下の白い部分の上部は炒め物・焼き物・鍋・薬味・汁物・煮物。
白い部分の下部は煮物・焼き物・炒め物・鍋・汁物とかに使い分けるそうだ。
薬味・炒め物・ぬた・鍋など冬の料理に様々に活躍するねぎであるが、その薬効も半端なく有って鎮静、発汗、殺菌、血栓防止、血圧降下、鎮痛、解熱、疲労回復、睡眠改善などに効果があり、風邪や喉の漢方薬としては「葱白」として知られ、また扁桃炎や喉の痛みや腫れに対しては「ねぎ湿布」が知られている。
◎食養的にはウイルス性の風邪には第一大根湯に長ネギを卸したものを加えたり、ねぎ味噌も知られている。
ねぎは焼くと甘味が増して独特の旨味が出るので冬は特におすすめ、焼きねぎのぬたも絶品だそうで、早速試してみたい。
保存はキッチンペーパーなどを濡らしてある程度の長さのねぎを包んでタッパーなどに入れて冷蔵庫に入れておけばOK!
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
一年が本当に早く感じるこの頃、もう2023年です。
皆様の新年が良い年となる事を願ってます。
歳を重ねるごとに良い日本人らしさや風習、伝統行事が大切だなと改めて感じています。
新年第1回目なので本当に迷いましたが、その名も「日本男児」をご紹介。
山梨のワイナリー「スズラン酒造」が造ったどぶろく。
ワイン醸造が落ち着いた冬場にワイン造りの設備が流用出来る『濁酒』を精米歩合70%の山梨のこしひかりを100%使用して清酒の近代醸造法の仕込みで造り、添・中・留・四段を使って辛口に。
発酵期間二十日、辛口でアルコールはしっかり感じ、米・酵母・酵素がいっぱい入っていてそのまま一切濾さない濃厚な味わいの濁り酒です。
マイルドな口当たりでお酒の苦手な方でもスラスラ飲めてしまうので要注意。
気づいた頃には、あれっ?なんて事もありますのでくれぐれも飲み過ぎにはお気をつけください。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
朝晩が突然寒くなりました。
昼間は暖かく、油断すると風邪ひいてしまうかと心配になります。畑も朝は霜柱ビッシリです。
今回はちょっと哲学的なお話。
野菜はこの氷に耐えようと体内に糖を蓄えています。
だから冬野菜は体を温めてくれて、甘みも感じるんです。
なんとも人間に都合よく野菜ができているように感じますが、違う視点で見てみましょう。
白菜やネギは中国北部、カブや人参は中央アジアアフガニスタン近辺、
キャベツやブロッコリーはヨーロッパ、どの原産地も冬に対応しなくてはならない地です。
人の動きで日本にやってきた野菜等ですが、冬がある緯度帯に住む我々が、
冬に対応する為に欲するよう進化させられているのだとしたら...
彼ら冬野菜は種の繁栄を目的として生きているので、冬場の動物に必要なものを作り出す能力を持ち、
人間を使って繁栄を見せた植物達だとしたら...
もはやどちらが上位とは言い切れなくなりますね。
だから感謝をもって美味しく食べて、こちら都合にも相手都合にも合わせることが、冬を耐え、
楽しむことに繋がるのかな〜?
という畑哲学発表会でした。
大根/人参/吉田正雄ネギ/ポワローネギ/キャベツ/白菜/カブ/サツマイモ/里芋/京芋/八つ頭/トレビス/レタス/プレコーチェ/ロマネスコ/八朔/柚子/甘夏/他マイナー野菜達
※状況により変更になる場合があります。
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第31回『 草の考え、虫の気持ち 』
草は常に考えている、虫は喜怒哀楽の感情を持っていると言ったら皆さんはどう思いますか?
望みを持って何かを信じたり、愛情を抱いたりできるのは人間や限られた動物だけだと思いますか?
移住をして自然に包まれながら春夏秋冬を過ごし、毎日、田圃の沢山の命と向き合っている中で改めて強く感じる事、それは、草は人間と同様に「考え」を持っている、虫は人間と同様に「気持ち」を持っている、草も虫も大小に関係なく各々が確固たる「意思」を持っている、しかし人間だけがそれを感じ取る能力を失ったのではないかという事です。
「この種は気温が○○度、地温が○○度で光の遮光度が○○%、水分を○○%含んだ状態になると発芽する」という様な事、生物としての構造・特徴・必要な栄養素等は、現代ではあらゆる品種において科学的に理解されています。
人間はそれを「植物的=機械的」なものと捉え、環境さえ人工的に整えれば人間の好きな様に思いのままに、育てたり改良したりできると考えています。
そして人間の都合だけを優先させて、農薬・化学肥料・雄性不稔F1・遺伝子組み換え・ゲノム編集といった物を作り出しました。
ただ私達はここで大きな勘違いをしています。
とても大切な事を忘れています。
一粒の種は或る条件下で「機械的に」発芽するのではありません。
種はじっと待ち続け、環境が整う瞬間に自ら「望んで」芽を出します。
蕾は条件が揃う瞬間を待ち、己を「信じて」花開き、後世を「想って」種を実らせます。
それは彼等の「意思」であって、人間が発芽させたり、花を咲かせたり、種を実らせたりしているのではありません。
地球環境において自然は四季を何度も永久的に繰り返している様に見えますが、そこには「科学的な物」や「機械的な事」なんて一つもありません。
彼等は自らの意思で常に考え、「自然の理に従って生きる事、自然の道から外れない事だけが、永く生きる最善の手段だ」という事を知っているからこそ、その季節、その場所において自らがやる可き事の最善を尽くしているだけです。
少しでも自然の道から外れた事をすれば、直ちに存在できなくなる事を彼等は知っているのです。
しかしただ一種類、人類だけがその真理を忘れ、自然の道から大きく外れています。
私達が生み出して来た多くの「不自然」によって、私達自身が地球に住み続けられなくなりつつある事を、どれだけの人が自覚しているでしょうか。
もう一度、自然の道へと軌道修正しなければ、「最悪」を尽くそうとしている人類は地球から追い出されるでしょう。
最近、田圃にいると飛んで来て、わざわざ私の体に停まって羽を休める糸蜻蛉(イトトンボ)の夫婦がいます。
触ろうとしても逃げず、怖れる様子もなくじっと私を見つめる彼等の眼差しは、一体、私に何を伝えようとしているのでしょうか。
草の考え、虫の気持ちを分かる日が来る事を願いながら、2023年も田圃へ通います。
(稲田)
「 閉 蔵 」
立冬を過ぎてから立春迄の約3ヶ月を古来「閉蔵」と呼ばれ、気を鎮めてひそやかな気持ちで過ごし、夜は早く寝て、朝は陽が登ってからゆっくり起きて、直に寒さに当たらぬように体を温め、過労して汗をかかぬように過ごすと言われて来ております。
冬本番のこの時期は多くの動物達も冬ごもりや冬眠などして、あまり動かずエネルギーを蓄える時期である事から養生する時期である、このように考えられて来ました。
冬に関係する臓器が腎や膀胱系であり、腎の気が失われて来ると手、足、腰、膝、肩などの運動機能にトラブルが出たり、スタミナ不足や、精神疲労、不安感、頻尿、尿漏れ、むくみ、また呼吸が浅くなり、息切れ、不妊症、性欲低下、老化促進などの症状となって現れると言われています。
この腎を守り、また腎を養うためには寒さ(寒邪)から自らの陽気を守り、栄養を蓄え、身体を温め、体調を崩さないように気をつける事が大事であると考えられて来ました。
食養では前回も書きましたが基本的には未精白のお米を中心に、根菜類を基本にした加熱した料理、煮物や炒め物、蒸した物を副菜にして味噌汁を添える事、生野菜はやめて漬物などの発酵食品にし、果物なども身体を冷やすので控え目にする事。
また、この時期は黒い色の物が良いとされていて黒胡麻、黒米、黒豆、牛蒡などを食べ、身体を温める事が奨励されています。
飲み物はやはり前号でも紹介しましたが梅醤番茶、黒焼き玄米茶、黒焼きマコモ茶、蓮根湯、第二大根湯などを飲んで、体温を上げ、腎・膀胱系の利尿を促進させたりして、腎機能の低下を防止させましょう。
また、動物性の食品を摂る場合には必ず天然物や薬品汚染されていない物を摂り、毒消しの野菜、例えば魚の場合には大根おろし、白菜やキャベツ、カブなどの白い野菜を摂ってください。
鍋料理も美味しい季節ですが、鍋料理は結構優れたバランスの取り方でもあるんですよね。
寒いっと感じ、風邪引きそうと思ったら即梅醤番茶、咳の出始めには蓮根湯ですよ。
コロナにも引き続き警戒が必要ですが家からの出入り後は塩番茶のうがいも忘れずにね!
首や手首、足首やお腹や腰周りの保温も大事ですから暖かくしてお出掛けくださいね。
「 円と螺旋を動く 」
先月12月10日ですが「知っておきたい食と宇宙の陰陽講座」という講座を開きました。
例えば我々が住むこの太陽系宇宙は太陽を中心に水金地火木土天海冥の惑星が円を描いて回っています。
銀河系宇宙やアンドロメダ星雲など無数の星雲は大きなスパイラルを描いて動いていますね。
これらの無数のスパイラルを描く島宇宙が無限に広がっているのがこの宇宙であり、さらにひとつひとつの星は生まれて、または消滅して行きます。
絶えず誕生もし、そして絶えず消滅もしています。
形ある物から形の無いものへ
あるいは形の無いものから
形のあるものへ
絶えず変化しながら動き続けているこの広大無辺な大宇宙。
まさにこの宇宙そのものもひとつの生命体そのものであり、私もその宇宙そのものと言えるでしょう。
身近なところでは我々の遺伝子も二重螺旋構造で作られています。
この宇宙全体の動きは、とどのつまりは円と螺旋、求心力と遠心力とで生成流転しているのではないか、そんな話しなのですが、この宇宙の動きを私たちの身体で体現しようとしているのが太極拳なのではないかと私は思っています。
太極拳を単なるラジオ体操のように考えている方もいらっしゃるかと思いますが、私は太極拳の動きを天地宇宙の運行そのものと感じながら動くようにしています。
自分の気持ちを宇宙的な意識にリセットすることで、一瞬の中に永遠が有り、動の中に静があり、また静の中に動があり、マクロの生成流転の中に私もいます。
自分を絶えず宇宙のど真ん中に置いてみる。
そんな意識で動いてみると、日常の様々な動作もいずれ素敵な動きに繋がるのではないでしょうか。
私の考える「動」。
さらに伸びやかに、さらに軽やかに、流れるように動いて行きたいと思います。
(大友)
〜 つづく 〜
いや、早いものでいよいよ師走、12月号の発刊です。
12月と言えば、やさい村としては、まずおせちの締め切り、加藤農園ののし餅の締め切り、そして年末野菜の注文などがありますので、是非お忘れなく注文宜しくお願い致します。
また、12月にはクリスマスと年始のマコモを使ったしめ飾りワークショップも楽しいので、是非今年は自分の手作りのしめ飾りを飾れるよう頑張ってくださいね。
またこれは別件ですが、私ごとで個人的な事ですが、僕も『やさい村』というこの三鷹市での小さなコミュニティを皆さまと共に40年間作って来られた事は心からの喜びです。
そしてそのコミュニティの小さな拠点を引き継いでもらうために、今自分の住んでいる自宅を売却して真っさらの状態で新たな人たちに引き渡して行きたいと思っております。
下連雀の1丁目という立地的には、超便利で、しかも静かで、緑豊かな公園迄は徒歩1分で行ける、また駐車スペースもある4DKの家です。
もしお客様の皆さんの中で下連雀1丁目辺りに一軒家を欲しいと考えておられる方がいらっしゃいましたら是非一声おかけくださいませ。
また、来年の事を言うと鬼が笑うといいますが、来年はやさい村も皆さまのご支援のお陰を持ちまして40周年を迎える事になります。
40周年をひとつの区切りとして、何かしら楽しみながら、やさい村のスピリットをお伝え出来るようなイベントが出来たらと思います。
皆さまの変わらぬご支援に感謝し年末を迎えたいと思います。
今後ともやさい村を宜しくお願いします!!
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
●「ムソー」お節 … 12/5日(月)
●「恒食」お節 … 12/6日(火)
●「加藤農園」パン・まんじゅう … 12/17日(土)、餅 … 12/19日(月)
● 年末野菜 … 12/20日(火)
(※ご予約数に達し次第、締切となりますのでお早めにお申し込みください)
ひとは誰でも、自分の健康というものは自分で管理・コントロールしていかなければなりません。
これだけは、他人任せに出来るものではないんですね。
自分の体質をよく知って、体調に合わせて、より良く健康に、そして元気に、明るく生きていくために、自らの食生活の改善や健康対策を立てて実行していきましょう!
これをかつては「養生」と呼び今は「予防医学」と言います。
その為に「陰陽を知る」という事がとても重要で、しかもすごく実践的に役に立つんです。
この「陰陽の原理」というものは、万物の森羅万象の背景にある、生成流転を解き明かす宇宙的なものの見方でもあるんです。
やさい村ではこのたび、陰陽を学ぶ場をスタートさせる事となりました。
さあ、この「陰陽」を学んで是非皆さんの人生をポジティブに、元気に生きるために役立てて頂きたいと思っております。
そして今からこれからの季節、秋から冬への季節の変化の中での食養生の注意点や特効薬的な食べ物や飲み物の事もお話しさせて頂きます。
皆さん、是非ご参加くださいね。
*お申込み後、お振込み又は店頭支払いにて事前支払いをお願いしております。(お支払い後受付完了)
真菰の葉を使ったリース作りを開催します。
X’masの飾りやお正月飾りなどご自身でアレンジをして長くお楽しみください!
◎お子様参加可(ご一緒に作られる場合は参加費無料、お子様も別で作成する場合は別途3,500円)
*お申込み後、お振込み又は店頭支払いにて事前支払いをお願いしております。(お支払い後受付完了)
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
東南アジア原産のタロイモの一種で一説によると原産地はマレー半島。
既に日本では縄文時代には主食の位置を占めていたというから、かなり古い時代に既に日本に到達して定着していたと考えられる。
また、里芋は親芋から子芋、そして孫芋と密集しながら育つので子孫繁栄のシンボルとしてお月見やお正月などの縁起物として古代より祭事などに欠かせない食べ物となった。
また、稲作が出来ない離島地域などでは長く主食の地位を確保していた。
走りは10〜11月初旬、盛りは11月中旬〜11月下旬、そして名残りは1月いっぱい続く。
走りは繊維が硬く淡白、名残りは熟して風味がまして、蒸すなどの料理に向く。
里芋料理は下処理が大切で、厚めに皮を剥き、均一の大きさに切り揃え、水に晒すかサッと茹でてぬめりを処理する。
蒸す、揚げる、煮る、炊き込みご飯などの料理が美味い。
食養では食べるだけではなく、里芋湿布の手当て法で有名で、事前に生姜湿布をして綺麗な赤血球を集めたところで里芋湿布をして毒や悪血の吸い出しに使われている。
実は今も、癌治療にも使われて、ガン細胞の吸い出しの自然療法や、怪我、打撲、捻挫、鬱血、火傷などの治療に特効がある。
家庭での応急手当てなどでも有効なので是非覚えておきたい手当て法である。
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
12月の酒って毎年悩むんですよね。
Xmas向けにするか?年末年始向けにするのか?
悩みに悩んだ結果、今年はXmas向けにしました。
家族で楽しむもよし、パートナーと楽しむもよし、友達と楽しむもよしです。
濃い赤紫色のコンコードの完熟した甘い香りと熟成香が相まって比類のない雰囲気のあるマンディコード。
オリに含まれている旨味成分を最後まで引き出させる為、にごりタイプとなっていて炭酸ガスが注入してあるので爽快感も楽しめる無添加ワインです。
もちろんXmasだけじゃなく年末年始にもお楽しみください。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
11月の吉田農園芋煮月間も終わりに向かい、いよいよ冬到来でしょうか?
寒さが来れば今度は芋の種類が変わり、サツマイモの焼き芋の恋しい季節になります。
さて季節は冬という事なのですが、イヤイヤまだ暖かい日が続いしまいそうで、
レタスもパクチーも花芽をつけてしまっています。
この時期この現象は植物にとっても混乱なのでしょう。
花がついて実を結んだら本格的な冬が訪れてしまいます。
さて今後本格的に寒さがやってきて、霜の時期になれば、いよいよ白菜の時期です。
今年はかなりの数のヨトウムシに攻撃されて、出荷が危ぶまれましたが、
なんとか回復してくれそうです。
ここには暖かさにも少し感謝しなくてはなりませんね。
先行して出荷が始まっているネギと人参と共に豚、味噌、ニンニク味の鍋なんて、
米がいくらあっても足りなくなる魅惑の冬メニューです。
大根/紅芯大根/もものすけ/人参/吉田正雄ネギ/ポワローネギ/里芋/京芋/サツマイモベニハルカ/黄金カブ/コカブ/レタス/ルッコラ/柚子/柿
※状況により変更になる場合があります。
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第30回『 消費も生産も自然のため、子供達のため 』
私達の「買う」という消費行動や「作る」という生産行動の一つ一つは全て自然環境と繋がっています。
そして子供達の健康とも繋がっています。
今日この日本で、「食」に絞って言えば私達が日々消費し、生産している食品の99%かそれ以上が「自然環境を汚している」食品、即ち「子供達の健康を奪っている」食品だと言っても決して言い過ぎではありません。
子供の頃にあんなに沢山見られた星がどうして見えなくなったのでしょうか?
川にいたメダカやホタルはどこへ消えたのでしょうか?
チョウもトンボも飛ばず、カエルや鳥の鳴き声もせず、田圃も畑もどうしてこんなに静まり返っているのでしょうか?
清らかで美しかった海も山も川も汚れ、昔はいた筈の生き物や草花が消え、風の子・元気な子だった子供達がこんなにもアレルギーや虚弱体質に苦しんでいる事への責任は、私達大人一人一人の生産・消費行動にあると強く思います。
「美しい自然」を知らず一度も見た事がない子供達に「自然を大切にしなさい」なんて到底言えません。
昔は生活の一部であった農から離れて「生産者」から「消費者」に成り下がった事で、家族や子供達、好きな草花や生き物達のためを想って農薬や殺虫剤を使わずに野菜を育てていた生産者が減りました。
その負担を別の生産者が1人で10人分、100人分、1000人分と担う様になります。
その為には農を工業化して品種ごとに大量生産しなければならず、栽培も必然的に大量の農薬や化学肥料・除草剤を使っての管理になります。
現代では生産者である農家でさえ、他から種を買い、苗を買う「消費者」となりました。
そして生産性と効率ばかりを求めて生み出された「雄性不稔F1種」「遺伝子組み換え作物」「ゲノム編集」等はその最たる物です。
今あちらこちらで危ぶまれている「食糧危機」を免れる為には、自然環境を汚さずに生産された食品を消費する事、そしてもう一度、私達消費者が「生産者」になる事が必要です。
1人の生産者が1000人分の「遺伝子組み換え」野菜を大量の農薬や化学肥料・除草剤を使って栽培する事から、1人の生産者が1人分の「在来種・固定種」の野菜を農薬も化学肥料も除草剤も使わずに栽培し、自家採種する事へと変わらなければなりません。
我々の先人が当たり前に続けていた事を。
農薬や化学肥料・除草剤を大量に撒き続けてきた事で、土中の微生物は死滅し、草花や小動物の多様性は奪われ、海や山や川が汚れ、異常気象が深刻化して、死んだ土壌に更に農薬や化学肥料を使って遺伝子組み換え作物を栽培するという悪循環を繰り返しています。
その先には美しい自然環境も、健康で元気な子供達の笑顔を見る事も決して出来ません。
一人でも多くの大人が、自然環境と子供達の健康の為に、今日の消費と生産から変えられる事を少しずつ変えていかなければならないのです。
私は何度でも言います。
貴方が出来る「自然環境を汚さない」消費と生産を。
(稲田)
さていよいよ12月ですね。
もう今年も1ヶ月を残すのみ、いつもは悠然としているお師匠さん達も急いで走り回っている季節という事です。
12月にある冬至ですが、日本では冬至。
ヨーロッパでは復活祭、あるいはキリスト教徒ではクリスマス。
いずれも、最も太陽の存在が短くなる極元、そしてその後は太陽の出ている時間が徐々に長くなって行く暦の上での「死と再生」の極を迎える季節となります。
東洋医学的に言えば、陰の極を迎える時期となります。
秋から冬への移行期は秋の「肺」と冬の「腎」の両方のケアか必要な季節でしたが、これからはまさに本格的な冬の季節を迎えて「腎」のケアが最優先される季節となります。
漢方医学で言いますとこれからはまさに「寒邪」対策を最優先しなければならない季節なんです。
寒さによって毛細血管迄も縮まり、血行が悪くなると、腰痛、肩凝り、生理痛などが酷いことになりますし、当然の事ながら冷え性、低血圧、低体温などの人たちは、霜焼けや末端の冷え性などで苦しむ季節となります。
さあ、どうやってこの季節を乗り切るか?というより、その冷えた身体をいかに熱い血の通った元気な身体にするかをまじめに考えて対処しておきましょう!
貧血、冷え性、低体温はもう立派な成人病進行中の病人予備軍なんですよ。
そこから脱却する手立ては、食生活の改善しかありませんよ。
「病は口から」って言葉を聞いたことありませんか?
そう言えば、いよいよやさい村では「知っておきたい食と宇宙の陰陽講座」を開催スタートする事に致しました。
もし自ら自覚症状のある方や、人知れず自分の体調を改善したい方は是非この講座に参加して、具体的なアドバイスを受けてください。
絶対一人で悩んでるより良い結果が得られると思います。
健康とはお金では買えない財産であり、生きているだけで丸儲けと思えるものなんですよ。
まず、皆さんに実行してもらいたいのはお米を炊いて主食にする事、そして根菜中心の煮物を作って必ず一品副菜にする事、サラダなどの生食を止める事、生食ぽい物は野菜の漬け物にする事です。
果物も減らして、甘いものも減らし、
さらにお茶は黒焼き玄米茶、梅醤番茶、ヤンノー、タンポポ茶などにすればさらに良く、とにかく病気一歩手前に来ていると自覚している人は即実行する事。
さらに毎晩の足湯はとても快適、さらに足湯には野草やニガリ、塩をバッチリ効かせる事。
まあ、元気いっぱいな人は、お好きなようにですが、行き過ぎたら王道に戻す生命のセンター感覚が必要ですよ。
「 動 」について
「息」-つまり呼吸 について前号まで書きました。
呼吸がいかに大切なものであるかを気づいていただきたいと思います。
さて、次は「動」つまりウゴキです。
端的に言うと、あなたのウゴキを自分でチェックした事がお有りですか?
自分がどのように動いているか、ほとんどの人はそんな事意識した事も無いんではないでしょうか?
実は動きは身体の状態や心の状態を如実に表しています。
嬉しそうな人は嬉しそうに、悲しそうな人は悲しそうに見えますよね。
特に他の人の状態は良く見えると思います。
自分の事は、自分ではなかなか見えないものですね。
でも決して、取り繕うために自分を○○らしく取り繕う必要はありません。
本当の自分らしく取り繕うこともなく生きているって事が一番大事だと思います。
僕が若い頃ナナオという人物に出会って衝撃を受けたのはナナオが言うフリーソングとフリーダンスというものでした。
つまり、自分の魂のままの声を出して、魂のままを踊るという事、これが自分が彼と出会った時には、俄かには出来なかったんです。
多分、それまでの自分の中では、誰かに教わったダンスのステップや誰かに教わったり、テレビやラジオやステレオやCDなどから聴いた音楽を覚えて、真似して繰り返す事しかやって来なかったのですから。
全くの無力の自分というか、今という時間にいるこの瞬間の私を何も表現出来ずにいる自分を何とも恥ずかしく、何とももどかしく思いました。
心の中から動く、あるいは自分らしく動く、魂のままに動く。
とても不慣れで不自由で不器用な自分というものを見つけ、また鎧を付けて重苦しさに不自由さを感じ続けながら歩み続けている毎日です。
でも、その解放された「動」というものをを追求して行きたいと思っています。
そして、少しずつですが、太極拳を通じて中心を保ちながら動くうちに。
「動中静あり」、かつて剣道をしていた時に頂いた手拭いに書かれていた言葉ですが、ほんの少しだけ分かってきた気がします。
(大友)
〜 つづく 〜
皆さまこんにちは、お元気でお過ごしでしょうか?
やさい村も日曜営業をお休みさせていただき、皆さまと共に楽しくて為になるいろいろなイベントや講演会、ワークショップを開催すべく準備中です。
11月5日(土)~6日(日)は「武蔵野はらっぱまつり」に出店し、野外イベントにて皆さまのおいでをお待ちしております。
13日(日)は「みたかエコマルシェ」出店もあります。
19日(土)は、三鷹市消費者センターにて『 誰もが知りたい本物の塩とミネラルの話 』
自然海塩の塩作りの第一人者・阪本章裕氏と村長の対談講演会を開催し、27日(日)には吉田農園と共催で「芋煮会」を開催致します。どのイベントも是非お越しくださいませ。
また、多少先になりますが12月4日(日)はメダカの学校での『冬の食養と手当て講座』、12月10日(土)にはやさい村主催の『食と宇宙の陰陽講座』(仮称)を始め皆さんと共に陰陽の世界を共に学んで行きたいと思います。
12月17日(土)は“マコモを使った〆縄・リース作り”ワークショップ開催の予定となっております。
そして、まだ日にち未定ではありますが、この年末迄の間のどこかで久々に幻の「やさい村居酒屋」復活を狙っております!
毎日大忙しですが、ロシアのウクライナ侵攻も長引き、個人的には一刻も早くウクライナから出て行って欲しいと願っています。
また中国を始め世界経済の行き先不安が囁かれる中、この冬をなんとかみんな平安に乗り切ってもらいたいです。
この地球でみんなが平和に生きて行く事を真剣に考えなくてはいけない時代、戦争をしてる時じゃないだろうと言いたいです。
僕らが出来る事はささやかですが、やさい村は今出来る事を、元気を皆さまにお届けしたいと思っております。
これから冬野菜もさらに充実して、美味しい水口農園の新米も届いております。
今後ともやさい村を宜しくお引き立てのほどお願い致します。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
入場無料(雨天実施)
申込み・問合せは、やさい村まで。
申込み・問合せは、やさい村まで。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
*子供は2,000円
◎現地集合、現地解散、車駐車不可
※農機具や立入禁止区域もありますので各自お子様から目を離さないようにお願い致します。
申込み・問合せは、やさい村まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
ちょっと紹介が遅れ気味ですがなんと言っても秋と言えばきのこ狩りなど「きのこ」シーズンですよね。
皆さんはどこかきのこ狩りにもう行って来ましたか?
山野で採るものはもちろん天然物で、旬はそれぞれのきのこによって違いそれぞれに旬を迎えます。
今ではどこのお店に行っても一年中買えるきのこですが、そんなきのこでももちろん旬はあるんです。
そのきのこの旬は秋、本来なら9月が走り、盛りが10~11月、そして名残りが12月と続きます。
知ってて欲しいのは天然物はもちろんのこと、菌床栽培の栽培物でもこの旬の時期になると格段に風味や旨味も格段にアップするって事です。
というわけで、この通信が出る頃から11月いっぱいに掛けては、最高にきのこが美味しくなるシーズンなんですよ。 マイタケ、しめじ、エノキダケ、マッシュルーム、花びらダケ、なめこなどが店頭に並んでいますので是非ぜひ旬で最高に美味しくなっているきのこをこの時期に食べてみてください。
スタッフ内で一番のやさい村の人気者は「原木椎茸」です!菌床栽培では無く原木に生えた物なのでこれはうまさが違いますよ!
このきのこ類なんですが、美味しく食べるには取り扱いが肝心。
まず風味がいのちなので、洗わない。包丁を使わずに手で割く。
そして火入れがとても大事でコツはフライパンに入れたらいじらない。
きのこがツヤっと輝いて、ふうっと香りが大きく立ってくる迄いじらずに待って食べてみてください。
今まで、他の野菜とフライパンでガシャガシャ混ぜ合わせて料理してたのとは一味違ったリッチな味わいになる事は間違いありませんよ~。一度でいいから是非試してみてください!
一言加えておくと、きのこはとても陰性が強い食べ物なので生食はしない。
ある程度の強火で加熱して陽性にして食べる。そしてきのこばっかり食べ過ぎない。
他の野菜もしっかり食べて下さいね。日によって鍋物なんかもこれから寒くなる日は良いですよね。
きのこ狩りに行く人はくれぐれも毒きのこには気をつけてー!
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
そろそろ冬の到来か、朝晩日に日に寒さが厳しくなってきましたね。
寒さ厳しくなると恋しくなるのが熱燗やお湯割り。
今月は熊本県・豊永酒造さんの「豊永蔵25度」。
オーガニックに特化し日本初有機米・麦で焼酎を作った蔵元さんです。
原料は地元契約農家さんが栽培する無農薬米、仕込水は清流球磨川の伏流水を使用。
複雑な旨味を形成する高沸点成分を濃縮する事が可能な伝統的常圧蒸留仕上げ。
球磨焼酎5百年の歴史を継承する蔵人が手をかけ、時間をかけ、丁寧に仕込むことで米のまろやかさと深みがある味わいに仕上がっています。
この時期には6:4くらいのお湯割りがおすすめですが、オンザロックでゆっくり氷が溶けながら味わいの変化を楽しむのもおすすめです。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
11月、吉田農園端境期ですが、サツマイモ熟成期&農園芋煮月間でもあります。
この先が色々楽しみな一月です。
現在の野菜はというと、パクチー,長ネギ,ポワローと、香りの高い作物が収穫出来ます。
この後は大根,人参,里芋類,サツマイモの熟成が終わればいよいよ出荷開始、焼き芋も始まりますね!
一つ気になることといえば、白菜がものすごい数の虫に襲われてしまって、現在レース状です…
今年は白菜に関しては収穫が遅れてしまいそうです。
今年もあと2ヶ月です。
冷さも徐々にやってきていますので、10月に始まった新米と、体を温める野菜を合わせて幸せな1ヶ月を過ごしましょう!
万願寺とうがらし/パクチー/長ネギ/ポワローネギ/里芋類
( 後 半 )… サツマイモ/人参/大根/レタス
※状況により変更になる場合があります。
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第29回『 使用も不使用も正直に 』
昨年、私の御米を手に取って頂いた方は御分かりになると思いますが、稲の栽培工程や農薬・肥料の種類や使用の有無など、出来る限り詳しく皆さんに知って頂ける様に小冊子を付けて表記しています。
スーパーや八百屋では「〇〇県産」とだけ記されている事が一般的ですし、農作物の栽培歴を詳しく表記するには、生産者も販売者も余分な手間と時間を要しますので、慣行農家・有機農家・自然栽培農家に拘らず、わざわざ冊子を付けてまで表記している方なんて殆どいません。
それでも私がそこまでして栽培歴を表記するには勿論、理由があります。
それは一消費者として私が野菜を買う時に知っておきたいと思う事は全て表記する事。
例えば「無農薬・無化学肥料」では私には説明不足です。
自然環境への負担を考えれば、動物性肥料や他の有機肥料の使用の有無や量も知る必要があります。
又、「有機JAS認証」とだけ表記されていたのでは、日本の有機JAS規格で許容されている有機肥料や資材がどの程度使われているのか分かりませんし、同じく動物性肥料の使用の有無や量も分かりません。
例えば殺虫処理を1回して「減農薬」と表記されているAさんのニンジンと、許容されている殺虫剤を5回、動物性肥料も使用して「有機JAS認証」と表記されているBさんのニンジンが並んでいます。
店頭では「減農薬」と「有機JAS認証」とだけ表記されますので、誰もがBさんのニンジンの方が体にも環境にも優しいと思ってしまいますよね。
もう一つの例は「農薬〇割減」や「化学肥料〇割減」です。
この「〇割減」は各地域の慣行栽培での使用回数が基準となっていて、又、野菜の種類によっても違いがあります。
A県のキャベツの栽培期間中の農薬使用基準が80回ですと、40回に減らせば「5割減」ですが、B県のオクラの使用基準が10回なら、5回の使用で「5割減」です。
双方の農薬使用回数は40回と5回で8倍の差があっても、店頭に並べば同じ「農薬5割減」の表記。
何よりも慣行栽培の基準通りに80回農薬を使用しているキャベツは「何も表記しなくて良い」のです。
「表記されている事」や「表記されていない事」の裏側には私達消費者が知るべき事が多くあります。
それは子供や家族の健康のため、自然環境のために知るべき事です。
現在は何でも「使っていない」側の生産者が「無農薬・無化学肥料」や「遺伝子組み換えではない」と記さなければなりませんが、何を使おうが使うまいが、全ての生産者がありのままを正直に表記する仕組みが出来ないものでしょうか。
胸を張って「80回です」と言える方はさておき、それに少なからず負い目を感じて40回・20回・・・と減らす努力を始める方が増えていけば、世界トップクラスの農薬使用国となってしまった日本も、農業全体としての環境負担をかなり減らせるのではないかと思います。
使用者も、不使用者も、正直に表記を!
(稲田)
このところ急に日の入りの時間が早くなって朝晩が冷えて、日中との寒暖差が大きくなって来ましたねー気をつけないとこの寒暖差で風邪ひいてしまいそうです。
今の時期は古来から伝わる二十四節気では寒露や霜降と言った時期になり、また11月7日はいよいよ「立冬」を迎えます。
この秋から初冬への移行期は秋にケアが必要な「肺・大腸」と冬にケアが必要な「腎」の両方のケアが必要な時期となります。
乾燥による燥邪と寒さによる寒邪、この乾燥が咳、痰、喘息などのトラブルを起こしやすくし、急な寒さが腎の働きを悪くすることによって肩凝り、腰痛、関節痛、生理痛、末端冷え症、などを引き起こすのです。
秋の季節や肺系や呼吸器系を害すると憂いや悲しみの感情に取り憑かれやすいと言われます。
この呼吸器の疾患や不調には前号で詳しく説明した「蓮根湯」が良く、ひじき蓮根や蓮根料理などを常備菜とする事によって症状を改善出来ますので是非お試しください。
また、腎は生殖、成長、発育、ホルモン分泌、免疫系や生命維持の為に働く臓器ですから根本的な元気さに繋がります。
弱ってくると、前に言った様々な痛み症状の他に精力減退、セックスレス、更年期症状、骨粗しょう症、免疫低下などが起こります。
基本的にはまずは温める事、足を温め、胃腸を温め労わる事も腎を養う上では大事になります。
腎機能が落ちて来たと感じたら、食養では陽性な腎臓症状には小豆かぼちゃ、陰性な症状には小豆昆布を使います。
基本的には生食は避けて、分搗き米の米飯食と味噌汁を基本にして根菜を加熱して必ず副菜を添える事。
第二大根湯やマコモ茶などのお茶類が良く、黒焼き玄米茶とマコモ茶をブレンドした物は僕のおすすめです。
別項で呼吸法について書いていますが食のほかに呼吸法も運動も大事になります。
特に臍下丹田を開発して鍛える丹田呼吸法は腎を養うのでおすすめします。
「 息 」ー呼吸についてー 呼吸を味わう
呼吸の基本を確認しておきましょう。
大きく息を吐いてください。 ・・・少し息を止めます。
どんな感じがしますか。大きく息を吸ってください。 ・・・吸い切ったらそのまま息を止めて。
今度はどんな感じがしますか。楽に息が止まっている、その一瞬の体の感覚を味わい、自然の呼吸に戻ります。
吸う息の時に緊張、吐く息の時にゆるみがあります。
緊張と弛緩は波のようにくりかえしていて、吸い切った時が緊張のピーク、吐き切った時がゆるみの底になっています。この頂上と谷底との差が呼吸の能力、そして緊張と弛緩の能力の幅です。
この幅の広がりが、私たちの能力の高まりです。吐く、吸う。どちらかの能力だけが伸びることはなく、「吐いて吸う」能力が伸びていくのです。
同様に緊張してひきしまる能力だけが増すことも、弛緩してやわらかになる能力だけが増すこともなく、「動いて休む」という一連の能力が高まってゆくのです。吸って吐くことを忘れる人はいません。
また吐いて吸うことを忘れる人もいません。ところが動くばかりで休むことを忘れ、休むばかりで動くことを忘れることは多いのです。
そこで時々呼吸を意識してみます。
呼吸のリズムを感じていると、「動いて休む」という体のリズムが回復し、身体各部のメンテナンスが行き届くので、元気で気持ちよくなります。
〜はじめての気功〜より
さて、呼吸をしていない人はいませんがこの呼吸を意識出来ていない人が大多数です。
たかが呼吸ですがされど呼吸。
この呼吸の幅を意識的に広げていく人と、全く無意識に浅い呼吸を繰り返す人とでは長い年月の間には「天と地」ほどの大きな開きが出て来ます。
座る時間を作り瞑想や坐禅をする方法もあります。
なかなかそんな時間を作れないよ。という方々は出来ないかというとそんな事は有りません。
普段から、日常の生活をする中で、呼吸を意識し、ゆっくり長く吐きながら行動し、ゆっくり長く吸って行動する習慣をつける事です。そしてまず呼吸を意識してみる事。
そこから始まります。
太極拳は動禅とも言われますが、動作しながら深く呼吸をして行きますので、自然と日常生活の動作の中でも深く呼吸をする習慣が身について行きます。
(大友)
〜 つづく 〜
こんにちは、コロナ禍で過ごしたこの2年半ですが、今年は政府もウィズコロナ政策を実施し、いろいろなイベントも少しづつですが開催され始めましたね。
やさい村でも、10月から11月は毎週のようにさまざまなイベント開催や出店などで大忙しになります。
まず皆さまにお知らせしたいのは、急遽開催される事になりました以下、若杉友子さん(若杉ばあちゃん)のお話会:『足元に火がついてるよ、自給自足をしなさい!』です。
開催日時:10月3日(月)13時~15時30分 / 会場:三鷹 沙羅舎
*詳細は、やさい村スタッフまで
貴重なお話を聞ける機会となりますので是非関心のあるお友達の方にもお声かけよろしくお願いします。
次は11月5日(土)~6日(日)と2日間、
武蔵野公園(東小金井または武蔵小金井駅より徒歩)で開催される「武蔵野はらっぱまつり」が久々に開催される事になり、やさい村も2日間出店する事になりましたが、こちらの方では1日または2日間(もしくは半日とか何時間かでも結構です)助っ人をしてくれるスタッフを募集中です!!
◎調理補助・配膳・駐輪場整備など
※現地で火気、包丁の取り扱いがありますのでお子様連れの方は各自ご注意願います。
お祭りは野外で気持ち良く、一日中生ライブ演奏の音楽を聴きながら色々な出店ブースも見れてとても楽しいイベントです。
助っ人スタッフの方には 食事+缶ビール1缶(またはジュース・お茶)しか出せませんが、この機会にやさい村の助っ人スタッフとしてお手伝いをしてみませんか?
やってみたいと思う方が居ましたら是非店頭でお声かけくださいませ!
最後のお知らせになりますが、今まで行ってきたお店の日曜日営業は10月以降しばらくお休みさせていただきたいと思います。
スタッフがいないのと10月がイベント続きで1日も日曜営業出来ないという事もありますが、今後は日曜日をやさい村主催の料理教室や勉強会などより皆さまにとっても為になるイベントを開催出来るように企画に力を入れて行きたいと考えております。
ですがもしも、日曜営業が無くなったら困るなどそのような方々がおいででしたら是非ご相談くださいませ。
10月は秋野菜やキノコ、そして水口農園さんの新米、マコモなどなど、パワー溢れる食べものがどんどん出て来ますよ~やさい村に行きましょう!!
秋バテなどしないようにお元気でお過ごしくださいませ。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
申込み・問合せは、大友まで。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
そろそろ朝晩が朝寒(うすざむ)くなる10月は正に秋野菜の百花繚乱の季節です。
ざっとあげても、玉ねぎ、ジャガイモ、蓮根、さつまいも、かぼちゃ、春菊、チンゲン菜、カブ、その他しめじ、舞茸、山エノキ、椎茸、マッシュルームなどのキノコ類も盛りを迎えます。
一応今号ではさつまいもをメインにご紹介しますが、10月はスターが多すぎて正直何を紹介しようか本当に迷います。
とりあえずさつまいもは中央アメリカが原産。
9月が走り、10月が盛り、そして11月が名残りとなる。
走りは水分が多く甘味が少なく、油との相性が良い。
また名残りは水分が切れ、澱粉質が糖化して甘味が増す。
中央アメリカからグワテマラ辺りでは紀元前3000年頃から栽培された歴史があり、コロンブスがヨーロッパに持ち帰った。
日本には中国から琉球に伝わり、17世紀に琉球から薩摩に伝わり、特に薩摩では飢饉を防ぐためにサツマイモの栽培が奨励され、薩摩から全国に伝わったのがさつまいもの語源。
調理のコツは完熟させたり、干したりして糖度を上げるのがコツ。
特に出始めの9月中は切ってから調理する前に干すひと手間を掛けると美味しくなる。
また、調理も低温でじっくり加熱すると甘くなり、丸ごと茹でると旨味が逃げずねっとり仕上がる。
代表料理は、蒸し芋、芋ようかん、大学芋、醤油浸し(煮ると崩れるので)、揚げ芋、そしてやさい村でも大好評の焼き芋などなど。
薬効としてはその食物繊維の豊富さから、昔から便秘解消の薬効が知られており、またさつまいもを食べると胸焼けする人は生姜と一緒に調理すると胸焼けしないと言われている。
やさい村店頭にもいよいよさつまいもが続々と入荷中ですよ。
でも、吉田農園のさつまいもの焼き芋が楽しみですねー!
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
もう説明不要かもしれませんが、自然酒の代名詞ともいえる「五人娘」でおなじみの寺田本家。
今回おすすめしているのは香取80、香取には80と90の2種類ありますが、この数字は精米歩合を表しています。
精米歩合80%はお米を2割だけ磨き玄米に近い状態で江戸時代から伝承される生酛仕込みで醸しています。
以前は90派だったんですが、昨年は断然80が個人的には好みでした。
その年によって味わいに変化があるのも、なんて言っても無濾過自然酒の魅力の一つ。
味わいは好みが分かれるかもしれませんが、生酛ならではの濃厚な酸味とコク、お米本来の旨味のバランスの良いお酒です。
和食と相性が良く少し温めて甘みを膨らませても美味しい。
無濾過のため色は本来の琥珀色、時にはビン底に白い沈殿物もありますが、お米由来の成分ですので安心してお召し上がりいただけます。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
畑は冬への準備が進んでいます。
今は切り替わりの時期なので、収穫物は夏っぽくもあり、集中力は冬へ向ける時です。
収穫物は、木の上になるものから高度を下げて、冬には地面か地下にある野菜が多くなります。
こうした野菜は食べ方も「茹で」「蒸し」に良く体を温めてくれる食べ物たちです。
・夏は鮮度保持させて、生でもイケて、体を冷ましてくれますよ!の食べ物が元気。
・冬は保存もしやすく、温めて食べると体も心もポカポカに!の野菜たちが主役。
なんだか都合よく出来ているものだとは思います。
だから吉田農園は、そうした見えないものへも感謝したい(旅行に行きたい)と
秋の行楽シーズンを大切にするんです。
じっくり休めて、屈みの多い冬まで骨休めの端境期。
収穫物?ありますよ!
今の秋は、名残のピーマンと茄子、葉物、芋類、落花生(出荷は冬直前)です。
ピーマン/万願寺/空芯菜/モロヘイヤ/ジャガイモ/ナス
※状況により変更になる場合があります。
今年も短い真菰の季節がやってまいりました。皆さんお待たせしました。
真菰は『万葉集』にも登場する植物。縄文人は常食していた。
お釈迦様はマコモの葉で編んだゴザの上に病人を寝かせ病を治したとも言われています。
今でも神事などにも使われている神聖な植物。川や沼など水辺で育つ全長2メートルにもなるイネ科の植物で黒穂菌の働きで太った根元の部分を食べます。
生息地一帯の水質を綺麗にする等、殺菌作用も高い事で知られています。
やさい村のお客様の中では若杉ばあちゃんでもお馴染みの食材ではないでしょうか。
あっさりとした甘さで、天ぷら、酢味噌あえ、南蛮漬け、炒め物からみそ汁、スープと万能な食材。
また、食物繊維の塊のようなマコモには殺菌作用やデトックス効果もあるので、味・効果ともにありがたい事だらけですが収穫シーズンが1~2か月と短いので是非この機会に食べてください。
(新野)
● 1本(360ml)・・・1,220円(税込)
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第28回『 環境のための《買い物=消費》を 』
私達人間が何十年にも亘って汚し続け、今も日々壊し続けている自然、地球環境。
何故、異常気象といわれる程の気候変動によって日本の四季が失われつつあるのか、地震や台風の様に自然災害と呼ばれる物が年々巨大化し、河川の氾濫や土砂災害の規模が大きくなっているのか。
何故、野山は荒れ、動物も植物も多様性を失い続けるのか・・・。
最近では「エコ」や「自然派」「オーガニック」「SDGs」といった自然環境のために謳われる言葉も到る所で聞くようになり、私達個人の頭の中でも少なからず地球環境への意識が高まっていると思います。
しかしそれでも地球環境悪化の速度が緩まる所か、ますます加速している様に思えてなりません。
そしてその一つの大きな要因を作り出しているのが私達自身の毎日の「買い物=消費」なのだという意識が、私達には未だ未だ足りないのではないでしょうか。
コンビニでジュースを1本買う事と、森林を伐採して遺伝子組み換え作物を植え、農薬・化学肥料・除草剤を大地に撒く事が同じ事だという意識と想像力を皆さんは持っているでしょうか?
多くの清涼飲料水に使われる「果糖ぶどう糖液糖」の原料は遺伝子組み換えトウモロコシです。
その栽培過程においては多量の農薬・化学肥料・除草剤が使われていますので、土と水と空気を汚しています。
ファミレスやファーストフード店で使われる食材には、環境を汚さないで生産された物は殆どありません。
エコバッグを持ってスーパーへ行っても、慣行栽培の野菜や果物、惣菜、菓子類、カップ麺、レトルト食品や冷凍食品を袋につめた買い物では全く「エコ」ではないどころか、その「買い物=消費」によって環境破壊に加担しているのです。
「これ以上海を汚すな」をスローガンに東電原発事故の放射能汚染水の海洋放出に反対する運動や、山間部の水源を守るための産廃処理施設建設に反対する運動に賛同しますという方は、きっと沢山いると思います。
行政や企業に向かって声を上げる事はとても重要な事です。
そしてもし本当に「海を汚さない」という想いがあるのならば、先ずは私達自身が毎日使っている食器洗剤、風呂トイレ洗剤、シャンプーやリンス等を「海を汚さない」製品へと変えていく必要があるのではないでしょうか。
例えば地域の学校給食をオーガニック化しようとする働き掛けはとても大切ですが、学校や行政、地域の農家の意識と考えを変えて実行に至るまでには大変な努力と時間が必要です。
でも今日の夕飯、明日の子供の弁当のおかずをオーガニック化する事ならはるかに簡単で、真っ先にに変えられる事だと思いませんか?
人間が過去の行いを反省し、自らの手で自然と共存できる世界を取り戻すのか、それとも戦争や大災害によって人類が滅び、人間のいない自然な世界を地球が取り戻すのか、そこには私達の「買い物=消費」が大きく関わっているのだと思います。
(稲田)
さて10月ともなれば秋は深まり、前号で触れた晩秋の「涼燥」の時期に当たります。
徐々に朝晩の気温が下がり、そして大陸の高気圧が張り出して来る、涼しさと乾燥の季節がやって来ます。 乾いた冷たい空気が喉や気管支や肺を痛めやすくなり、唇も乾いたり、風邪を引きやすい季節になってきます。
昔から東洋医学では秋は肺・大腸の不調を起こしやすい季節であり、ケアする事が大切な季節であると考えられて来ました。 そして、夏の間に食べたり飲んだりして来た冷たい物や陰性な食べ物によって身体が冷えたり、腸が緩んだりしている場合は、この季節の冷えの影響が出てくる季節でもあります。
例えば喉や気管支の乾燥が咳や痰などの原因となったり、風邪菌やウイルスの繁殖を増長させたり、大腸の冷えが鼻水を起こしたりと、とにかく風邪には気をつけてくださいね。
この時期食事で気をつけたいのは、お米を炊いて食べる事と加熱調理した暖かい副菜をちゃんと食べる事です。 季節的には、秋野菜が豊富に出て来る事と、そろそろ根菜類も出て来ますので特に旬を迎えた根菜類の炒め物や煮物などは少なくとも一品は用意したいと思います。 ちなみに、10月に旬を迎える蓮根は、呼吸器の薬です。咳止めの場合は蓮根をすりおろし盃一杯を飲むか、蓮根湯と呼ばれる咳止めの飲み物は蓮根をすりおろし、その量の1/10の量の生姜をすりおろしコップ1杯分の水に蓮根おろしを入れて70〜80度に熱したら生姜おろしを入れ自然海塩を甘くなる程度にパラリと入れ掻き回して完成です。 これを飲めばほぼ咳は止まります。
また、喘息などアレルギー疾患を持つお子さまなどには、ひじき蓮根を常備菜として作りおきして副菜として食べるようにすると改善されて行くと思います。
また、こうしたアレルギー性疾患の場合には、良い物を食べると同時に、牛乳や小麦製品などは出来るだけ止めるか本当に良質なものを少量与えるようにする事も大事です。 遺伝子組み換え食品、添加物、農薬類の入っていない本物に切り替えないと治りません。
やさい村のお客様でも、食事改善で難病や酷いアトピーやアレルギーを完治させた方々が沢山いらっしゃいます。まさに医食同源だと思います。
さて、晩秋はいよいよ冬を乗り越えていく陽性な身体をつくる準備の時期となりますので、陽性な食材、陽性化出来る調理法などの知恵をしっかり学んでおく事、そしてそれを実践的に駆使出来る知恵ある自分を磨いて行きたいものですね。
呼吸に関するブッダの教えについては前号までの何回かでご紹介させて頂きましたが、最近知人が送ってくれた「はじめての気功」という本の中にとても分かりやすく呼吸について書かれた箇所がありましたのでそこから抜粋して今回はご紹介したいと思います。
息を吐いたら息を吸う
眠りの深さは、呼吸の深さでもあります。
ゆったり深い息をしていると、自ずと眠りも深くなり、心身の疲れがすーっと抜けていきます。
呼吸は体力の源でもあります。
私たちは呼吸によって細胞が使える形のエネルギーを作っているので、息が深くなると、基礎的なエネルギー量が増えて、活力があふれスタミナがついていきます。
食べ物は数日食べなくても大丈夫ですが、呼吸は数分が限度です。
それだけ生命や体力に直結しているのに、普段はあまり気遣うことがありません。
「息を吐き、息を吸う」。
この能力の尊さに気づき、磨き、高めることが、心身の能力の幅を広げます。
ちまたには多くの呼吸法がありますが、意識的に呼吸をコントロールすることには良し悪しがあり、中には危険を伴うものもあります。
呼吸は健康の基盤、生命の基本のリズムにそって呼吸の能力を自然に伸ばしていきましょう。
完全呼吸
楽に息を吐いて
自然に、気持ちよく息を吸ってみましょう。
お腹にもう一息吸って、
さらにもう一息、肩を上げて胸を膨らませて。
吐いてください。
この「ふーっ」と吐くことがないと大変ですが、大きく吸えば、吐こうと思わなくても吐いてしまいますし、大きく息を吐けば、自然に大きな息が入ってきます。
この呼吸は腹式も胸式も使っているので、「胸腹式呼吸」あるいは「完全呼吸」と呼ばれています。
全ての呼吸能力を使って息を吸ったからこそ、吐く息で大きなゆるみがあり、吐いた後にはすーっと大きな息が入って来て、体の全部の空気が入れ替わってリフレッシュしたような気分で、とてもスッキリします。
(大友)
〜 つづく 〜
今年の夏は本当に暑かったですね~
ついに日中40度に達したこの暑さは本当に尋常じゃなく、まさに命に関わる危険な暑さでした。
この毎年続く暑さと災害はこのままでは終わらないでしょうね。
このまま行くと地球はさらにヤバい事になりますよ。
まさに一刻の猶予もなく世界中の人々皆んなで木を植えなければならないそんな時期に爆弾やミサイルをこれでもかと爆発させて人の命を奪い、自然の命や生態系を破壊し続けているなんてまさに気狂い沙汰です。
地球が丸い一つの星である事も知らなかった中世ではないんですから、少なくとも一国のリーダーたる者、この地球時代において地球環境や持続可能な社会を考えない人物はもはやリーダーには費しないと思います。
ロシアのウクライナ侵略戦争が始まって、今や時代が逆行を始めたかのような状況が起こりつつあります。
例えば世界中の国の軍備拡張や原発の再稼働、エネルギー危機、二分する世界から第三次世界大戦勃発への危機。
様々な混乱が予想はされますが、今こそ地球を宇宙から見つめるような広い視野から私達は見つめ、地球が未來の子供達や子孫たちが自然環境に恵まれ愛と安らぎに満ちた平和な日々を送る事が出来るような地球を作るべく努力しなければならない時が来ているのだと思います。
それから、今は一国のリーダー達の全てではないでしょうがまだまだ多くのリーダー達は利権集団の手先でしょう。
市民の税金を貪る日本の政治家の堕落ぶりには目も当てられませんが、こんな連中は一掃されるべきです。
これからは、本当の地球生命の守り手としての真のリーダーが必要とされます。
そしてその真のリーダーとなる人は、一人一人の市民であるあなたや、あなたの子供さん達になるでしょう。
自らを高め、しっかりとした子育てがこれからの未来を作ることを肝に銘じたいと思いますね。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
かぼちゃの原産地は南北アメリカ。
日本には16世紀にカンボジア経由のポルトガル船によってもたらされたがその船がカンボジアで入手した事からカンボジア瓜と呼ばれ、なまってかぼちゃになったと言われている。
走りは9月~10月半ば、盛りは10月半ば~11月半ば、そして名残りは12月いっぱいとなる。
ただ収穫は夏の終わりから秋口に収穫して、1〜2か月位保管して追熟させて出荷されるものが通常である。
冬至にかぼちゃを食べると風邪を引かないなどの習慣が残っている。
走りは水分が多く、甘味は少なく淡白で、名残りは水分が切れて糖化してぽっくりと甘くなる。
ミネラルやビタミンなど栄養豊富な野菜である。
料理は煮る、蒸す、焼く、炒める、揚げる、など自由自在。
煮物、スープ、天ぷら、コロッケ、ガレット、コリンキーなど品種に寄っては糠漬けにも美味しい。
昔からその滋養に注目されていて、食養では、かぼちゃと小豆を砂糖を使わず煮込んだものを「小豆かぼちゃ」と呼んで陽性な腎臓の病気の薬食としている。
また、かぼちゃの種も乾燥させて南瓜仁(なんかにん)として生薬に使われる。胃腸を温め、食欲不振に効果があり、また虫下しとしても使われている。
実は9月のかぼちゃはまだ走り、その走り独特の味わいを楽しむ食べ方があって、先ずかぼちゃを胴体の真ん中を横から輪切りにして、上下の味わいを味わってみるという食べ方、上半分は十分に成長しているので成熟した味わい、下半分は未だ成長中なので若々しい味わいを楽しむ事が出来るし、上下で調理を変えてもいい。
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
KOVALウイスキーは世界中で50以上の受賞歴を誇り、オーガニック原料のみを独自の製造方法で作る事で従来の熟成という概念を打ち破ったウイスキー。
ミレット、ライ、バーボン、フォーグレンの4種共に受賞歴を持ち、世界中にファンを持つ。
それぞれに素晴らしい個性があるので、正直どれか一つに絞る事が難しい。
近年人気の高いハイボールにすれば香りが広がり、格段とリッチな味わい。
時間をかけてウイスキーを楽しみたい人にはオンザロックがオススメ。
大粒の氷が徐々に解けていくにつれ徐々に変化する味や香りが楽しめます。
食事でハイボールを楽しみ、家族が寝静まった後のひと時に、一人で映画観賞や音楽を聴きながらなど、思いを馳せながらウイスキーを嗜んでみてはいかがでしょうか。
ラベルデザインも綺麗なのでプレゼントにも喜ばれます。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
9月になると、農園は冬の準備が本格化してきます。
同時に端境期の足音が遠くからやって来るようです。
今年も激うまの白菜が元気に芽吹き、レタスや他アブラナの種も撒きました。
キャベツやブロッコリーの苗も植わり始めています。
収穫の方は、トマトや玉ねぎが完売し、
奇跡的に長期収穫しているキュウリも9月まではさすがに保たないか・・・
収穫の中心はモロヘイヤや空芯菜といった夏の葉っぱになりそうです。
少量ずつピーマンやオクラや万願寺が取れてくれるというイメージです。
秋茄子は・・・8ホシテントウに攻撃されまくり、どこまで回復してくれるか、
今は耐えている感じに見えます。
オクラ、モロヘイヤといった粘りのアフリカ野菜勢にあやかって、
なんとか収穫をねばる9月の吉田農園になりそうです。
ジャガイモ/空芯菜/モロヘイヤ/大葉/オクラ/ピーマン/万願寺/式部草/青ゆず
※状況により変更になる場合があります。
有機白醤油に大分県産有機椎茸など、シンプルなだしを合わせた、だし入り調味料。
厳選素材の天然だしをたっぷり使い、化学調味料はもちろんエキス類(かつおエキス、昆布エキス、酵母エキス)も使いません。
15倍濃縮なので少量でだしの効いたお料理が簡単に作れます。
料亭のような出汁巻き卵やうどん、和風パスタやビネガーやオイルと合わせて和風カルパッチョ、お肉の下味に使っても美味しく頂けます。
是非!
(新野)
● 1本(360ml)・・・1,220円(税込)
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第27回『 米か、蜻蛉か 』
喜ばしい報告ではありませんが、千葉へ移り住んで2年目の今年の稲作はどうやら失敗に終わりそうです。
年始から取り組んだ手作業での田作りがなかなか思う様に進まなかった事が影響して、育苗、草取り、田植えと大事な作業が全て後手に回ってしまいました。
6月中旬の田植えを予定して播種しましたが、実際に田植えを出来たのが7月後半でしたので、田圃での稲の生育期間を一ケ月以上逃した事になります。
辛うじて7月前半に植えられた少量の農林22号は遅れながらも何とか育っていますが、残りの農林22号と他の品種は田圃にびっしり生えた小菜葱(コナギ)に埋没してしまいました。
とにかく植えられるだけ植えようと水草を掻き分けながら2反(約20a)の面積に定植しましたが、完全な徒労に終わりました。
最終手段として田植え直前にトラクターを借りて数日で整地をすれば、或る程度の収穫は望める状態にできたかもしれませんが、機械を入れれば去年から繋がっている田圃の生き物達の営みを断ち切ってしまう事をどうしても許せず、現在の状況に至りました。
先ずは何としても米を、野菜を収穫しなければ生活していけないのが農家や百姓である人間です。
だから機械を使えばいいじゃないか、農薬や化学肥料を撒けばいいじゃないか、と言うのが大半の意見であり常識です。
それを思い留まったり悩んだりする必要なんて全くない問題なのです。
しかし私はその考えを受け入れたくはありません。
地元は稲作で有名な地域ですが、周囲にある何千ヘクタールもの広大な田圃に輝く稲穂の上を、たった1匹の蜻蛉(トンボ)すら飛んでいない光景を見ると、これが日本の農業なら農業なんて日本から無くなってしまえばいいとさえ思います。
きっと自分の田圃で生まれ育ったであろう蜻蛉達が、空を仲良く飛び交っている姿の愛おしさを、どれだけの人に分かって貰えるでしょうか。
勿論、これまでに得た教訓を活かしつつ、私一人の知恵と能力では補いきれない部分は機械の力を借りなければなりません。
できる限り命を傷付けないと云う意味では、人力の作業であっても同じ心掛けが必要です。
先ずは目の前に存在する命への眼差しを常に持ち続け、色々な生き物の楽園でありながら、人間が生活をしていけるだけの恩恵を受けられる田圃や畑を作るために、過去の経験と今回の失敗を糧にして来期に挑もうと思います。
(稲田)
いよいよ9月を迎えてやっと朝晩は多少過ごしやすくはなったもののまだまだ日中は30度を越す暑さが続いています。
9月といえば、いよいよ台風シーズンでもありますが、残暑、台風、そして朝晩の冷え、そして乾燥といった気温や乾湿の変化の目まぐるしい初秋は本当に体調管理には繊細な対応が必要な季節で、風邪を引きやすい季節でもあるので気をつけましょう。
東洋医学では秋を大きく二つに分け、初秋を「温燥」、晩秋を「涼燥」と分けて考えます。
9月はまだ夏の暑邪の熱が残る中に大陸から乾燥した高気圧が張り出して来るので暑気と乾燥が始まり、喉や肺、気管支など呼吸器を痛めやすい時期になります。
また、朝晩で気温差があるので、食べる物や着る物を考えないと、冷えでも風邪などひきやすくなるのです。
外出時には場所に寄ってはクーラーの効きすぎている場所などもあるので薄い上着やショールなどを持ち歩く事も必要な場合もありますからね。
食養的には、残暑中には体内に蓄熱された過剰な熱を適度に発散させる為にカリウムの多い夏野菜に適度な塩気を加えて食べたり、糠漬けや塩漬けなどで生野菜を食べて、体温を調節して行きます。
一方ではこれからの晩秋から冬に向かう寒さに負けない陽性な身体を作っていかなくてはならない準備段階に入って行く時期でもありますので、特に身体が冷えていると感じている人や身体が虚弱な人などは、前号でも書きましたが秋が深まり気温が下がるなどの変化によってご飯(お米)の比重を徐々に増やして行ったり、煮物、焼き物、炒め物などの加熱した物を増やすなどして季節に対応してください。
そして秋は早起きと運動がとても効果的です。
朝は気温も低くて快適、その朝の時間を早起きして散歩して、太極拳やヨガなどの運動をして、体調を整えていきましょう。
食・息の息に関するお話しをして来ました。
今回引用させて頂いたのはブッダ直伝の瞑想法が記された「アナパーナサティ・スートラ」の訳書「呼吸による癒し」春秋社からでした。
既にこのような呼吸に気づいて実践されている方には釈迦に説法ですが、多くの方は呼吸は休まずしているものの、深い呼吸に関する知識や実践をしている人は意外と少ないのではないかと思います。
しかし、呼吸は本当に奥が深いと思います。
現在僕が個人的に呼吸に関してやっている事は歌を歌う事と太極拳ですが、そういえばうちの家系は禅宗で小さい頃から般若心経など多くのお経の読経をしていた事や、自分自身が子供の頃から喘息で死にかけたり散々苦しんだ事も呼吸に気づくきっかけになったのかもしれませんが、深い腹式呼吸をやってみたいという思いが以前からあって、太極拳と出会った事は自分にとってとてもラッキーな出会いでした。
僕が太極拳と出会い、是非やってみたいと感じたのは1979年から80年に掛けて約11か月かけて歩いて日本を縦断した「生存への行進」をしていた時の事、確か終わり近くの沖縄辺りで太極拳をやっている人が行進団に加わって来てしばらく共に歩いたのですが、朝起きると彼が朝の静寂の中で毎朝太極拳をしていました。
私たちは毎日大体25キロ位を歩いていましたので毎日泊まる場所も変わります。
大概が自然豊かな中での野営が多かったので、日々変わる自然の中で毎日彼の静かな動きを見ながら深い感動を覚え、行進が終わったら少し腰を据えてちゃんと学んでみたいものだなと考えていたのです。
太極拳は、呼吸と運動が一緒になっています。
そしてその呼吸と動作の中に没入することから、日常意識から更に深い意識に入っていくことが出来る、これは素晴らしいものだなと思いました。
(大友)
〜 つづく 〜
こんにちは、いよいよ本来の梅雨明けでこれから夏本番ですね。
熱中症対策としてしっかり「海の素」をご活用くださいませ。
毎日炊くご飯やお味噌汁、スープなどに入れるだけではなく、水分補給の時にも海の素を1合当たり2〜3滴垂らして飲むだけで、汗と共に体内から失われて行く微量ミネラルを補給する事が出来ます。
ミネラル不足になると酵素活動が停滞し、代謝機能が落ちるのでダルい、元気が出ない、眠い、寝ても回復しない、疲れやすい、疲労感が抜けないなどなどの症状がなかなか取れません。
そんな場合には、是非「海の素」をお試しください。
そんな方には「海の素」入りの水にレモン、スダチなどの柑橘系の絞り汁やクエン酸系の梅酢などを加えたマイドリンクを持ち歩く事をおすすめします。
さて、新型コロナウイルスの感染拡大が広がっていますので、熱中症対策プラスコロナ対策でしょうか。
何回ワクチンを打っても罹る人は罹ってしまうのは事実ですし、ワクチン後遺症や未来にどんな悪影響が出るのかは未だ未知数です。
未だなかなか厳しそうな今年の夏ですが、ぬか漬けや、味噌、醤油、納豆、甘酒、うふふの素などの発酵食品で腸内を満たしてて善玉菌で常日頃、体内をパワフルにしてウイルスを無力化出来る元気な身体を作っておきましょう。
新聞で取り上げられた途端に、メディアから抹殺されてしまった「柿渋」のコロナウイルスに対する有効性も奈良医大の研究発表でも明らかになっています。
話は変わりますが、安倍元首相の国葬の話が出ていますが、彼の在任中の間それほどの仕事をしたのでしょうか?
アベノミックスで国民の生活は全く良くはなっていないし、むしろ経済が落ち込んだだけではなく、日本では貧富の差が激しくなり、またモリカケ問題、桜を見る会、統一協会を始めとした宗教団体と自民の問題など、暗黒な案件をこの国葬でそのまま祭り上げて一気に闇に葬ろうと誰かが画策しているに違いないと思ってしまいます。
日本がオープンでちゃんとした民主主義と、不正の無い選挙と、男女の平等、未来の子供達への学業を始め必要な支援が行われ平和の道を歩いていけるよう心から祈り、そのような日本を未来の子供達に手渡して行きたいと思います。
不条理な被害を受け続けているウクライナの人々の上に、そしてこの地球上すべての場所において一日も早い平和を、そしてすべての生きとし生けるものの平和と平安を祈ります!
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
原産地はインド。日本には7世紀頃伝わったとされている。
走りは7月、盛りが8月、そして名残りが9月。
走りの時期は水分が多く、皮は薄くて柔らかく、味わいは淡白。
名残りになって来ると水分が減り、皮が張って、なすらしい風味が増してくる。
いわば、夏野菜の代表格の野菜で、気候的には最も暑くなる頃出て来て、色的にも紫色という最も陰性な色という事もあり、陰性の強い野菜である。
多く食すると身体を冷やす。
しかし逆にこの性質を利用してのぼせた時に食べさせてのぼせた時の薬として使われたり、またナスのヘタの黒焼きと塩を混ぜて歯磨きにしたり、切り傷や軽い火傷の治療などにも使われた。
同じナスでも日本列島北側では丸ナス(陽)が多く、南側では長いナス(陰)が多いのも陰陽がわかりやすい。
癖のない味わいと、加熱するとトロッと柔らかくなって、油との相性も抜群で多くの料理に使われている。
調理する時に覚えておくと良いのはその切り方で、走りの水分の多い時は縦切り、名残りの水分が減って皮が張ってくる時期は輪切りにすると旨さが増す。
茄子焼き、煮浸し、天ぷら、マリネ、ステーキ、ぬか漬け、カレー、汁の実、炒めもの、煮物、一夜漬けなどなど。
真夏日の日のナス料理には舌鼓を打つが、この陰性の強いナスを食べる時には陽性化して食べることを忘れてはいけない。
塩、味噌、醤油、などの陽性化出来るものを使ったり、油を使う、火は強火にするなどの陽性化して中庸化する方法を駆使して美味しく頂きましょう!
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
肌が焼けるような日差しが降り注ぐ今日この頃、皆様どうお過ごしでしょうか。
汗水流して乾ききった喉に至福のビールを。
エチゴビールから季節限定、夏のビールとして販売するサムタイムブルース。
アメリカンスタイルのホワイトビール。
エール酵母を使用し小麦麦芽を主原料に仕込み、ホップの香りを楽しめる、アメリカでは定番の夏ビールとして定着しています。
日本では女性人気が高いように感じます。
サクッと軽くいっぱい飲みたい人、普段あまりビールを飲まない人にもおすすめ。
また、パッケージの白熊の黒サングラスに黒ハットといういでたちが映画好きな心をくすぐります。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
盛暑の時期に突入です。
いやはや梅雨は短く、変な雨が降ったり、人間はビックリしていますが、
裸で傘もささずに畑に立っている植物にとっては、もっとびっくりしたことでしょう。
畑ではいよいよトマトがどっさり取れ始め、ナスもピーマンも順調で、
そろそろモロヘイヤや空芯菜も出荷できるかな〜という感じです。
おそらく7月終盤には「出荷できるかな〜?」ではなく、
「生えすぎて収穫間に合いません!」くらいになっているかもしれませんね。
忙しい夏です。
草との戦い&収穫はしっかりと進めていきます。
トマト類/キュウリ/空芯菜/大葉/ナス/モロヘイヤ/ピーマン/ジャガイモ/タマネギ/バジル/枝豆(7月いっぱい)
※状況により変更になる場合があります。
赤ワインの10倍のポリフェノール!
柿渋は古くから「血をきれいする」「中風によい」と言われ、民間薬として飲み継がれてきました。
多くの病気の原因である<悪玉活性酸素>を抑えてくれるポリフェノールが豊富に含まれているのです。
■悪玉コレステロールを退治する
■脂肪酸化を防ぐ
■血液を浄化する
■余分な活性酸素を抑える
■血糖値の上昇を抑える
■細菌やウイルスの繁殖を防ぐ
と言われ、2020年には奈良県立医科大学の研究で柿渋が新型コロナウイルスを無害化させると世界で初めて発表しました。
そのまま飲むほか、歯ブラシつけブラッシングや、飴やガムに混ぜ口に含む事でウイルスを予防する可能性があるとの事です。(新野)
● 1本(300ml)・・・2,376円(税込)〜
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第26回『 蜻蛉(トンボ)包囲網!? 』
田圃は冬の間も常に水を張ったままの「冬期湛水」を行なって初めての夏を迎えました。
実はこの通信の記事を書いている時点(7月後半)で漸く田植えが終わろうかという状況です。
昨年、木更津へ移住をして一年目の田植えが6月末から7月初め、今期は6月半ばを目標にしていましたが圃場整備が追い付かず、予定よりも約1ヶ月の遅れです。
果たして今年は何とか収穫を迎える事ができるのでしょうか!?
それはさて措き、今、圃場で最も多い蜻蛉は夏前に一斉に羽化した塩辛蜻蛉(シオカラトンボ)です。
日中は常に40〜50匹が飛び交っています。
蜻蛉の中でも縄張り意識が高い種だそうで、外から銀ヤンマが飛んで来れば追い出そうとしたり、猩猩蜻蛉(ショウジョウトンボ)が産卵をしようとすると邪魔をしたりもします。
私が初めて見た時にとても驚いた事といえば、黄色い塩辛蜻蛉の雌が水面近くで産卵をしている間、雄は雌の後ろをホバリングしながら付いて飛び、他の雄から雌を守っていたのです。
何とも健気で微笑ましいですね。
そんな塩辛蜻蛉ですが、最近、不思議な行動を執るようになりました。
田圃で私の姿を見付けるなり近くへ寄って来るのです。
田の中で草取りをしていたり、ただ畦を歩いていたりするだけで、いつも20匹前後の雄に囲まれます。
「私の事を仲間として認めてくれたのかなぁ」なんて呑気な事を思っていたのですが、よく観察してみるとどうやら「餌」を食べている様なのです。
私の圃場では草を綺麗サッパリには刈らず、生き物の居場所や棲処をできるだけ奪わない様に、草刈りを最小限に抑える事を意識しています。
又、農薬や除草剤は全く撒きませんので、草の陰や裏側に小さな虫達が無数に潜んでいます。
ですから私が田の草取りをしたり畦を歩いたりすると、周囲の草々から沢山の虫が跳ね上がるので、蜻蛉達はそれを「補食」するために集まって来るのでした。
私が作業の手を止めて一息着くと、蜻蛉達も近くの葉や枝に停まって羽を休めながら、こちらの様子をジッと伺います。
そして私がまた動き出すと蜻蛉達も周囲を飛び始めるという何とも面白い光景です。
手を伸ばせば届く程に近くに停まって私が動き出すのを待っている蜻蛉を見ていると、「休んでいないで働いてくれよ」と言われている気さえしてきます。
きっと蜻蛉も自分達に餌を齎してくれる存在として認識しているのでしょうから、そういう意味では仲間として認めてくれているのかも知れませんね。
毎日、田圃を訪れる中で、日を追うごとに生き物達との距離が少しずつ近付いている感覚があります。
虫や草花への眼差しを忘れずに、彼等ともっともっと親しい関係になっていけたらなと思っています。
(稲田)
今年の梅雨明けは早かったですが、その後またまた梅雨が戻り、多分通信8月号が出た頃から本格的な真夏日が始まりそうですね。
さて、前号でも梅雨期から夏の注意で「湿邪」と「暑邪」についてと「心」のケアについて書きました。
東洋医学の言葉で「補陰養心」という言葉がありますが、昔から夏場は暑さによって身体の「陰」が失われて行くのでこの失われて行く「陰」を適度に補って「心」の働きを養って行く事が重要だと考えられ、それに従ってケアや治療が行われて来ています。
ここで言われている陰とは身体の潤いや水分など体にとって必要不可欠な陰を意味しています。
ちょうど暑い時期に出て来る夏野菜には陰性なカリウムの多い、水気の多い野菜が多く、これらの野菜を適度に塩、味噌、醤油などの塩気を加えたり加熱して多少陽性化して食べることが、健康な身体を保つ知恵になります。
生野菜や果物や冷たく甘いものの食べすぎや水の飲み過ぎは血を薄くしたり塩気不足で夏バテを起こしますので、「海の素」や適度な塩気(やさい村で売っている本物の自然海塩)を加える事を忘れ無いでくださいね。
それから、暑いからと言って麺ばかり食べてもいけません、最低でも一日一食は未精白(玄米、五分、七分搗き米)のお米を食べて頂きたいと思います。
万が一熱中症などにかかった場合にはまずは日陰で風通しの良いところに寝かせて、豆腐が手に入れば「豆腐パスター」を行います。
豆腐パスターは、豆腐を水切りして適度な大きさと厚さに切ってガーゼなどで包み額の上に置きます。
(コロナに罹って40度近い高熱が出た時でも熱を下げるのには有効だと思います。)
氷枕とかと違い、カリウムの多い豆腐の陰性が熱の陽性を吸い取るので表面だけではなく芯から熱を吸い取ります。
屋外に居る場合など豆腐が手に入らない場合には、周りに生えている野草や雑草を頭の下と額に乗せるだけでも多少とも効果はあります。
後は頭寒足熱の反対ですが、夏は頭に血が昇って足が冷える人も多くなります。
このような場合には足の「手技」が有効です。
足首や足全体を揉んでほぐして血行を良くし、溜まっている老廃物を出して全身の血の巡りを良くする方法ですが足などの手技については、手技療法の講座を月一で行っていますので、是非実際に実地で覚えてください。
知っていると家族やパートナーにもしてあげられるし、お互いにやり合う事も出来てとても役立ちます。
では夏を元気にお過ごしください!
「 梅雨期の注意と食養と手当て 」
憂鬱になったり混乱したり堂々巡りしたりとその度に心は今回はブッダの解くアーナーパーナサティ・スートラ(出息入息に関する気づきの経)の第四の考察(智慧に関する組)の4つを皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。
13.)「無常であることに意識を集中させながら息を吸おう。無常であることに意識を集中させながら息を吐こう」と訓練する。
14.)「色あせていくことに意識を集中させながら息を吸おう。色あせていくことに意識を集中させながら息を吐こう」と訓練する。
15.)「消滅に意識を集中させながら息を吸おう。消滅に意識を集中させながら息を吐こう」と訓練する。
16.)「手放すことに意識を集中させながら息を吸おう。手放すことに意識を集中させながら息を吐こう」と訓練する。
あれっ、今までの呼吸法ではなく、無常とか、色あせるとか、消滅とか、手放すとかかなり観念的な訓練が出て来ました。
この第四の四考察(智慧に関する組)とは今までの12の呼吸法の訓練の上に初めて成り立つ意識の有り方というか総集編のような四考察ですね。
ここにはブッダが到達した地平から伝えられているまさに智慧によるアドバイスが書かれている大事なところですね。
さて、今回僕が抜粋させて頂いた「呼吸による癒し」という本には、このように書かれています。
〜 十六のステップの究極的な源泉は呼吸です。
法玄禅師は全宇宙は呼吸だと言いました。
本気で呼吸に注意を向けるならば、呼吸はあなたをその無垢の源泉へと連れて行ってくれます。
あなたはそれを仏性、涅槃、不死、、、なんとでも好きなように呼ぶことができます。
それにつける名前のすべては人間のこしらえたものです。
しかし、それが指し示すものは、私たちが知る最も深い真実なのです。〜
(大友)
〜 つづく 〜
皆さまこんにちは!毎日鬱陶しい日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
梅雨ですし、ロシアの一方的なウクライナ軍事侵攻での悲惨な戦争も続いていますし、コロナ禍でもあって、私の周りでも体調を崩す人が多いので、皆さまも体調にどうぞ気をつけてお過ごしください。
梅雨期から夏の健康管理に関しては前号と今号の健康講座を参照して是非参考にご自身の健康管理にお役立てください。
いよいよ夏を迎えるにあたり、政府もマスクを外すように勧告を始めました。
もともと、マスク効果はほとんどないという医師や専門家も沢山いて、言われてはいたのですが、熱中症で児童などがバタバタ倒れる前にそうした勧告が出たのは良かったと思います。
やさい村のお客様方は既にご存知でお使いの方も多いのですが、汗をかきやすい季節には特に海のミネラルの濃縮液である「海の素」は必須の必需品となりますので、ご飯を炊く時や、補給する水分の中に数滴(ご飯は1合当たり3〜4滴、水分は1合当たり2滴前後を目安に)使われると汗と共に体外に排出されてしまうミネラルの補給がされ、夏バテしにくく、ミネラルは体内の酵素活動を活発にしてくれるので、元気に過ごせますよ!
ぬか漬けや三五八漬け、塩麹漬けなど発酵食品や味噌、醤油や梅干し、ミネラルたっぷりの天然海塩も適塩に摂りましょう。
塩抜け状態では倒れてしまうので気をつけてください。
個人の健康はこうした知識や知恵と努力で守る事ができるのですが独裁国家の軍事侵攻といった問題はなかなか難しい問題です。
日本もかつては大日本帝国を掲げた軍国主義の国であり、実際大陸や東南アジアに軍事侵攻をし360万人以上の方が亡くなり、その何倍もの人々を殺戮した歴史がありました。
今また今回のロシアのウクライナへの軍事侵攻を目の当たりにし、また地政学的にロシアや、北朝鮮や、中国などの国と国境を接する中で、俄かに国防問題が重要課題として浮上して来ています。
私たちは自分たちの健康を自分の知恵や努力で管理しているように、自分たちの社会も「健全で健康な社会」を作って行かなければなりません。それこそが未来を担うすべての子供達に残して行く未来への希望だと思います。
時間はかかるかもしれませんが、自分たちの住む場所を健康な社会にする事、自分たちの住むこの地球という星を平和で愛ある世界に育てる事は私たちすべての大人たちの重大な責務なのです。
末筆ながら、ウクライナに平和を!一日も早い平和を!と心からお祈りいたします。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
7月ともなれば、夏野菜が百花繚乱の季節となります。
ざっとあげれば、ピーマン、生姜、さやいんげん、きゅうり、ズッキーニ、オクラ、枝豆、とうもろこし、ニンニク、アボカドいろいろあって迷いますが、今回はやさい村で売っている生姜にスポットを当ててみます。
知る人ぞ知るやさい村の大人気商品の「生姜」は品種は「土佐一」と呼ばれる在来種で、高知の「空の下」さんから送られてくる無農薬・無化学肥料の自然栽培のもので、そのエキス分の濃さや味の美味しさ、また手当て法などに使った時の効き目のパワーの強さは他に類を見ない超一級品です。
もともと生姜の原産地は熱帯アジア、6月が走り、7月が盛り、8月が名残りとなり、初夏~夏の新生姜は繊維が柔らかく水分が豊富で辛味が爽やか。
ひねしょうがと呼ばれるものは収穫後貯蔵室で塾生させたもので秋口から登場し一年中出回り、繊維が密で硬くなって、色が濃く、辛味が強い。
7月のオススメは新生姜で作る自家製のガリでしょう。これとか醤油漬けを作っておけば夏バテ防止と食欲不振時の特効薬となる事間違いないです。
生姜は漢方薬としても重宝されますが、血管を広げて血液の循環を促し、血行を促進させて身体を温めたり、また夏には身体を冷やして暑気払いをしてくれ、殺菌作用や免疫力をアップさせてくれます。
特に夏には、薬味として大活躍、またカツオやアジ、イカなどの魚の毒消しとしても使います。
調理には、香り、こく出し、くさみ消し、薬味の目的で使われ、千切り、みじん切り、すりおろし、うす切りなどと用途によって多様な切り方で使われます。
すりおろしや絞った生姜汁は生で使うと辛味に、火を入れるとこくに変わり味がしまります。
また、皮も30分ほど水にさらしてからゆっくり煮出しておいて、野菜炒めや煮物に使うと味が深くなる事も覚えておこう。捨ててはいけません。
お客様からよく保存の仕方を聞かれますが、夏の間は微かに水気を含んだ新聞紙などに包んでジップロックなどに入れて冷蔵庫の野菜室に入れて冷蔵保存、夏以外の季節は湿り気を持たせた新聞紙やキッチンペーパーなどに包んで常温保存します。
とにかくやさい村の生姜は一度食べたらもう他の物は使えないほど美味しいのでまだ買った事の無い人は是非食べてくださいね。特に貧血、冷え性、低体温なんかの人はお米をしっかり食べることと、生姜を料理に使ったら良いですよ。
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
もう7月、夏ですね。
厳しい日差しが続く日中、今日一日暑さを耐え抜いた体に特別な夏のお酒。
水と緑の自然豊かな島根県松江の李白酒造。
出雲神話に出てくる酒造りの伝統、地方の食文化を後世に継承し、
世界で愛される芳醇でまろやかな一杯を醸しつづけています。
そんな李白酒造の人気商品「やまたのおろち」の夏バージョン。
やまたのおろち(生)を夏の気候に合わせ、よりおいしくお楽しみいただけるよう、
特別囲い(-5℃貯蔵)し、夏限定出荷。
暑い日でも爽やかにお召し上がりいただけます。
フレッシュな味わいでシャープ。辛口でいて爽やかな香り。
飲む前にはしっかり冷やしてからお飲みください。
折角の夏なんで夏酒と美味しい料理を是非。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
いよいよ収穫期の本番に差し掛かってきております。
現在の収穫はジャガイモ,タマネギ,花ズッキーニ,インゲン,キュウリ,枝豆です。
初夏の果菜は
① 豆と瓜に始まり
② ナス科が続き、
③ ピーマン・空芯菜等唐辛子属と葉っぱへと移ります。
梅雨は丁度①と②の間に当たります。
梅雨寒から一気に蒸し暑さがやってきて、この後雨はどうなりますやら。
畑としては、ちゃんと梅雨が来るのも大切なので、ある程度の雨は受け入れないといけません。
そうでないと、ビールが進みすぎて、枝豆があっという間に無くなります。
嬉しさと心配半々の吉田農園でした。
インゲン/ズッキーニ/ジャガイモ/枝豆/タマネギ/キュウリ/タイム/バジル/大葉/イタリアンパセリ/(トマト)(ナス)
※状況により変更になる場合があります。
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第25回『 改めて、子供達の心と体のために 』
皆さんの中には誰一人として子供達の健康を願わない人なんていないと思います。
自分の子供、他人の子供に限らず、みんなが元気で健やかに育ち、将来、愛する人と出会ったらその相手との間に元気で健康な子供を産んで欲しいと願っている筈です。
しかし、ただ願っているだけではその願いも叶わなくなってしまっているのが、私達大人が作り上げてしまったこの現代社会なのだという事を、果たして自覚しているでしょうか。
いつでも無邪気に笑い、はしゃぐ子供達の姿を見る度に私が思う事は「こんな世の中にしてしまってごめんね」です。
食べさせる物は農薬・化学肥料・保存料・食品添加物・遺伝子組み換え食物だらけ、街のあちこちに除草剤や殺虫剤を撒き、家の外では有無を言わさずマスクをさせ、何処へ行っても殺菌アルコール消毒・・・。
余りにも不自然で異常な日常生活が、何も知らない子供達にとっては「当たり前」。
その当たり前が花粉症や食品アレルギー、アトピー、自閉症や発達障害等の一つの要因にもなっている現状を考えると、私は子供達に謝っても謝り切れません。
もし本当に心から子供達の心と体の健康を願うなら、時間が無いとか、簡単だからという様な大人の事情で子供達に食べさせているコンビニの食料品や飲料、ファミレス、ファーストフード、冷凍食品、スーパーの惣菜・・・等の利用を控える必要があります。
それらの食材にどれだけ大量の「子供達の将来の不健康」に直結している物が含まれているかを知ったなら、それが子供達の口に入る事をできるだけ避けなければなりません。
原材料表示に「コーンスターチ」や清涼飲料の殆どに使われる「果糖ぶどう糖液糖」が表記されていればほぼ100%遺伝子組み換えトウモロコシが原料です。
又、大手製油企業の菜種油の菜種も遺伝子組み換えですので、それらトウモロコシや菜種の栽培には大量の農薬や化学肥料が使われています。
ですから子供達の健康を害するだけではなく、栽培地域の自然環境も広範囲に汚しています。
「アミノ酸等」と表記してあれば化学調味料ですし、緑茶によくみられる「ビタミンC」はすぐに頭に浮かぶ果物のビタミンCではなくL-アスコルビン酸という酸化防止剤です。
日本を代表する生産品である緑茶が、海外の残留農薬基準を超えてしまうために輸出できないという事実を、私達日本人はなかなか知りません。
あらゆる農作物において日本は世界トップクラス(悪い意味で)の農薬使用国ですし、残留農薬の基準や遺伝子組み換え作物の受け入れを年々緩和していて、行政には子供達の健康や地球環境を守ろうという気持ちも姿勢もみられないのが現状です。
だからこそ私達一人一人が事実を知り、判断をして、できる限り最善の行動をしなければなりません。
「それを気にしていたら食べられる物が何もないじゃないか!」と言われてしまいますが、正にその通り「安心して食べられる物がない時代」に私達自身がしてしまったのです。
この言い逃れる事ができない事実を素直に反省して、子供達の心と体の健康のため、自然環境のために、毎日の食材選びに少しでも意識を向けて頂きたいと、心から願っています。
(稲田)
この文章を書いている時期は雨続きでスッキリしない天気が続き、まさに梅雨真っ只中です。
ここ関東では大体6月前半から梅雨入りして大体7月の20日前後に梅雨明けしますが、この梅雨を挟んで極端に天気も変わり、私たちの体調も変わります。
前号にも書きましたが、梅雨時期に気をつけたいのが「湿邪」対策で、気候は雨が降り続き、湿気が多く、気温が上がらず体内の水分の代謝が悪くなり身体が冷えやすい時期。
胃腸や脾臓に要注意。お腹が冷えないように食べる物や食べ方、調理には注意が必要です。
こんな時期は、お米を主食に、玄米にはこだわらず分搗米を中心に旬の野菜を適塩で調理して食べること。
また梅干しや梅酢などクエン酸を使ったり、切り干し大根などの乾燥野菜なども良い事などを紹介しました。
また、この時期の水分代謝を高めるために利尿効果の高いマコモ茶もとても有効で、マコモ茶を常飲するなら焦げ茶色に焙煎(陽性化)されているものがこの時期は特にオススメです。
7月の中盤から20日前後、いよいよ梅雨明けとなりますと途端に暑い日差しがジリジリと照りつける夏本番となりますがそうなりますと今度は「暑邪」と呼ばれる暑さ対策が必要となって来ます。
身体も熱がこもりますので、こうした時期にはきゅうりやズッキーニなどの季節の瓜類やトマトやナスなどカリウムを多く含む野菜類を摂って身体の中の過剰な熱を冷やして体外に放出させる必要があるのですが、この時に大事なのは自然海塩などのちゃんとミネラルを豊富に含んだ天然塩を使ってちゃんとバランスを取って作られた料理を食べて体調を整える事です。
水のガブ飲みや、アイスの食べ過ぎはもってのほかで、水分補給をする時には海の素を入れて、失われるミネラルの補給をちゃんとやらないと血液が薄くなって夏バテ状態になってしまいます。
この時期も当然ですが、お腹を冷やさないように心がける事が大事です。
また、暑くなる夏には「心」の負担がかかる時期となりますので心臓自体もそうですが、心の安定をさせるようなヨガや瞑想、太極拳などの適度な運動もとても良い働きをしてくれます。
暑い時期に水分の摂りすぎや冷たいものの食べすぎで身体を冷やしてしまいますので「手」や「足」消化器などお腹への手当ても時たまやっておくととても快調に過ごせるはずです。
次回はさらに詳しく夏の食養と手当てをご説明致します。
「 梅雨期の注意と食養と手当て 」
私の考える健康「息」(呼吸)の四考察、今回はブッダが教えた「出息入息に関する気づきの経」安般守意経(アナパーナサティ・スートラ)から第三の四考察(心に関する組)をご紹介します。
9.)「心を感じながら息を吸おう。心を感じながら息を吐こう」と訓練する。
と訓練する。
10.)「心を喜ばせながら息を吸おう。心を喜ばせながら息を吐こう」と訓練する。
11.)「心を安定させながら息を吸おう。心を安定させながら息を吐こう」と訓練する。
12.)「心を解き放ちながら息を吸おう。心を解き放ちながら息を吐こう」と訓練する。
生きている限り、一時的に呼吸を止める事はあっても呼吸をしていない人は一人もおりません。
もし呼吸が完全に止まってしまった場合には「はい、ご臨終です。」となって他界してしまいます。
そして生きている間中、私たちの心は動き、動揺し続けていると言ってたもいいでしょう。
様々な外的な要因や、もたらされる情報、突発的な出来事によって、喜んだり、悲しんだり、恐れたり、怒ったり、憂鬱になったり混乱したり堂々巡りしたりとその度に心はまさにコロコロと動きます。
その心の動き(特にネガティブな)自体に翻弄される事から次々と苦しみの無限ループが起こるとブッダは認識して、先ずそうした心の状態を冷静に観察し見守るように教えているのです。
私たちはどうしても、外的な要因に反応して動いてしまう「心」の動きに占領され支配されその反応自体が自分であるかの如く考えてしまいがちです。
それをただ見つめて、何事にも捉われていない本来の位置に戻していく、そのトレーニングを呼吸を使い、心を観察する習慣を作る事によって獲得して行く作業なのだと思います。
特に情報化社会と言われる現代では、我々は、日々変わる様々な新たな情報に対する対応に追われています。
より多くの情報、より多くのお金、より多くの物。
しかし、それを追い求めて心身をすり減らして自殺する人々の異常な多さやその予備軍とも言える精神を病む人の異常な増加は皆さんの知るところです。
真の健康とは身体的のみならず、「心の健康」ありきであり「本当のしあわせ」とは心が豊かで愛に溢れた状態であると私は思います。
それらを作り出すためには、こうした呼吸や内省と言った個人の作業と、やはりそれを支えつながるコミュニティの存在が必要であると思います。
(大友)
〜 つづく 〜
皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
五月晴れ5月からそろそろ梅雨に入って行きますが、この梅雨時期にやっておきたい事は自家製の梅酒や梅ジュースや梅干し作りですね。
やさい村では、6月26日(日)13:00〜15:00まで「梅干し作り教室」を行います!
[会 場]:駅前地区公会堂(三鷹市消費者センター)の調理実習室
[参加費]:3,000円(梅干し1kgお待ち帰り付)
*さらにご希望の場合には追加(別途費用)も出来ます。
参加者は10名可能なのでご希望の方は是非お早めにお申し込みください!
*なお、地場産の無農薬栽培の梅は、1,080円/kg(税別)にて販売しております。
6月12日(日)の若杉友子さんの講演会の方は、定員になり次第申し込みを終了させて頂き、その後はキャンセル待ちになります。当日は若杉さんのお話しを是非お楽しみに!
もし Facebook をなさっている方がいらっしゃいましたら、5月10日付けの私(大友映男)の記事のコメント欄に「バタフライエフェクト」の動画を貼り付けてくれた友人がいて、ロシアの侵攻に市民が戦って自由を勝ち取ったプラハの春の動画を見ることが出来ます。その動画を見て心に浮かび上がって来た言葉です。
「やはり人間の霊性の進化、これを止めることは出来ないと思います。
何故なら、それこそが必然的な人類の進化と発展なのだから、世界はそう進む。
誰にもそれを止める事は出来ないと思います。」
どんなに、武力や、暴力を持って支配しようとしても、人々の心の自由や自立、そして人類全体の霊性の進化は止められない。
むしろ、自らの最も遅れた野蛮さを世界に露呈している侵略行為を繰り返す愚かさをいつになったら気づくのでしょう。
ロシアのウクライナ侵攻から3ヶ月が過ぎ、今や世界中が大きく変わろうと激震しておりますが今もなお、未来をになう子供たちを含め多くの命が休みなく失われている事に、怒りや悲しみ、深い心の痛みを感じ、本当にやるせない気持ちで一日も早い終戦をお祈りすると共に、世界がより良い方向に向かって進んで行く事を心からお祈りしたいと思います。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
申込み・問合せは、大友まで。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、こちらから → イベント申し込み
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
ハイサイ!皆さんこんにちは!
いつも大体6月号では「梅」を紹介しているのですが、今回はちょっと嗜好を変えてこの時期、次から次へと店頭を目まぐるしく飾ってくれる豆類のご紹介をしたいとと思い、今回は青豆類と致しました。
とはいえ青豆という豆はありません。
春先から6月頃に渡っていろいろ出て来る豆の数々をざっとご紹介したいと思います。
「グリンピース」(3月末〜5月)、「スナップえんどう」(4月〜5月)、「きぬさや」(4月〜6月初旬)、「そら豆」(4月中旬〜6月)、「モロッコインゲン」(5月〜8月)、「さやいんげん」(6月〜9月)、「枝豆」(7月〜9月)などなど。
〜3月初春、グリンピースから始まる豆のリレーは、多彩な豆たちの追いつ追われつのバトンタッチが繰り広げられ、9月の晩夏、完熟して甘みが頂点に達した枝豆をもって終わる。
この間の異なる風味や食感の、めくるめくような移り変わりは、豆好きな人間にとってはたまらないに違いない。〜
さすがに豆好きな人は言う事が違いますね。
豆はとにかく鮮度が一番なので、買って帰ったら先ずは茹でて下処理をするように心掛けましょう。
そして買ってからは新聞紙に包むなどして空気に触れさせず涼しい所に保存して2〜3日で食べる事をおすすめします。(茹でておけば冷凍保存も可能ですが、新鮮な物と比べると食味も落ちるので新鮮なうちに食べる事をおすすめします)
料理はグリンピースや空豆ご飯、豆の競演サラダ、高野豆腐などとの炊き合わせ、絹さやの味噌汁、吸い物の具、炒め物、浸し豆、様々な料理のトッピングなど。
素材と合わせる場合も、最後にサッと煮たり、一度茹でた物を煮物と合わせて綺麗に色良く仕上げると楽しめます。
旬の豆類を是非ぜひたっぷり味わって豆料理名人になってくださいね◎
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
梅雨入りを前に皆様どうお過ごしでしょうか?
今月はすっきり飲めるビールがお買い得。
薄濁りとフルーティな味わいが特徴のHAZY(ヘイジー)IPA。
グラスに注いでいる時からオレンジのような柑橘やマンゴーのようなトロピカルな香りが立ちます。
IPAに比べて苦味が弱い一方、フルーティさが際立ち、飲み口も滑らか。
ニューイングランドIPAとも呼ばれ、2010年代後半から人気に火が付き、現在は世界的に人気なスタイルとなっています。
実は前回も限定入荷して、すぐに売り切れてしまいました。
今回限定入荷分も残り1ケース・・・ビール好きな方はお早めにどうぞ。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
いよいよ収穫期に突入します。
6月になると、インゲンとズッキーニから始まりキュウリ・枝豆へ、更に7月にもなればトマトやナス。
畑では植えた苗がすくすくと育っております。
今の時期は、病気が出てしまったり風邪で折れてしまったりしたものは、植え直しもまだ大丈夫です。
病気なんかにはなってもらいたくないですけどね。
今年の春を思い返してみると、
・1 雨や曇りが多く
・2 風が少なく
・3 気温差が大きい
1 に関しては、この為生育遅めです。
なので、苗を植えていない方は、まだ植えても大丈夫です。
2 これは非常に助かりました!農園にとって最大の困らせ屋は風かもしれません。
3 これも生育の遅れの原因と、春野菜の終了を加速させた原因です。
人間にとっては、風邪をひかないよう注意!でしたね。
繰り返しになりますが、これより収穫期。
沢山の夏野菜の旬に入ります。
温度や湿度環境によって身体が求める要素を、同じ環境下で育つ野菜が沢山持つ時期です。
力を分けてもらいましょう!
スナップエンドウ/タマネギ/ジャガイモ/ズッキーニ/インゲン/キュウリ/枝豆
※状況により変更になる場合があります。
梅仕事の季節がやってきました。各種取り揃えていますので是非ご活用ください。
定番の玄米焼酎から「日本酒で梅酒を漬けたい!」そんなご要望から誕生した【和蔵の唸り】もあります。焼酎で漬けるのとは、また違う味わいに仕上がります。
※焼酎で漬ける場合は青梅を使用しますが、純米酒で漬ける場合は熟し始めた梅が向いてます。
また、純米酒由来の甘みがあるので甘味料は控えめに加える事がおすすめです。
梅以外にも季節の果樹酒などにもご利用頂けます。
● 玄米焼酎35度(1.8ℓ)・・・3,179円(税込)
● 和蔵の唸り(1.8ℓ)・・・3,115円(税込)
● 氷砂糖(1kg)・・・682円(税込)
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第24回『 田圃は人が作る《自然》 』
田圃の中で生まれ、育ち、旅立ってから再び戻って来る沢山の生き物の営みと、田圃という場所を中心に周りへ拡がっていく生態系の循環を断ち切らずに保ち続けるために、昨年は稲の栽培期間中も中干し(土に酸素を送り込む等の目的で数日間水を抜く事)をせず、稲刈り後も常に水を張ったままにする「冬期湛水」という方法をとって居ます。
現代では一般的に稲刈り後の田に水を入れず、乾かしてから冬や春に改めて土を耕して田圃の環境を一度リセットします。
基本的には元々、田に水を入れられる期間が例えば4月〜11月という様に決まっている地域が多いので、年間を通して自由に水を使える場所か、地域をあげて広範囲に冬期湛水を行なっている場所でなければ難しいです。
私が使わせて頂いている田圃がある地域は、年間を通して井戸水と川の水が常にあり、いつでも自由に水路へ引ける環境なので可能です。
そして過去10年以上使われていなかった休耕田を昨年に田圃にし、1年間水を張り続けて初めての春を迎えますが、生き物達の様子が去年とは大分違います。
先ず2月中旬に先頭を切って産卵しに来た山赤蛙(ヤマアカガエル)ですが、とんでもない数の卵はとんでもない数のオタマジャクシになり、無事にとんでもない数の蛙に成りました。
未だ2センチ程の大きさで、しっぽ付きの「未成年」も居ますが、畦に1歩足を踏み出す度に10匹〜20匹もの蛙が一斉に飛び跳ねるので、彼等を踏まずに歩くのも至難の業です。
最近では順番に生まれて来た日本雨蛙(最もポピュラーなアマガエル)、シュレーゲル青蛙、東蟇(アズマヒキガエル)のオタマちゃんが田の中を泳ぎ、水辺に張り出した木の枝先に産卵する森青蛙(モリアオガエル)の卵も発見しました。
予想を遥かに超えているとはいえ、蛙が大発生するだろうとは思っていましたが、今一番驚かされているのは春の蜻蛉(トンボ)の多さです。
冬期湛水をする事で田の中のヤゴや卵が生きたまま冬を越せるのですが、夏を俟たずして5月に入った頃から既に数種類の糸トンボや腹広(ハラビロ)トンボ、塩辛(シオカラ)トンボ、御歯黒(オハグロ)トンボが羽化して飛び始め、最近では猩猩(ショウジョウ)トンボや銀ヤンマも見掛ける様になりました。
羽化したばかりのトンボは羽が乾いて飛べる様になるまで草の茎や葉に停まってジッとしています。
夏や秋は田に無数の稲が生えているので稲の茎に停まるのですが、今は未だ何も植わっていないのでトンボは畦の草花で休みます。
その畦を歩く度に舞い上がる沢山の初々しいトンボの姿はとっても美しく感動的で、春先からこんなに多くのトンボを見られる事を知って驚きました。
去年はたった1株しか確認出来なかった銀杏浮苔(イチョウウキゴケ)も今年は群生を始めています。
農薬使用や大規模な基盤整備で居場所を失って消えてしまった様に思える貴重な生き物達が、たった1年でも少しずつ田圃に帰って来てくれる事を目の当たりにすると、絶滅しているのは「種」ではなく「環境」なのだという事を痛感します。
人間は貴重な「種」を守ろうとするのではなく、生き物の「居場所(環境)」さえ整えれば自然は勝手に戻って来る。
そういう意味において、人間が手を加える事で作り出せる「自然」があり、これから私達人間がやらなければならない事なのではないでしょうか。
そして生き物が主役の「田圃」はきっとその一つなのだと思って居ます。
(稲田)
さて、気持ちの良い五月晴れの日々から一転してジメジメと雨が降り、湿気の影響を受ける梅雨の時期になって来る6月ですが、この時期の過ごし方と注意点をお伝えしておきます。
日本の雨季となる梅雨期は湿気が強く東洋医学では「湿邪」と呼ばれていますが、体内の水分の循環や代謝も悪くなって、滞り気味になり、浮腫みや、冷え、便秘や下痢、頭や手足が重く、頭痛やダルくなりやすい季節になって来ます。
この時期に関係する臓器は胃や脾で、食欲不振なども起こりやすい季節です。
こうした「湿邪」に対応した食生活や運動を心掛けるとこうした時期を快適に過ごして行く事が出来ます。
先ずは、基本的にお米を食べる事、この時期は玄米にこだわることはありません、七分搗き米や五分搗き米でも充分です。
そして食欲不振の症状があったら、不必要に食べないこと。
また、おかずや副食にはカリウムの多い野菜を適度な自然海塩のナトリウムを加えて中庸な「適塩」な状態に料理すること。
クエン酸である「梅干し」や「練り梅」を活用すること。
薬味を活用すること。
薬味となるネギや大葉、生姜、ニラ、ニンニク、茗荷などは細かく刻んで水割り醤油などに漬けてビンやタッパーなどに入れておくと、ご飯の上にかけても、豆腐や料理の上にかけても良く、食欲不振時にもとても役立ちます。
切り干し大根のはりはり漬けなど乾物を活用することもとても良いです。
また、切り干し大根を戻した汁はカルシウムを豊富に含んでおりそのまま飲んでも良く、またダシ汁としても使えるので捨ててはいけません。
この時期の注意は陰性な物は陽性化して食べる事。
その事が湿邪を克服する決め手になります。
また、この時期とても必要なのは、体内の水分をうまく代謝させる為に運動することです。
身体を良く動かして汗をかいて、その後しっかり汗を拭き取って乾いた衣類にちゃんと着替えてください。
太極拳もやっていますので金曜日の太極拳教室へもどうぞ!
室内では除湿しておく事も大事ですね。
とにかく、物が腐り易くなって来ますから、食当たりなど無いように調理後の保管にも気をつけてくださいね。
手当てでは、足首や足先から出た排毒物質を生姜湿布と里芋パスターでどんどん吸い出しているやさい村のお客様がいて、来る度に足がきれいになって来ています。
すごいですね〜!
「 梅雨期の注意と食養と手当て 」
さて、前号に引き続き「息」(呼吸)をブッダのアナパーナサティ・スートラ(出息入息に関する気づきの経)の十六の考察の中から今回は第二の四考察(感受に関する組)をご紹介します。
5.)「喜悦を感じながら息を吸おう、喜悦を感じながら息を吐こう」
と訓練する。
6.)「楽を感じながら息を吸おう、楽を感じながら息を吐こう」
と訓練する。
7.)「心のプロセスを感じながら息を吸おう、心のプロセスを感じながら息を吐こう」
と訓練する。
8.)「心のプロセスを静めながら息を吸おう、心のプロセスを静めながら息を吐こう」
と訓練する。
この四考察が感受に関する四考察と言われる考察です。
例えば、このような静かな時間を待つ為に参考になるこのような言葉を紹介しておきます。
今日一日のペースを決めるために、朝起きたらすぐ、一日の雑事に巻き込まれる前に、静かに座り、神と同調する時間を持つ練習をしましょう。
あなたの一日は、何も書かれていない白いキャンパスのようです。
朝起きて描く、最初の一筆を、明確で確実なものとしましょう。
それらを愛とインスピレーションで満たし、今日一日は最高のものとなるという期待で心をいっぱいにしましょう。
あなたは今、心静かで、理解力に富み、感受性が豊かな状態にいます。
こうした状態の時、自分の心に最も望ましい最高の道を進むよう、指示することができます。
呼吸がもたらす心の健康への影響は計り知れないものがあります。
現代では心を病む人々が本当に増え続けています。
しかし自らの心を整えて、心の健康を保ち、さらに我々の「生」を更なるダイナミックな世界にいざなっていく方法もあるんですね。
それらを知り、自ら身につける事がとても大事だと思います。
(大友)
〜 つづく 〜
こんにちは、皆さま。
ロシアの一方的なウクライナ侵略が始まって2カ月が経とうとしています。
毎日のように伝えられる悲惨な戦争の現実に本当に心が痛み、ウクライナ市民の方々に深く心を沿わせ、先ずは即時停戦がなされる事を心からお祈りいたします。
戦争が続いて喜ぶのは、死の商人と呼ばれる武器商人と軍需産業だけです。
戦争は尊い多くの命を奪うだけでなく、最大の環境破壊でもあり、平和な世界を分断し、今のような貿易で成り立っている世界全体の経済や人々の生活をも崩壊させかねない、世界破壊へと繋がりかねない事態に進みつつあります。
第二次世界大戦が世界恐慌から始まった教訓を我々は忘れてはなりません。
これから世界はどうなるのか?
そして私達はこれからどうして行ったら良いのか?
これらのテーマの答えはいろいろな側面からの答えがあると思いますが、まずは私達一人ひとりが最低限出来る事としてやさい村では、これからの時代を生き抜く為のサバイバルの知恵をシェアして行きたいと思い、6月12日(日)に野草料理の研究者でもある若杉友子さん(若杉ばあちゃん)をお呼びして「日本も世界も崖っぷち・サバイバルだよ!講演会」を開催いたします。
~「あんたね、こんな世界になって来て、これから日本はどうするの、自給率は世界で最低、子供達にどんな世界を残してあげるの?」「売るもならず、買うもならずの世が来るぞよって予言もあるのよ。ボケ~ッと生きてたらダメ、このままの日本じゃダメなのよー!!」と語る若杉さん、
当日は、若杉さんのお話を聞きながら是非自分たちの今とこれからの暮らしや生き方を皆さまと共に考えたいと思います。
また、今の季節の野草の知恵も教えて頂く予定にしております~
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
「ふき」はキク科の植物で、原産地は日本、朝鮮半島、中国。
4月が走り、5月が盛り、6月が名残りとなる。
走りの時期は、水分が多く柔らかく、葉も食べられる。
名残りの時期は太く筋張って来て、苦味が強くなり、葉は食用には適さなくなってくる。
日本での主要産地は愛知や群馬が知られているが天然物も日本各地に自生するので山菜採りや身近な場所などでも収穫する事が出来る。
僕も小さな頃には、母親に言われて近くの田んぼの脇の土手に生えているふきを摘んで来ては、指や爪先をアクで真っ黒にして筋を取ったのを思い出します。
春の我が家の食卓には度々登場する家庭の味でした。
「ふき」はアクが強いので下ごしらえが重要で、沸騰した湯で7~8分茹でて、その後10分ほど冷水で晒すが、水が緩くなったら新たな冷水に変える。
ふきの葉っぱの場合は、沸騰した湯で1回につき30秒程度ゆでる事を3~4回繰り返し、その後水にさらさないとアク抜きが終わらないので、この抜き方を覚えておく事。
アク抜きが終わったものは、水を張ったタッパーに入れて水を替えながら保存しておけば3~5日は十分に保存出来る。
「ふき」の料理は、油揚げとの炒め煮、ごま油炒め、ピックルス、ふき味噌、佃煮、などで清涼なふき独特の香りは冬の間に縮こまっていた身体を適度に緩め春の身体を作ってくれるんだよね。
煮詰めても、火を入れても、芳香な香りは残って、独特のほろ苦さをさらに引き立たせるには、日本伝統の発酵調味料が一番合います。特に醤油、味噌、酢との相性は抜群!
変わったメニューとしては、ニンニク、赤唐辛子、オリーブオイルを使ったペペロンチーノも美味しいんだって、是非今年は食べてみたい!
もうすぐ地元の吉田農園からも、そら豆やふきが出て来るそうなのでやさい村の店頭で見かけたら是非、旬を満喫してくださいね。
お惣菜としても、一杯やる人のお摘みとしても旬を味わうって最高ですね。
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
新緑の候、少しずつ暑くなってきて気持ちの良い季節。
皆様お変わりございませんか?
草木も青々とし爽快な気分には軽やかでさっぱりした味わいの米焼酎をご紹介します。
米の甘い香りに淡麗で切れの良い味。
隠し味に10年以上熟成した蓬焼酎を少量ブレンドする事で後味にハーブのような清涼感。
嫌味のない口当たりで和洋中どんな料理にも合い、キンキンに冷やしてストレートやロックも美味しい。
個人的には氷を入れ水割りか炭酸割か。
止まらなくなる美味しさです。
要注意。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
新緑で気持ちの良い季節になってきました。
農園はいよいよ苗を畑に移す準備に入りました。
GWには夏野菜の苗は移植を済ませる予定です。
そして今年はいつもより多めに苗を仕込んでみました。
昨年までの実績を考えて、比較的育てやすいものや、
あるいは結構珍しいトマト苗を出荷用に用意してあります。
【出荷用の品種】
・シンディースイート:中玉/赤/f1 育てやすさ ★★★★★(日本)
・ラウンドレッド:ミニ/赤/固定種 育てやすさ ★★★★☆(モルドバ)
・ローズ・ド・ベルネ:大玉/ピンク/固定種 育てやすさ ★★☆☆☆(フランス)
・アミーゴ:中玉/赤/固定種 育てやすさ ★★★☆☆(日本)
・みどりちゃん:ミニ/緑/f1 育てやすさ ★★☆☆☆(日本)
・カリーノ・ドルチェ:ミニ/楕円赤/固定種 育てやすさ ★★★☆☆(日本)
・シュガリーテール:ミニ/ピンク/f1 育てやすさ ★★★★★(日本)
・トスカーナバイオレット:ミニ/紫/f1 育てやすさ ★★★★☆(日本)
これ以外にも色々ありますが、苗との一期一会をお楽しみに。
小大根/カブ/ほうれん草/苗(5月上旬スタート)
※状況により変更になる場合があります。
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第23回『 田圃に祈りを 』
皆さんは自然の美しさを知っていますか?愛する人や子供達に自然はこんなにも美しい、地球は、世界は美しい場所なんだよと伝える為に、何処へ連れて行って何を見せますか?
残念ながら私には子供達を連れて行って胸を張って「ほら、自然って綺麗でしょ!美しいでしょ!」と言って見せてあげられる場所が思い浮かびません。
どんなに山奥へ行ったかと思っても現れる高速道路、巨大なダムや防砂堰、ゴルフ場、産廃処理施設やメガソーラー。
日本は海に囲まれた島国なのに、本当の水の美しさを見られる海岸が今、どれだけあるでしょうか・・・。
今私が見ている山も海も森も川も、私が生まれるより前にもう本来の姿ではなくなっています。
里山の原風景を甦らせようと一から田圃造りをしているのですが、その私自身が自然の本当の美しさを知らず、その姿をこの眼で見た事がないのです。
未だ人間が自然を愛し、又、自然から愛されていた時代、智慧の有る先人は泉が湧く場所やその地域の環境保全の要となる様な場所を「神域」と定めて神社や寺を建て、人の手が及ばない様に守り続けてきました。
何よりも先ず自然環境を守らなければ、私達人間の生活を守る事はできないという事を分かっていたのです。
しかしそんな想いはとうの昔に忘れ去られ、神社や寺さえ壊さなければその周りには何を造っても良い、人間の都合でどう作り変えても良いという事になり、神社や寺の本来の存在意義も失われています。
豊漁や豊穣、家族や子供達の健康を祈願して神仏に手を合わせてさえいれば、田畑や庭に農薬を撒いても、川や海に汚染排水を流しても、子供達に化学調味料や遺伝子組み換え食品を食べさせても許されるのでしょうか?
豊漁を願うなら漁師は海を汚してはならないし、豊穣を願うなら農家は川も大地も汚してはなりません。
家族や子供達の健康を願うなら市販の食材は勿論、化学調味料や遺伝子組み換え食品、保存料、人工甘味料、合成着色料等が口に入らない様にしなければなりません。
それを全く度外視してただ異常気象や環境破壊を嘆き、政治や社会の腐敗を憂えて、心と体の病に翻弄されている現代の私達が、神仏に向かって手を合わせる時の「祈り」とは一体何なのでしょうか。
愛する人や子供達の健康、失ってしまった美しい自然を「神頼み」する前に、私達自身の手で今日からできる事、今直ぐに変えられる事、変えなければならない事は日々の生活の中に沢山有ります。
それを怠り、逆に世界を汚し続けている当然の報いとして、神様も仏様も御天道様(自然)も私達人間を見放し始めているのではないでしょうか。
戦争で自滅するのが早いか、地球規模の大災害や疫病で滅びるのが早いか、いずれにしても今のままでは宇宙の歴史書に「人間という愚かな生物が存在した」と記される事になりそうです。
しかし少なくとも私は自然の本当の美しさや素晴らしさを自ら知り、少しでも子供達に知って貰える様に、又、世界をもっと美しくしようとした人間も存在した事を証明できる様に、土も水も空気も命も汚さない田圃造りに励んでいます。
あとは最後の神頼み。
私の祈りが通じて田圃にメダカや蛍、ドジョウが戻って来てくれます様に・・・。
(稲田)
「春は肝を養う」という事で、冬の間に蓄積した老廃物の解毒の為に春には肝臓や胆嚢など、東洋医学で言う「肝」の働きが大事になる事と、肝が働く事で肝臓等が疲れやすく「肝鬱」などと言う肝が弱ってストレスや自律神経のバランスなどが崩れやすいといった事を前号でお話ししました。
この「肝」の働きなのですが、良くする薬などはありません。
肝臓の機能を上げるには、休ませる事が一番なのです。
マクロビオティックの提唱者の桜澤如一先生も「肝臓病はオソロシイ、休ませるのが一番。」と語っており、少食・良く噛む事と断食を勧めています。
今回この春に私の断食カウンセリングを体験した体験者の方から頂いたお手紙を紹介しておきます。
~春の排毒と合わせ、キリの良い3月1日~8日迄、2回目の断食にチャレンジしました。
2回目という事もあり、きついのは最初の数日間で、徐々に体は楽になって来る事、終わる頃にはスッキリする事は分かっていたので「断食」する事に対しての心配や不安はなかったのですが、8日間の断食をする環境を整えるのに苦労しました。
前回の体験を踏まえ、最初の数日は食べ物の事ばかり考えてしまうので、あえて仕事の日に本断食をあてました。
本断食の1日目、ものすごい倦怠感におそわれ、あまりの辛さに断食を中断しようと思いましたが、やさい村に買い物に行き大友さんと話をするうちに続けてみようとの思いになり、結果最後までプログラムを続ける事が出来ました。
前回は減食期間から本断食の1、2日目迄は何をしていても眠くなってしまいましたが、今回はそれがなかったのです。
この眠気は陰性(甘いものの取りすぎ)の排毒であり、1回目の断食でかなり排毒されたのではと教えていただき、断食が身体に影響を与え、良い方向に向かって行くんだと実感しました。
又、身体の感覚が研ぎ澄まされて行くのが分かり、今身体に必要なものが何かが分かるのも面白く、頭がスッキリし、気持ちも前向きになっているのが分かりました。
断食は始める迄がなかなか大変ですが、夏の終わり~秋あたりに又チャレンジできたらと考えています。~
Sさんから、こんな感想を寄せて頂きました。
ひとまわりスリムになられ、肌もツヤツヤして、目もキラキラされていました。
「 深い呼吸と共に身体を動かす 」
呼吸は普段は無意識のうちにしているので様々な外側からの刺激や人間の感情などによって早食べ物や食べ方の重要性は常日頃このやさい村通信でお伝えしていますので、次の「息」=呼吸についてですが、これがまた私達の健康に取って、とても大切な要素になります。
前号でもご紹介したように、私自身は太極拳を通じて、この呼吸と三番目になる「動」=運動を同時に行っています。
ただ、とても重要な「呼吸」について、今号ではブッダの呼吸に関する教えアナパーナサティ・スートラをもう少しご紹介出来たらと思います。
まず最初に
「瞑想修行者は、森に行き、木陰に行き、あるいは空き家に行って足を組んで座り、身体を真っ直ぐにして、気づきを前面に向けて確立する。」
「常に気をつけて、瞑想者は息を吸い、気をつけて瞑想者は息を吐く。」
このようにあります。
つまりは、このように、自らが瞑想に集中出来る環境を作り、またはそのような環境に行き、意識を呼吸に集中するという事になります。
そして十六の考察をして行きます。
まずは最初の四考察(身体に関する考察です)
1.)息を長く吸っているときには、「息を長く吸う」と知り、
息を長く吐いているときには「息を長く吐く」と知る。
2.)息を短く吸っているときには「息を短く吸う」と知り、
息を短く吐いているときには「息を短く吐く」と知る。
3.)「全身を感じながら息を吸おう。全身を感じながら息を吐こう」と訓練する。
4.)「全身を静めながら息を吸おう。全身を静めながら息を吐こう」と訓練する。
簡素に簡潔に書かれていますが普段無意識にしている呼吸に集中し深く意識してひと呼吸、ひと呼吸をして行くのです。
呼吸は生きている以上は誰でも、どの瞬間でもしている事なので、すぐに呼吸をしてる事を忘れて、その事から意識が離れてしまいがちです。
次回は第二の四考察(感受に関する考察)をご紹介出来たらと思います。
(大友)
〜 つづく 〜
NO WAR! STOP THE KILLING!
全世界の人びとの平和への祈りと希望を蹂躙するようにしてプーチン・ロシア軍の野蛮で一方的なウクライナへの侵略が始まったのは皆さまのご存知の通りです。
連日お茶の間に届くニュースで、平和な市民生活が脆くも破壊され、子供たちも一般の女性や老人達迄も無差別に殺戮され、美しい街が一瞬で瓦礫と焦土と化していく現場を、身を引き裂かれる思いで心を痛めていらっしゃると思います。
前号でも書きましたが、この一方的な侵略を画策しているのは独裁者とごく一握りの取り巻きですよね。
私はこの戦争は様々な背景がありますが、このインターネット時代に俄かに信じられない位の時代錯誤感と、為政者のプロパガンダの恐ろしさを感じます。
様々な背景がある事は感じますが、別な面で「独裁者と市民との闘い」という気がしてなりません。
ウクライナ国民はもちろんのこと、ロシア国内の心ある人々、全ての平和を望む人々や市民に向けられた独裁者からのあからさまな宣戦布告なのだと思います。
そうした意味では、私たち一人ひとり当事者でない人は誰もいない、そのように自分達の事として痛みを持って受け止めたいと思います。
ロシアは日本とも国境を接しており、世界にはまだ独裁者が支配する国があり、彼らの野望で、この様な惨事が起こり続ける可能性も高く日本近辺もいつ起こるとも限りません。
私たちもこの事について何が今自分達に出来る事なのか、よく考えて、できる事があれば始めていきたいと考えています。
まずは、ロシアとウクライナで交渉が続けられている停戦交渉が妥結し、これ以上の血が流れることが無いよう、心から祈る次第です。
一方で目を私たちの日常に戻しますと、寒さも緩み、ここ東京でも桜も開花して、本格的な花粉飛散シーズンを迎えて花粉飛散量が一気に増大しています。
それと共に目の痒みや、くしゃみ、鼻水、涙、、、この様な症状でお困りの方が増えていますが、実際使って頂いて、海のミネラルの濃縮液「海の素」の効果を実感してもらっている人々がどんどん増えています。
まだお試しになっていない方はぜひ一度ならずお使いになってみてくださいねー。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
春の訪れと共に食してみたい食材の一つがこの「筍」(たけのこ)ですね。
旬の時期は3月が走り、4月盛り、5月名残りとなり主要生産地は九州全域、静岡、千葉などで北限は福島辺り迄。
「走り」は小さく、柔らかく、香りが高く「名残り」は大きめ、硬くなって、えぐみが増す。
やさい村での生産者さんは主に静岡県藤枝市の杉山さん。
いつも野生のワラビ等と共に出荷してくれています。
今年も4月頃には掘り立ての筍を送ってくれるので、店頭で見つけたら急いで買って帰ってめに料理した召し上がって頂きたいです。
掘り立ての筍はえぐみが無くて掘り立てなら刺身でも大丈夫。
ただし日が経つ毎にえぐみが増すので、米糠や唐辛子を入れ、筍に切れ目を入れて2.5〜4時間ほど煮て、その後そのまま煮汁に漬けておき冷める迄待って真水に移して皮を剥いて料理します。
料理は天ぷら、煮物、炒め物、木の芽和え、たけのこ御飯、たけのこどんぶりなどなど。
若竹のきりりとした香りと食感はどんな調理をしても失われる事はありません。
保存はタッパーに水を張り、適当に切った筍を漬けて、水さえ変え続ければ1週間は十分に保存出来ます。
なお同時期杉山さんから同梱されて届くワラビは熱湯を沸かし、藁灰を入れ、良く掻き回した後にワラビをいれてヒタヒタに漬けて(決してこの時加熱しない)8時間経ったら上げて真水で藁灰汁を洗い真水に漬ける。
食べない分はやはり真水を張ったタッパーに入れ、水を張り替えて行けば1週間は十分に保存出来る。
アク抜きしたワラビは鰹節を乗せて美味しい醤油でおひたしが最高。
もちろん煮物、揚げ物、天ぷら、炒め物にも使えるが筍と違い煮過ぎるとワラビは溶けるので煮物の場合には出来上がり近くに入れる方が良い。
筍、ワラビ共に春を心から感じる味わいなんですね〜美味しいですよ〜!
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
日中の日差しが温かくなってきて春ももうすぐそこまで来ているのでしょうか。
いつになったら昔みたいに桜の木の下で酒を酌み交わせれるのでしょうか。
自然醸造による「旨き良き酒」作りをモットーに高温山廃仕込みで旨い酒を造り続ける木戸泉酒造さんの限定品。
PUREシリーズのもろみを荒漉し、そのまま瓶詰しただけの特濃にごり。
千葉県産の有機栽培山田錦を使用し酵母無添加。
濃厚でクリーミーな旨味と酸もしっかりあるバランスの取れた絶品にごり酒でした…
なぜ?過去形かというと前年の感想で、今年のものは自身もまだ味わえてません。
ですが、木戸泉さんの事なので、あの美味しさは間違いないのではないかと思い、入荷前から期待を込めてオススメします。
今年の味はいかほどでしょうか。皆様も是非味わってみてください。
※酵母も活きていますのでキャップにはガス抜き穴がついています、横倒しに注意し必ず冷蔵庫で保管して下さい。
開栓の際は慎重にガスを抜きながら時間をかけて開けて下さい。
早まると本当に吹き出す、味に似合わない暴れん坊なお酒です。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
吉田農園では只今育苗中です。
夏野菜の苗がそろそろ鉢上げの時期です。
とはいえ全てが均等に生育とはいかないので、大きくなったものから順次個室へ移動し、根っ こをさらに伸ばしてもらいます。
もちろんこの苗の内幾つかはやさい村さんの店頭に並ぶ事になります。
今年の品種は、育てやすいものと通好みの個性と拘りの強い品種、ナスや唐辛子、ハーブと数 種類用意してみました。
出荷はGW明けなので、1ヶ月ちょっと順調に育つよう祈りを込めて見守ります。
出荷野菜は依然貧弱で出荷はほとんど無いのですが、菜花類がチラホラ見え始めています。
まだまだ農園は(春だな〜)と感じる余裕があるみたいです。
白菜ナバナ/エディブルフラワー/はっさく
・他、春なのでアクシデント的に葉菜の収穫があるかもしれません。
※状況により変更になる場合があります。
話題のオーツミルク、美味しい商品を見つけました。
原材料は有機オーツ麦、有機ひまわり油、食塩のみ。
コレステロールゼロ、甘味料、添加物、香料、乳成分不使用。
穀物の優しい甘みはそのまま飲む他、コーヒーとの相性が良くすっきりしたコクのある味わい。
バリスタタイプはふわふわな泡が作れるのでご自宅でヴィーガンカプチーノも楽しめます。
自身のおすすめは、お米コーヒー(黒焼き玄米茶)割です。是非お試しあれ。
● オーガニック・オーツミルク(1L)・・・648円(税込)
● オーガニック・オーツミルク バリスタ(1L)・・・670円(税込)
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第22回『 2年目の田圃が始まりました 』
2021年3月末に千葉県木更津市へ移住してから約一年が経ちました。
歳を重ねる毎に時が経つのが早くなるとはよく聞きますが、余りにも濃密で目まぐるしかった去年を振り返ると、やっと一年が経ったのか・・・という想いと共に、すでに始まっている田造り作業や今期の目標としたやる可き事を考えると、今年もきっと長い長い一年になるのではと思います。
昨年に田造りをした2枚の田圃2反3畝(約23a)には稲刈り後も常に水を張り続けて年を越しました。
秋以降に蜻蛉(トンボ)が産み付けた無数の卵や、泥の中に潜んでいるであろうヤゴ、その他の水生生物の命の循環を断ち切らずに繫げるためです。
一般的には「冬期湛水」と呼ばれる管理の方法で、田圃の中の命を繫げられるだけではなく、広範囲で冬期湛水を行なう地域では冬の渡り鳥が羽休めや餌場を求めて飛来する等、自然環境全体の循環にも役に立ちます。
渡り鳥ではありませんが、自分の田圃でも夜に水を入れに行くと暗闇の中からカルガモのおしゃべりが聞こえてきたり、朝には必ず鷺(サギ)や他の鳥類のものと思われる羽が水面に散らばっているので、様々な生き物の居場所になっている事が伺えます。
昨秋から年明けに懸けては本当に静かで寂しげな田圃でしたが、2月末の或る日の夕方、雨が降り始めたなぁと思いながら作業をしていると、「クルルル、クルルル」と可愛らしい鳴き声が聴こえてきました。
後で調べたら山赤蛙(ヤマアカガエル)の求愛行動だと解ったのですが、30分もしない内に蛙の大合唱となり、作業の手を止めて暫らく聴き入ってしまいました。
田圃に水が張っている事は勿論なのですが、これから雨が降るからもっと確実に水場を確保できる事を蛙は知っているのです。
そして此処ぞとばかりに雄が求愛の大合唱を始めたのです。
蛙の世界では求愛の歌声なのですが、自分には「この田圃なら安心して卵を産めるからみんな集まれ~」と蛙の御墨付きを頂いたみたいで何とも嬉しくなりました。
そして翌朝、田圃を見に行くと驚く程に、いや正直に・・・
気持ち悪い程に蛙の卵が産んでありました。
あれから2週間以上が経ちましたが、田圃はオタマジャクシだらけになっています。
現在は昨年手付かずだった休耕田を田圃にするべく、又、トラクター等の大型機械を入れず田作りに挑戦中です。
昨年に作付けした2枚は人力では全く間に合わなかったので地元の農家さんにトラクターを入れて整地をして頂いたのですが、大きな機械が入るとどうしても生き物の循環や土壌の状態がマイナスから始まってしまう事を肌で感じていたので、人力で造った田圃とどう違いが出るのかを確かめたいと思います。
ユンボやトラクターを使えば2~3日で済む作業が、スコップと鍬で何カ月も掛かります。
結果は変わらないかも知れませんし、もしかしたら逆に劣るかも知れません。
でも人間にとっての「結果」とは違う何かが生まれる事を信じて、土の重さを全身に感じながら地道に作業をしています。
(稲田)
この通信を皆さまが手にする頃は日本列島を桜前線が駆け上っている時期だと思います。
いよいよ桜が咲いて、気もそぞろ、やはりコロナ禍でもお花見はしたいですよね。
先月号にも書きましたが東洋医学の五行の考え方では春は2、3、4月、つまり4月は春の終盤のひと月に当たります。 3月号に詳しく書いてある春の注意をもう一度が熟読くださいね。
もう一度サラッとおさらいしますと、自然界の一切の生命が一度に成長と活動を伸びやかに始める時期が春で、植物や樹木が真っ先に芽を出し成長を始めるので五行では春の性質には「木」を当て、この時期我々人間の身体も活発に新陳代謝を始め、新しい細胞の形成に向けて動き出します。
その時に冬に溜め込まれた脂肪や老廃物の解毒をして、気血の流れをスムーズにコントロールしてくれる臓器が肝臓や胆嚢になり、働きがオーバーワークになるといけないので、「肝」のケアが大切だと言う事で肝を養うと言う事が大切な時期になるという事になります。
そして肝を養う上で大切な食べ物の味覚は苦味と若干の酸味。
更に細かく言うと「辛味+苦味」を基本に「甘味+少量の酸味」を取りながら「肝」を上手く働かせて行きましょうと言うのが春の注意点で、折から出て来る春の山野草のセリやフキ、ノビル、タラの芽、うるい、ゼンマイ、こごみ、ワラビ、オオバコ、つくしなどなどの苦味を食して冬の間に溜め込まれた不要なものを体外に排出させ、肝の働きが弱くなって来ていると思ったら柑橘系や、酢の物、梅干しなどの酸味を使って補肝し肝臓の機能を上げましょうと言う事になります。
また、肝が解毒に使われる結果、肝が弱りやすくその結果、ストレスによる自律神経のバランスが崩れやすくなり、昔から「肝鬱」と言って情緒不安定やイライラ、不安なども起こりやすい季節となります。
それらの解消の為香りのあるものを積極的に取ったり、体を動かして気を巡らす事が重要になります。
「 深い呼吸と共に身体を動かす 」
春は私たちの細胞も活発に新陳代謝して活動が活発化します。
そうした時期に運動して血液の流れを良くするとこの新陳代謝が更に促進されるのです。
だからこの春の時期は積極的にどんどん身体を動かした方がいいんです。
そしてこの運動も呼吸と共に行う事により更に効果を高める事ができるのです。
呼吸は普段は無意識のうちにしているので様々な外側からの刺激や人間の感情などによって早くなったり遅くなったりと絶えず変化していますが、この呼吸を静かで深い、ゆったりとした安定した呼吸にすることは身体内のあらゆる活動を安定した有効な働きに安定させるのです。
だから、静かな深い呼吸が必要で有効なのです。
ブッダのアーナーパーナサティ・スートラ(出息入息に関する気づきの経)と言う経典の中に、息を長く吸っている時には「息を長く吸う」と知り、息を長く吐いている時には「息を長く吐く」と知るとあります。
つまり無意識ではなく気づいて呼吸を見つめ続けるのです。
これと同時に動作も静かなゆったりとした動作をしますと、実はこのゆったり動かす事は様々な神経組織や筋肉組織を隅々まで余す事なく全ての機能を呼び起こす働きをするのです。
試しにあなたも「サッ」とやっているふとした動作を10倍位時間をかけてやってみてください。
どうですか?
無意識に動かしていた動作が、とても意識的な動作になります。
それだけではなく、結構筋力を使う事に驚くと思います。
そう、実はゆったりとした動作ってすごくインナーマッスルを使っているんですね。
こうした動作や運動は大きな場所を必要としませんし、いつでも、どこでも、そして年齢も性別も関係なく誰でも出来て、無理せずしかも瞬時に深い深い世界にやる者をいざなってくれるのです。
いつまでも元気で、自分で動けるように過ごしたいとは多分どんな方々でも思っていると思います。
僕は太極拳をやっていますが、やはり老若男女問わず誰でもできるところが良いところだと思っています。
もちろん、いろいろなスポーツがありどれをやっても楽しくて素晴らしいとは思いますが。
(大友)
〜 つづく 〜
皆さまもう春がそこまで来ていますね。寒い乾燥の時期から春へと移行するという事でコロナも下火になって欲しいですし、東ヨーロッパのウクライナ問題も平和的に話しあいで解決して、暴力的で野蛮な戦争への危機を回避してもらいたいと願う気持ちでいっぱいです。
ところで地球人類の春はいつになったら来るんでしょうね。
環境活動家として立ち上がったスエーデンのグレタ・トゥーンベリさん(19才)の言っている様に、今の大人たちは未来の子供達・子孫達にとって、とっても無責任な行動を取っていると僕も思います。彼女は未来の命からのメッセージを伝えようとしていると思いますし、実際世界中の若者の多くが、彼女に共感しているんですね。
分かろうとしないのは、今の一握りの権力者やその雇われ政治家達。これから特に心配されるのは残った資源の奪い合いの為の戦争、浅はかで醜い争いなんですが、社会全体はそれに巻き込まれて行ってしまう危険性を孕んでいます。
だから自分が所属している社会的立場からではなくこの事を考える場合、個人的で、本質的な立場で、もっと大きな視野に立って、生命、あるいは霊性と言った次元で考える必要があります。そこに立ち返らない限り、ちゃんとした解決には繋がらないでしょう。
やはり人間の霊性の進化が本当に必要な時代に突入しているのではないでしょうか。
そしてこれは世界中の一般の人々の大きな声で変えるしかないでしょう。
しかも残された時間はそんなにはありません。そんな事を日々考えてしまうのですが、、、
ところで2月号にも書いた花粉対策、毎年花粉でお困りの方や知人で花粉でお困りの方をご存知でしたらもう一度2月号のごあいさつに書かれている内容を読み返してくださいね。
「海の素」は膨大な数のミネラルが含まれ、なおかつ100%天然のミネラル濃縮液で薬ではありませんが私達が元気で活動をして行くためには絶対必要な微量元素が凝縮されたものなので、どんな方にもいい働きをしてくれます。ご飯を炊く時に一合当たり3〜5滴を入れてご飯を炊いてお召し上がりください。これで家族全員のミネラル補給が出来ます。
花粉でお困りの方なら、毎朝、晩10滴ずつお水やお茶に滴らして飲むと、楽になるとの報告を沢山の方から受けています。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
皆さん、何と言っても春一番に出て来る野草はふきのとうでしょうねー!
という事で今月の旬野菜はふきのとうにします。
原産地は日本、古来より自生する野草。
ふきのとうはもちろんフキ科の植物でその花蕾部分になります。
花が開くと苦味が増して食べ辛くなるので、蕾が開く前の物がおすすめです。
そして、このふきのとうが出終わってから茎の部分のフキが成長して来るのです。
まず何と言ってもふきのとう独特のほろ苦い味が春の訪れを感じさせるんですね。
この苦味成分はアルカノイドやケンフェールという物質でそれぞれ肝機能を改善したり、発がん物質を抑制する効果があり、香り成分のフキノリドは胃腸の働きを良くする健胃成分があり、春先には是非とも食べておきたい食材なんですよ。
ちょうど漢方などでも言われていますが冬の腎に対して、春は肝を養う季節となりますので、肝機能を高めるためにもふきのとうはとても有効なんです。
ただし、ふきのとうはカリウムが多く、アクもあるので、やはりアク抜きの仕方は是非知っておきましょう。
アク抜きする場合は塩をひとつまみ入れた熱湯で3〜4分茹でたのちに冷水で良くさらすとアクが抜けます。その後冷凍も出来ます。
料理は天ぷら、おひたし、和え物、ふきのとう味噌などの他パスタや魚や肉料理の添え物としてもイケるそうですよ。
春に向かう身体作りの為にもふきのとうをこの時期に食べておきたいですね。
と言っても食べすぎは要注意、元々がカリウムが多くて陰性なので、春の訪れを感じながら適量を楽しんでくださいませ◎
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
日中の日差しが温かくなってきて春ももうすぐそこまで来ているのでしょうか。
いつになったら昔みたいに桜の木の下で酒を酌み交わせれるのでしょうか。
自然醸造による「旨き良き酒」作りをモットーに高温山廃仕込みで旨い酒を造り続ける木戸泉酒造さんの限定品。
PUREシリーズのもろみを荒漉し、そのまま瓶詰しただけの特濃にごり。
千葉県産の有機栽培山田錦を使用し酵母無添加。
濃厚でクリーミーな旨味と酸もしっかりあるバランスの取れた絶品にごり酒でした…
なぜ?過去形かというと前年の感想で、今年のものは自身もまだ味わえてません。
ですが、木戸泉さんの事なので、あの美味しさは間違いないのではないかと思い、入荷前から期待を込めてオススメします。
今年の味はいかほどでしょうか。皆様も是非味わってみてください。
※酵母も活きていますのでキャップにはガス抜き穴がついています、横倒しに注意し必ず冷蔵庫で保管して下さい。
開栓の際は慎重にガスを抜きながら時間をかけて開けて下さい。
早まると本当に吹き出す、味に似合わない暴れん坊なお酒です。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
吉田農園ピンチです。
今年は3月を待たずに人参・べにはるかが完売してしまい、
のらぼうが不調。キャベツ終了。
長ネギは昨年から大不作。
春大根や葉野菜は種を蒔いたばっかで先日の風でマルチを剥がされドキドキ。
野菜が無いのです...
春の端境期がキツいのは毎年この時期ブツクサ言っている気もしますが、
それにしても人参が早かった&長ネギ・のらぼうが不発はキツいです。
こうなったら豊穣の神頼みで笠間稲荷神社へ。
そこで降りてきたアイデアというか前々から欲しかったのですが、
今年は苗台作りを行いました。
今年は材料が鉄なので、四苦八苦しながらですがなんとか仕上がり、
後は微調整して苗の準備にかかります。
昨年は確か苗箱を大修理でした。
今年は苗台製作、来年は... なにかブツブツ言いながらDIY的なことやっているかな?
ともあれ今年はここで夏野菜の苗を作り、5月には色々な苗をやさい村さんでもお求めできるかも。
今度は成功を願いつつ皆さんも寺社仏閣たまに行くと気持ちも晴れます。
只今息抜き農園、余暇のオススメです。
くりこがね/はっさく
※状況により変更になる場合があります。
山菜や野草が春の訪れを知られる頃。山菜の天ぷらは絶品ですよね。
ただ気を付けないといけないのは“アク抜き”などの“下処理”
これを間違えると体に良くない症状が出ることもあるので要注意。
そんな時のお助けアイテム若杉ばあちゃんの本。
“アク抜き”や下処理から調理法、お手当法まで幅広くわかりやすく紹介されてます。
● 「若杉友子の野草料理教室」・・・2,750円(税込)
●「若杉ばあちゃんの伝えたい食養料理」・・・1,650円(税込)
● 「若杉ばあちゃんのよもぎの力」・・・1,650円(税込)
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第21回『 世界を変えるには、先ず足元から 』
10年以上休耕田だった田圃を復活させて作付けした一年目の御米です。
「商品」としての質は未だ未だ改善・改良の余地があると思いますが、それでも1粒1粒に元気が宿った御米に育ったのではないかと感じます。
やさい村でも有り難く声を掛けて頂き、店頭に置かせて頂いていますので手に取って頂ければ嬉しいです。
何十年も掛けて私達日本人が汚し続け、壊し続けてきてしまった日本の美しい自然の風景を取り戻すにはどうすれば良いのか、もうこれ以上悪化させない為には何をする可きなのか、一消費者として、そして現在は一生産者として出来る事を考えています。
残念ながら日本の行政は自然環境の保護・改善や食の安全性を確保するための積極的な姿勢を見せていないどころか、環境にも人体にも、特に子供達の心身に悪影響を与える事が周知となったネオニコチノイド系の農薬やグリホサート(ラウンドアップ)等の除草剤の使用規制を緩和したり、百害有って一利無しの遺伝子組み換え作物やゲノム編集作物の使用を推進して、食品の原材料表記で皆さんもよく見掛ける「遺伝子組み換えでない」の表示義務を廃止したり、ゲノム編集作物の苗を保育園や福祉施設に配布して皆が知らない間に普及させようとしたりと、あの手この手で自然環境と私達庶民の健康を壊そうとしています。
そんな行政という大きな力に向かって声を上げ続ける事は勿論、大切なのですが、私は先ず何よりも自分自身の足元を見つめ直す事が重要なのではないかとも思っています。
2011年の原発事故以来、未だ全く収束していない状況にあっていよいよ汚染水を海へ放出しようという段階になり、「これ以上海を汚すな」という言葉をよく目にします。
行政や東電に向かってのその意志表示が尤もなのは疑いないのですが、同時にその言葉は私達自身にも向けられなければなりません。
原発から海へ汚染水が流されるより遥か昔から、食器洗剤、洗濯・風呂・トイレ洗剤、柔軟剤、石鹸、ボディーソープ、シャンプー、リンス、殺虫剤、農薬、化学肥料・・・
と日常生活の中で使用し消費しているあらゆる製品によって私たち自身の手で川も海も汚してきたのです。
外に向かって「海を汚すな」と言うからには自分自身が汚してはならないと考え、私は少しずつ生活用品を変えています。
もう何年も食器洗剤は使っていません。食べて直ぐに洗えば大抵の汚れは落ちます。
肉類を食べませんし食用油は科学的な処理をされていない天然由来の油を使うので、化学合成洗剤でなければ落とせない様なしつこい油汚れにもなりません。
洗濯は洗濯マグちゃんとネットに入れた竹炭で私には十分。
台所・風呂・トイレ掃除には重曹やクエン酸を活用します。
髪洗い・体洗いはアレッポの石鹸で全て済みます。
どの商品も自然食品店で容易に手に入りますので是非、試してみて下さい。
移住先ではよくゴキちゃんが出没します。
出来るだけ箒と塵取りでキャッチ&リリースを心掛けましたが、どうしても堪えられない時に殺虫剤を使った事を反省し、今年は100%キャッチ&リリース出来る様に頑張ります!
田圃や畑では農薬、化学肥料、動物性肥料を使いません。
現在は全くの無施肥ですが、今後、圃場に施肥が必要となる場合には山の落葉や自家製の米糠で対応しようと思います。
たとえ小さな事でも今日から出来る事、変えられる事は沢山あります。
皆さんも一緒に「海を汚さない」基準で消費・生産活動を拡げて行きましょう!
(稲田)
もうそろそろ3月ですね、寒さの峠もそろそろ越えて来そうな季節です。
そもそも東洋医学の五行の考え方では春とは2、3、4月をいいます。
春の気配の陽気に誘われて、植物も動物も、もちろん私達人間も細胞レベルでも活発に活動が始まり、新陳代謝も高まります。そしてこの春活躍する臓器は肝・胆になるんですね。
肝臓は冬の間に溜まってしまった老廃物を分解して解毒し、いつでもきれいな血液を全身に流れるように管理している臓器なので、この肝を助け、働きを良くする必要があるんですね。
これが「肝を養う」って事で春のキーワードになります。
「春の皿には苦味を盛れ」という諺もあるくらいで、春先に出て来る山野草には苦味のあるものが多いのですが、ふきのとう、うど、木の芽、フキ、菜の花などのほろ苦い山菜や野菜の苦味が心身に刺激を与え、便通を促進させ、老廃物や有害物質を体外に排出させ、腸をきれいにして、解毒機能を持つ肝の機能を高めてくれます。
もう一つは「酸味」、柑橘系の持つ酸味なども肝の働きを助けます。
山菜系の酢味噌なんかも欲しくなるのもそうした春の身体を取り戻そうとする本能的なものなのでしょうね。
肝が弱るとどうなるかというと、目が疲れたり、筋肉や血管、生理のトラブルや停滞感、吐き気、疲れやすい、足が攣る(つる)、自律神経系のトラブルなどに陥る場合があります。
肝の働きを高めるには前述した方法の他に肝を使いすぎている場合には、休ませることも大切です。
日頃、食べ過ぎ、飲み過ぎで肝臓を酷使している場合には、少食、良く噛む、(一箸80粒のお米を100回噛む半断食)または本断食にも適した季節でもあります。
デトックスの為、本格的に断食してみたい方には、村長大友がアドバイスする8日間の断食カウンセリング(費用:38,000円)もやっているのでお問い合わせ下さい。
「 春風の中で太極拳 」
なんか春めいて来ると何だか身体を動かしてみたくなりますよね。
この原稿を書いている今はまだ寒くて用事が無ければ外に出たいとは思いませんが、後1ヶ月もしないうちに、きっと春を感じる様な季節が来ると思います。
冬眠している動物達も春の訪れと共に冬眠から目を覚まして動き始めるように、我々の身体も春の訪れを感じるとなんか動かしてみたくなる、これって本当に自然な事なんだと思います。
その、自然に身体を動かすって事なんですが、野生の動物達は、規則に縛られることも無く、教育されたように動く訳でもなく、見せる為の動きでもなく、まさに全てが無為自然の動きなんですね。
それでいて病院に行く事もなく、メタボも居らず、健康そのものなんですよね。
ありのままで、自然で、しなやかな動き、そして美しい動き、そんな動きはどうやったら出来るんでしょうね。
いろいろな方法があるのでしょうが僕は長年やっている太極拳の中にそのヒントがあると思っています。
太極拳は始まったら終わるまで動き続けるのですが、このすべての動きにおいて深くて長い呼吸と共に、中心と安定とバランスが求められます。
やってみると分かりますが、同じ形を繰り返しやっているように周りからは見えるかもしれませんが毎回々々一度として同じ動きは出来ません。
だから飽きるなどという事はありません、毎回が新鮮です。
毎回自分自身や、大袈裟にいえば宇宙と対面している感じです。
春めいた風を感じ始めたら外で太極拳をやりたくなります。
新緑の季節なんかも大地や自然のエネルギーを目一杯感じながら、その自然に浄化されながらその自然の中に溶け込んでいくような太極拳をやってみたくなります。
私が一番嬉しくて、心踊る至福の時は、自然や宇宙と一つになっている時なんだと思います。
まずは素直に楽しむこと。
これをモットーにこの春には春風に吹かれながら太極拳をして行きたいです。
(大友)
〜 つづく 〜
皆さまこんにちは!お元気でお過ごしでしょうか?
いよいよ2月、立春、節分という事で、まだまだ寒い日が続きますがそろそろ春の訪れの季節を迎えるのですが、春になると憂鬱なのは花粉症でお困りの皆さんでしょうね。
そんな方々には「海の素」がありますからね。
本来年間通して、毎日のミネラル補給としてお米を炊く時やお味噌汁やスープを作る時に使って頂いているこの海の素ですが、これからの花粉の時期にこれで楽に過ごせる方々がたくさんいらっしゃいます。また、この時期になると、日本中の自然食品店の皆さまから多数の注文を頂いております。
花粉でお困りの方は、以前モニターを募集して使って頂いた時は、朝、夕10滴をお水やお茶に入れて摂っていただき試したところ、かなりの皆さまの喜びの反響を頂きました。
もしも身近な方々でお困りの方がいらっしゃったら、一度お試し頂けたらと思います。
今の市販の野菜やお米、特に農薬と化学肥料を使って作られているものはみんなミネラル不足なんです。
ご存知かと思いますが、化学肥料は基本、窒素とリン酸とカリの3種のみで出来ています。
本来ちゃんと植物性堆肥などを入れていれば、植物も微量ミネラルは必要なので、ある程度の微量ミネラルは循環のサイクルで土壌に戻されるのですが、化学農法に頼り切りの土で育てられる野菜やお米は微量ミネラルは取り出される一方なので、もう本来のミネラルが畑から無くなりかけているんです。
つまりは日本人全体がミネラル不足に陥っているのです。
畑の土壌からミネラルが無くなり野菜やお米がミネラル不足になっている事と様々な現代病の増加とは大いに関係があると考えている、学者や医師の方々も沢山おられます。
皆さまも微量ミネラルの不足の事を是非考えていただきたいと思います。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
今の季節のブロッコリーは夏に種を撒いて冬に収穫する。
特に真冬日を迎え霜に当たったブロッコリーは甘味も増して一年で一番の美味となる季節を迎える。
ただし、早春に種蒔きして夏に収穫する夏のブロッコリーもある。
ブロッコリーの原産地は地中海東部沿岸地域でキャベツなどの原種と同じケールが祖先のアブラナ科の植物で、イタリアで品種改良されて現在のブロッコリーとなった。
また、カリフラワーなども同じ祖先で、枝分かれして品種改良されたもの。
元々地中海東岸の冷涼な地域が故郷なので本来は寒さを好み、暑さに弱く、越冬してこそうまみを増す冬野菜である。
名前の由来はイタリア語の茎、またはラテン語の突起、や出っ歯をさす言葉から来ている。
ブロッコリーは明治時代に日本に渡来していたが、長く一般的には広がらず、一般的に食用として栽培されたのは戦後である。
やさい村では、これから大人気の地元吉田農園のブロッコリーをはじめ、各生産地からの物が店頭を飾る。
ブロッコリーの料理は何といっても火入れが肝心で、浅いと堅くて味が出ず、また茹で過ぎると花蕾が崩れてしまうので、湯を沸かし、サッとひとつまみ塩を振り込んだところにブロッコリーの茎をまず入れて、その後花蕾部分を入れ緑が鮮やかに、そして茎に透明感が出てきたらザルに上げ、素早く冷ますと歯応えも色も申し分なく上手に仕上がる。
他には、他の野菜と共に炒める、又じっくり煮込んでシチューやスープ、ポタージュ、ジェノベーゼ風パスタもおすすめなのでお好みと、その日の天候や体調によりたっぷりお楽しみくださいませ♪
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
寒さ身に染みる日がまだ続きますね。
冬には様々な酒蔵さんから“しぼりたて”という冬時期にしか出回らないお酒が多くあります。
出荷前に火入れをしてから出荷する事が多い日本酒ですが、その火入れを一度もしないで、できたての若いまま瓶詰めしたフレッシュで爽快な味わいが特徴。
精米具合やお米の種類にもよりますが、できたての若い酒なのでお米のほのかな甘味・旨味も感じます。
さらに今月の酒は埼玉県で親子2代、約60年間自然農法で栽培される山田錦を使用の“しぼりたて”、今年の味はどんなものでしょうか。ご自身で確かめて下さい。
暖房で室温が温かかったり、温かい料理を食べてのんびりする時にフレッシュで爽快な“しぼりたて”はいかがでしょうか。
2月22日は「おでんの日」なのはご存じですか?是非、おでんとどうぞ。
屋台のおじさんに人気な日本酒のだし割・・・にはちょと贅沢すぎますね。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
2月を前にして、農園は端境期に突入した模様です。
播種のタイミングが遅くなってしまった葉菜類は充実前に枯れてしまい、
またピークを過ぎた野菜も芯まで凍って枯れてしまい、
キャベツ、ブロッコリーの半分は越境した木の影で成長不良に見舞われ...
とネガティブな事もありますが、まずは気持ちを切り替え片付けて、
2月には春に向けての種まきです。
今は名残のチビキャベツや、人参や、八朔といった収穫期の長めのものと、
サツマイモが中心で、これも完売ごとに減っていくという状態。
吉田農園も3月・4月には野菜を買うことになりそうです。
端境期は端境期で今は夏野菜の品種選別と、果樹の剪定。
この後播種&育苗と、収穫以外の準備作業が待っています。
皆様も心も体も健康に、変なウイルスによるショック後に楽しく活動出来るよう
準備はしておきましょう。
まさに今の世は全体で端境期なのかも知れない。
なんて事を考えている吉田農園でした。
サツマイモ/人参/白人参/キャベツ/小ロマネスコ/八朔
※状況により変更になる場合があります。
2月は祝日も2日間あって、節分やバレンタインデーとイベントもあってワクワクしますね。
餡子の次にチョコが好きです。チョコが好きです!
(オーガニック・ビーガン・ロー)と三拍子揃ったローシクチョコレート。
カカオをローストせずに低温発酵もしくは乾燥させたカカオ豆を42℃以下で低温加工するので過熱による栄養素の減少を最小限に抑えられカカオの栄養を摂りたい方に人気です。
人気No.1のブルーベリー、5種のorganicスパイスブレンドしたフレーバータイプ。
他にコーヒー、ストロベリー、ハイカカオ77%、マイルドの6味。
お好みを見つけてください。
● 1個(37g)… 各種 540円(税込)
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第20回『 オーガニックでも体を壊す!? 』
私が可能な限りオーガニックの食材を選ぶ食生活になって15年程が経つかと思います。
何も意識せず何でも食べていた頃に比べれば、風邪には殆ど罹りませんし、酷かった花粉症も軽くなり、日々の体調は明らかに良くなったでしょう。
しかし改めて振り返ってみると、常に体に力がみなぎっている様な活力や元気が有るかといえば、決してそうとは言えません。
それが何故なのかと考えると、「オーガニックであればいつでも何を食べても飲んでも体に良い」と勘違いをしていたからだと気付きました。
普段、料理は自炊するもののこまめに毎日作るには至らず、月に一度大量の豆カレーを作って冷凍し、それを毎日食べると云う生活を毎日、数年間していましたし、やさい村随一の日本酒好きであった事は言わずもがな、コーヒーや甘味、果物も好きでよく採っていました。
カレーには季節毎の旬野菜を使っていましたが、欠かせない多量の香辛料は本来、体を冷やして夏の暑さを凌ぐために採る可き食材です。
コーヒーもまた暑い国々が原産地である様に、ホットコーヒーであっても体を冷やす作用があります。
甘味や果物も旬の林檎や蜜柑、柿等を除いては、含まれる糖分がやはり体を冷やします。
そう云った食材ばかり数年間採り続けた事で体が冷え易い体質になってしまい、秋冬には末端冷え性になります。
オーガニックの食材を選ぶ事は勿論、体にも環境にも大切な事ですが、それ以前に先ず季節に沿った食材、生活している土地の身の周りで獲れる食材、日本人に合い、自分の体質に合う食材を選ばなければ「オーガニック」と云うだけで体には毒となるのです。
何故、夏野菜と冬野菜があるのか?北海道と沖縄では、日本と諸外国では同じ作物が育たないのか?それぞれの土地柄によって人々の体格や人格、気質が違うのか?その考えを突き詰めて行くと、それぞれの地域で昔ながらに営まれていた食文化や生活様式がいかにその土地と自然の理に適っていて、人々が本来的に「人間らしく」世界に存在していたであろう事を窺い知る事が出来ます。
そして「豊か」で「便利」になった筈の現代の食生活がいかに「豊か=過剰」で「便利=無秩序」となって私達の心と体を、更には社会をも自然の摂理から外れた状態にしているのかを思い知ります。
その要因となったきっかけは、私達の食生活が「作って食べる」から「買って食べる」事へと変わったからではないでしょうか。
住んでいる土地と季節に合った作物を育て、又、身の周りに自生する自然の恵みを頂く事。
当時の人達は「何も無かったから」と言いますが、だからこそ必然的に季節に沿い、自然に適った食材を頂く事が出来たのです。
それに比べて私達は地球の裏側の食材ですら簡単に手に入る「豊かさ」「便利さ」を良い事に、食べたい時に食べたい物だけを選び、中華や洋食やアジア料理と季節も地域性もバラバラの食生活を送り、農薬や肥料を使って冬に夏野菜を育てたり、南国で北国の食材を作りながら、環境に無理強いをして水や土を汚し、山は荒れ海は濁り、「四季」が失われつつある日本になっているのではないでしょうか。
そんな意識を持ちつつ、欲に流されない様に気を付けながら、己れを知り、足るを知る食材選びや、私自身の田畑での作付け選びをしていかなければと思います。
(稲田)
小寒、大寒を迎えてまさに冬将軍の真っ最中、毎日寒い日が続いて、もう暖かかなるまで冬眠したい〜!って人も居るかも知れませんね。
でもね、2月に入るといよいよ立春なんですね。
まだまだ寒さは続きますが、夜より昼の方がじわじわと長くなって来ます。
僕は以前20年ほど立川で畑をやっていましたが、地表面には緑がほとんど見られないこの時期、畑を掘り起こしてみると、根っこや地下茎はどんどん若い芽を出して伸びて成長を始めているんですよ。
そんな植物の根の成長するエネルギーを見ながら、あぁ、もう春は始まっているんだなぁと肝心していました。
まだ、表層には現れていないのですが、もう植物は春に向かって成長し始めているんです。
私達の身体の中でも、少しずつ変化が始まっているんですよね。
冬は腎を大切にすることが大事なんですが、まだこの時期は寒いですからやはり、食事は根菜をベースにした加熱した料理を中心にして、何となく変化が欲しくなったら、加熱の要素を浅くした料理も合うかもしれませんね。
例えばじっくり煮込んだものから、あっさり火を通したものなんかも美味しく感じるかも知れません。
でも生野菜のサラダなんかは、身体が冷えて、寒さがこたえて来ると思いますので、せめて蒸し野菜のサラダくらいにした方が良いでしょうね。
手足が冷える人や寒さがこたえるという人はやはり身体を温める料理を心がけて、足湯や、お風呂でじっくり温まってからの半身浴をおすすめします。足の手技もやると良いでしょう。
お互い家族やパートナーと交代で出来たら最高です。
学びたい、あるいはやってもらいたい方は是非手技クラスへ!
そして、2月も後半になって、ふきのとうなどが出始めるような季節にになって来たら、そうした山菜類を取って冬に溜まった毒出しのデトックスをする季節が始まるのですが、それはおそらく次の3月号が出る頃からになるでしょうね。
「 心の健康 」
かつて日本縦断の生存への行進を行った時、本当に様々な著名な先人の皆さまを訪ねて多くを学ばせて頂いたのだが健康について、かの傑作である「食物の陰陽表」を作られ世に出されていた小川法慶先生を訪ねた事がある。
先生の講演は以前伺ったことがあったが、その時講演の中で一つの比喩として「豚も健康である、、、」というくだりがとても印象に残った。
つまり我々人間にとっての健康とは、さらなる精神性や心の健康が求められるという事であった。
もちろん五体健全は嬉しい事ではあるかもしれないけれど、それだけじゃないでしょう?と語ってくれていたのだ。
今の健康ブームがいろんな簡単な健康食品やグッズや、サプリなどに流れてしまうのに対して小川法慶氏が信奉したマクロビオティックの提唱者の桜澤如一先生は欧米に食養を広める為に健康を7段階に分け、最高判断力に達する事を至上の健康と位置づけておられたので当然の事ではあるのだが、ともすれば健康=身体的な健康と短絡的に捉える現代の一般的な健康観の風潮からするとハードルは高く感じるかもしれないが、例えば今月の言葉で紹介しているニサルガダッタ・マハラジも語っているように、我々の気持ちはほんの表層の、しかも移ろい変わり、やがては消えて行く執着や欲望、実態の無い物ばかりに捉われていて、気がついた時には死を迎えるばかりという状態になって初めて、生きるとは何かに直面するような悲しい現実があるんだな。
そしてまた、一方では毎年何万人も、将来に希望を持てなくて自ら命を絶つ自殺者が後をたたない。
まさに今は社会そのものが理想や目標を失った病的な社会になっているんです。
コロナやいろんなことがあるけれど、こういう時こそ心の健康や精神性、人間は、私たちは、何処に向かって進むべきかをちゃんと見定めることが必要ですよね。
本当は、何もなくても生きている事だけで、嬉しいし、楽しいし、みんな愛しいし、ありがたいし、感謝してもしきれないくらいしあわせなんですよね。
そんな気持ちが広がっていったらなぁ。
先ずは気づいた人から一銭も掛けなくても、誰でも、思った時から始められる事、ニッコリ笑って心の健康、始めるときじゃあないでしょうか。
(大友)
〜 つづく 〜
皆さま、あけましておめでとうございます!
令和4年(2022年)が皆さまにとって、また世界にとって、この地球に住む全ての生き物たちにとって、平安で平和で喜びに満ちた年となりますよう、心からお祈り申し上げます!
私達、一人ひとりの暮らしや生き方が、実は世界や地球と密接につながっております。だから、私たち一人ひとりの考え方や生き方、行動が、未来の地球を作り上げて行っているのです。
今、まった無しで地球規模で起こっている異常気象を何としても食い止め、安定した地球環境を作らなくてはならないという事で、2021年に行われたCOP26では、2050年にはCO2排出自体をまったくのゼロにすべく各国が努力しようという国別達成目標に世界124ヵ国が参加したのです。
それらの国々の総合努力によって、地球全体の気温上昇を産業革命の前から1.5度に止めるべく各国が努力しようという事なんです。
京都議定書、パリ協定、断片的に聞こえる会議ですが、実はすべてこのCOPで継続的に話し合われて決められた事なんですね。
いまだに、強制力などは持っていないのでトランプみたいに勝手に離脱したり、バイデン大統領で復帰したり、世界一のCO2排出国の中国が入っていないなどと、あやふやな部分もありますが、やはり国を超えて地球環境を考え語り合える貴重な場なのだと思います。
環境問題には国境は有りません。
アメリカの竜巻、日本のゲリラ豪雨、南太平洋の島々の水没、数え上げればキリがありませんが、すべての人の生活に直接関わる問題であり、私達の暮らしに直結している問題なのです。
その事をしっかりと考えて、我々一人ひとりも日々の暮らしを考え、一歩進める一年でありますように。
私達が足元で今すぐできる事、例えば全ての学校給食を有機食材を使った給食にして行く事でも、子供達の健康を増進させ、土壌や地下水を汚染から守り、除草剤をやめることによっても農薬被害を減らし酸素を大気中に増やして地球環境を守ります。
今更ながらですが自然・生態系を保全しながら生きていくライフスタイルの重要性も再認識されたのです。
これからはさらに、先住民の知恵や、東洋的な自然との共生の知恵や技術が見直される時代になると思います。
やさい村創立のテーマでもある「自然と共に生きる」が本当に人類全体のテーマになって行くと思います。
来年も微力ながら頑張りますので、宜しく御引き立てのほどお願い申し上げます!
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
日曜営業は、9・23日(16・30日休み)
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
いよいよ冬本番の1月になって、これからが旬となる野菜は白菜、大根、小松菜、ほうれん草、キャベツ、ブロッコリーなどなどあるが、何と言っても冬ねぎじゃないって事で、今回のご紹介は「ねぎ」に致しました。
このねぎですが原産地は中国西部、またシベリアなど。
中国では紀元前200年頃には既に栽培の記録があり、日本には奈良時代頃には伝わって栽培が始まった。
季節により冬ねぎとか夏ねぎとかといった名前で呼ばれたり、あるいは白ねぎ、青ねぎなど色合いで呼ばれたり九条ねぎなど地名で呼ばれたりもします。
ねぎはやはり冬は鍋に代表されるように煮込み料理に多く使われますが、もちろん生で刻んで薬味に、そして焼いたり、炒めたり味噌汁に入れたりと万能な用途に使われます。
ねぎはその薬効果が古くから知られており、体を温める事はもちろん、疲労回復、食欲増進、健胃、健腸、風邪予防や喉の痛み止め、解熱などに効果があり、食養ではウイルス性の風邪・インフルエンザなどの解熱にも第一大根湯に加えて使います。
また、ねぎの髭根部分は糖尿病の特効薬としてきんぴらや炒め物などに細かく刻んで食養では使われます。
ねぎに関しては刻み方や切り方で様々な味の出し方があり、繊維に沿って縦に切ると甘く、繊維を断って横に切ると辛味が立ち、引き切りにすると繊維に優しくスッキリ甘く、押し切りにすると繊維が潰れて辛味がたちます。
縦切り、角切り、斜め切り、小口切り、筒切り、千切りなどを上手に使い分けましょう。
冬ねぎのオススメ料理は大きく丸ごとの焼きねぎ、焼きヌタ、グラタン、ネギ味噌などは身体がホカホカ温まって来ますよ。
保存方法は新聞紙に絡んで少し湿らせて保存、泥付きはさらに保存できますし、髭根が沢山ある物は土に白い部分を埋めて長期保存も出来ますよ。
でも、普通なら1週間くらいで食べ切って新しく買った方が鮮度は良いと思います。
殺菌作用が強いので、インフルエンザやコロナが再燃するようならその前にしっかりねぎを食べておいた方が良いですね。
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
冬本番の1月、お正月もあっておめでたいムードが漂い外出する方も多いと思いますが、まだまだ気を抜けない状況でもありますね。
そんな時には美味しいお酒を宅飲みで。
仁井田本家さんの自然米100%使用で作られる“燗誂”自然酒を蔵で一年間熟成させた、お燗用のお酒です。
“お燗なんて吞兵衛なおじさんの飲む物”なんて考えはもったいない!
お燗にすると香りや味わいの変化、口当たりのまろやかさを楽しめます。
常温でも美味しいお酒なので是非お燗と常温を飲み比べてみてください。
若い方なんかは、よい機会なのでお父さんと一緒に飲むなんていかがですか?
「お前も酒をわかってきたな…」と褒められるかもしれませんよ。
心身をあたため、体ににやさしい、柔らかなおいしさを、新年の訪れとともにお楽しみください。
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
完全に冬となったようです。
欅の葉は落ちてしまい、集めて集めて3年後の培土や堆肥として、これから発酵です。
農園の野菜は、キャベツが虫にやられて全滅か!?と思いきや、なんと復活しました。
キャベツの力か,場の力か,はたまた「思い」の力か。
不思議なことも起こるものです。
これからムクドリに突かれてしまうまで、生命力の塊が出荷できます。
いよいよ年末、その後の新年と大忙しとなります。
世はまた新たな脅威のO株が出ているようですが、皆様ご自愛と共に、元気いっぱい過ごしましょう!
それでは、良いお年を!明けましておめでとうございます!
白菜(大・小)/ブロッコリー/キャベツ/サツマイモ/人参/もものすけ/紅芯大根/トレビス/チコリ,プレコーチェ/チコリ,ボルカ/わさび/水菜/からし菜/ルッコラ/小松菜/ほうれん草/里芋/京芋/八つ頭/体中菜/柚子/はっさく/みかん
※状況により変更になる場合があります。
通信1月号という事で、あけましておめでとうございます!
大好評、加藤農園さんの秋田県産・無農薬たつこもち100%使用、発芽玄米餅をご紹介します。
切り餅は8切入りで発芽玄米・発芽玄米(よもぎ入)・白米餅・3種の切れ端が入ったお得な端餅の4種類。
1月末頃からは寒餅(なまこ餅)も登場し、青のりや黒豆、くるみ等々毎年6種類くらいのバリエーションがあるので是非、味比べ食べ比べで季節の味をお楽しみください。
● 切り餅… 各種 648円(税込)
● のし餅… 各種 1,620円(税込)
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第19回『 本当の《 いただきます 》』
初めはただ「美味しい!!」という感動から選んで買う様になった無農薬・無化学肥料の野菜や果物。
それをきっかけに日本の環境問題や現代人(特に子供達)の心と体の健康問題に興味を持ち、又、人間以外の生き物の命の尊厳についても考える事があって、今は肉・魚介類・卵・乳製品・蜂蜜等を採らない食生活になり、衣服や生活用品を買う時にも植物性の原材料の商品や、環境に負荷を掛けない製品を選ぶ様に心掛けています。
世間では「ベジタリアン」とか「ヴィーガン」と呼ばれるライフスタイルですが、特にヴィーガンと呼ばれる人達の中には、ヴィーガンではない人を「悪」とみなして攻撃的・暴力的な行動を起こす事も時々あるので、互いの考えや立場を尊重した上で様々な命の平和を求めながら生活しようと云う私の想いに照らし合わせると、私がベジタリアンかヴィーガンかと云う事に拘りは無く、「私は私」として何を考えどう行動するのかが大切だと思っています。
互いの価値観の間に線引きする様な肩書きや能書き、理念や宗教や哲学なんて何でもいいから、とにかく皆が少しでも水や土や空気を汚さない、命を傷付けない選択を日々の消費・生産活動の中で心掛けませんか?と云う事が私の想いです。
先ず私が周りから最初に興味を持たれる事は「植物性の食品しか採らない」「野菜や海草しか食べない」と云う事です。
「生きていけるの?」「栄養は足りるの?」とよく訊かれますが、どう答えれば分かり易く、且つ「食」の問題が「環境」や「命」の問題と深く関係している事を伝えられるのか、なかなか難しく毎回悩みます。
元々のきっかけは「人の命も他の生き物の命も同じ」と感じたからです。
皆さんが家族を愛し、子供達を愛し、犬や猫を愛して大切に想い、幸せに生きて欲しいと願う様に、私は牛も豚も鳥も、魚や虫もそれぞれが幸せだと感じられる一生を送って欲しいと願っています。
ですからそれを単に私(人間)の欲望や都合だけで妨げたり奪い取ったりしない消費・生産活動をしようと決めました。
牛や豚や鳥、魚や虫だって、好きな相手を愛し、子を産み育て、好きな場所で自由に一生を過ごしたい筈です。
しかし現代の畜産業・水産業は生き物を命ではなく「商品」として工業的・機械的に扱い、消費者もそれを「食品」としてしか考えなくなりました。
私達の祖先は自然の恵みから命を「頂く」と云う感覚を持っていたから「いただきます」と云う言葉を使ったのでしょう。
しかし私達はその「いただきます」を単に「食べる」と云う意味にしか使っていない様に思います。
皆さんは目の前に並ぶ一つ一つの食べ物が一つ一つの「命」だと云う事を意識しているでしょうか?
そして多くの「命」が人間の都合だけでひどい扱いを受けて生きている事も事実です。
それは野菜や果物も同じく、人間の都合だけで農薬や化学肥料・除草剤を撒かれたり、遺伝子組み換えやゲノム編集の様に無理矢理な品種改良をされたのでは、作物も土や水も「幸せ」ではないと思います。
ですから皆さんの毎日の食卓の中に、肉でも魚でも野菜や果物でも、愛情の中で幸せに育ち、育てられた「命」を一品でも多く並べられる様な食材選びを意識して、地球を汚さない消費・生産活動を一緒に広げていければと思います。
その手に取った食材が「幸せ」かどうか、想いを巡らせてみてください。
(稲田)
いよいよ冬至を迎えて、一年の内で一番陰の強い時期がやって来ました。
ご存知の通り昼が一番短くなり、冬至を過ぎると少しずつまた日が長くなり始めます。
クリスマスも実は古代ケルト以前から伝わる太陽の復活を祀る祭りだったのは皆さんのご存知の通りです。
洋の東西を問わず、人々は太陽の光が生命にとって決定的なパワーである事を知って、その復活を祝って来たんですね。
実は、この最も陰の気の強い時期を乗り越えて行く為の食べ物や食べ方の食養の知恵は前号の -その83- に書いておきましたので、是非もう一度読み直して頭の中に叩き込んで実践して頂きたいと思います。
そしてこの時期に一番影響を受ける臓器は腎なんですね。
東洋医学でいう腎とはただの腎臓だけでは無く腎とは生命力の源そのものを表している言葉でもあるんです。
食養に関しては前号で詳しく触れていますので今号では気功や太極拳で行われている立禅(站当功)での腎を養う立ち方について説明したいと思います。
まず足は肩幅に取って並行に置き、膝を軽く曲げて立つのですが、その時に尾骶骨を下に向け腎臓周辺を緩めて気血の流れを解放するのです。
つまり壁ぎわに立つ場合、背中から腰にかけて壁面に沿ってS字ではなくピッタリ寄り添うように立つ事になります。(モモで体重を支える事になるのでモモは辛くなりますが)
そして腹式呼吸を行うのですが、それを行う事により横隔膜の上下運動が足の静脈の血行を促進させるのです。
その事により体内の老廃物や瘀血や余分な水分はどんどん循環して、腎臓はそれらの浄化を促進させて行くのです。
寒くなると血管も収縮しやすく、またそうなると身体も冷えて、コリや痛みも出やすくなり機能全体が落ちてきますが寒い時期でもこの立ち方で腹式呼吸をする事によってどんどん循環と代謝が良くなるって事なんですね。
身体も温まって、腎機能も活発に元気になって来ますよ。
食事も気をつけ、身体が温まる食事をしながらこれをやりますと本当に腎気を養い、アンチエイジングする事が出来るのです。是非皆さんもやってみてください。
「太極拳について」- その4
「見えても見えない:それは透明(夷)だ。
聞いても聞こえない:それは静寂(希)だ。
捕まえても得られない:それは不可得(微)だ。
この三つは分けることができないから、ひとつになっている。
うわべが輝いている訳ではない。
裏に謙遜が隠れている訳ではない。
止まることなく、変化の絶えることがないから名前の付けようがない。
それは円を描いて無に帰る。
形もなく、姿もなく、目の前で明滅している。
それに出会っても頭は見えない。
後ろから追ってもしっぽは見えない。
太古のタオ(道)に従って"今"に目覚めよ!
太古の初めを知ることがタオの命ずるところ(道紀)である。
これは道徳経の一説です。
太極拳ついては諸々の意見があるようですが、仏教系の少林拳に対して道教の本山でもある武当山で修行を積む道士達の間で瞑想修行の間に健康保持や増進そしてそれ自体が動的瞑想として行われて来たのが太極拳で、他の形意拳、八卦掌と共に武当三派と呼ばれ、少林拳を外家(出家を現す)拳と言うのに対して、内家拳と言われるようになりました。
太極拳はその形自体が太極を顕し、無(静)から始まって千変万化(動)して無限に広がりそしてまた無(静)に帰る、宇宙そのものを表しているかの如く感じさせられます。
すべては変化していて、変化し続けている事だけが不変です。
それを現す太極拳についてこのように語っている人もいます。
〜太極(タイチィ)とは、変化を理解できるようになるため自分の普遍性にいかに満足しうるかを覚える事です。
太極とは覚醒です。
太極とは、心を開き、感受し、自然の流れに従うことができるように自己の中心へと帰ることなのです。〜
太極拳は、ただのラジオ体操とは全く違います。健康体操ではありません。
それをまず皆さんに是非知っていただきたいと思います。
もし、そのような姿勢で太極拳を学ばれるなら必ず、人生の問いの答えをしっかり手にすることができるでしょう。
(大友)
〜 つづく 〜
いやいや、早いもので今年も12月です。この1年あっという間に来ちゃいましたねー。
やさい村では12月には色々なイベントをご用意して皆さまのおいでをお待ちしています!
先ずは今年1年の最後の閉めに、皆さまには是非12月5日(日)に開催する若杉友子さんの講演会「本物の食べ物と食べ方が世界を立て直す!」はぜひ、絶対聴いて頂きたいです!!
それから、お正月を迎えるに当たってのお正月の準備の締め切りのお知らせですが、
【 年末商品の注文締め切り 】
●ムソー「お節料理」の注文…12月6日(月)
●「年末野菜」の注文…12月20日(月)
●加藤農園「のし餅」の注文…12月20日(月)
(※ご予約数に達し次第、締切となりますのでお早めにお申し込みください)
になりますので宜しくお願いします。
あと、イベントとして「真菰の〆縄リース作りワークショップ」を12/19に開催致します。
Xmasリース・お正月の〆縄を神の草と呼ばれる神聖な真菰を使って自分で作ってみましょう!
いざと言う時のためにも何でも自分で手作り出来るようになっておくのが良いですよ。
先日、11月21日に行われた吉田農園での「芋煮会」は、大人6名子供5名の参加で本当に楽しみながら、しっかり味見しながら畑や野菜の事をたっぷり勉強出来ました。
こんな都会の中で一瞬で田舎にワープしたかの様な体験でしたが、皆さんとても楽しい時間を過ごせたと大好評でした!
今後もやさい村は生態系を守りながら頑張る吉田農園や農家さん達を応援させて頂きます。
この企画もまた是非次回も続けて行きたいと考えていますので、是非皆さまもその輪に加わって頂きたいと思います。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
マコモの葉を使いXmasにはリースとして、お正月にはしめ縄として飾れるリースを作ります。
古くから食養、薬用、霊草として使われていた真菰は人々の健康と幸せを願う事に欠かせない植物です。
今回はそんな真菰の葉を使用したリース作りを開催します。
飾り付けは簡単にアレンジ可能なのでクリスマスリースやお正月飾りとお楽しみください。
当日は埼玉県川越市で無農薬マコモ栽培農家・谷道さんにお越しいただき、マコモの事やしめ縄の事などのお話をして頂きます。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
今が旬の野菜類も多いけれど、今回は「里芋」を取り上げます。
里芋の原産地はインド東部からマレー半島にかけてで、亜熱帯地域に広く分布するタロイモが原種でそれらの最北端に分布しているのが里芋とされている。
古くはインド東部では紀元前3000年程前から栽培されていた形跡があり、日本列島には米より早く、2000年程前の縄文時代後期には伝来して、縄文人達にも食べられていたと考えられている。
里芋は親芋を植えると子芋、孫芋と身を付ける事から子孫繁栄の象徴とされ、お月見やお節料理などで縁起物として扱われて来ている。
10月〜11月半ばが走り、11月半ば〜12月半ばが盛り、名残りは1月一杯位迄で、走りは繊維が硬く淡白で油との相性が良く、名残りは熟して風味が増し、蒸す調理に向く。
調理法としては、蒸す、揚げる、煮るなどで、水っぽくならず、ねっとり感を出すには蒸す方法がオススメ。美しく仕上げたい場合には綺麗に成形してから蒸す事。
揚げる場合には必ずぬめりを取る下処理をして水気を取ってから170度の油でいじらずに揚げる事。汁物などに使う場合も水に晒してぬめりを取っておくと濁らず、さらりと仕上がる。
筑前煮や里芋の煮っ転がし、里芋ご飯や、揚げ里芋の黒ごま和え、また煮崩れを防ぐためには蒸した後に出汁に漬ける調理法もある。
けんちん汁など冬場の根菜類の煮込み料理には欠かせない一品である。
昔から民間療法の手当てで芋湿布薬としても使われており、食養では、手当て法として、「里芋パスター」と呼ばれて使用され、傷、火傷、ガンの吸い出しなどに使い、かなりの効果が期待出来る治療法である。
筆者の私も以前喘息の発作で呼吸困難に陥った時に里芋パスターを貼ったところ、九死に一生を得た事があった。
また、乳がんを食事療法と里芋パスターで完治させた人が「乳がんと里芋パスター」という本を出版し、現在では電子書籍になっている。
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
アッという間に12月。もう今年も終わりか。。
1年が早くなったな。。。と感じる事が多くなった。
けれど日本の年末には良い行事がありますね。
クリスマスを家族や友達、パートナーと過ごしたり。
年越しには除夜の鐘の音で煩悩を払い1年に感謝し。
お正月には年神様を迎え1年を祈る。
そして忘れてならないのが、美味しい料理と“美味しいお酒!!”
ワインや清酒と色々迷いましたが、ここは変わり種のどぶろく精米歩合70%の山梨のこしひかりを100%使用、米・酵母・酵素がいっぱい入っていて一切濾さない濃厚な味わいの甘口。
ここ最近では美容効果も期待され女性人気も出てきているとか。
おすすめの飲み方は5℃前後なのでしっかり冷やして飲む事がおすすめで重要。
お酒をあまり得意でない人には炭酸で割ってみるのも良い。
レモンやライムを少し搾り清涼感を加えても美味しく飲めます。
あまりにも飲みやすいお酒のなので飲みすぎ注意で粋な酔って候
(新野)
※今月の酒はセール対象外です。
いよいよ師走。皆様忙しい時期になってきますね。
自粛も終わり、気分も高まっているところに忙しさですから、「出掛けたい!」と「片付けなきゃ!」の2正面戦争です。
さて畑は、今年は長ネギと大根が非常に良くない年になってしまいました...
こういう時は、他のものがものすごく良かったりします。
それがコカブだったりします。
コロコロとして柔らかく、フルーツのような甘さ。
ポトフにしたらソーセージの存在感を横取りします。
そしてもう一つ、これは例年通りでもあるのですが、人参の甘さたるや...
農園ではこの2つを使ったポタージュなんかを作ったりしています。
40代の大人でもホームシックにかかるのではなかろうかというくらいの優しい優しい味でした。
最後は、いよいよ12月になるとブロッコリーが出荷始められます。
カブ・人参・ブロッコリーが揃えばキノコを足してグラタンが寒さにも味覚にも心にもホッと一息つかせてくれるかもしれませんね。
それも時間がないと...?ウーム...
手っ取り早く落ち着かせる魔法の元はやさい村入って右側辺りで「焼き芋くださいな」と言うと出て来ます。
冬本番暖かいご飯で風邪など引かず、過ごしましょう。
人参/小松菜/わさび菜/からし菜/カブ/色大根/体中菜/チコリ類/サツマイモ5種/キャベツ/白菜/ブロッコリー
※状況により変更になる場合があります。
新年の食卓に欠かせないのがおせち。家族の健康、長寿、子孫繁栄、出世、豊作。
一年の計は祝卓にありと様々な思いが込められた日本の伝統。
化学調味料や着色料、添加物不使用。
食材や製法にこだわったおせち料理を単品からお重まで取り扱ってます。
店頭にて各メーカーカタログ注文書をお配りしてますので是非、ご利用ください。
(新野)
*取扱いメーカー:ムソー、いんやん倶楽部、Midorie
※各メーカご注文締切など異なりますので詳細はお早めにお問合せ下さい。
● 各種400g(=約マグカップ2杯分)… 430円(税込)
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第18回『 人間を主としない田圃 』
今季作付けした「にこにこ米」(農林22号)と「ヨンパチ」(農林48号)の1反3畝を私自身も初挑戦の手刈りで収穫しました。
一般的には手刈りをする場合でも作業効率を考えて田圃の水を落として(抜いて)から水が無い状態で刈ります。
1~2日で全て刈り終わるのなら直ぐにまた水を張れば問題無いと思いますが、1反3畝を主に1人で刈ると想定した場合、1日中作業をしたとしても1週間近く掛かるだろうと思い、水生生物や水草を干からびさせない様に水を張ったままで行ないました。
ノコギリ鎌で1株ずつ刈り、4~5株を麻紐で1つに束ね、水に浮かべた大きなタライに積んで一杯になったら畦へと運びます。
そして束を一輪車に積んだら稲架を建てた場所へ運んで干すという一連の作業です。
一本手植えや水草の手取りの時もそうでしたが、地元の方々が乗る車は私の田圃の前で速度を落として「何をしているのだろう?」「今どき大変な事をやっているなぁ」と見物をしながら通り過ぎて行きます。
そして今回、ついに水も抜かずに手で刈っているなんてどうにも見るに見かねたのでしょう、わざわざ車を停めて「うちの主人が水を抜いて刈った方が好いのにと言っていたのですが・・・」と伝えに来て下さった御婦人もいて、地元の方々の優しさに心が和んだりもしました。
1反3畝の稲刈りなんて、小型のバインダーなら半日、一般的な稲刈り機なら数時間で終わります。
稲には刈り取る適期があるので日数を掛け過ぎると御米の味に影響が出てしまいます。
時間の事は勿論、体力的な負担は数十倍でしょう。それを全て承知の上でどうして手刈りに挑戦したのか。
先ずは何でもやってみなければ解らない事があると考えたからです。
1反手植えに3日掛かるとか、チェーン除草は数時間、水草の手取りなら3~4日と、現代の稲作農業には何の役にも立たない不要な情報でしょうが、今の自分にとってはそれを体で知っておく事が大切なのではないかと思いました。
来期は約5倍の面積を作付けする予定ですので、全てを今年と同じ様には出来ないでしょうが、私の体一つで何をどれだけ出来るのかという事を知れば、きっと何かが今後に活かされるだろうと思います。
後はやはり、田圃の中にいる生き物の事を可能な限り優先的に考えた上で、私は何をするべきか、するべきでないかを判断したためです。
この半年間、毎日田圃を訪れる度に目に留まった色々な生き物達。
春夏の賑やかさとは対照的に、秋から冬へと移る中で一見静かに観える今の田圃にも、泥の中で越冬の準備をしている銀ヤンマのヤゴがいたり、新たに産卵をしに飛んで来る赤トンボや糸トンボがいたりと、私の田圃を居場所として選んでくれた命が沢山いる事を知っています。
その命の和を人間の都合で乱さず断ち切らず、人間の工夫と手助けで未来に繫げていける様な田圃の在り方を模索しながら、来年は今年以上に生き物いっぱいの田圃を造っていきたいです。
毎月書かせて頂いている私の記事をきっかけに、読んで下さる皆さんにも身の周りの生き物や草花への優しい眼差しが生まれる事をいつも願っています。
(稲田)
そろそろ寒さも日一日と厳しくなって行きますね。
12月も6日は大雪と呼ばれています。
やはり温暖化なのか、最近では雪はこの関東ではむしろ春近くに降る傾向がありますが、やはり冬本番に向かう時期になりますし、秋とは違った対策が必要になって来ます。
秋に気をつけたいのは乾燥で、肺や大腸のトラブルに見舞われやすい、そして後半はむしろ冬の注意で冷えと水と腎について書きました。
12月〜1月にかけては、やはり気温が下がるにつれて体内の水分が冷え、腎の機能が低下してしまう事に気をつけて生活することが大事になります。
基本的にはまず身体を温めること、身体を温める食事をすることですね。
医食同源という諺がありますがまさにその通り、身体の冷えを直す薬などはありません、食べ物とその食べ方が大事なんです。
やはり牛蒡、人参、大根、蓮根など根菜中心の煮物、加熱したもの、穀物も未精白の玄米、五分搗米などが美味しくなりますし、腎を養う食べ物も黒米、黒豆、黒胡麻、昆布、牛蒡、木耳、生姜など黒い色のものが薬効があると言われています。
虚弱な人はこの時期取れる自然薯は特におすすめです。
ネバリスターなども良いですね。
飲み物はやはり黒焼き玄米茶、梅醤番茶、三拾年番茶、タンポポ茶、ヤンノーなどが身体を温めます。
そして手当ては「足の溝掃除」(手技講座で習うと便利)などの手当てを毎日休まずすると血行が良くなり、全身が温まって冷えから解放されるのでおすすめ、足先が冷える人は足湯もおすすめですよ。
寝具や衣類も大事なので良質な寝具、アルファウェーブの上掛けやマットや腹巻き、シャツ、スリッパもおすすめします。
それでもなお冷えるという人は湯たんぽですかね。
運動不足は水分の代謝を悪くして、水毒の原因となるので、やはり適度な運動は必要です。
冬はそんなに激しくは身体を動かさず滋養強壮、心身を養う時期と昔から考えられて来ました。
まさに食養生の大事な季節となります。
「太極拳について」- その3
「長息は長生きに通ずる」昔何かの本を読んだ時にとても印象に残った言葉である。 また、もう一つ「釈尊の呼吸法」という本を読んだ事がある。 これは釈尊が悟りを得た方法のもっとも重要なものがこの呼吸法ではないかと思って読んでみた。
つまりどんな呼吸をしているかで、その人の人生や寿命や意識に迄影響を与えてしまうのが呼吸であり、健康から覚醒に至るまで、深く関わっているのがこの呼吸法であると言う事に私の関心は絞られて行った。
生存への行進の中でも、コンスタントに安定して、長い距離を歩き続ける為には、自然と安定した呼吸をする必要がある。 意識せずとも自ずから呼吸は安定した深く長い呼吸に落ち着いて行くのだ。
歩き続ける事はまさに動く瞑想と言っても過言ではない、そして意識は研ぎ澄まされ、頭の中は雑事から次第に解放されて行くのだ。
さて、太極拳の師匠と稽古の後の居酒屋で「食と呼吸」の論戦になって、師匠曰く、「食べ物は何日も食べなくても生きられるが呼吸は何分かしないだけでも死に至る、気づかない程身近で密接なものなんだ。」なるほどね、と納得した。
前にも書いたが私自身、小児喘息でそれを20歳まで引きずって生きたので、小さい頃は何度も喘息の発作で死にかけた経験が有ったからとてもリアルに納得出来たのだった。
さて、一言で呼吸法と言ってもこれを身につけるのは難しい、たまに姿勢を正して呼吸を整える程度では、ただのパフォーマンスみたいなもので、一種の自己満足的な領域からさらに一歩前進出来無い。
その点、太極拳は行っている間はずっと深い呼吸に入っている事が出来るのだ。
太極拳には様々な身体的、精神的なメリットがあるのだが、この逆腹式呼吸を身につける事が出来るという事が最大の福音であると感じている。(大友)
〜 つづく 〜
皆さまお変わりありませんでしょうか?
衆議院選挙の前にこの文章を書いています。来年は参議院選挙も控えていますね。
この間、逆に日本の農業は衰退し、食料自給は落ち込み、海外からの粗悪な食品の輸入の為農薬の残留基準は大きく緩和され、物によっては数百倍に引き上げられ、遺伝子組み換えやゲノム食品など、一般消費者や子供達の健康を大きく脅やかす危険な輸入農産物が今もそうですが、これからさらに山のように入って来ます。
しかもゲノム食品など、表示しなくて良い事になっています。これは危険過ぎます。
そこでゲノム編集されていない食品に「OKシードマーク」をつけようというプロジェクトキャンペーンにやさい村も協力して行きたいと考えています。
レジにパンフがありますので皆さまも是非ご参加、ご協力ください。
皆んなで日本の食の安全を守りましょう!
政治が悪い、政治家が悪い、そう思っているのは多分国民の大多数ではないかと思います、だったらちゃんと投票して、正しく開票されるなら、今の日本をよりよく変えられるタイミングが来ているのではないでしょうか?
ちゃんとお金が末端の人達にも回り、内需が拡大すれば、日本経済を支えている90%の中小企業も自ずと元気になるでしょう。ちゃんとお金が循環すれば日本中に活気が戻ってくるはずです。
何故そうしないのか?
今の自民党や与党政権は経団連や大企業の政治献金で成り立っており、私服を肥やすばかりで全く国民を見ない、自分達のお金の事ばかり考えて、国民の健康や生活、子供達の未来を何も考えていないのではないでしょうか?
こんな連中を民衆の血税を使っていつまでのさばらせるつもりですか?
今世界中が新しいライフスタイルや新しい社会形態を求められている時代です。
地球規模での環境問題、温暖化、それらにちゃんと答えるべく、我々が住むこの日本を、持続可能なライフスタイルや完全福祉の社会形態の国に、世界の雛形に、変えるべき時に来ていると思うのは私だけではないと思いますが、今の政党はビジョンがなさすぎませんか?
とにかく、少しでも良くしたいですね!
★やさい村では投票に行った人には何らかのサービスを考えたいと思います!
11月、次第に寒くなりますが、根菜中心の煮物料理を副菜に添えて、身体の中から暖かくお過ごしくださいませ。
安心安全なお米や野菜を取り揃えて皆さまのおいでをお待ちしております!!
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
今年も芋煮の季節がやってきました。
料理上手な吉田さんお手製の芋煮と農家飯を思う存分味わい秋を感じましょう!
*お問合せ・ご予約はやさい村へTEL又はメールにてお願い致します。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
さてさてそろそろ秋深まって冬の入り、冬野菜である根菜類の初っ端に登場して来るのがこの「人参」。
そう言えば人参は一年中台所においてあるのでいつが旬か分からなくなりますが、本来は10月が走り、11月が盛り、12月が名残りとなる今が旬の野菜なんです。
まあ春人参ってのもあるんですがね。
人参はセリ科の植物で原産地は中央アジア、走りは水分が多く、皮が薄く、風味は軽やか、そしてアクが出やすい。
名残りとなると水分が切れ、皮が厚くなって、風味も甘味も濃厚になります。
中央アジアからヨーロッパに伝播した西洋人参は根が太く、アジアに伝播した東洋系は細く長い傾向があり、日本には16世紀頃大陸から伝播し急速に全国に広がり栽培された。
ベータカロチンの含有量はずば抜けて多く、消化不良や下痢、咳に対する薬効もあり、ガン予防などの抗酸化作用もあるのでとても有用。また、人参の鮮やかな橙色はベータカロチンの含有量とも関係があり多い程色が鮮やかになります。
また、生で食べるより加熱した方が栄養価が高い。
その食べ方は、茹でる、炒める、蒸す、煮るなどで、切り方によって食感が変わるので縦切り、千切り、拍子切り、輪切り、乱切り、シャトー切り、角切り、スライス、すり下ろしなどを駆使してバリエーションのある食卓を演出してみましょう!
煮物やきんぴらやお正月のなますはお馴染みですよね。
陰陽的に見ても地中にまっすぐ入って行く根菜は陽のエネルギーが強いので身体を温めて組織細胞などを引き締めてくれるので、これからの寒くなる時期には是非お料理の副菜に人参を使ってみてくださいね〜!
これからやさい村では吉田さんや高橋さんの葉付き人参が出て来ると思いますよ〜
運良く葉付き人参に出会ったら、是非人参の葉の天ぷらや、葉っぱを使ったふりかけを作ってみてください。セリの様なちょっとクセもありますがそこがまた良く、まいうー間違いなし!
寒い日には人参のスープもイケますよね!
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
個人的に寒い日には熱々の鍋やおでん、辛い料理が恋しくなります。
そんな料理と合う酒。
マッコリはもち米と日本酒用米麹から作った韓国のにごり酒。
日本酒の原型になったとも言われており、作り方などはよく似ています。
ふくよかな甘酸っぱい香り、やわらかな甘味。
甘味・酸味・渋味のバランスが良いのでキムチや焼肉、ビビンバなどの韓国料理から和食にも合わせやすいと思います。
(※注:瓶内発酵が続いているので急にあけると噴射します。実際に天井に届くほど吹き上がった事があります。)
飲みたい!って気持ちを深呼吸でもして抑え、ゆっくりガスを抜きながら時間をかけて開けて下さい。
待った分だけの価値あります。
(新野)
※今月の野菜・酒はセール対象外です。
ちょっと寒めですね。いよいよ秋真っ只中です。
こうなってくると農園は芋煮シーズンinと畑にいながら気もそぞろです。
さて秋といえば芋掘り!焼き芋も欲しい気温になってきますね。
もちろん農園でもやってます!
月初に掘った芋が10月後半より食べごろを迎えます。
サツマイモは、掘りたては未完成で、保存しておいしさが花開きます。
そして今回はそんなサツマイモを美味しく食べる方法を紹介します。
・ゆっくり焼いた芋(やさい村焼き芋おすすめ)…200g
・バター…30g/生クリーム(牛乳でも可)…30cc
・砂糖…20g (お家で作るふかし芋の場合25-30g)
・ラム酒…10cc/バニラエッセンス…2滴
(1)暖かいサツマイモを潰して、バター・生クリーム・砂糖・ラム酒・バニラエッセンスを入れて更に練る(フードプロセッサがあると便利)
(2)ペーストになったサツマイモをミニタルトやクッキーやビスケットの上に乗せて、オーブントースター(上火)で10分程度焼く。
農園でよくやる非常に簡単スイートポテトです。
お酒が大丈夫な人は、(2)をやらずにクリームやジャムのような使い方もOK
・・・緊急事態も明けて活動的になれそうですね。
まずは楽しい事を活発にできるための体づくりを美味しい野菜と共に行いましょう!
サツマイモ/里芋類/小松菜/ルッコラ/赤水菜/赤からし菜/わさび菜/人参/長ネギ/レタス/柿
※状況により変更になる場合があります。
寒い日が多くなってきました、そろそろ冬本番。
そんな時には身体も心も“ほっこり”温まるスープをどうぞ。
全て有機食材で作られている濃厚な旨味。
定番のコーン・ミネストローネ・バターナッツに加えビーツ・マッシュルームなどご家庭ではあまり作る事ないであろう本格スープもレトルトなので温めるだけで簡単に味わえます。
“手軽”だけど“手抜き”じゃないおいしさです。是非。
(新野)
● 各種400g(=約マグカップ2杯分)… 430円(税込)/p>
稲刈りを終え、後始末をし、きれいに田んぼを整えたところで、
今年の田んぼ仕事は終了となりました。
その後、収穫を感謝して、「刈り上げ餅」という行事を行います。
神様に餅をお供えし、みんなでご馳走をいただきます。
あとは ・・・・
いつ来るかもしれない雪に備えて、冬囲いです。
根雪になる前にすべての外仕事を終わらせなければなりません。
春まですべて雪の下になりますから。
何もかも覆い尽くされてしまう前に、大急ぎで冬ごもりの支度です。
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第17回『 ごめんなさい、ありがとう。』
農林48号は全ての株が一斉に出穂して見事な光景だったのですが、農林22号の方は最初の株の穂が出てから全て出揃うまでに約2週間掛かってしまいました。
碌な準備も用意もせず、見切り発車も甚だしい状態でまさに「ド素人」が田圃を造って早や半年が過ぎ、いよいよ10月末から11月初めにかけて稲刈り、脱穀、籾摺りをする時期になりました。
稲作に関する私の無知無能にも堪え、台風にも堪え、虫にも水草にも負けずに、何とか穂を黄金色に輝かせている稲は本当に偉大で寛容な植物です。
今まで生きて来た中でこんなにも「ごめんなさい」と「ありがとう」を毎日毎日、何度も何度も心から口にした事なんてありませんでした。
育苗が上手くいかなくても、田植えや草取りに時間が掛かり過ぎても、水管理が下手でも、一切もの言わずに茎を伸ばし葉を出し穂を垂れる稲。
更には田造りや草刈りのために何百何千もの草花、虫や小動物を殺し、外へ追いやり、それでもまた新たに生えて来る草花、健気に戻って来てくれる虫や小動物達。
「私は一体何をしているのか?」「農業とは、農とは一体何なのか?」と考えても考えても答えなんて出ずに、毎日ただ目の前の命に「ごめんなさい」と「ありがとう」を繰り返すしかない日々。そしてそれは明日も明後日も続いていくでしょう。
「農」という字の原義は「辰(貝殻)」と「曲(手を加えて柔らかくする)」の意で、貝殻(道具)を用いて手(人為)を加えるという意味があるそうです。
ですから自然栽培や自然農ですら、やはり自然である天地に人の手を加える人為的な行為だという事です。
だからこそ問題なのはその「手の加え方」です。
農薬や化学肥料を撒く事、有機肥料でも遺伝子組み換え飼料やホルモン剤・抗生物質まみれの畜産の糞を使う事、不耕起や無施肥であったとしても、栽培する場所の土地柄や風土に合わない作物を無理に育てる事等は、自然の理(ことわり)に逆らう事になって、必ずどこかで歪みが起きる種となります。
自然はそれを虫食いや病気やウィルス等で「道から外れていますよ」と私達に報せてくれているのですが、その無言の忠告を聞かずに無視し続けた結果、私達は人類史上最も不健康な体と心を持つ世代になってしまったのではないでしょうか。
そしてそれは同時に最も不健康な社会である事も意味するのであって、その影響を一番受けて苦しむのは子供達です。
私は本当に彼らに謝っても謝り切れません。こんな世の中にしてしまって「ごめんなさい」。
それでもいつも無邪気な笑顔を振りまいてくれて「ありがとう」。
その想いも込めながら、出来る限り自然の理に沿った農の在り方、田圃の在り方を模索して形作っていかなければなりません。
食べれば子供達の体と心が少しでも健康になるきっかけを作り出せる御米を育てられたらなら、僅かでも彼等に対する償いになるのではないかと考えています。
(稲田)
一口に秋と言ってもまだ温かい秋の始めと冬の手前の晩秋とは若干注意が変わります。
秋の前半を「温燥」、そして後半の冬の手前の晩秋を「涼燥」と言う分け方があります。
秋は乾燥に気をつけ無ければならず、肺や大腸と秋が関係し、それぞれの臓器の乾燥が、喉、鼻などの呼吸器のトラブルに繋がり、腸の乾燥が便秘などの症状を引き起こします。
11月頃になると、この乾燥にプラスして冷えが始まると考えたら良いって事ですね。
冷えは体内の水分が冷える事によって循環が悪くなってしまうと、いわゆる水毒と言う状態を作り出してしまうのです。
喉や鼻のトラブルの場合、塩番茶や海の素での喉のうがいや鼻うがい、気管支や肺、喘息などの場合は生姜湿布や里芋湿布。
呼吸器に効き目の高い飲み物は蓮根湯、喘息の発作などには蓮根をすりおろして盃一杯を頓服させる。
養生食としてはひじき蓮根、蓮根のきんぴら、蓮根入りの根菜の煮物など。
また、大腸の乾燥などの対策として大根や白菜、カブなど白い野菜を使った煮物や蒸し野菜。
また、水毒を排出させる為にはマコモ茶、第二大根湯などが良い。
陰性気味の人、冷えに弱い人には梅醤番茶、黒焼き玄米茶が飲み物としては良く、やはりそうした体質の人は冷え対策としても根菜の煮物はおすすめします。
市販の薬もいろいろありますが、やはり薬ではなく、自然な物で、なおかつ無農薬などオーガニック食材を使った自然療法の知識を良く知って実践出来るのがやはりベストです。
それから、やはり大切なのは運動です。
水毒は利尿しにくい体質の方には利尿を促すお茶は効き目があるのですが、身体を動かして運動することで、血行が良くなり、体内の新陳代謝が促されますので太極拳やヨガなど是非適度な運動をした方が良いですね。水分の代謝ももちろん促進されますよ。
乾燥と冷えに要注意の季節ですので是非注意してお過ごし下さいね♪
「太極拳について」- その2
〜太極拳との出会い〜
僕は幼少期から気づいた時には小児喘息で、医者との縁が切れず、それに困った両親に剣道を勧められて中学入学から大学の1年いっぱい7年間を剣道をやりながら過ごした。
ちょうど僕の大学入学は学生運動が最高潮に盛り上がっていた時期で、まさに世界的な若者の旧社会に対する反乱の最中であった。
大学内でも、また下宿に戻ってからも、よく友人達と語り、やはり社会を変える為には我々も立ち上がって行動しなければならないと考えた。
そして、やがてそれは一時的な行動ではなく、人生をかけて、自分の生き方を通じて社会を変えて行く事なのだと考えるようになった。
この頃、19歳〜30代位の自分の人生は様々な行動を行い、様々な人と出会い、とても貴重な経験をした人生の宝の時代でもあるので、いずれ機会ががあればゆっくり語りたい。
そしていのちの根幹でもある塩運動との出会い、そして、正しいいのちのあり方から変質して行くこの文明を問いかける「日本縦断の生存への行進」へと続いてきたのだ。
毎日約25キロ位を歩き続けた私にとって、行進が終わって突然何も身体を使わない東京の街の生活が始まると、身体を動かさない事が無性に苦しくて居た堪れない衝動に駆られて、あの行動中に出会った太極拳を始めてみようと思い立ったのだ。
最初は僕が行進中に出会った太極拳をやっていた彼の通っていた教室に通い24式の簡化太極拳を学んだのだが、自分が剣道をやって来たせいか比較的早く覚えられたのだが、やがて友人からさらに古式の太極拳を教えてくれる先生がいて、これはかなり本格的な武術的太極拳でしかも、その先生をお呼びできるとの話があったので、友人にお願いしてその先生を僕等が当時食養を中心とした共同体として生活していた「ミルキーウエイ」に来て頂いて教室を開く事になった。
これが僕と太極拳との運命的な出会いとなった。
僕の恩師となる島孝重さんとは、このミルキーウエイになんと群馬の前橋から3〜4年ほど来て頂いて直接太極拳を学び、太極拳の後は吉祥寺の居酒屋でさらに様々な濃い話を直接に聞く事が出来た。
師匠は鍼灸師でもあり、食養を学んでいた自分にとっても太極拳以外でも、東洋医学の面でも多くを学ぶ事が出来た。
その中でとても印象的な話は、呼吸の話であった。太極拳の呼吸法は逆腹式呼吸である。
実はこの呼吸法を行うことにより、その後多くの病める人々が起死回生の復活を成し遂げて行くのを私自身目にして来た。
まさに食の後の「息」とはこの呼吸法の事である。(大友)
〜 つづく 〜
皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
目下は台風シーズン真っ只中ですが、これから徐々に秋が深まり、実りの秋がもうそこまで近づいてきていますね。
いよいよマコモダケも初出荷、水口農園からは新米の出荷のお知らせも届きました。
ただ、長年やさい村のお客様の食卓を支えて下さった山形の佐藤さんからは来年は自然栽培を終了したいとの切実なお話しがありました。
無肥料・無農薬を続けて来た結果、収穫量が減少して、このままでは後継者に仕事を渡せないと考えていらっしゃるのです。それとやはり無農薬栽培は草取りなどの労働が多くご自身の体力的な問題もあると聞いています。
やさい村では何度か佐藤さんにも来ていただき、新米を食べる会なども催させていただいて来ましたが、やはり直接交流して細かいところ迄お互いに知れて支え合う事が必要です。収穫量の減少が伝えられた時に、それではとお米の値上げをお願いして来たのですが、佐藤さんは決して首を縦に振る事はありませんでした。
大人気の佐藤さんのお米。実際佐藤さんの無肥料・無農薬のお米でひどいアトピーが完治した子供さんもいらっしゃるので、やさい村としては、何とかそうした事実も感謝を持ってお伝えしつつ、今後は佐藤さんの持続出来るやり方で楽しんで続けて行ってもらいたいと思っておりますので、ご協力よろしくお願いいたします。
とりあえずはやさい村としては、佐藤さんのお米を食べ続け支えて来てくださった皆さんの寄せ書きのような物を送って感謝の念を先ずお伝えしたいと思いますので、是非皆さん、メッセージをお願いいたします!
一方で、国内ではゲノム編集された農産物の販売が開始されました。第一弾のトマトでは血圧を下げるとか言って、耳障りの良い感じで抵抗を和らげようとしていますが、以前この通信で写真を掲載したような化け物のような巨大な肉の塊のような牛や、異常な肉の塊となった魚の養殖、そして農薬や除草剤を山のように振りかけても枯れない農産物などがゲノム編集されているのです。
未来のために我々はどのような道を切り開き、何を伝え、残していくのか、皆んなが楽しんで、良くなって行く道を模索しながら作って行きたいと思います。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
秋だなぁ、と感じる頃に旬を迎えるのは「れんこん」。
9月が走り、10月が盛り、そして11月には名残りとなる。走りの時期はみずみずしく、アクが少なく、シャキッとして淡白だが、名残りの時期になると繊維がみちっとして来て甘みとホックリ感が増して来る。
原産地はインド。他に中国、エジプトなど諸説ある。
日本では2000年ほど前の縄文時代の大賀蓮(ハス)が見つかっており、奈良時代には栽培の記録があって古くからお馴染みの野菜。しかも世界では日本人と中国の南部地域の人しかれんこんを食用として来なかったというのは驚きだ。
蓮根は調理によって食感が変わり、80度くらいの低温でじっくり丸ごと茹でると澱粉質がゆっくり糖化して穏やかな甘みになるし、サッと熱湯にくぐらせるとシャキッとした食感に仕上がる。
料理は煮物、炒める、蒸す、揚げる、すりおろして揚げて団子にしたり、チップスにしたり、きんぴらや、天ぷら、酢蓮にしたり、すり下ろして汁に入れたりと和食には欠かせない。
また、古くからその薬効が知られており病気平癒の妙薬として古書にも書かれている。食養では主に呼吸器障害や咳止めとして「蓮根湯」として有名である。(作り方は9月号参照)
蓮根は1本が親、子、孫、と3つの節になっておりそれぞれ食感が違い向く料理も違う。また1本買いした場合、先端の孫の方が水分が多いので傷みやすく早めに使った方が良く、呼吸器疾患や咳止めに蓮根湯などに使うのは節目の硬く締まったところを使うとより効果が高い。
蓮根は中心の穴を囲むように8〜10ほどの穴が開き、覗くと向こうが見える事から見通しが立つという事で縁起が良い野菜という事で正月のお節料理にも欠かせないが、冬に向かって身体を温め、健康に過ごす身体作りのためにも古の人々の知恵として伝えて来たものである。
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
ついに!この季節がやってきました。
ここ数年個人的に秋が一番好きな季節になりました。
秋と言えば実りの秋、食欲の秋。
美味しい物がたくさんあるので是非とも合わせて味わってほしいのが、全量高温山廃仕込み『自然醸造による旨き良き酒を』をモットーに千葉県いすみ市で明治12年から続く酒蔵、木戸泉酒造さんの秋上がり。
秋上がりとは、春先瓶詰めしたお酒が夏を超え秋になり旨味が乗った酒の事を言います。
木戸泉らしいボリュームある味わいを酸が引き締めてくれているような味わい。
冷・常温・ぬる燗と違った味わいを楽しめるので料理に合わせて酒の温度を変えて飲む事もおススメです。
(新野)
※今月の野菜・酒はセール対象外です。
農園はいよいよ端境期です。
収穫野菜は少なく、秋〜冬の準備を進める毎日となっております。
先月植えたキャベツ達は、そこそこ大きくなってきて、そうなると虫達が葉っぱを齧り始めます。
ヨトウムシは蛾の幼虫で、200個前後の卵を葉の裏に生みつけ、一斉に孵化し、レース状に食い荒らした後、大きくなると昼は土の中に隠れ、夜になると葉を食べ、野菜が成長して結球すると葉の間やブロッコリーの軸の間に住み着き、料理の時に我々をびっくりさせたりもする。
厄介千万のおおよそ全ての農家が良しとしない生物です。
農園では、兆しの見える葉っぱを裏返しては手作業で捕殺していくので全てを駆逐することはできないのですが、今の時期の苦手な作業TOP3には絡んでくる仕事です。
そんなこんなをやりながら、秋の葉野菜の成長を待ちつつ収穫繁忙期よりはのんびり気分で過ごす毎日です。
空芯菜/モロヘイヤ/ペコロス/小ジャガ
(10月末頃)… サツマイモ/里芋類/軟弱野菜類
※状況により変更になる場合があります。
マコモの時期がやってきました。
そもそも「マコモとは何ぞや」って方もいると思いますが、『万葉集』にも登場する植物。縄文人は常食していた、お釈迦様はマコモの葉で編んだゴザの上に病人を寝かせ病を治したとも言われています。
川や沼など水辺で育つ全長2メートルにもなるイネ科の植物。黒穂菌の働きで太った根元の部分を食べます。
あっさりとした甘さがあるので、生、天ぷら、酢味噌あえ、南蛮漬け、炒め物からみそ汁、スープと万能な食材。
また、食物繊維の塊のようなマコモには殺菌作用やデトックス効果もあるので、味・効果ともにありがたい事だらけですが収穫シーズンが1~2か月と短いので是非この機会に食べてください。
(新野)
春から始まった米作りも、
この稲刈りで今月下旬には終了となります。
穂もいいあんばいに色づいて、
山あいの里は稲刈り一色となります。
稲の足元は、取りきれなかった草でいっぱい。
機械も故障がち。
山には早くも雪の便りが聞こえてきて、いやがおうにも急き立てられる。
カラカラと枯葉が舞い、朝晩凍えるようになってきて、
寂しさもひとしお。
追われるように仕事して、気を紛らわします。
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第16回『トンボと田圃』
6月末から7月初めにかけて田植えをした2種類の稲、農林22号(ニコニコ米)と農林48号(武川米)ですが、8月半ば頃からちらほらと穂が出始めて現在(9月中旬)では一応全ての穂が出揃っています。農林48号は全ての株が一斉に出穂して見事な光景だったのですが、農林22号の方は最初の株の穂が出てから全て出揃うまでに約2週間掛かってしまいました。
品種の特性上、株ごとに出穂が少し前後する事はあるそうですが、今回に関しては苗の生育が揃わなかった事や田植えに日数が掛かった事等が原因かと思います。
最近はヒメハリカメムシ、アオクサカメムシ、クモヘリカメムシや恐らくニカメイガの幼虫と思われる虫達が未熟な米粒の汁を吸ったりしていて、すでに変色している穂もまあまあ見られるのですが、手の届く範囲内で強制移住させる以外は見守ることにしています。
休耕田という或る意味では虫や小動物達にとって「楽園」だった場所を、トラクターで一旦ゼロの状態に戻して田作りをしてから半年足らず、当たり前ですが未だ未だ生き物いっぱいの田圃とは呼べませんし、田圃特有の生態系が出来るまでには数年を要するかと思います。
それでも今回、何にも代え難く嬉しかった事と言えば、私の小さな小さな田圃一枚で何百匹と言っても決して言い過ぎではない数のトンボが生まれて飛び立っていった事です。
田圃へは毎日足を運んでいるのですが、田植えが終わってから一ケ月以上経ったある朝、いつも通りに家から5分くらいかけて車で田圃へ向かっていたところ、数百メートル手前の路上である異変に気付きました。
目の前にも道路脇の上空にもとんでもない数のトンボ(薄羽黄トンボ)が飛んでいるのです。びっくりしつつもまさかまさかと思いながら田圃に着いてみると、上空がトンボだらけなのです。
そして畦に降りて行って更に驚いたのは、早朝に羽化してこれから飛び立とうとしているトンボが未だ何十匹も稲の茎や葉につかまって羽を乾かしていて、稲株はヤゴの抜け殻だらけでした。
その時に私はこのトンボ達が全て私の田圃から生まれた事を確信して、何とも言い難い驚きと感動を覚えたのでした。
この感動はきっと一生忘れないだろうと思います。
それからも時期をずらして塩辛トンボや猩猩トンボ、銀ヤンマやアジア糸トンボ等、それはそれは沢山のトンボ達が私の田圃から飛び立って行きました。何種類ものトンボが一枚の田圃で稲株の上を飛び交う光景は正に壮観です。
既に毎日、色々なトンボがつがいとなって水面に産卵をしているので、来年に向けて私もその命を繫げられる様に田仕事をしなければなりません。
いつか日本中が赤トンボでいっぱいになる日を想って、先ずは私自身、目の前の田作りに励みます。
(稲田)
前号の9月号に秋の注意点はしっかり書いておきましたが台風シーズンが終わり、大陸からの高気圧がせり出して来始めると乾燥した風が吹き始め、これが喉や肺などの呼吸器系を痛めやすくするので注意が必要です。
秋の乾燥した風が喉を乾燥させ、ウイルスの侵入をさせ易くしますので、コロナ対策やインフルエンザ対策にも一段と注意が必要になるのがこれからの乾燥の季節になって来ますよ。
今はコロナも下火傾向ですが、乾燥と共に感染が拡大する可能性は充分考えられる事です。
防衛対策ですが、よく言われるうがいや喉飴も有効で対コロナ対策なら「塩番茶」や、「海の素」、「柿渋」でのうがいやプロポリスのど飴、プロポリススプレーも喉にシュッとやるのも外出時など僕はやっています。
それから外出時はマスクもやはり有効ですね。
後は、大腸の冷えに気をつけてください。
腸は植物で言ったら「根」に当たりますよね。
食べた物もちゃんと血肉になるには腸が元気に働いてくれてなくてはなりません。
腸を温めるような食べ物、そして調理法、しっかり加熱して腸を温める食事をしてください。
透明な鼻水などがタラっと出た時にはお腹に手を当て梅醤番茶をサッと飲むくらい敏感に対応出来れば、この季節を元気に乗り切って行けますよ。
咳止めや呼吸器の防衛対策では「蓮根湯」、日々の食事に蓮根のきんぴらや煮物など蓮根料理を作って副菜として添えてください。
呼吸器系の手当てでは蓮根湯の他に「生姜湿布」と「里芋パスター」が有効ですね。前号でも言いましたが喉や呼吸器系の弱い人はスカーフなどを使って喉の保温も予防に役立ちます。
後は足の冷え対策が大事な季節になって来ます。
手技講座では、今後の寒い季節は足の血行を促進する足の手当てを重点的に行います。是非手技も覚えて欲しいですね。一度覚えたら一生モノです。
生姜を使った足湯もいいので下半身が冷える方は足湯をお勧めしておきますね。やれば天国です。
ただし足湯には必ず塩を一掴み入れる事!そうしておかないと後で返って冷えてしまいます。
それではお元気で、秋をたっぷりお楽しみくださいね〜!
「太極拳について」- その1
〜太極拳との出会い〜
1979〜80年に掛けて私は「生存への行進」と題した日本縦断の旅をしていた。
約11ヶ月かけて北海道から沖縄迄約4000キロの道のりを徒歩で日本縦断をしながら、破滅に向かう文明ではなく生存と生命に向かう文明への転換を訴えて自らの目で見、直接に交流し、自然農法や有機農法の必要性や初めて自然に海から作られた自然海塩を持って、自然に従った食生活である食養(マクロビオティック)を伝え、原発の危険性を語って歩いたのだった。
それを遡る4年ほど前には、当時絶海の孤島とも呼ばれる御蔵島での共同生活体験から、自由に生きる為には自らの健康管理は自ら出来る知恵が絶対必要だとの切実な思いから桜澤如一氏が提唱した食養を再び真剣に学んでいた。
その生存への行進にある時一人の若者が参加して来たのだが、その彼が行進がスタートする前に毎朝のようにやっていたのが太極拳だった。
僕らの行進は基本的には野営、自炊、まさに玄米菜食を基本として行われていたので、野営地は可能な限り風光明媚な自然の中でキャンプすることが多かったのだが、静かに明ける朝の清々しい自然の中で舞うように静かに動く彼の太極拳は周囲の風景に同化して何の違和感も無く、何と素晴らしい動きなんだろうと深く感動した。
それは僕にとって2回目の太極拳との出会いであった。
実は1975年にやはり私が行った日本縦断「ミルキーウエイキャラバン」の折、群馬の赤城山の小沼で私の正宗太極拳の師匠となる島考重氏の正宗太極拳の演武を見て以来であった。
「食」の大切さに気づき始めていた私にさらに「息」(呼吸)と「動」(運動)の美しさと大切さを教えてくれたのが彼の太極拳だったのだ。
ところで私の運動経歴だが私自身中学生の頃から部活で卓球部、剣道部、ラグビー部、それから合唱部にも入っていたことがあった。
中でも剣道は中学時代に始めて大学1年まで7年程続けたが、実は子供の頃は虚弱で、喘息で、薬漬け、体力には全く自信がなくて体育は休みがちな生徒だったのだが、心配した両親が何か自力で体力や呼吸器を改善させなければと運動を勧められてやっと運動を始めたといういきさつがあった。
(大友)
〜 つづく 〜
皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
そろそろ夏も終わりですね、猛暑と大雨に祟られる気候はもはや常態化して来ていますが、僕が小さかった頃は梅雨も真夏もこんなでは無かった。
梅雨時はシトシト降る雨、そして夏はクーラーも無かったけど団扇や扇風機などで過ごして居たのです。
僕が生きて来たこの僅かな間に、凄まじく気候が変わりました。
もちろん日本だけでは無いようで、つまり地球全体の気候変動が起こっていると考えて間違いないでしょう。
今、世界中を恐怖と混乱に陥れている新型コロナウイルスの変異問題ですが、地球環境が変われば、地球生態系も変わって行くのは当然の問題です。
生命は様々にかたちを変えて生き延びようとして行くはずです。だからおそらく撲滅などは出来ないでしょう。
コロナウイルスも生きようとするので、僕らも自分の健康度を上げて生き延びようとするしか無いように思います。
日も短くなり、そろそろ秋の気配がしてきました。秋ともなれば、お米の収穫、山々に生えてくるキノコ、根菜類や秋野菜、諸々美味しい食べ物が出て来ますよ!
あなたも更なる免疫力アップと健康度、元気度のアップを目指して健康的な食生活をしてくださいね。
農薬漬け、添加物漬けの食生活イコール→ガン予備軍ですから、これだけは頭に入れて置いてくださいよ!
やさい村では可能な限り、安全で美味しい、旬の食材を取り揃えて皆さまのおいでをお待ちしています!
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
かぼちゃの原産地は南北アメリカ。人間のかぼちゃ栽培の歴史は古く、アメリカ大陸中部では紀元前4000年頃には広く栽培されていた痕跡がある。そのかぼちゃをヨーロッパに持ち帰ったのはコロンブス。
日本には16世紀にカンボジア経由で来航したポルトガル人が豊後の大名大友宗麟に献上したのが始まりと言われており、当初カンボジア瓜と呼ばれたものが「かぼちゃ」として定着した。
旬は9月が走り、10、11月が盛り、12月が名残りとなる。 走りは水分が多く、甘みが少なく淡白で名残りは水分が切れ、糖化してぽっくりと甘くなる。
かぼちゃは滋養効果が高く本来なら捨てるところがないほど、皆んなが捨ててしまうタネの部分も実は生薬として使われているが、食養でも小豆と共に砂糖は使わずに塩だけで甘みを引き出して煮たものを「小豆かぼちゃ」昆布と煮たものを「小豆昆布」と言って前者を陽性な腎臓病、後者を陰性な腎臓病の食養生に使います。
冬至にかぼちゃと小豆を煮込んだものを食べると風邪をひかないと言う民間療法の知識は日本では広く知られていますね。
料理は煮る、蒸す、炒める、揚げる、スープ、コロッケ、ガレット、ミルフィーユ、漬物、汁の実、ポタージュなど多種に渡るが形崩れさせず美しく仕上げたい時には蒸して浸けると美味しく美しく仕上がります。
また、調理する時には果軸のところから縞目に包丁を入れると種に当たらない、また9月頃の走りの時期は上側と下側で味わいが異なるので横半分に切り分けて料理するのがコツ。
夏バテ解消の特効薬ともなるかぼちゃ料理おすすめです〜!
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
近年人気が高まっているのがクラフトジン。
やさい村では契約農家から仕入れたオーガニック原材料のみを使用する、アメリカ・シカゴKOVAL蒸留所のクラフトジンをオススメしています。
ジンとは、カクテルのベースに使われる事が多い蒸留酒で蒸留をするときにジュニパーやボタニカル成分を加える点が大きな特徴です
今回ご紹介するKOVALのドライジンは、発売当初から味わいとデザインで世界中で受賞歴を持ち、日本でもクラフトジンを代表する1つとして知られています。
13種類のボタニカルが使用されているKOVALドライジンはジュニパーとコリアンダー、シナモン、ローズヒップの香りが豊潤に感じられ、氷を入れたグラスでジンを炭酸割にしても風味が豊かなので十分満足できると思いますが、ジンリッキーのようにライムを絞ってもさっぱり美味しく、ジンバックのようにレモン果汁とジンジャエールで割っても美味しいです。
今の時期なら赤紫蘇シロップや、これからの時期は柚子など和の食材をプラスしても美味しいと思います。是非、お気に入りの飲み方を見つけてください。
(新野)
※今月の野菜・酒はセール対象外です。
夏ももうすぐ終わりそう。と思ってたら残暑爆発ですね。
畑は夏キュウリやトマトが終了して、野菜ラインナップも秋に向かっています。
空芯菜とモロヘイヤは元気いっぱいで、後を追うように式部草も葉を伸ばしています。
秋はアクシデント的に突然出てくる名残り野菜があるかもしれませんね。
これからの作業は播種、育苗、植え付け、見守りです。
端境期はまだもう少し先です。
空芯菜/モロヘイヤ/式部草/ナス/ピーマン/玉ねぎ/秋キュウリ/ジャガイモ/青パパイヤ(予定)/ハーブ類
※状況により変更になる場合があります。
天然由来成分100%のニュージーランド生まれのブランド。
プラスティックボトルや袋を使わず、すべて生分解性のあるパッケージを使用。水を一切使わずに洗浄成分と美容液成分だけを独自技術で固形化。ノンシリコンで髪と頭皮の事を考えた15の無添加。
自然派シャンプーでお客様からよく聞くのが「泡立ちが悪い、髪がきしむ、ごわつく」などではないでしょうか。
そんなイメージを覆すのがエティークのシャンプー&コンディショナー!
(新野)
● シャンプー … 2,178円(税込)
● コンディショナー … 2,310円(税込)
● ボディウォッシュ … 1,760円(税込)
● バーコンテナ … 1,980円(税込)
先月に受粉した稲は少しづつ首を垂れはじめます。
月初めは青かった穂が、これまた少しづつ色がつき始め、
彼岸の頃には早いものは
もう刈取りが出来るようになります。
日中は暑いのでまだまだ夏の気分でいると、
栗が落ち始め、山の葉っぱも色づき始め、朝が冷え込んできます。
寒暖の差が大きくなり、深い朝霧に覆われるようになると、
稲刈りの始まりです。
最後の水管理、草刈り、機械の調整、小屋の支度、
乾燥機やモミスリの準備・・・
慌ただしくなってきます。
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第15回『草取りと草選び』
苗作りが思う様にいかず心配と不安を抱えたまま、何とか7月初旬に田植えを終えて1ヶ月以上が経ちました。
目標の2反には届かず今季は1反3畝(13a)の田圃に苗を植えました。
35センチ間隔の株間に1本植えされた苗(慣行栽培では20~30センチ間隔に3~5本の植え付けが一般的)は本当に弱々しくて頼りなく見えるのですが、当初の私の心配なんて何のその、広い空間を与えられて毎日太陽を一杯に浴びながらグングンと生育して、茎が増えていく分げつも進み、稲の生命力の強さに日々勇気付けられています。
田植え後にしなければならない事と言えばそう、「草取り」です。
去年は東京から山梨への通いでしたので週に1度しか田圃へ行けず、伸びに伸びた田の草に負けそうな稲を救うために草という草を見境なく取っていました。
今年は毎日足を運んで草を取れるという状況になったのですが、新たに気付く事、考える事があります。
慣行栽培では除草剤を撒くため稲以外の草は全滅、更には虫達も土壌菌も皆殺しです。カエルも鳴かず、トンボも飛ばず、生き物の気配が無い「静かな」田圃の脇を通る度に、寂しく何か申し訳ない気持ちになります。
有機農家や自然農家の除草はと言いますとそれはそれは多種多様で、合鴨やカブトエビ等の生き物を放したり、紙チップや米糠を撒いたり、田車やホーと呼ばれる除草農具を使ったりと様々です。
私は今期1反3畝と小規模の田植えでしたので、毎日3~4時間を費やして地道に手取り除草をしました。
慣行栽培か有機・自然栽培かに拘らず、「除草」の一般的な定義は「稲以外の草を除く」事です。
しかし稲以外の植物が全く生えていない田圃の光景に何か違和感を感じ、又、そういう田圃造りが果たして生き物いっぱいの田圃造りに繋がるのかと考えた私は、水草図鑑や雑草図鑑等の書籍を入手して、稲の生育のために取るべき草と、取らなくても余り影響が無さそうな草を調べてみました。
先ず稲の生育に大きな支障をきたす草は取る事にします。
以前にも書かせて頂いた様に、田圃という環境があるからこそ生存出来る植物も沢山あり、その中には絶滅危惧種に定められている物も多数あるので、若し発見したらそっと見守る事に。
又、藻類は水中に酸素を供給したり水質を浄化する働きがあるので残します。
そういう事を考えながら草取りならぬ「草選び」をしようとすると、「手取り」以外の方法が無い事に気付きました。
合鴨の雛達に食べて好い草とそうでない草を教える事は出来ませんし、田車やホーを使えば生えている草は一網打尽です。
私は毎日少しずつ草を手取りしながら、見慣れない藻や草を発見しては図鑑と照らし合わせ、珍しかったり数が少なそうな種類の物の傍に目印の杭を立てて残し、稲を育てるだけでなく草も育てています(農家の方に知られたら笑われてしまいますが・・・)。
今の所、絶滅危惧種のリストにある様な植物を見付けるには至っていませんが、いつかきっと私の田圃を選んで自然発生してくれる事を願い信じつつ、「今日はどんな新しい生き物や植物に出逢えるかな?」と子供の様にドキドキワクワクしながら、毎日田圃へと足を運んでいます。
(稲田)
今年の夏もめちゃくちゃ暑かったですね。
まだまだ暑さは続きそうですが、9月は気づかぬうちに季節が変わっていく時期でもありますので季節変化と体調管理には気をつけてくださいね。
ちょうどこれからは台風シーズンに当たりますが、中秋の名月や秋分の頃になると日暮れも早くなり、湿気も無くなって、空気も乾燥して来ますからそうなって来たら呼吸器の弱い方などは要注意ですよ。
秋にケアしたい臓器は「肺」であり、乾燥した風が吹くようになると喉から風邪を引きやすくなります。
又、肺と対応する臓器でもある大腸が冷たい物の多飲多食で冷えていたりすると相乗的に危険な状態なので要注意です。
それで無くてもコロナで肺炎になる人も増えているので、下手に風邪など引こうものなら電車に乗る事も出来なくなりそうな状況でしょ。
だから、そうならない為には、先ず腸を温める食事をすること、おりから出て来る走りの時期の蓮根や牛蒡、大根と言った根菜類を煮た料理を食べて腸を温めてください。
それから喉を守ることです。
ここで呼吸器疾患に有効な手当てですが、これから旬を迎える蓮根を使った「蓮根湯」です。
蓮根をすりおろし、その1割の生姜(やさい村で扱っている「高知の空の下」さんの自然栽培の在来種の生姜は、素晴らしい薬効果を持っているのでこれが最高!)をすりおろし、ガーゼなどで包んで85度くらいの湯の中に入れてエキスを絞り出し、ひとつまみの天然塩を入れて味を整えてそれを飲むんです。
これは風邪の咳や喘息の発作などにも有効で大概の場合咳が止まります。
また喉や気管支などの呼吸器系が弱い人は首にスカーフなどを巻く事、また対コロナ対策も考えてプロポリス喉飴などを外出時には舐めたり、外出後柿渋でうがいをしっかりするのも効果が高いと思いますよ。
今年は特にコロナの爆発的な感染拡大という状況ですので万全の体制で臨む事が必要だと思います。
「塩」いのちのふるさとの連載は今号第42回を持って、一旦終了・中断させていただきたいと思います。
ちょうど前号の41回の連載が文章的に締め括り的な文章になってしまったことと、42回に渡る連載で皆さんにも「自然海塩運動」、いのちの糧としての「塩」、そしてミネラルの重要性について理解して頂けたのではないかとの認識に至り、一旦中断して、僕の出会って来た他のスキルについてもお話しさせて頂きたいとの思いからです。
「自然海塩」と「海の素」についてはやさい村が力を入れて今後も普及させ続けて行く商品でもありますし、絶えず新しいお客様もこの通信を読まれる事を考えると、通信紙面上でも常時啓蒙し続けて行きたいと考えておりますので常時紙面の一部には載せさせていただきます。
また、人の健康にとって絶対必要な「自然海塩と海のミネラル」については、書籍又はパンフレットなどにまとめて出版なども視野に入れて考え、既に行い始めてきた講演活動なども今後コロナ情勢を見ながら再開して行きたいと考えておりますので、小人数の勉強会などでお声をかけて頂ければ出来る限りお答えしたいと思います。
また、もし塩とミネラルのお話で興味を持たれる出版社や出版関係者のの方々がおられましたらお声掛け頂けたら幸いに存じます。
さて一方私の考える健康ですが、「食・息・動・想・遊」の5つの要素で考えており、次回からは ー 私の考える健康 ー「食・息・動・想・遊」として新連載を始めたいと思っております。
食については、やさい村通信自体絶えず発信しているものなので、食以外の「息」、いわゆる呼吸と「動」、運動について、まずは私自身が40年近く続けている「太極拳」について私の考える、そして私の感じる太極拳について書いていきたいと思います。
他にも「手技療法」や「想」として心の在り方についても書き進めたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
また、私の書いている内容などについて、ご質問やご意見、アドバイスなどありましたら是非やさい村店頭にてお気軽にお声かけくださいませ。宜しくお願い致します!(大友)
皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
この原稿を書いている現在の東京都、オリンピック開催中ですが新型コロナウイルスの感染者の増加が止まらない状況の上、連日連夜30度を超える猛暑日が続いています。
いやいや日本の夏も本当に変わって来ましたね。化石燃料や原発に頼る文明から一刻も早く脱出しないと大変な事になりますよ。今回のオリンピックにも温暖化で自分達の島々が水没して国が無くなってしまうのを世界の人々に訴える為に参加している国もありますよね。
僕としては、世界の緊急課題としてスポーツオリンピックも良いけど、脱化石燃料・脱原発オリンピックを早急に開催してもらいたいと思います。
ところで、先日行われた若杉友子さんの講演会を初めて聞かれた方は目から鱗のお話しでは無かったのかと思います。
かいつまんでここに書いて置きますと、今の日本、スーパーでもコンビニでも、一般食料品店でもまともな食べ物はほとんどない。だから日本は病人だらけになっている。医者の言う事や栄養学の言っている事をまともに聞いてたらダメよ。二人に一人がガンで死ぬ時代なんて全くおかしいでしょう。このまま行けばとんでもない事態になってしまう。
一方、本物の食べ物に変えれば病気もどんどん治っていく。だからそこに気づいて、皆んな食い改めなくちゃダメ。農薬や化学肥料なんかを使わないで作られた米、添加物なんかを使わない調味料、良い塩、良い味噌、良い醤油、そう言うもので人は蘇る事が出来るのよ。
血がきれいだったらコロナなんて何にも怖くないのよ。
これはまさに、若杉さんが一貫して貫いている生き方である。御歳85才に成られた若杉さんだが、その話す話は全て若杉さん自身が実行し実際にリアルに体験して来た話だからすごい迫力があり、気迫に満ちて、時に皆んなを笑わせてくれて面白く、ついその人柄に引き込まれていきます。とにかく会場に来た人達は笑顔と元気を山ほどもらえた事は間違い有りませんでした。
まだ未定ですが、11月頃に再度三鷹で講演会を開催出来るかも知れませんので、その際にはこのやさい村通信とやさい村店内にチラシやポスターにて告知させて頂きます。
8月、まだまだ猛暑日が続きますが、若杉さんも言われていましたが、小まめな水分補給なんて言ってるけど水ばっかり飲んでちゃダメ、ちゃんと塩気を取らなくちゃ。塩気、や「海の素」でのミネラル補給が猛暑を乗り切るキモですよ!
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
夏に旬を迎える野菜は多いのでどれにしようかと考えた結果、今回は今後吉田農園でも8月にも続けて出荷されそうな「モロヘイヤ」にしました。
モロヘイヤの原産地はアフリカ北部、意味はアラビア語で王様だけのものという意味で、かつて病にかかり様々な治療を受けても治らなかった王様が、モロヘイヤを食べて病が全快したという言い伝えから名付けられたそうです。
とにかくモロヘイヤは栄養価が高くベーターカロチンはゴーヤの39倍、ビタミンA、C、D、Kが豊富に含まれ、なんとカルシウム、カリウム、マグネシウムなども豊富に含有され、アンチエイジング野菜のトップとも言われる「神」野菜である事は間違いありません。古くはエジプトのクレオパトラも愛して食べていたんだそうです。
日本への伝来はつい最近の1980年代、日本名はシマツナソ(縞綱麻)でアオイ科の一年草として分類されている。
日本名から推察される様にジュートなどのような繊維を生産する為にもインドやパキスタンなどでも長く栽培されてていたがその栄養価からも最近は食用として再評価され各地で栽培されており、旬は夏になり、夏バテ防止にも大きな力を発揮します!
食べる時は、モロヘイヤの葉の部分を半分に切り下半分は幹部分から葉を外して茎は捨て、上は茎部分が柔らかければそのまま塩茹でしておひたしなどで食べます。
そのほか、トマト和え、ニンニクソース掛け、オクラとの合わせお浸し、味噌汁の具、などなどこの時期の他の野菜と共にしっかり食べて夏を元気に乗り切ってくださいね!
夏野菜は旬の短い物も多いのでタイミングを間違えると食べ損なうものもあるかもしれませんから、旬を楽しみたい方はやさい村の地場野菜コーナーは必ずチェックして、最もパワーのある時期に元気なお野菜を楽しんで下さいね♪
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
ビールが最も売れる季節、それが夏。
7月の酒をビールにした事で常連さんからも
「一番売れる時にいいの?」と心配までして頂きました。
良いんです、満足して頂けるなら!
やさい村でのお買い物が少しでも楽しい出来事になれば!
って事で好評につき、引き続き8月も大盤振る舞い
ビール各種5%OFF!! *ケースでも注文承ってます。
3,000円以上のお買い物で近隣(三鷹・武蔵野・小金井の一部)
送料無料なので、ケースだとそれだけで無料配達という、
某大手酒屋チェーンさんと同じフットワークの軽さでお届けします。
今年の夏も派手に飲めなそう、かわりと言っては何ですが
少しこだわりのビールをご堪能下さい。
(新野)
※今月の野菜・酒はセール対象外です。
いよいよ夏本番。熱中症に加えて今はマスク・・・
暑さを向こうに回して身体を守らねばなりませんね。
そういうことであれば、まずは基本の体作り、美味しい野菜で美味しい料理を作り、たくさん食べて、できればたくさん笑って、夏に負けないようにしましょう!
そこで、今回は「吉田農園トマトソース」です。
<材料>
★農園トマト .... 600g ★玉ねぎ .... 100g ★塩 .... 1g
★オリーブオイル .... 10cc ★バジル .... 1枚
<作り方>
・玉ねぎはみじん切り、トマトは2cmくらいの角切りに。(トマトの皮が気になる場合は、ミキサーにかける)
・鍋にオリーブオイルと玉ねぎを中火で炒めて透明になってきたら、トマトと塩を入れて最初は馴染むようによく混ぜ、トマトから水が出てきたらゆっくりと絶え間なく混ぜる。
・水分がとんで、液体がぽったりとしてくるまで煮詰める。味見をして、青臭さが薄まり、酸味と旨みを感じたら火を止める。
・アツアツのまますぐにバジルをちぎり入れて、さらに1分ほど混ぜる。
〜パスタの場合〜
・たっぷりのお湯に1%くらいの塩を入れて茹でる。
・フライパンに温かいトマトソースを入れておき、そこに茹でたパスタを入れて絡め、オリーブオイルを回しかけ馴染むように混ぜる。
・皿に盛ったら青いもの(イタリアンパセリでもバジルでも)をまいて出来上がり。
偶にお店にAmish pasteやcuor di bueというトマトが並んだ場合、
もはや玉ねぎとバジルは要らなくなります。
むしろ邪魔。
それほどの濃いトマトなので入手の場合、一度ソースも作ってみてくださいね。
大玉トマト/色々ミニトマト/バジル/ナス/キュウリ/モロヘイヤ/ジャガイモ/玉ねぎ
※状況により変更になる場合があります。
主な仕事は草刈りになります。
田んぼは水を掛けたり、干したりで管理します。
丈夫な根っこを作るためです。
中旬からはいよいよ出穂が始まります。
稲の花が咲き、今年の「作」が決まる大事な時期です。
高温障害、いもち病、水害などが心配されますが、
空を見ながらの対処となります。
異常気象に人様がまいっていても田の草は旺盛で、
我が物顔に田んぼで花を咲かせています。
この憎たらしくて愛らしい花に負けないよう、
コロナと暑い夏をたくましく乗り切りたいものです。
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第14回『田圃が世界を救う』
3月末に移住をして3カ月以上が経ちました。
新規就農する際に先ず考えなければならない事といえば、移住してから新規就農するまでの生活費、或いは新規就農してから安定的に農業収入を得るまでの生活費をどうやって確保するのかだと思います。
各都道府県の事情で初年度の最低必須作付け面積は異なるのですが(私の地域では新規就農時の最低作付け面積5反/5000平米です)基本的に新規就農者として認定されれば年間150万円を最長で5年間(要年度毎の審査)国から支給されます。
年間150万円の支給ならば、地方で慎ましく生活をすれば何とかなる額でしょうか。
とはいえ、営農規模にも依りますが最低限の機材や資材を揃えなければならない事を考えるとやはりそれなりの苦労を覚悟する必要もあります。
何よりも日本では農業従事者に対する補償や手当が先進諸外国に比べると余りにも少ないので、きついだけで生活も成り立たない農家の離農者を急速に増やし、農の世界に挑戦しようという新規就農者もなかなか増えない要因になっています。
それも国はあえて国内の農家を増やさないどころか減る様な政策ばかり打ち出して、農作物の輸入を拡大し続ける海外依存型の農業政策を進める事が目的なのだそうですよ!
さて、どうして稲作が今日の深刻な環境問題や私達の健康問題に繋がるのかという事ですが、話はとってもシンプルです。
農薬も化学肥料も未だ無く、主に手作業で行われていた昔ながらの稲作によって造られていた本来の田圃。
そんな田圃には本当に沢山の動物が訪れ、何百何千種類もの大小様々な生き物や植物や土壌菌が生きていました。そしてその多くの動植物が現在では「絶滅危惧種」と呼ばれる稀少な命です。
その沢山の貴重な命が失われた原因は農薬・化学肥料の導入と大規模な機械化です。又、日本の主食は圧倒的に米でした。
生き物いっぱいの田圃で育った健康的な米を毎日主食にして居たのですから、現代病といわれる様な病気もアレルギーも少なかった事に納得がいきます。
更に昔ながらの田圃には、上流から取り入れた水を浄化して下流に排出するという浄化槽の役割も有りました。
「緩速濾過」と呼ばれる方法なのですが、塩素で善い菌も悪い菌も皆殺しにするアルコール消毒の様な現在の濾過法とは全く違い、ゆっくりと流れる水を水生生物や微生物の力を借りて自然に濾過する方法です。
浄水場ではなく農場としての田圃が自然の営みの中でそういった役割を果たしていたのですが、農薬や化学肥料の導入によって「浄水」から「汚染」へと真逆の効果を生み出す場所になってしまったのです。
稲作の国と呼んでも大げさではない日本の農業が、戦後になって国を挙げて一斉に大規模機械化、農薬・化学肥料の大量使用へと舵を切ったのですから、今私達が目の当たりにしている環境問題や健康問題にどれだけ大きな影響を及ぼしたのかという事は容易に想像がつきますね。
ではこれからどうしたら良いのでしょうか?答えは簡単!!
農薬も化学肥料も使わない本来の田圃を増やせば良いのです!!
絶滅しているのは「種」ではなくその種が生活する「環境」です。
私達人間がが破壊したのも「種」ではなく「環境」なのです。
私達がその「環境」さえもう1度造り出せれば「種」は自ずと戻って来てくれます。
そんな生き物いっぱいの田圃を1枚でも多く増やすべく、土木作業に励む日々です。
(稲田)
梅雨明けしたと思ったらいきなり猛暑が続いている時に原稿を書いています。
まずこの盛夏の時期は夏野菜を使って適度に体熱を冷やす様な料理をする事、でも弱っている時や、冷たい物の食べ過ぎ飲み過ぎの時はちゃんと加熱したり、煮込んだものをちゃんと副菜に加えておく事、また良い塩気をちゃんと摂る事が大事です。
主食も米だけでなく麦も合う季節です。
よく、暑い日の小まめな水分補給が言われますが、汗と共に体外に排出されてしまうミネラル分の補給も、良い塩か「海の素」でちゃんとしておきましょう。
やさい村では「海の素」入りのお茶、お水、好みによって、レモンの汁などを絞ったりするマイドリンクを作って持ち歩く事をおすすめします。
熱中症気味の症状が出た家族などがいた場合は「豆腐パスター」の手当てをする事です。
豆腐パスターは、まずは豆腐をまな板などに挟んで適度に水切りして、厚さ1.5〜2センチ幅7〜10センチ、長さ8〜15センチほどにしてガーゼなどに包んで額いっぱいに乗せて、熱を下げ、風通しの良い所かクーラーの効いた所で休ませます。
枕の上にキャベツや、キャベツが無ければその辺りにある野草を敷いても良く、枕の上の野菜や野草が熱くなったらどんどん取り替えます。
豆腐も頭の芯の熱を吸って熱くなったり匂いが変わって来たら熱が下がる迄どんどん換えます。
氷枕などは表面を冷やすだけですが「豆腐パスター」は芯から熱を吸収するので抜群の効果があります。
8月はまさに夏本番ではありますが暦の上では7日にはもう立秋、8月後半には徐々に日が短くなって来ます。
暑い暑いと思っているうちにじつは少しずつ秋へと季節が移行して行きますので、冷たいものの多飲多食がボディブローのように効いてきて冷えや弛みに繋がらないよう、食事も体調を見ながら身体を冷やし過ぎないよう、特に後半は徐々に秋に向かって温めて行くことも必要になって来ますからね。
かつて専売公社が売っている精製塩しか無く、しかも塩作りが専売法によって禁止されていた時代に他の選択肢も無い状態で半ば半強制的に国民全体が塩とは言えない塩(化学塩)をたべさせられていた時代に、その危機に目覚めて立ち上がった谷さんや阪本さん他それを支えて来られた一握りの学者の先生方や消費者運動の人々が居なかったら相変わらず今日も私達は良い塩を食べられる事は無かったでしょう。
そして前号まで取り上げて来たミネラル療法の崔先生や、「海の素」のスタートとなった濃縮天然ミネラル液(マジマエキス)の研究をされた真島先生の医療方面からの研究が、やはりミネラル不足やミネラル欠乏症が大きく現代病と言われる現代に蔓延る多くの病の元凶となっていることを我々に教えてくれました。
戦後30年に渡って悪い塩を全国民が食べさせられて来たツケを今我々は、現代病の蔓延や健康被害というかたちで払わせられているのではないかと思ってしまいますが、その因果関係を証明する事は難しいでしょう。
今日、街を歩くと色々な所で、僕らから見て良い塩を売っているお店が増えていますが、売っている人達も日本の自然海塩運動があった事すら知っている人がほとんどいないのはとても残念な事です。
私達はやはり真実の歴史を知り、正しい知識を持って、私達自身やそれぞれの愛する人達を守り、正しい知識を伝えていかなければならないと思います。
今、この自然海塩運動を語れるのは、私と阪本さんくらいかもしれません。
なので、この歴史はちゃんと語り継ぐ責任を感じています。
私も谷さん達が設立した日本食用塩研究会の大島研究所の工事段階からワークキャンプを10年間行い、初めて自然結晶した天日塩を持って全国を歩いて伝えて回りました。
1979〜80日本縦断「生存への行進」です。
そしてそれが終わり、2年の準備の後、やさい村のスタートに繋がって行くのです。
だからやさい村と塩、そして濃縮天然ミネラル液「海の素」の関係は切っても切れない本当に深い関係なんです。
皆さまこんにちは、今年ももう7月を迎えるんですね。もう一年の半分が過ぎて行こうとしています。
政府はオリンピック強行開催の為に、急にワクチン接種のスピードを早めたかのように見えてしょうがないのですが、分けてもらえなかったワクチンが急に入るようになった内訳って説明がないですが、裏ではどんな取り引きが進んでいるのか気になりますね。
その裏取り引きの一環かはわかりませんが、このコロナ禍の中で粛々と進んでいるのは、種子法廃止、種苗法改正、などから続いている日本の農業潰しです。
元々は安倍政権が推進させていた、TPPですが、それを継承している菅政権も日本の農業を潰す方向でひたすら推進させています。
政府や地方行政で行っていた地方品種の維持や育成の機関を廃止して民間に任せる耳障りは民間委託と言うと聞こえは良く聞こえますが、つまりはモンサントなどの種子メジャーと呼ばれる多国籍企業に日本の市場参入の為に障壁を撤廃すると言う方針ですから、このままではゲノム編集された外国産や国内大手企業の食べものが国内を席巻する事になるでしょう。いまや、種苗法の改悪で各地の方々が努力して栽培してきた50種以上の地方品種が消えようとしています。
これは、未来の日本の子孫の為にも絶対にやめさせなければならない愚挙です。こんな事がこのコロナ禍で進んでいるのです。
いったい自民党どこからお金もらってやっているんでしょうね。
政治と金の問題が言われて久しいですがここまで日本の未来が追い詰められて来ると本当に日本の立て直しが必要だと思います。
ところで、7月25日(日)には、世の立て直し、からだの立て直しを熱く訴えて語り続ける御年84才で超元気いっぱいの若杉ばあちゃんこと若杉友子さんの講演会を、三鷹駅南口の貸し会議室スリーエイトナイン三鷹で午後1時〜4時迄で開催することになりました。
タイトルは「原点に帰らなきゃダメ!」「あんたらねー、世の中どんどん悪くなってるやろ。放っといたらこれかまもっと悪くなるよ。」若杉さんが、今の日本人に声を大にして訴えたい、目からウロコの貴重ななお話をたっぷり聞いて頂きたいと思っております!
地方地方に適した農業、しかも農薬や、化学肥料で汚染されていない、まさに天地大自然の恵を、これまた天地大自然の理法で調理して食べる。その事で、人も地域も蘇る、そんなお話を是非皆さんと共有したいと思います!
このコロナ禍、席数を絞っての完全予約制、定員60名、お申し込みはやさい村まで。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
梅雨に入って、にわかに地場の夏野菜が賑やかになっていますよ!
この時期に旬を迎える野菜は多くて、しかも美味しくて本当はとてもじゃないけど一つになんて絞ろうとしてもしぼれませんね。
大葉や赤紫蘇、キュウリやズッキーニ、ビーツ、ニンジンも出て来ていますしもう少し経てば茄子なんかも出て来るはずです。
特に吉田農園の野菜が出来始めて、やさい村の店頭も華やかな雰囲気になって来ましたよ。
とにかく吉田さんの所の野菜は無条件に美味しい、しかもお父さんの代からずっと無農薬で作ってくれているので超安心、是非ぜひ皆さんに各種全部味わって欲しいです。
でも強いて何か一つと言われればこの時期、絶対に食べて頂きたい村長の一押しはやっぱ「枝豆」!!
この取り立ての枝豆を自然海塩のお塩で手揉みしてから3〜4分サッと茹でてザルに上げ、パラパラとやはり自然海塩を振りかけて食べて見て下さいよ〜 もう、たまらんです!
特に、ビール好きの私には無くてはならない旬の味わいなんですよ。(ビールもやさい村のクラフトビールが美味しい、特にオーガニックビールは素材も無農薬なので超おすすめです)
この感動は食べて無い人には分からないので是非共に味わって欲しいですね〜
ところで、枝豆の説明ですが原産地は中国、走りは6月後半から7月、盛りが8月、そして9月は名残りとなります。
走りは豆も柔らかく、名残りの時期は硬めで味も濃くなります。
また他の料理としては炒めたり、茹でた後に豆を取って、和物にしたり、ジューサーやブレンダーにかけてスープや、寒天寄せなどなどにしても季節感のある一品が出来ます。
皆さまも是非初夏を満喫してくださいませ♪
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
ジメジメうだつの上がらい梅雨が過ぎれば夏本番。
太陽サンサンと浴びて火照った体には冷えたビールを流し込みたい。
夏はうまいビールを飲むために働いているのではないか?と言っても過言ではない。
毎月1種類のオススメを紹介してきましたが、今月は特別にどれでも5%OFF。
オーガニックビール、有機農法ビール、クラフト系と多くご用意してます。
クラフトビールと一括りにしても味わいにはライト、ビター、フルーティー、まろやか、と多く種類があるので気分やシチュエーションに合わせて飲みかえるのも楽しいです。
クラフトビールをあまり飲まれた事のない方は遠慮なくスタッフへお声かけ下さい、酒好きスタッフが色々とご紹介させて頂きます。
今月は大判振舞、是非色々な味をお楽しみください。
(新野)
※今月の野菜・酒はセール対象外です。
いよいよ畑が本気の期間です!
助走期のインゲン、ジャガイモに始まりズッキーニやシソを収穫しながら梅雨を迎えて枝豆、キュウリ、トウモロコシ。
この後トマト、ナス、オクラの収穫が出来るようになると、いよいよ「キュウリ余りそう、インゲン余りそう、枝豆黄色くなりそうだ!」の農家大慌てシーズンです。
ピーマンが採れ始める頃にズッキーニインゲンも終了という流れですが、7月の一時期はは全てが揃うゴールデンタイム。
1年は365日もあるのに夏のこの時期は1回しか来ません。こういう時期を逃すと今年を損することになりますので、ちょくちょくお店を覗いて「良いもんあるかい?」と聞いてください。
きっと“良いもん”出て来ますよ。
枝豆/トウモロコシ/キュウリ/色々トマト/色々ナス/ジャガイモ/インゲン/紫蘇/人参/ズッキーニ/ハーブ類
※状況により変更になる場合があります。
2021年の“土用の丑の日”は、7/28(水)、8/1(日)の2回。
ちょっと気が早いと思われますが、鰻だって丑の日以外にも食べて自宅で贅沢したって良いではないか!
鰻重はもちろんの事、蒲焼きをつまみに旨い酒なんて粋ですね。
国産鰻を職人が1尾づつ丁寧に仕上げた、柔らかく香ばしい毎年人気の鰻はいかがでしょうか。
鰻で暑さを乗り切りましょう。
● 1串(80g、たれ山椒付) … 2,052円(税込)
● 長焼き(120g、たれ山椒付) … 3,132円(税込)
山形の夏は、本当に暑い。
おかげで、水や風や野の花が涼しそうだと日々救われる。
しかし、この頃の夏の暑さは、“異常”だ。
炎天下で仕事をするのは、命の危険がともなうようになってきた。
大雨が降ったり、突風が吹いたり、見た事もない空が
出現したり・・・ 本当におかしな事のオンパレード。
が、今月中に除草は終えたい。田んぼに入り、除草機を押す。
これまでいろいろ試してきたが、一回で済む除草などない。
取っても取っても、生えてくる。
草の生命力には苦労させられるけど、感心する事しきり。
取りきれずに諦めて田んぼから退散する事、しばしば。
へとへとになり、陽が沈むころやっと息が出来るようになる。
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第13回『消費型オーガニックライフの転換を』
田舎に移住をして2箇月以上が経ちましたが、一つ困っている事が有ります。
それは皮肉にも地方ではオーガニックの食材を見付ける事が非常に難しいという事です。
近隣には幾つもJAや地元農家さんの直売所がありますが、農薬等使用の有無は表記されていませんし、恐らくは殆どの農家さんが慣行栽培かと思います。
有機JAS表記のものなども殆ど見掛けませんし、東京在住時に気にしていた動物性肥料の牛糞・豚糞・鶏糞(一般的な畜産農家では動物の飼料に農薬・化学肥料・遺伝子組み換え作物・ホルモン剤等を使用したものを与えているため)の使用の有無などは全く知る由もありません。
そして、私が東京で何年も「自然環境のため」「子供達の将来のため」と思いながら頑なに無農薬・無化学肥料で可能な限り動物性肥料を使用していない野菜や果物を求めていた「オーガニックライフ」そのものが、完全に「消費」に依存していた事を改めて思い知って反省もしています。
勿論、自然環境を汚さず、生態系に負担をかけずに育てられた野菜や果物を選んで消費し続ける事はとても大切な事です。
私も東京にいた時分には、私の消費行動が少なからず環境を汚さない事に貢献出来ていると思っていました。
しかし、日本の農業全体の1%にも満たないと言われているオーガニックの野菜や果物を「消費」し続けるだけでは、いつか実現させるという本当の意味での「自然環境のため」「子供達の未来のため」には繋がらないのではないでしょうか。
何故なら、今こうしている間にも日本全国のあちこちでは計り知れない量の農薬と化学肥料が当たり前の様に大地にばら撒かれ、物凄い速度で土壌や河川や海を汚し、自然の自浄能力ではもう全く追いつかないからです。1パーセントのオーガニック野菜や果物を皆で取り合っていたのではもう間に合いません。
そうかと言って私達がオーガニック農業の必要性を慣行農業の農家さんにどんなに説いて訴えたとしても、オーガニックに転換して頂ける方は殆どいないでしょう。
もし慣行農業が立ち行かなく成れば、農家さんは廃業して農地を手放すだけです。
それならば、私達が少しでも自ら種を蒔き、草花を植え、足元の大地を豊かに甦らせる必要があるのではないでしょうか。
私の様に思い切って農地を借りるのも一手ですし、ベランダのプランターからでも、庭の片隅からでも好いのです。可能ならば種子消毒もしていない、遺伝子組み換えでもない、在来種や固定種のタネを蒔いてみませんか?やさい村の店頭でも手に入りますし、オンラインでは「野口のタネ」や「自然農法センター」が有名ですので検索してみてください。
私達消費者が「消費」依存の生活形態から少しでも転換・脱却して自分の食物を自ら「生産」して自給していける様に、しかも土や水や空気を汚さずに栽培していける様になる事、そういう意識を日常生活の中で具現化していかなければ、少しでも美しい世界を子供達に遺す事は出来ません。
本当はもう手遅れかも知れないこの日本で、でも何としても僅かな希望を見出すべく、今日も田圃の命と向き合っています。
(稲田)
7月はいろいろと激しく気候が変化する季節になりますので、日々の体調もその時の気候によって変化しやすく、注意深く、また気候の変化に対する対策や対応力が必要になります。
前半の梅雨時は6月号でお伝えしているような「湿邪」に気をつけ体内に余分な水分が過多にならないように気をつける必要がありますが、梅雨明けとなりますといきなり猛暑に見舞われる事もあり、そうなると今度は、汗で失われて行く体内のミネラル分を補給しながら、適度な水分補給をまめにする必要があるのですね。
この辺りの切り替えを上手くやっていくのが7月を快適に乗り越えて行く一番のコツになります。
暑くなり、汗を頻繁にかくようになると水分とミネラル成分が失われ、血液が濃くなって来ると心臓に負担がかかり、またその時に血液の質が悪かったり汚れていたりしていると、血流が悪くなって血栓ができたり脂肪やコレステロールが血管を細くしたりと循環器のトラブルが起こりやすくなってしまうので、やはり常日頃から血をきれいにする、つまり穀物や野菜中心の食生活を心がけておく必要があるんですね。
昔からこの7月という月の暦には小暑、大暑というのがあって、そのような時期には心臓や小腸をが影響を受けてしまうのでケアする必要があると言われているんです。
湿気のある時には、身体を冷やさないように、冷たい食べものや飲み物はほどほどに控え、暑くなったら適度な水分補給とミネラル補給(海の素が超便利)を心がける。
これらの季節、特に暑くなってからでも、小腸はじめ内臓が冷えて緩んでしまうと、消化吸収もされず、きれいな血液も作れなくなってバテてしまうので気をつけてくださいね。
食べものとしては、おいしい夏野菜もたくさん出て来ますが、6月号にも書いたように、適度に加熱調理したものも食べていないと内臓や身体の冷えに繋がってしまうので暑いからといって生野菜だけというような食事は元気がなくなってしまうのでNGです。
生で食べるよりは漬け物とかにしてしたり、塩で揉んだり、圧をかけたり、塩麹や醤油麹を使うなど、いろいろと夏野菜を陽性化して食べる方法ががあるので学んで実生活に活かしましょう!
陰陽を知って、実践力と知恵ある生活で元気に楽しく日々を過ごして頂きたいと思います。
さて、前号と前々号で取り上げて来た崔博士の研究で、ガンを始め重大な現代病の発生の大きな原因となっているのは、栄養素の分解に関わっているミネラルの不足と酸素の不足が根本原因だという事が分かりました。
その不足しているミネラルは、実は本物の自然海塩の中に含まれている事は長くこの連載でお伝えしている通りです。
また、そのミネラル類をさらに高度に濃縮された「海の素」はスーパーパワーを持つミネラル液という事になりますね。
今後もこの崔博士の病気発生のメカニズムの解明の解説は折に触れてお伝えして行きたいと思いますが、今号では崔博士のガン治療法に関する考え方を見て行きたいと思います。
〜人間が健康で長生きするには、人間本来の抵抗力を取り戻すしかありません。
それには免疫力の強い血液とリンパ球を作ることなのです。
そのためには生命の源である食べものから摂取しなければなりません。〜この方法が「食餌療法でミネラル補給を中心とする総合療法」なのです。
この療法については順を追って詳しく述べる事にしますが、穀物を主体とした日本の伝統食には、ミネラル成分が豊富に含まれているのです。
さらに周囲を海で囲まれていて海藻類にも恵まれています。
海藻類、貝類、小魚にはミネラル成分が豊富に含まれています。また雑穀類、玄米にもそれらがたっぷりと含まれているのです。
しかしこれらを加工し精白してしまえば、貴重なミネラルは失われ、残りかすを食べているようなものです。
自然に近いかたちで摂取すれば、これらを無駄なく得る事ができます。私たち現代人が、現代病、ガンなどに冒されやすいのは、その食生活が加工品、インスタント食品、肉、脂肪などの弱酸性食料に依存し、しかもミネラルを欠乏しているからこそだと言えるのです。
ミネラルの欠乏が免疫力の低下を招くことは既に述べたとおりです。
これは私がそう信じているということではなく、医学的にも解明されつつあります。「現代病」と言われる成人病、ガンなどに冒されて悩んでいる人、闘病に苦しんでる人が免疫能力を高めるために、未精白穀物を中心として、自然食と併せてミネラルを補給するという考え方は最も重要であり、極めて理にかなっていると言えるでしょう。〜
皆さまこんにちは!お元気でお過ごしでしょうか?
今年もいよいよ梅雨入りを迎えようとしていますが、このところシーズンの入りが早まって来ているような気がしますね。このご挨拶を書いている今も宣言は出されてませんが、ほとんど梅雨といって間違いない天候ですね。
緊急事態宣言も延期されそうな気配ですし、なかなかマスクを外す機会も少ない中、暑い日もあったり、寒暖差の多い季節がやってきましたね。
この陽気では今年はどうやら、熱中症対策も早めに検討された方が良さそうです。
やさい村では今年も出来れば又夏用の手作りマスクを用意したいと思っています。
寒い時期には快適に過ごせた冬用のマスクでは暑くて、息苦しいし、酸素不足になるリスクもあります。
また、汗もかく季節でもありますので、「海の素」をブレンドした飲み物を持ち歩いて小まめな水分補給を心がけて熱中症予防に努めて頂きたいと思います。ご存知でしょうが、汗をかいてしまうと汗と共に、体内の代謝活動に必要なミネラル類も体外に出てしまい、ミネラル不足に陥って、必要な酸素や栄養素を血液で末端の細胞まで運べなくなって来ると、ダルい、疲れた、疲れが取れないなどのいわゆる夏バテ症状が出てしまうのです。
「海の素」の使用の事で良くご質問を受ける事があるのですが、例えば500mlのボトルに何滴くらい入れたら良いかというご質問ですが、これは人の状態によって個人差があって当然なのですが基本的には10滴前後が飲みやすいと思います。
春先、花粉症でお困りの方々に喜んで頂きましたが、これからの季節も心して「海の素」で発汗量が増える季節のミネラル補給を心掛けて頂きたいと思います!必要なミネラル補給は全身に酸素と栄養素を補給し、お通じも快適、美肌効果も増しますよ。
健康に生きるには食べものが一番です。ちゃんとした栄養のある美味しいお米、美味しい野菜、本物の調味料、そして必要なミネラル補給で、お一人おひとり元気にコロナ禍を乗り切って行きましょうね!
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
梅の原産地は中国であり、弥生時代に朝鮮半島を経て渡来したと考えられている。
また他説には遣唐使が持ち帰ったとする説があり、ウメの語源は中国語のマイ、ムイ、メイが日本人の発音によって変化したという説と韓国語のマイが変化したとする説がある。
さて、我々の住むこの武蔵野台地では、6月1日が青梅辺りの梅が初出荷されると昔から農事暦に記されており、三鷹や小金井辺りはそれより4〜5日早い出荷とされている。
梅は中国では紀元前から酸味料として塩と共に最古の調味料として用いられており「塩梅」(あんばい)の語源となっているのは知っておきたい。
未熟な青梅には青酸が含まれ毒があり食する事は出来ないが、梅の果肉にはクエン酸、コハク酸、酒石酸、オレアノール酸など栄養分をエネルギーに変える成分を含み健康維持に大きな働きをする。
よって、梅は梅干し、梅酢、梅酒、梅肉エキス、梅干しの黒焼きなどに加工して保存して家庭の健康補助保存食品として使われる。また、漢方薬の「烏梅」も青梅から作る。
特に日本は梅の時期の直後から梅雨期に入り、雑菌やカビの繁殖が盛んになり食べ物が傷み易くなって、過去には食当たりが多発したが、それらを防ぐためにも梅は大変重宝され、各家庭で梅干しや梅酒、梅肉エキスなどを作る事が広く普及していたが、近年手前仕込みの梅干しを作る家庭が減って来たのは大変残念な事だ。
最近のスーパーなどでは添加物漬けで、まったく本来の梅干しの働きを持たない見かけだけの紛い物まで出ているし、大部分がコスト削減の為に塩とはいえないニセモノを使って作られている。
ミネラルを十分含んだ自然海塩を使ってちゃんと作られた梅干しを置いて皆さんの家庭の薬局をちゃんと充実させて頂きたいです。
ちなみに梅干しの働きは、腐敗防止、食欲増進、健胃、など。
梅醤番茶を作れば、陰性の改善、疲労回復、増血、また黒焼きにすれば抗癌作用もある超優れものだ。
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
梅雨にもなれば雨や曇りが多くなりうだつの上がらない毎日、これも実りの為にと辛抱が必要です。
そんな6月には、やさい村では定番でファンの多い、フルーティーで甘酸っぱく、濃厚な味わいの一風変わった日本酒で気分転換、リフレッシュ。
空中の天然乳酸と蔵付き酵母を自然に採り込んだ『そやし』という水をもとにして仕込み、できあがりをそのまま味わうために割水、ろ過は一切行いません。
年間通して醸造していますが季節や仕込みごとにアルコール分、甘味、酸味などが異なる、一期一会な自然なお酒。
白ワインのような味わいがあるので以前は女性人気が高かったお酒ですが、現在では男性や海外の方にも人気があり多くの人を虜にしていると、ご紹介しながら感じます。
鎌倉室町時代に日本酒の起源ともいわれる、奈良菩提山正暦寺(ぼだいせんしょうりゃくじ)のお坊さんたちが造っていた“菩提酛”仕込みを千年の時を経て再現し、“生酛”の原型、酒造りの原点ともいえる「醍醐のしずく」の味わいにはロマンを感じます。是非!
(新野)
※今月の野菜・酒はセール対象外です。
いよいよ夏っぽくなってきて、畑は収穫期まで秒読みです。
枝豆は6月半ばくらい、ジャガイモはもうすぐ。
いんげん、ズッキーニは少しずつ収穫が始まりました。
そんな中ですが、畑では秋冬の土づくりはすでに始まっています。
近くのビール工場からビールの搾りかすと醸したオレンジの皮を入れて、更に野菜のコンポストで土着菌を撒きました。
ブロッコリーとキャベツはこの成分を吸収して育つ予定なので、酔っ払って良い気分で育ってくれるかな〜?
大根/ビーツ/紫蘇/インゲン/ジャガイモ/ズッキーニ/枝豆/キュウリ/ハーブ類
※状況により変更になる場合があります。
100%天然素材で作られているこの商品は、πウオーターシステムを応用した人にも地球にも無害・無毒の土壌改善材。土壌の水分を活性化する事で微生物の働きを活発にし、植物や微生物の力を引き出します。
〈 スーパーあかねの特徴 〉
① 100%天然の素材でできた土壌改善材
② 保水性、通水性、通気性に優れた土壌を作る
③ 連作障害や病害虫の発生を抑制し、無農薬・減農薬栽培を目指す方にも最適
④ 使い方は簡単、土にまいて、混ぜて、水をかけるだけ
★ご使用目安:並鉢10号=小さじ3杯(15g)
他にも使い方は色々、店頭にて使い方チラシお配りしてます!
● 1袋(500g) … 880円(税込)
● お試しサイズ(50g) … 220円(税込)
※別途100g、1kなど量り売り可
5月末から田植えをしています。
いつまでかかるのかは、お天気次第。
良好な生育を思えば、さっさと植えきってしまいたいのです。
ところが今年は5月中旬から梅雨入りしてしまいました。
ビックリですね。史上初!
時間と労力はかかるけど、それでも、
雨にも負けず風にも負けず・・・がんばりましょう!
収穫までどうなるのか、注意深く見守っていきたいと思います。
田植えが終わると草取りが始まります。
次から次と仕事があるのは、幸せな事です。
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第12回『草刈りは環境破壊!?』
10年以上作付けされていない休耕田を田圃にするべく整備しています。整備するという事は当然、草刈りをして畦を造り、土を削って平かにするのです。
現時点で3反歩以上の農地と家周りの広い庭や敷地が在りますので、一応エンジン式の刈払い機は購入しました。
でも出来る限りは石油燃料に頼らず人力で遣ろうと思い、長い柄の先に三角形の刃が付いた三角ホーという農具(立ったままで刈れる農具)で草を刈っています。
刈払い機を使っていたらエンジンの唸る轟音と瞬く間に草を刈っていくスピードとで気付かなかったかも知れない事があります。
三角ホーの一太刀で数十センチずつを地道に刈り始めると、草の陰に潜んでいたクモやイナゴ、テントウムシ、スズムシ、カエルを始め、名前も判らない様な無数の虫達や小動物達が一斉に逃げ始めます。
そして「雑草」と呼ぶには余りにも美しく可憐に咲いている小さな花々を容赦なく薙ぎ倒し、土を削ればミミズや虫の幼虫、冬眠中だったサワガニを叩き起こし、何だか本当に申し訳無くなって手が止まり考え込んでしまいます。
「生き物いっぱいの田圃」を造るために、既にそこに棲んで生活している生き物達を追い払うという矛盾。
私は一体何をしているのか?何のための農なのか?と自問自答をしつつ、「ごめんね、もっと居心地の良い場所を造るからきっとまた帰って来てね」と必死に逃げ惑う生き物達に声を掛けながら、気が遠くなる様な草刈りを続けます。
そして整備が進んで形になってきた田圃にトンボが卵を産みに来たり、ひょっこりカエルが来て鳴き始めたりすると、「ありがとう、仲間も呼んであげてね!」と嬉しくて堪らなくなります。
全く無駄もなければ不足もない完璧な営みを続ける「自然」に対して、果たして人間は手を加えても良いのか、又、どこまで手を加える事が許されるのか・・。それを真剣に考える時、人間は自然に対して余計な事、不自然な事しかしていないのではないかと反省します。
だからこそ、私が造る田圃は自然のままだった休耕田よりも生き物達にとってもっともっと居心地の良い場所にしなければならないのです。
自然の美しさをより美しいものへと昇華させる事こそ、人間がこの世界に存在している意味なのではないでしょうか。
現在の世の中は、殘念ながら人間がいないほうが美しい様に思います。人間は世界を汚し、壊してばかりです。
でも私はそれが人間の本来の姿ではなく、人間はこの世界をもっと美しく出来る能力と使命をもって生まれて来たのだと信じています。
ですから皆さんにも是非、先ずは水も土も空気も汚さない日常生活を心掛けて、小さな事からでも私達には何を出来るのかという事を意識して、環境を美しくする行動を広げて頂きたいと切に願っています。
(稲田)
風香る5月も後半になって来るとそろそろ梅雨入りの声も聞こえて来ますね。
じめじめした湿気の多い季節である梅雨時は苦手の方も多いでしょうね。特に気圧の変化に弱い方々は体調を崩しやすい季節になって来ますので対処方法をちゃんと考えて食事や運動をして過ごすように心掛けてください。
漢方医学ではこの時期を「湿邪」と呼び、体内に溜まった水分が発散されず体内に停滞してしまう状態を「水毒」と言います。
体内の体液の循環が悪くなって、下半身に溜まって来ると当然ですが下半身の浮腫みや足先の冷え、また胃腸の不具合や便秘や下痢などと言った症状が出たり、膀胱炎なども起こり易くなります。
そうした水毒状態になりそうでしたらまずは利尿です。
マコモ茶の利尿効果が高いのでマコモ茶を使いましょう。
また、あまり多用しなければ第二大根湯も非常に優秀な利尿効果があります。
また、梅雨期は時として気温も下がり、気付かぬうちに身体が冷えたりもしますので、冷たい飲み物の多飲も気をつけてくださいね。黒焼き玄米茶は冬だけでなくこの梅雨期も大活躍してくれますよ。
食欲も不振になりがちな季節ですが、そんな方は少量でも穀物をしっかり噛んで食べ続けてみてください。
湿気の多い時期に特に良く合う副菜は梅肉和えや梅酢和えなど、また切り干し大根や煮ひじきなどはこんな時期にも良く合います。
ダルいなどと言って陰性なものばかり食べているとますます陰性に偏って動けなくなってしまうので、基本加熱した料理を中心に、ほどほどに塩気の効いた陽性な料理に仕上げるのが梅雨時を元気に過ごすコツになります。
そして、体内の水分をほどほどに出して循環させることも大事ですから、積極的に身体を動かして運動もして行きたいですね、ヨガや太極拳は幾つになっても出来るのでおすすめします。
また、下半身が冷えて困るほどの方はお風呂は半身浴がお勧め。上半身から汗をかくくらい半身浴をして、その後肩まで浸かり、入浴後は良く汗を拭き取ってから着替えてください。
それから梅雨期の晴れた日は窓を開けて、部屋の湿気を出すこと、布団を干して乾燥した布団で気持ち良く寝ることも大事ですよ。
〜 ミネラル不足と生活習慣病やガン発生のメカニズム 〜
さて、本物の海の塩と海のミネラル(濃縮ニガリの海の素)の話からガン発生の原因はミネラル不足から起こると言うお話をしております。
これは現代書林の「ガン治療の決定打!・特効薬はミネラルだった」からの抜粋と要約です。
今回も前号からの続きという事で、前号、前々号も読み返していただけると分かりやすいかと思います。
〜つまり糖質(デンプン質)、タンパク質、脂肪などの栄養素を、ミネラル、ビタミンなどの栄養素によって中和し、酸素によって燃焼(酸化)し、生体を構成して、それが血液や肉になってエネルギーを生み出し、その燃えかすが二酸化炭素と水になり呼気や汗、尿となって体外に排出されます。
しかし、ミネラルが不足して不完全燃焼をしてしまうと、燃えかすの一部が水素プラスイオンとなって残り、それが脂肪の不完全燃焼と結びつき、有害な老廃物の「酸化脂肪酸」となります。
そしてこの酸化脂肪が血管を汚す原因となり、スムースな血流を妨げることになります。さらに血管壁に付着して滞積され「動脈硬化」の原因となります。
こういう状態になると、腸内でウエルシュ菌などの悪玉菌がはびこり、有害な「タンパクアミン」などが発生し、これが一部の栄養とともに体内に吸収されてしまいます。
そうなると血液と体液はますます汚れて濁り、血流は妨げられ、酸素の運搬も不調になりますので「細胞は酸素不足」(酸欠)状態となります。また、水素プラスイオンは新たに細胞に運ばれてくる酸素を横取りし、それと結びついて水となり、体外へ排出されるのですが、なおも酸化脂肪を燃焼させようとするため、酸素は奪われてしまいます。
大切な酸素がこういうゴミ処理のために浪費されると、細胞の分化、再生、増殖にはまわらず、細胞そのものの酸素不足をきたしてしまいます。
つまり過酸化脂肪細胞となり細胞の酸欠になってしまうのです。
コレステロールはある程度、血管の中に存在しないといけないのですが、それも程度問題で血管壁に滞積されるほどになると、動脈硬化を引き起こし、狭心症、心筋梗塞、高血圧、悪性貧血の原因となってしまいます。
またミネラル不足と酸素不足は、酵素などの生体防御機構も活発に働かなくなってしまいます。このように細胞の酸欠が、多くの病気を引き起こすもとになることがはっきりしました。
ガンもミネラル不足による酸欠細胞の異常発生が原因である事も既に述べたとおりです。〜
この後に著者の崔氏は、
これらの原因は私たちの食べ物にあって、特に肉類、脂肪類などの食べ物には、必要充分なだけのミネラル栄養素は含まれていないということを知るべきです。
と付け加えています。
皆さまこんにちは、お元気でいらっしゃいますか?
いよいよ5月という事で新緑の季節ですね。このご挨拶を書いている前日は甲府の有機村さん迄「海の素」のデモ販に伺いましたが、車窓から見る快晴の青い空に山々の新緑が目に眩しいくらいに美しかったです。
有機村の井上さんとお話しして、甲府には新たな移住者の方々が去年あたりから新規のお客様が増えていると伺い、また同時に山手線の内側のお店はお客様が減って困っているという話しも他のメーカーさんから伺いました。 やはりコロナの影響で人の移動が確実に始まっている事を実感しました。
特に自然食品店や自然食レストランを利用される方々は敏感なアンテナをお持ちの方が多いので変化を感じやすい業界なのかもしれません。新型コロナウイルスが発症して以来、確実に世界は変わりつつあると言う事だと思います。今までの行き過ぎた経済優先の消費社会の崩壊や修正をコロナがしているのかも知れません。
考えてみれば、今まで国が推し進めて来た原発推進やTPPなどの政策はほとんどが大企業に金を儲けさせる為の政策で、取引の為に自国の農業や種を犠牲にして小規模で自立した経済を潰していく、その結果はエントロピーを増大させるだけ、つまりは地球の終わりを早めるばかりの政策で、人々もそれに乗って踊らされているばかり、そうしたいわゆる行き過ぎた物質崇拝と経済優先のバブルに冷や水を浴びせているのがコロナなのかもしれません。
withコロナの時代はもう少し続きそうですね、一人ひとり、自分が思う幸せや自分のライフスタイルをしっかりと考えながら生きる時が来ているのだと思います。
おりしも、政府は東電と結託して福島の大量の放射能汚染水を浄化する事もなく、また現地の人々や漁業者の方々と話し合う事も全く無く勝手に海洋に投棄する、と閣議決定したのです。もはや自民党政権は東電と断末魔の自暴自棄的な責任逃れの逃避行動に出ようとしているのです。
海は全ての生命を育み育てたお母さんです。あなた達のゴミ捨て場ではありません。
これこそ地球の全ての生命に対する大犯罪でしょう。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
*5日は時間変更で営業します。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
ふきのとうが枯れるとふきの若芽の成長が始まりやがて生えているところではふきの葉が至る所に群生し始める。
今回は筍にしようか悩んだが、5月が旬となる「ふき」に焦点を当ててみよう。
ふきの原産地は日本、朝鮮半島、中国。
「走り」は水分が多く柔らかく、葉も食べられる。
「名残」は繊維が太く筋ばり、苦味が強くなり、葉は硬くアクも強くなって食用に適さない。
小さい頃のお母さんの手伝いなどでふきの筋取りなどして手を真っ黒にした経験もある人は多いのではないでしょうか?
まさに「ふき」は日本人の春の食卓に添えられていた独特の風味と香りの春の味だったと思います。
最近では加工品や半製品をチンするだけと言ったインスタント調理で済ませる家庭も多いと思いますが、是非季節季節の旬の味を子供の頃にしっかり味あわせてあげて頂きたいと思います。
ふきを買ったら、先ずは下の太い方から爪をかけて上に向かって筋取りしそれが終わったら次はアク抜きです。
太いところと細いところはアク抜き時間も変わりますので3つくらいに切り分けて茹で時間をずらしてアク抜きして水に晒し、それを調理します。ふきの葉の場合3〜4回のアク抜きが必要。
そこまで下ごしらえしておけば、茎の場合はタッパーに水を張って浸けておけば3〜4日は大丈夫。
ふきの胡麻油炒め、煮物、味噌漬け、ピックルス、きんぴら、ふきの葉の佃煮などの個性豊かな家庭の味を味わえますよー。また、季節の筍や山うどなどと合わせれば抜群の贅沢料理が味わえます。
もし手に入れば、手間は多少かかりますがやってみたいのはふきの葉の佃煮です。(10日程は保存可能)
また、ニンニクと赤唐辛子とオリーブオイルを使った「ふきのペペロンチーノ」は絶品だそうです、是非旬の間にチャレンジしてみてくださ〜い!
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
春にオススメされるワインは比較的にあっさりとした白ワインやベリー系なロゼワインが多いんですが、今年は赤ワイン。
アッサンブラージュというのは複数の品種をブレンドして作るワインの事を表します。
この銘柄は甘い風味がでやすいマスカットベリーAと奥行きある味わいのメルローを組み合わせる事で、風味豊かでありながら奥行きあるバランスが味わえます。
赤ワインなので肉料理との相性はもちろんの事ですが、春の食材には独特な風味や山菜や菜の花には苦みがつきもの。
春キャベツやアスパラガスなどはソテーなど洋風レシピで食べる事も多くあると思うので、和洋折衷なアッサンブラージュが合うのではないかと。
(新野)
※今月の野菜・酒はセール対象外です。
端境期が終わらない吉田農園です。
まだまだ収穫野菜が見えて来ず...
なので、今回は夏野菜の生育状態をお知らせします。
先月の通信にも使った画像も含まれますが、
時系列上致し方無しです。
【1】 3/2 種子の選別と種まき
【2】 5日後くらいから発芽が起こり3/19出揃う
【3】 3/29鉢上げしてそれぞれ個室へ
【4】 4/14立派になってきた!
予定ではゴールデンウイーク辺りに植え付けです。
毎日見てると変わらないけど、こうやってみると成長著しいですね!
楽しみが多くて売る野菜がない事忘れそうです。
のらぼう/ツルナ/セルバチコ/タイム
※状況により変更になる場合があります。
月の中旬まで、雪が残っている事があります。
でも今年は早くて、4月中には消えてしまいました。
おかげでじっくりと仕事が出来ています。
上旬にはぜんまいやワラビで山がにぎやかです。
山の幸をいただき、山桜を見ながらクロ突きと田起こしが始まります。
それから、代かき、草刈りと続き、
田植えにむけて田んぼが整えられていきます。
苗もいい具合に大きくなり、山藤が咲き、タニウツギが
乱れ咲くようになる下旬に、田植えが始まります。
秋までのこの半年、何事もなく育ちますようにと
空を見上げながらの百姓仕事がはじまりです。
『こどもたちに健やかな体と美しい心を育んで欲しい』『少しでも美しい地球環境をこどもたちに遺したい』という私の想いを一人でも多くの方の心に届けられるように、『食』をテーマに挙げ、皆様にも何かを感じ、考えて頂けるようなものを発信していきたいと思います。(新野)
第11回『人と自然と農を繋ぐ』
元スタッフ稲田です。3月末に或る片田舎へ移住しました。
3反歩(30a)の田圃(休耕田)と6LDKの昭和的平屋(数年間放置で要補修個所多し)、広い庭もあり、周辺は竹と杉に囲まれています。
昨年末から行政を通して田圃の条件(無農薬・無化学肥料&冬期湛水「1年中水を張って動植物の生態系を維持する事」での栽培)を最優先で移住先を探していたのですが、なかなか思う様に話が進まずに行き詰っていた所、最終的には個人的に色々と調べて探し続ける中で新たな御縁を見出して今の場所に辿り着きました。
空家の中の掃除も最低限は済んだので、田圃の畦作りから少しずつ始めています。
遅くとも6月中には田植えを出来る様に努めます。
以前の記事にも書かせて頂きましたが、都心からそう遠くない地域でも、休耕田や耕作放棄地は沢山あります。
都内なら日野や八王子にも有るそうですよ。
地方は特に地主さんの高齢化と人手不足が進み、草刈りや手入れも侭ならず、荒れて行くばかりの土地がどんどん増えています。
自身で手入れを出来ない土地が草だらけに成らない様に、対価を払って草刈りをして貰う方も多いです。
最近聞いた話では、そこに目を着けたソーラーパネル業者が、将来性も無く採算も合わないソーラーパネルを何も分からないながら、水も土も空気も汚さない田圃を一枚でも多く増やして、高齢の地主さん達に「オイシイ話」を持ちかけては売り付け、里山の風景には不自然なパネルをどんどん設置しているそうです。
実際に私が移り住んだ地域にもあちこちで見かけます。
ですからそんな土地を借りて田畑に使いたい、手入れだけで大変な空家に住みたいという私の様な者は、地主さんに執っては大歓迎なのでしょう。
ソーラーパネルの様な殺風景で異質な光景が蔓延・拡大する事を少しでも阻止するべく、農薬も化学肥料も使わない生き物いっぱいで賑やかな田圃と畑を広げて、昔ながらの美しい風景を取り戻していきたいです。
それは長い長い道のりですし、一人の力では到底為し得ない事ですが、先ずは私の足元から可能な限り自然の理に沿いつつ『農』を捉え、自然との関わり方を考え続けて、人間の手で壊し、汚し、失ってしまった沢山の大切な物を、今からもう一度自分の手で創り上げて行かなければと強く思います。
そして今回、幸運にも出逢う事が出来た此の場所ですが、たった一人で生活するには余りに広過ぎて勿体無いのです。
以前から考えている様に、私自身が楔(くさび)と成って此の田圃や家や環境を通じて人と人とを繋ぎ、人と自然を繫げられる場所にするべく、誰でも気軽に来られる合宿所の様な所にして行きたいのです
随時通信でも近況を御報せして行きますので、記事を読んで興味が湧いた方が居られましたら、先ずは一度遊びにいらして下さい。
特に子供達はきっと喜ぶと思いますよ!
御気軽にスタッフに声を掛けて頂ければと思います。
(稲田)
春が来た〜!と喜んでいたらもう5月ですね。
春の野草は楽しめましたか?
前号では若杉ばあちゃんの野草料理の本とよもぎを紹介しましたが、5月も引き続き地域によっては野草や山菜の季節が続きます。野草を食べる際には醤油洗いなどのアク抜きを忘れずに。
ただ季節的には5月6日頃には立夏を迎え、初夏の気配を感じる季節へと移り変わって行く季節でもあります。
新学期や新しく社会人となったり新年度を迎えて新たにスタートした新生活への順応へのストレスや疲れなどからも、また季節の変化などからも疲れが出やすく5月病などと言われる時期でもありますが、春活発に働いてくれていた解毒臓器である肝臓から、暑気が増す夏に向かって心臓に活動の中心が移り変わる季節でもありますので、循環器系のトラブルも起きやすくなる季節でもあります。
その両方を考えながら状態に適応した食生活をして行きましょう。
まずは代謝活動を活発にさせる為にマグネシウムをしっかり摂るように、ご飯を炊く時には「海の素」を一合当たり2〜3滴必ず入れて炊いて下さい。
そして未精白の穀物、雑穀、小豆、黒豆などを主食のご飯に。
それからこの時期が旬となる野菜の他、ワカメ、茎ワカメ、あおさ、アカモク、ひじき、もずくなどの旬の海藻類をしっかりたっぷり食べておく事ですね。砂糖は料理には使わない事。
ダルかったり貧血気味の人は陽性な黒焼き玄米茶や梅醤をしっかり飲んで、陰性なコーヒーや緑茶やハーブティーなどは控えること。 果物や生野菜の多食にも気をつけてください。
また、春に引き続き小食や断食などで、体内から毒素を出す、デトックスにも適した季節ですが、断食は体質や状態、また好転反応などが起こるので専門家のアドバイスを受けつつ行うことをおすすめします。
因みに私も8日間の断食カウンセリングを行っていますので断食してみたい方がいたらお申し込みください。
前号で紹介した医学博士崔昌禄先生の「ガン治療の決定打!
特効薬はミネラルだった」の紹介で「切る」「焼く」「殺す」式の治療では絶対にガンは減らない事、そして原因は「血液の汚れ」と「酸素の不足」であり「ガン体質の改善」と「欠乏栄養素の補給」によって抗体生産能力を回復させる療法に目を向けないといつまで経っても悲劇は減らないと言うお話しを紹介しました。
そこで先生は何がその原因であって、どうすればいいかと言われているかという事を要約してみると、日本人のミネラル不足を第一原因に指摘しています。
ミネラル不足の原因の分析は、先ず日本の土壌のミネラル不足、農薬と化学肥料を多投して、堆肥などミネラルの循環の無い農産物を食べている事、戦後の食生活の欧米化、その欧米化された食生活ではミネラル摂取が極端に減ってミネラル不足に陥いること。
沢山の具体的なミネラルの働きや説明をされているのですが、このスペースではとても全ては紹介し切れませんので今回はガン発生のメカニズムの説明の一例を紹介しますが、
〜なぜ酸素が欠乏すると万病(代謝異常)が起こるのでしょうか。
それは酸素と代謝栄養素(ミネラル栄養素)など細胞の代謝活動に必要な栄養素が欠乏すると、そのメカニズムに狂いが生じるからです。
その典型的な例としてガン細胞の発生、増殖が挙げられます。ガンはこれまで、細胞がなんらかの原因によって突然変異を起こし、分裂増殖を始める結果生じると言われて来ましたが、この誘因となるのが実は他でもないこの酸素の不足、欠乏なのです。
必須ミネラル栄養素や酸素が欠乏すると、細胞は不足した材料で新しい細胞を作ろうとします。
このとき、本来の正しい遺伝情報が狂い、勝手な動きや増殖をはじめてしまいます。
このような異常を起こした細胞の一形態がガンと呼ばれるものなのです。〜
そして先生が指摘する体内の酸素不足の3つの原因ですが、
1、ミネラル栄養素が不足していること。
2、体内への採り入れ方がうまくいかないこと。
3、酸素を余計に消費してしまうこと。〜酸素を運ぶ重要な働きをする赤血球も、ミネラル栄養素の不足では良質の赤血球を作ることは期待できず、貧血症状を起こしてしまいます。
貧血とは赤血球や白血球などが少ない、あるいは血液が薄いなどという質の悪い不健全な血液の状態を言います。
このような貧血の赤血球では、酸素はおろか、大事な栄養素の運搬も順調に行われなくなり、体力は減退し、体温は低下します。〜
次号では、さらにもう少し説明させて頂きます。
皆さまお元気でお過ごしでしょうか、桜も開花していよいよ4月を迎えようとしています。
新年度や卒業、入学、入社など、新たな環境に入っていく方々も多く晴れて新生活へと言いたいところですが、おりしもコロナはリバウンド傾向にある中で、緊急事態宣言が解除されて先行きの見えない不透明な日々が続いています。
残念な状況ですが、コロナに関してもやはり国の打っ手は後手に回った馬渡的な対策ばかりで、こうした状態では当面は一人一人自衛するしか方法はありませんね。
ワクチン頼みの世の中の風潮ですが次から次へと変異するウイルスのニュースを見るにつけ集団免疫を獲得する迄はやはり個々人が本物と言えるちゃんとした食べ物をしっかり食べて自己の免疫力を高めておく事が最重要だと思います。
前号にも触れましたが、こうした状況を利用してなお一層の管理社会や支配を目論み、緊急事態を利用して、法の改悪などをさせないように市民の監視が必要だと思うのです。例えばワクチン接種とマイナンバー、5Gによる国民の行動管理、など危機管理と支配準備は表裏一体のかたちでやって来ます。
前号では、僕等の父母の時代は戦争の時代で、いつしか誰も止められず国家が暴走して人々は声を上げる事すら出来ない状況に追い詰められて行ったことに触れました。
私は人類は進化して行くものだと思っています。それはただ物質的な物だけではなく、人類の霊性もまた進化して行くものだと思っています。
新たな地球の中での人類の暮らし方、生き方、地球自然環境との共生と循環、そうした新しいライフスタイルを確立させて行く為の技術
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
さあ皆さん、いよいよ迎える山菜の時期ですね〜!
子供の頃はそんなに好きではなかったのですが、今では待ち焦がれた山菜のシーズン到来に私なんかは身も心もドキドキワクワクの日々なんですよ。
前号でも書きましたが、春の野草や山菜には冬の間に縮こまっていた身体の組織を緩めて広げて、循環を良くする働きがあるんです。
もう既にふきのとうなんかは咲いちゃってますが、やさい村の店頭にはよもぎや山うどが並んでいて、山うどなんかはほとんど捨てるところはありません、よもぎは若杉ばあちゃんもよもぎ特集の本を出している位ですから、体に良いんですよ、今の若い人達はもっと山菜や野草の食べ方をしっかりと知って欲しいですね。
是非3月号に書いた、山菜の醤油洗いの方法を再度読み直して山菜シーズン前にマスターしておいてください。
今後やさい村にもこごみ、うるい、タラの芽、わらび、クレソン、などは入荷予定ですし、既に静岡の杉山さんの所では少しずつ筍も出始めているそうですので、4月中には筍も登場する予定ですので乞うご期待です!
ちなみに山うどは酢味噌和え、芽の部分は天ぷら、皮の部分はきんぴらや、かき揚げなども美味しいです。
食養的にみると山菜は陰性が強いので、やはり食べる時には陰性を抜く為の一手間が必要で、それぞれのアク抜きの方法があるのでしっかりアク抜きを化学薬品的な物でなく伝統的な物と方法でして食べましょうね。
そういえば、かつて僕も生存への行進で歩いて日本を縦断した時に、春の北海道で山菜ばかりを食べていたらメンバーがみんな手に逆剥けが出来てしまった経験があります。
山菜の食べすぎも陰性になってしまうので、体質が陰性で虚弱で病気がちの方は食べ過ぎには注意してください。
少量でも充分に身体を変えてくれますからね。
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します
春の日差しに誘われて繰り出したい気分。
今年もお花見は難しい…
けれど、せっかくの春。心弾む時を過ごしたい。
そんな“春を愛する人”にオススメBEER。
小麦特有のフルーティーな香りと芳醇ながら優しい“まろやか”な味わいの酵母入りヴァイツェンスタイル。
ヨーロッパではヴァイツェンビールを「貴族のビール」と称されるほど味良し香り良し口当たり良しの贅沢ビール。
泡立ちの良さも特徴なので、グラスに注ぐ際には、まず半分を注ぎ入れて、沈着している酵母を混ぜるように缶を軽く振ってから残りを注ぐとより美味しく飲めます。
麦芽と酵母が作るコクと甘み、酵母が醸し出す良い意味で複雑な自然の香り。
個人的には食事と合わせるより、食後などゆっくりできる時間に味わいの余韻に浸りながら飲むのが好きです。
優雅なひと時をお過ごしください。
(新野)
※今月の野菜・酒はセール対象外です。
吉田農園は、只今端境期ど真ん中です。
畑はがらんとしてしまっていますが、
夏野菜の準備は少しづつ進んでいます。
ピーマンやトマトやナスは、
3月末には鉢上げを行う予定です。
今年は雨が非常に少なく、
本来採れているはずののらぼうも壊滅的な状態です。
なかなかに厳しい天候で収穫物は大激減ですが、
先の天候と夏野菜に期待しつつ、
前向きに過ごしましょう!
きっと今年も美味い野菜が沢山できるはず!
白菜菜花/人参/サツマイモ
※状況により変更になる場合があります。
やさい村元スタッフが京都綾部に移り住み、はじめた『ぽかぽかのうえん』のそこに自生する天然よもぎを100%使用した「よもぎ茶」や、麺によもぎを練りこんだ「ふるさと よもぎそば」国産米100%使用し、よもぎを練りこんだ「よもぎあられ」など簡単によもぎの味や香りを楽しめる商品も多く揃ってます。
これで簡単に春を味わえますね。
● よもぎ茶(30g)… 669円(税込)
● よもぎあられ(70g)… 324円(税込)
● ふるさとよもぎそば(180g)… 205円(税込)
4月に入ったというのに、雪が降る事は珍しくありません。
4月下旬、降りしきる雪の中、種まきをした事もあります。
それでも、雪が融ければ一気に春爛漫となります。
そのスピードに負けないよう、土の支度をし、
種の支度をし、苗床の支度をし、種まきをでかします。
雪の消えた野原には、春の妖精たちが次々と咲き誇り、
コブシと梅と桜が一度に花開き、山菜が芽を出し始めます。
それはそれは、あれよあれよという間!
田植えまで、ドタバタ、ダダダダ、ガガガガと、
まるで天地をひっくり返したような、あわただしさで春が駆け抜けます。
一年で一番忙しい時期です。
今月はスタッフ新野が趣味の一つでもある良い酒を飲みながら良い言葉を聞く。
時には良い音楽、良い映画、良い一説。
その中には是非皆さんにも知って頂きたいものや再確認してほしいもの、シェアしたいものがある。
独自の解釈と共にご紹介したいと思う、皆さんも是非良い酒やお好きなお飲み物と共に、ゆるく読んで頂ければと思います。(新野)
『春夏秋冬〜泉谷しげる〜』
暦とは違う時間軸での始まりの時、それが春。
新学期、新社会人など本来なら少しの不安と‘ワクワク’に胸を弾ませている頃。
新しい門出を迎える人、おめでとうございます。
けど今は少し違う。先の見えない中での新生活。
緊急事態宣言が解除されても不安が付きまとう。
いつまで続くのかと思うばかり。
そんな時に1972年に発表された泉谷しげるさんの【 春 夏 秋 冬 】が妙にしみる。
自分たち世代になると、泉谷しげるさんのイメージはギター片手にいつも怒っているおじさん…
曲調は軽快なアコースティックなメロディーに続く優しい歌声。
季節のない街に生まれ 風のない丘に育ち
夢のない家を出て 愛のない人に出会う
歌いだしの内容が暗い、というより良い事がない。
人のためによかれと思い西から東へかけずりまわる
やっとみつけたやさしさは いともたやすく しなびた
さらに暗い歌詞が続く。
春をながめる余裕もなく 夏をのりきる力もなく
秋の枯葉に身をつつみ 冬に骨身をさらけ出す
ここまで来ると“えぐい歌詞だな” “なんなんだこの曲は”とまで感じた。
しかし、その感情もサビを聞いた瞬間に一掃される。
今日ですべてが終わるさ 今日ですべてが変わる
今日ですべてがむくわれる 今日ですべてが始まるさ
アルバイトさえ見つからない学生、仕事が激減して首を切られた派遣やパートスタッフ、内定が取り消しになった就活生などNEWSでみる事がある。
この歌は“負”なイメージから始まり続いていく。
それもいずれは終わり、耐えた分だけ報われる、そして最後の「今日ですべてが始まるさ」の歌詞と間奏に流れるハーモニカの音色に芽吹きのような鮮やかで解放されるイメージを受ける。
今は耐えるしかない冬なのかもしれない、けれど季節は廻り、きっと始まりの春はやってくる。
こんな時だからこそ、こんな歌を聴いて、時にはこの歌詞を思い出してみるのもいいかもしれないですよ。(新野)
前号では最近の若い研究者の中に微量ミネラルの働きとその摂取の重要性に気付いてYouTubeなどで発信をしている人が増えて来ている事と特にマグネシウムの重要性が認知されて来始めている事、そして日本人にはマグネシウムを始め微量ミネラル不足が問題である事を書きました。
今回は「ガン治療の決定打!特効薬はミネラルだった」と題された医学博士崔昌禄さんが書かれた本の中から少し抜粋してご紹介したいと思います。
ガンは言わずと知れた死亡原因トップの病気で近いうちには国民の二人に一人はガンです死ぬと言われる病気ですが、
〜ガン医学が現在のままだと、いくら研究費を惜しみなく注いでも、ガンは決して減ることはありません。 それは現実がはっきりと示しています。 ではなぜあれほど膨大な費用を注ぎ込んでもガンが減らないのでしょう。それは方法が間違ってる事に起因します。
現在のガン研究、治療の大勢は、残念な事ですが今、自分たちが行っている治療法を根本的に見直すということをしないからです。
健在のガン治療は、相変わらず手術、放射線、化学薬品による、いわゆる、「切る」「焼く」「殺す」式の治療を繰り返しているのです。
その結果、ガン医学が進歩していると言われながら、その実毎年、前年を上回るガン死亡者を出しているという事実にはまったく目を向けようとはしません。 これは厚生省が毎年発表するデータがはっきりと示しています。
ガン細胞は手術で切り取ろうとしても残りやすく、放射線で焼いても、薬で殺したつもりでもなかなか撲滅出来ません。
ガンは全身病であり、ミネラル栄養素の「代謝栄養」の欠乏が大きな要因をなしている以上、対症療法だけでは再発の可能性が高く、同時に副作用や後遺症のために、結果として患者が早く死に追いやられるケースが少なくないのです。
要するに、現在のガン研究とガン治療の大勢が、ただガンの患部を一時的に取り除けばよしとしている間は絶対に進歩しないという事です。
根本にある「ガンの体質改善」と「欠乏栄養素の補給」によって、病人自身の体力的回復能力を高め、抗体生産能力を回復させる療法に目を向けないと、いつまでたってもこのような悲劇を減らすことはないでしょう。
「血液の汚れ」と「酸素の不足」は、ガンのもとになるだけではなく、ほとんどの病気のもとになると考えられます。
〜以下 次号に続く
皆さまこんにちは、いよいよ3月ですね。
春ともなって、だんだん暖かくなってきましたけど、それと同時に花粉飛散の時期にもなって来ました。もし花粉の時期につらい思いをされている方々で「海の素」をまだ知らない方がいらっしゃったら是非「海の素」を飲み始めてみたらいかがでしょうか?
まずは毎朝10滴、または朝5滴、夜5滴くらいを白湯や水に垂らして飲むという形で試してみてみたら、結構楽になるという報告を頂いています。
また、20ccのスプレー容器に「海の素」5滴を水で希釈した海の素スプレーを持ち歩いて目や鼻の痒みを感じたらスプレーするという方法で、楽に過ごされている方々もいらっしゃいますのでこの場を借りてご報告させて頂きます。
ところで、コロナウイルスの感染がなかなか沈静化しませんね。
コロナで大変なのはもちろん周知の事実ですが前号でも触れましたが、コロナ騒ぎの裏で政府が何をしているのか、日本は何処に向かおうとしているのか、マスメディアには出ない密かに進行している日本を取り巻く情勢の事が私はとても気になります。
特に前号でも触れましたが、種子法の廃止と種苗法の改正によって、保護出来なくなってしまいそうな日本の種子問題は原発問題と共に未来の子孫たちに対する現在の大人達の大変な間違いであり、負の遺産を残す悪業であると断言すべき汚点であると私は思います。
私は子供の頃、多分小学生の頃だったと思いますが、両親に対して、「お父さんやお母さんは何故戦争に反対しなかったの?」と問いただした事があります。
母は、戦争に向かう時期に、どんどん統制が厳しくなって物が言えない時代になり、はっきり戦争に反対の意思を表明した知人達が憲兵隊に連れて行かれて、戻って来た時は白木の箱に入って(お骨になって)帰って来たと当時の話をしてくれた事がありました。その話をした母の辛そうな顔を今でも覚えています。
平和ボケの日本人と言われて久しい日本ですが、やはり平和は何より大切だと思います。
その上で我々が生きるこの時代に、やはり我々は子孫に何を残すべきなのか、未来の地球に何を残すべきなのかを真摯に考え責任を持って行動すべきだと思います。 それが、個々人の生き方として問われているのではないでしょうか。
(村長大友)
新ポイントサービスを行う事にいたしました!
今までの村民カードは期限迄そのままお使いになれます、宜しくお願いします。
どなた様でもご利用可能な、登録料、年会費無しのポイントカード。お得なサービス。
・1,000円お買い上げごとに1ポイント
・20ポイント貯まると1,000円割引券として使えます。
・雨の日ご来店で+2ポイントサービス!
(ご来店で1,000円以上お買い上げ頂いたお客様対象です)
※新ポイントカード移行につき従来の村民カードは廃止となります。
現在お使い頂いておりますお客様につきましては、次回更新時まで現在の村民カードをお使い頂き、貯まったポイントを使い切って頂いた後に新ポイントカードへ移行となります。
☆詳しくはお気軽にスタッフまで!
※すべてのイベントは、新型ウイルス懸念の影響で中止になる可能性もございますので、詳細はイベント主催又はやさい村へご確認の上お出かけ下さい。
デモ販(未定)
※セールには一部除外品があります。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
申込み・問合せは、大友まで。
立春は暦の上での春到来、その頃から店頭を春の香りで満たしてくれるのがなんと言っても「菜の花」です。
そう、菜の花前線という言葉もあって、立春から1週間後辺りの春一番の大風を合図に日本列島の南端から駆け登るように一気に北上を始め、独特のほろ苦さと香りで列島に春の到来を告げて回る春の御使いの様な存在。
この2〜3月の旬の時期に是非菜の花を堪能して、春の息吹きを味わって頂きたいですね。
日本の原風景のような菜の花だが、原産地は北ヨーロッパ、地中海沿岸、中央アジア、2月から始まり3月末には名残りとなる。
おすすめはおひたしや炒め合わせだが、やはりわさび和え、や辛子和え、変わったところではうどや貝類と合わせて酢味噌などもおすすめです。
走りの時期は水分が多く、柔らかいがアクが強くて、油との相性が良い。
また、若杉さんが教える「醤油洗い」と言われるアク抜きをすれば、何もしないでそのままで最高に美味しく食べられる。
名残りの時期は筋張ってくるので深く湯がく事。
また、菜の花を摘んだり、料理する時は包丁を使わず手で折ると、アクが抑えられて味わいも優しくなるので是非覚えておいて欲しいですね。
それともう一つ、湯がいた後、ザルに上げてさますと色も香りも飛ばず鮮やかになります。
醤油洗いは、水割り醤油の中に長すぎず短すぎずある程度(菜の花なら10分前後)湯がいた青菜や野草や山菜などを漬けて、陰性なアクを抜くこと。それを食べる時には絞ってお皿に盛り付けます。醤油洗いした水割り醤油はアクが出るので捨てる事。
このやり方で様々な野草や山菜のアクを抜いて食べることが出来るので、これ知ってるって超重要だよっ!
やさい村では、その時のおいしい野菜や果物を、
臨機応変にセール価格で販売します