いや〜12月、とうとう来てしまいましたね!このところ急に朝晩の気温が下がって寒くなって来ましたね〜!
私も慌ててゼンケンの遠赤外線のストーブ・アーバンホットを出したり、遠赤外線衣類・アルファウエーブの冬物の服を出したりと今週は防寒対策の準備に追われました。
先日は『佐藤さんの新米を食べる会』で収穫したての新米と克子さんの漬け物に舌鼓を打ちました。
若杉さんのお話しを聞く講演会が終わったら、一気に年末に突入して行きますね。
佐藤さんの新米が始まりましたので、新たに今年から来年までのお米の定期購入の申し込みも始まりました。
今年は面積も増やしてもらった事もあり、昨年より収量も増えたので皆さまにご迷惑をおかけせずにお届けできると思います。
お米は抜群の美味しさです!!ご希望の方は是非お申込み下さい!
また、地場の農家さんたちの冬野菜が一斉に出始めました、安全でなおかつ超新鮮な地場の無農薬野菜が店頭に並んでおります。
中には収穫して30分〜1時間も経たないでやさい村の店頭に並んでいる野菜もありますので是非皆さま、美味しく食べて下さいね!
お酒やワイン、オーガニックビールなどのお酒類や料理酒、味醂などの調味料も充実させてますからね〜
また、冬将軍を迎える準備、そしてクリスマスやお正月を迎える準備はお済みでしょうか?
電磁波99%カットのホットカーペットや遠赤外線効果の暖房器具や衣類、寝具類も取り揃えておりますので是非お問い合わせ下さい。
やさい村では、添加物などを使っていないクリスマスケーキや、お節料理のセット・単品でのご注文も承ります。
安心で美味しい食材を取り揃えて、皆さまのおいでとご注文をお待ち申し上げております!(ケーキもお節もスタッフが試食済みですがとても美味しかったです^^)
愛する人と安全で、美味しい、楽しい食卓を囲んで頂きたいと思っております。
一人暮らしの方もオーガニック食材でちょっと贅沢に豊かな年末をお過ごし下さいませ!
*12月27〜30日はお正月用食材の配達を致しておりますので是非ご用命下さい、また31日はお店は午後4時まで営業致します!
(村長大友)
もはやあの地獄のような暑さもめっきり影を潜めて、むしろ朝晩は寒いと言ってしまうようになりました。
初雪は記録的に遅いという事なので、いくらか夏の魔王も影響を保っているのでしょうか?
何れにせよ「寒い」の一言が出たという事は、いよいよ冬野菜の季節です!
鍋の準備は出来ていますか?
大根・人参・カブ・長ネギ・白菜・キャベツ。どんどん膨らんでいますよ!
鍋の準備がまだの方。ご安心ください。
さつま芋が追熟期を超たので、いよいよ出荷が始まります。
やさい村のお店から、焼き芋の甘い香りが立ちこめる事でしょう。
鍋はひとまず置いておいて、熱々にかぶりつくのも冬の醍醐味ですね!
今年は天候が厳しい年でしたが、様々な障害にも負けずに生き抜いてきたタフな野菜達が揃っています。
味わいもきっと力強いことでしょう!!
白菜/キャベツ/大根類/人参/里芋類/さつま芋/長ネギ/カブ/赤からし菜/わさび菜/赤水菜/ルッコラ/小松菜/パクチー/サラダmix/サンチュ/ガーデンクレス/柚子/みかん/柿 *他マイナー野菜も取れ始めます。
※状況により変更になる場合があります。
もう雪が本格的に降ってまいりました。
外仕事は、雪掘りだけになってしまいます。
家の中では、収穫した野菜の保存に追われています。
漬け物、麹、乾物、ミートソースから燻製まで作れるものは何でも作ります。
そうして春まで、家に有るものでやりくりして食べる生活が始まります。
冬至が来てクリスマスが過ぎると正月支度・・・
新年を迎える一大行事をして今年を締めくくります。
お米定期購入者募集中!お申し込み用紙は <こちら>
「ニガリの研究者・真島真平先生との出会い」
ある時、伊豆大島の馬伏の海塩作りの現場作業のワークキャンプに行っていた時に、谷さんから面白い話を聞いた。
山口県の防府に真島先生という医師がいて海水を濃縮した液を作って患者さんに投与したところ、あらゆる病状が改善されているという話で、先方から谷さんに連絡があったという話だった。
その話を聞いた時に、医療の現場での実証があるという事は、塩の品質の検証にとって素晴らしい証明になるだろうと閃いた!
もちろん谷さんも同様に考えていた。
そして谷さんと真島先生は文通して何通もの書簡を取り交わしている。
自然塩復活運動には、大きく第一期の原塩を輸入しニガリを輸入して、真水に溶かし、それを炊き直して塩を作るという「輸入再生塩」を作った運動、そして第二期と私が名付けている海水を濃縮して直に塩を作った「自然海塩」を作った運動があった事は既に述べた。
第一期に作った塩は原料となる原塩とは、かつて海だったところが地殻変動の影響で隆起して地上に塩分が残って自然結晶したものだが、長い年月の間風雨などの影響により塩の層のような形で残されたものだ。この2種の塩の違いは何かというと、圧倒的な違いはミネラルの含有量の違いである。
しかしこの原塩を成分分析をするとほとんどが塩化ナトリウムで、日本の専売公社が作る電気分解の99.9%塩化ナトリウムの化学塩と変わらない。
つまり、長い年月の間に風や雨の影響で、微量ミネラル類は地中に溶け出してしまい他の微量ミネラルがなくなって塩化ナトリウムだけの結晶体になってしまったものが原塩という訳だ。
そこで、失われたニガリ分(微量ミネラル分)を補う為に中国からニガリを輸入して添加する事になった訳だが、ここで皆さんには是非知ってもらいたい大事な事がある。
そのニガリは固形ニガリだったのだ。
一般的にニガリ、ニガリと言われているが、実はニガリには固形のニガリと、液体のニガリが有ってどちらもニガリと呼ばれているが内容は全く違う。
固形のニガリとは、実体はマグネシウムの単体での結晶体の事であって、液体のニガリとはマグネシウムが一番多く含まれてはいるが、マグネシウム以外の90種類を越える様々な微量ミネラルが含まれているものなのだ。
ここに第一期に作られた「輸入再生塩」と第二期に作られた「自然海塩」との間には実は圧倒的に大きな差があるのだ。
つまり、自然海塩の方が豊富に微量ミネラルが含まれているのだ。
その微量ミネラルの働きを証明することができれば人間にとってどのような塩が必要なのかをさらに突き詰めて行く事が出来る。
その塩の品質問題を解き明かす上でその微量ミネラル分を濃縮して患者さんに投与して様々な病状を改善させている真島真平先生の医療の現場での実証は素晴らしい可能性を秘めたものだと私は思ったのだ。
このところ急に気温が下がって来ましたね。寝具や服装に十分注意をして、お風邪など引かれないように気をつけてくださいね。
11月の3〜4日(土日)には「はらっぱ祭り」や「食菜フェスタ」への出店があります!
はらっぱでは野菜類の他自然酒類やおむすびなどの飲食もやりますよ!
また、11日(日)には、山形の真室川から佐藤慎一さんをお迎えして「佐藤さんの新米を食べる会」を開催します。お世話になっている佐藤さんから自然栽培の米作りについて直接お話を聞けるまたとないチャンスですのでぜひ皆さんに聞いていただきたいです。
そして、18日(日)には、若杉友子さんの東京でのラスト講演会「若杉ばあちゃんが語る・今みんなに一番伝えたい事」を開催します!
今回が東京における若杉ばあちゃん最後の講演会になる予定ですので絶対お聞き逃しのないように万端繰り合わせてぜひご参加下さい。
食養の事を家族や友人に伝えたい方はお誘い合わせてご参加下さい、貴重なお話を聞けるのは間違いありません、ラストチャンスです!!
いやしかし11月は毎週楽しくて外せないイベントや勉強会が目白押しですね〜心より皆さまのご参加・お申込みをお待ちしております!
また、お店からのお知らせですが、最近金曜日の夜に夜間配達を希望される方がいらっしゃって夜間配達を始めました!
もし、夜間配達のご希望がございましたらお申し出下さいませ!お話を伺い、調整して、可能な限り対応したいと考えております!
(それと、やっとやさい村でカード決済もできるようになりました!)
また、前号でもお伝えしましたが、宅配便の値上げに伴い宅配会社と話し合って来ましたが、各社ともに一般料金以下でやってもらう特約契約などを廃止しており、今までのサービスが続けられなくなりました。誠に残念ですが宅配料金の料金が一般料金同等になってしまうので御了承お願いします!今後取り扱い量が増えればまだ交渉の余地があるかもしれないので、引き続き努力して参りたいと思います。
お店ではこれから、秋野菜から冬野菜が豊富に並ぶシーズン、11月には地元生産者の皆さんの野菜も次第に増えて来ると思います!
顔の見える美味しくて安心して食べられる野菜を、是非ご家族、お友達と、暖かい食卓を囲みながら食べていただきたいと思っております。
スタッフ一同皆さまのご来店をお待ちしておりますね〜
(村長大友)
いよいよ秋本番になってきました。
吉田農園は、先日の台風でビニールハウスが大きく壊れてしまい、サツマイモと里芋と落花生の乾燥が出来ない為、全体的に収穫が滞ってしまっています。
そんな中ですが、葉野菜の収穫は始まりつつあります。
例年1番乗りする小松菜やルッコラは台風でひっくり返ってしまいましたが、パクチーは風にも負けず元気いっぱい育ってます。
11月に入れば葉菜や人参、ハウスが直れば一気に芋類を収穫して出荷準備に入ります。
出荷本番までもうしばらくお待ちください。
パクチー/人参/じゃがいも/小松菜/里芋類(ハウスが直れば)
※状況により変更になる場合があります。
刈取りが終わると、里はまた静かになります。
でも、気が気でないのです。
山はすでに白くなっているからです。
いつ里に “白い物” が降りてきてもおかしくない時期になりました。
地面が白い物で覆い尽くされる前に、外仕事を終えなければなりません。
大量のもみ殻を燻炭にし、苗床の代かきをし、野菜の収穫、保存、加工、雪囲い・・・
時折舞い散る雪と競争で、冬支度です。
土が見えている間はいくらでも仕事があるのに、
雪で覆われた瞬間、何にも出来なくなってしまいます。
春まで、籠る生活の始まりです。
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皆さまこんにちは!やっと涼しく秋らしくなって来ましたね。
それにしてもこの夏の猛暑、そして猛烈な台風、ゲリラ豪雨、そして北海道の地震などの影響で農産物の甚大な被害が各地で出ています。
まさにこの夏は災害列島日本と化しました。
通常でしたら実りの秋で様々な野菜や果物が沢山収穫されて出回って来る時期ですが、産地によっては壊滅的な打撃を受けて出荷出来ない状態になっているところもあって、なかなか野菜が揃いません。
先日も農家さんと直接お話ししたのですが土の温度が35度を超えてしまうと蒔いた種が発芽せず、発芽した芽もちゃんと育たないそうですね。
発芽したけど上に育たず地下に潜ろうとする芽もあるそうです。
結局猛暑で全滅してしまい時期を待って蒔き直しをする事態となっている今年だそうです。
自然と共に生きておられる農家さん達も、今までの農事暦が全く使えない未曾有の事態になっていると口を揃えて言われます。お米もこれから収穫の時期ですが私はとても気になります。
私からの皆さまへのアドバイスですが、これからは食糧の確保やある程度の備蓄は各自がやるべきでしょうね。
いつ何時、何が起こるか分かりません。何か起こった時はスーパーや商店の水や食料品は1時間もしないうちに売り切れてしまいます。
補給が無かったら皆さん難民になるしかない、ましてや東京で大規模な災害があった場合には食糧の枯渇は目に見えていますからね。
東京で餓死なんて考えたこともないでしょうが食糧が手に入って来ない事態になったらどうしますか?
自分の家に備蓄の無い人は、他人も自分も助けられません。備蓄がある人や家庭だけが何とか食い繋いでいける、なんとか活動出来る、人助けも出来る、そんな事態も想定して置いた方がいいと私は思います。
まさに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」って天の声が聞こえて来るようです。
若杉ばあちゃんは各自3ヶ月分くらいの備蓄をしておきなさいと20年程前から言ってましたよ。
シビアな話ですが、今年の災害列島日本を見る限りサイクルが狂い始めた自然の猛威と、地震活動の活発化など地球レベルの環境異変の中で我々が何が出来るのか、考えた中での私の今の結論です、そして今ならまだそれぞれ準備出来る事です。
さて、全国の産地の被害によって深刻な野菜不足なのですが、やさい村では有機流通を通じてだけではなく、地元武蔵野・三鷹の有機農家さんや各地の自然栽培の生産農家さんから直に野菜を送って頂いているので、おかげ様で店頭には新鮮で安全で豊かな食材が揃っています。
ぜひ足を運んで秋の味覚を満喫していただきたいと思っております!
近隣地域は3000円以上から配達料無料で配達もしております!こちらもぜひご利用ください!
また、秋のイベントシーズンを迎えて、様々なイベント企画やイベント出店もいたします。
楽しいイベントが沢山ありますのでボランティアでのスタッフ体験も面白いと思いますよー!
最後にひとつ、昨今宅急便などの運送会社が一斉に運賃値上げをしております。
やさい村も運送会社との特約契約などをしてお客様の運送費用の軽減を図って来ましたが、荷物量が規定を満たしていないなどの理由で一方的に突然破棄されてしまい、大変心苦しいのですがしばらくは一般運賃となる事をお許しください。
今後とも皆さまへのサービスを向上させるべく交渉や新規開拓などの努力を致しますので今しばらくお待ち頂きたいと思います。宜しくお願い致します!
(村長大友)
いよいよ秋本番です。
畑は冬の準備で播種に育苗の時期です。
対して収穫物は端境期でスカスカになってしまいました。
私個人的なことですが、先日フランスの自然栽培の畑に研修に行きました。
土も環境も違う国のことでしたが、畑に対する心は、どこでも大きく違わないなと思いました。
来年、収穫して絞ったワインが出来るとのことですので、また楽しみが増えました。
空芯菜/ナス/秋キュウリ/ジャガイモ
※状況により変更になる場合があります。
この一ヶ月は、“稲刈り漬”となります。
濃霧から始まった静かな朝は、10時過ぎには一変。
晴れ上がった途端に、天まで届く騒音のるつぼと化します。
辺り一面黄色いじゅうたんとなった里は、どんどんと刈り取られていきます。
早く早くと、せがまれるのです。
何しろ山にはもう雪が降り始めているのですから。
加えて秋の日は“つるべのごとし”です。
晴れの日は、稲刈り。雨の日と朝晩は、もみすり。
百姓の稼ぎ時です。
落ち着いたら、神様に“刈り上げモチ”をお上げして、一年の無事と豊作を感謝します。
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皆さまこんにちは!この休みないような猛暑、大丈夫ですか〜?
ほんのすこしだけ秋の気配を感じる季節にはなりましたが、まだもう少しは続きそうですので皆さまお気をつけて!
しかし、この暑さは日本だけではないんですね。
実は先日ソウル在住の方とお話しした時もソウルも連日35℃を超える猛暑が続いているそうです。
そう言えば何かと話題になる北朝鮮の金正恩氏も暑さで上着を脱いでシャツ一枚になって産業の視察をしている映像がテレビに映ってましたね。
地球環境問題には国境は無い、人類全体で真剣に取り組まなくてはならない問題だということは前号でもお話ししましたが、やはりこれは我々に降りかかる大問題です。熱暑でバタバタ人が倒れ、気象異変で人類滅亡なんて可能性だってあるんです。
メルマガ会員の方々には、そのエピソードをお伝えしたのですが、まだ通信本体では書いていないので今号で載せさせて頂きます。
私は自然農法の父と呼ばれた故福岡正信さんとは生前懇意にさせていただいていました。
その福岡さんと久しぶりに私たちが主催した「くにうみまつり」というイベントの公演で三鷹に来て頂き再会した時に福岡さんから「大友くん、君はこんなところでいったい何をしているんだ?! 君の様な人間が4人でも5人でも種を撒き続けながら世界中を歩いていれば、、、」といきなり叱責された事がありました。
自然農法でその名を知られ、著書『わら一本の革命』は世界20ヶ国語に翻訳出版され世界的な有名人となった福岡さん、晩年は国連の要請により考案した粘土団子の砂漠緑化に取り組まれて再三海外に行っていたのです。
生態系を知らない無知な乱開発や乱伐などで年々世界中の砂漠は広がっています。
福岡さんは、その実態を見ながら近未来の人類の姿を観ていたのかも知れません。
「植物や樹木が雲を呼ぶんだよ。雲が雨を降らせるのだ。」と言われた事があり、僕の耳に残っています。
そうです植物が無くなった砂漠には雨は降りません。生命もほとんど生きられないのです。
生命が息づく世界とは、植物があるがゆえの世界なのです。
僕はこの猛暑を体験しながら、今一度福岡正信さんを思い出しています。
砂漠化や森林の減少など植物の後退が、この異常気象の引き金になっている様な予感がするのです。
晩年、動ける間は車椅子に乗りながらも、未来の人々のため砂漠に立った福岡正信さんを思い出す時、これから私たちは子供達や未来のために何をしなければならないのか?問いかけ共に考えたいと思います。
(村長大友)
秋が来たかと思えば夏が帰ってくる、といった変わり目の気温になってきましたね。
農園もさすがに40℃オーバーの日はなくなりました。
今年の秋冬の準備ですが、暑さで苗がやられ、ブロッコリーとキャベツがかなり危機的です。
昨年は日照不足,今年は高温ですから秋頃の野菜...難しいですね。
さつまいも、里芋はとても順調です。
今年もお店から美味しそうな焼き芋の匂いが漂うのを想像できます。
暑さ寒さも彼岸までですから、この猛暑も9/20前後までになるのでしょうか。
体調を整えて秋を迎えましょう。
空芯菜/モロヘイヤ/生姜/ナス/式部草/バジル/オレガノ/ローズマリー/セージ/ローリエ
※状況により変更になる場合があります。
9月初め、田んぼは穂が垂れ始めています。
ですが、まだ青い青い田んぼ、これから黄金色になるまで一ヶ月程。
最後の仕上げをします。
重くなった穂首が倒れないよう、田んぼを固めながら最後の水管理。最後の草刈。
小屋を片付け、乾燥やモミすりの準備、機械の整備をします。
秋彼岸が過ぎ、寒暖の差が激しくなると、里は深い朝霧に包まれるようになります。
そうなると稲の登熟度も進み、甘さも増してきます。
空が青ーく抜けると、ダカダカと一斉に稲刈りが始まります。
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皆さまこんにちは!お元気でいらっしゃいますでしょうか?
梅雨明け前後大雨で被災された地域の皆さまが受けた大変なご苦労を思うと胸が痛みます。
どうか一日も早い復興を心よりお祈りいたします。
ふと思い出していたのですが、かつて観た「ホピの預言」という映画の中で、アメリカ先住民ホピ族に伝わる預言の中で、地下資源を無秩序に掘り出し続けると母なる地球のバランスが崩れて、地球全体に今まで体験した事も無い様な、猛烈な大雨、台風、竜巻、干ばつ、地震などの天災が起こり始めるという部分がありました。
40年程前の私はちょっと現実離れしている様な気がした記憶がありますが、昨今世界各地で起こる未曾有の大災害を目の当たりにするにつけ、まさにあの「ホピの預言」そのものが今現実に起きて目の当たりにしていると、とてもリアルに感じさせられています。
「ホピの預言」の伝えるメッセージを今一度心に刻み込まなければと思います。
この異常気象の根本的な原因と、その解決方法は私たち人類一人一人の飽くなき欲望の収束した結果なのかも知れません。
いずれにせよ、今後人類が解決しなければならない問題の根本には環境問題が横たわっており、これは国家や国境に関係なく、地球意識を持ってあらゆる人が関わらざるを得ない問題だと思います。
また、この環境意識(地球意識)の台頭こそ、今の国家中心の国家意識という小さなエゴイズムを超え人間の意識を成長させる大きなカギとなるのではないかと思います。
人類が、自然環境と調和した生命の文明とも言える素晴らしい文明を作り出せるのか、それとも飽くなき欲望と共に自滅してしまうのか、これからさらに大峠の道のりが続いて行きます。
我々は、やはり調和した文明を求めて、後世に伝え、受け継いでいってもらいたいと思います。
そういう意味でも、より良い人間と自然環境の関わり方に繋がっていく生態系循環型の農業や、砂漠緑化などもっと人々の理解と感心が深まり、参加する人々が増え、ちゃんと受け継がれて行って欲しいと思いますね。
ところで、7月に入ってもう既にとてつもない猛暑が続いていますが、さらに記録を大幅に上回猛暑となる可能性があり、唯の水分補給だけでは足りませんよ。
様々な必須ミネラルも汗と共にどんどん体内から出て行きますので夏こそしっかりご飯を食べて、ちゃんと料理も作りましょう!
水分を補給する時にはしっかり「海の素」を入れて体内から失ったミネラル分を補給する必要があります!
夏こそ海の天然ミネラル「海の素」をこまめに補給しながら元気に頑張って下さいね〜!
(村長大友)
連日の猛暑で、農園は「実りの場」から「危険地帯」になってしまったようです。
そんな中ですが、夏野菜達は猛暑にも負けず、猛烈に実ってくれております。
只今収穫最盛期を迎えている野菜は、キュウリとトマトで、キュウリは、8月前半迄、トマトは概ね8月いっぱいは続いてくれる見込みです。
暑くなって元気なモロヘイヤと空芯菜は、いよいよ収穫が始まり、ジャガイモも在庫が熟成されて美味しいのがあります。
7月の大スター‘枝豆’は、残すところあと2列となり、8月の第1週には終了となりそうです。
現在畑は冬の種まきです。
暑過ぎ雨無さすぎで不安ですが、きっと良いタイミングが来ると信じて雨待ちの日々です。
大玉生食用トマト/大玉加熱/生食兼用トマト/大玉ソース向きトマト/カラフルトマトmix/キュウリ/ナス/翡翠ナス/薄皮丸茄子(小ナス)/枝豆/ジャガイモ/モロヘイヤ/空芯菜/オクラ/赤紫蘇/大葉/バジル/イタリアンパセリ/タイム/セージ/オレガノ/ローズマリー/ローリエ/ペコロス/ピーマン/ズッキーニ
※状況により変更になる場合があります。
年々、天候の暴れ具合が激しくなってきました。
暑さが続き、川が干上がったり、
かと思うと、バケツをひっくり返したような激しい雨が降ったり、
ストーブが欲しいほど寒かったり。
こんな時には水管理が稲の生育を左右します。
稲がバテないよう冷たい水をかけたり引いたり、乾燥させたり・・・
8月中旬には稲の穂が出ます。
30℃〜35℃で花が咲いて実がなって、収穫量が決まる大事な時期です。
ススキ、みょうが、夏水仙、ホップ、葦が勢いよく生い茂って・・・
暑くて暑くて息もつけないくらいだけれど嬉しい暑さでもあります。
盆が過ぎ、朝晩涼しい風が吹くようになる下旬には、稲は首を垂れます。
こうなるとあと一ヶ月で、まわりは黄金色に染まります。
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皆さまこんにちは!おかわりなくお過ごしでしょうか?さて7月というといよいよ夏本番ですね。
ジメジメとして湿気の多い季節から、急に気温が上がったりしますので体調管理には気をつけてお過ごしくださいね。
梅干しを漬けた方は、土用干しのタイミングを逃さない様にしましょうね。
もう、やさい村には吉田さんの赤シソが入って来ていますよ〜!梅干し、ゆかり、夏に最高のシソジュースです。
ところで、田植えの終わった佐藤さんから「もうそろそろお米のストックが無くなるよ」と連絡がありました。えっ!もう?大変!
という事で、定期購入の皆さんと連絡を取ったのですが、皆さまササニシキの定期購入の方は家族内にアトピーなどの症状を持っている方が多く、やはりササニシキが良いという希望が多くありましたので今回は宮城県で自然栽培米を生産している方にお願いして、佐藤さんの新米が届くまでそちらに切り替えてお届けすることになりました。
なお定期購入の方はこの変更で価格の変更はありませんが、店頭販売の方は価格が変わります。
また、今回のお米の件で佐藤さんと連絡を取り合う中で、佐藤さんの自然栽培に取り組む中での問題が浮かび上がって来ました。
それは、長年の自然栽培を続けている田んぼの稲の収量が落ちて来ているという事です。
長年有機栽培も取り組まれた佐藤さんからは、「少しでも有機質のある肥料分を入れてあげれば収量は上がると思うんだけど、全くの無肥料だとやっぱり収量が落ちて行くんだよなぁ〜」との深刻な話。
もう36年も、お米の価格は変わっていないのに収量はどんどん落ちて行くとなると、これは本当に厳しそうです。
佐藤さんは本当に自然栽培にしっかり取り組んで来てくれていて、しかも他の自然栽培のお米と比べると値段は破格とも言える良心的な価格です。また、息子さんが本格的に他の仕事を辞めて田んぼに関わり始めてくれたところで後継者問題もクリアー出来ているのに、これは厳しい問題です。「この様な状態だと息子にやれって言えないんだよなぁ」という深刻な話。
やさい村としては、自然栽培の田んぼの循環サイクルに他の農家さんがどんなやり方をされているかの情報を集めて佐藤さんに情報提供することと、値上げをお願いしようと思い切り出しましたが、とりあえず今年1年価格はこのままでやってみるよとのお返事でした。
でも私達、本当に大変な事を佐藤さんにお願いしているのかもしれませんね。佐藤さん達に貴重なお米を作り続けて頂く為にも皆さまにもご協力をお願いすることがあるかもしれません。また、無肥料・自然栽培の循環サイクル作りの情報などもし耳寄りな情報がありましたらやさい村にお知らせお願いいたします!
また、昨年から佐藤さんの自然栽培のDVDを製作中ですので、私達が頂いているお米が出来るまでとその背景の思想を知る事が出来ます、乞うご期待ください!
(村長大友)
梅雨でムシムシの季節が来ました。
畑の土も水分を蓄えて、土が重いので鎌もよくきかず、草もこれ幸いとばかりに元気いっぱい発生しております。
野菜は、いよいよ収穫期です。ナスもキュウリもシソもジャガイモも枝豆も収穫を迎えました。
さて今回は「枝豆」の美味しい食べ方です。
<枝豆・・・1p / 鍋にたっぷりのお湯 / 塩・・・3つまみ>
● 豆をバラす
① 一つ一つ豆をもぎ取る方法
② 枝をハサミで2cmくらいに切ってふさ状にバラす方法
がありますが、私は ② が好きです。
● 沸騰したお湯にバラした豆を一気に入れて、沸騰2.5〜3分茹でる。(時間が短いと香りが強く歯ごたえがあり、長めだと甘みが強く柔らかく、茹ですぎると色が悪く薄らボンヤリ味になります)
● ザルで湯を切り、冷水で一気に冷やす。
● 熱が取れた枝豆をボウルに入れて塩3つまみ加えて馴染ませる。
いわゆる茹で枝豆ですが、友人をもてなす場合には「枝豆のラフレシール(茹でて冷やす)」と高級っぽく言ってビビらせてやりましょう。
もう一つ <氷枝豆>
● 3〜4分茹でて冷やす。
● 枝豆を殻から外して、出来るだけ水が入らないようにジップロックに入れ、出来るだけ重ならないように平らに冷凍庫で凍らせる。
● 凍ったらほぐす。解凍せず凍ったまま食べても、料理に加えても大丈夫。汎用性の広い上、2ヶ月後でもそのまま食べられます。
枝豆/キュウリ/ナス/色々トマト/インゲン/紫蘇/モロヘイヤ/式部草/ジャガイモ/玉ねぎ/空芯菜/バジル/オレガノ/フェンネル/ツルナ
※状況により変更になる場合があります。
梅雨が開けたら、それはそれはもう、暑くなります。
野イチゴと鮎と山百合とクズの花と蜘蛛と夕焼けと・・・汗だくの、暑い夏。
その暑さで、伸びる伸びる稲。
その前に、田んぼの草取りを終えたいのです。
肥料を与えない田んぼですが草だけは旺盛です。
敵ながらその見事さに感服しながら、取りきれない草と格闘します。
花を咲かせるまでの一ヶ月あまり、
思いっきりどんどんと大きく育ってほしいのです。
川の氾濫を気にしながら、草刈り・草取り・水管理の毎日で、
注意深く稲を見守ります。
お米定期購入者募集中!お申し込み用紙は <こちら>
さまざまな人と天の助けを借りて、さあいよいよマハトマ・ガンディーセレモニー当日がやって来ました!
Nation of the Farther 国家の父と呼ばれ、インドをイギリスから独立に導いたガンディー。その独立とアヒムサ(非暴力)の象徴はチャルカ(糸車)。
機械に頼るのではなく、自らの肉体を使って紡ぎだす糸とチャルカはまさに平和の象徴です。
青空と白い雲。会場となるデリーのガンディースミリティの庭には噴水が涼し気です。
子供たちがチャルカで一時も手を休めず、集中を途切らせることなく糸を紡いでいます。その横にはインド各地から集まった子供たちの合唱隊。インドの誰もが知っている歌を次々と歌っていきます。
いよいよ僕の伴奏から始まる子供たちの歌とのセッションです。会場にはモディ首相をはじめとする要人たち、インドの国営放送のカメラ、何千という観客、緊張の一瞬…!でも、あっという間に最後の曲。笑
演奏が終わると、なんとモディ首相がステージに進み、プレイヤー 一人一人と握手をし始めました!
そして、僕の所にも!! 意外とふっくら温かい手にホッとしました。
Dreams come true まさに夢が現実となった瞬間。神々、仏さま、遠い過去から現在に至るすべての出来事、あらゆる人に支えられて、良いも悪いも超えて今この瞬間があるのだと、思わず手を合わせずにはいられませんでした。これからも今しか出逢えないさまざまな奇跡の一瞬一瞬を、僕に与えられた音楽を通して深く味わって生きて行きたいと思います。
− 合掌。こころある旅人へ・・・
皆さまお元気でいらっしゃいますか!?
いやいや、もう6月号なんですね。
今年も半分過ぎそうですよね〜 今年こそと願をかけた方は、上手く目標達成に近づいていますでしょうか?
五月病などと言われないように、気を引き締めて後半戦の準備をして行きましょう!
6月は梅の季節、梅酒や梅シロップ、梅干しを作ってこれから迎える夏を元気に乗り切っていく準備と仕込みの大事な時期になります。
去年作ったのがまだあるからなどと言わずに、しっかり今年のものを作りましょうね。
10年経った10年物の梅干しなどは、市販のものでも1個1,000円もするものだってあるんですから、せっかくなら超こだわりの無農薬の梅を超こだわりの天然海塩や、最高の焼酎などを使って最高のものを作りましょうよ!
6月2日(土)「梅酒&梅シロップ」、6月17日(日)「梅干し」作りの教室がありますので、是非あなたも参加しましょうよ!
梅や塩などの素材を注文して、自分の作りたいだけその場で作って持ち帰ることも出来ますからね。 我が家のものは、世界最高!
そんな手作りのものを作って、豊かに過ごしたいですよねー!先生の経験豊富な貴重なお話もバッチリ役に立ちますよ!!
「食といのちの学校」
梅酒&梅シロップ作り教室 詳細ページ → ★
梅干し作り教室 詳細ページ → ★
(村長大友)
カレンダーがもう半分になってしまいそうです!
気づけば夏がもう目の前ですね。
農園では夏、秋に向けた準備が着々と進んでおります。
生え付きや生育を見ていると、どうやら今年はジャガイモがとても調子が良さそうです。
その向こうのサツマイモは、まだ植えたてなので、まだまだ先は見えないのですが、またこの秋冬に甘さ爆発の焼き芋になってくれることでしょう。
果菜類では、今年はキュウリが少し遅れそうですが、枝豆の量は昨年より2倍強蒔きましたので沢山採れる予定です。
因みに収穫後半の枝豆は、枝豆王国 ‘山形’ に聞きに行って買ってきた本場の種屋さんがオススメする茶豆です。
農園ではかれこれ5〜6年ぶりの茶豆です。
他夏野菜達も今のところ順調に成長してくれてます!
枝豆/インゲン/ズッキーニ/紫蘇/ツルナ/サラダmix/ハーブ類
※状況により変更になる場合があります。
5月末から始まった田植えは、6月に入っても続いています。
この辺りでは遅い田植えですので、少し焦りながらせっせと作業を進めます。
機械での田植えが終わると、今度は手で「すまっこ植え」や株の抜けたところなどの補植を行い、箱洗いや片付け、後始末でやっと田植えの終了となり、やれやれです。
それから、神様にモチを上げ「さなぶり」と呼ばれるお祭りを行い、仕事の安全と豊作の祈願を行います。百姓家にはなにかと、神様がいっぱいいらっしゃいますので。
そうしているうちに、息つく暇もなく、田んぼには 草”が生えてきます。
7月中旬まで、草取りと草刈りに追われます。
肥料もしない田んぼでも、草だけは勢いよく伸びてきます。
悔しくも、稲にではなくその草の見事さに感心したりして・・・。
夕暮れ時、気持ちのいい風に、ほーと息を吐いて一日の仕事を終えます。
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何が起こるかわからないのがインド!(笑)
その予測できないミラクルさは、神さまの慈愛に満ちたギフト。
インドに来るたびに、大いなるものによって動かされていることを感じます。
突然マハトマ・ガンディーのセレモニーで、子供たちの歌と一緒に参加することが決まったのは、なんと8日前!まさに奇跡。政府主催のイベントがいとも簡単に変えられる柔軟性が、インドを支える力なんだと実感。インド中に溢れるエネルギーの源を垣間見たような出来ごとでした。
ガンディーの事務所にまるで拉致されたかのように(笑)2日後にはマハトマ・ガンディーとともに活動し、日本との関わりも深いチャンドラ・ボース氏のメモリアルでの演奏。
その翌日からはガンディーのセレモニーに向けて、毎日のように子供たちとリハーサルが始まりました。
僕のスワルマンダルのチューニングは本来なら「D」ですが、子供たちの合唱に合わせるためにチューニングを変えることになりました。
48本の弦をどのラーガ(音階)に合わせたらいいのか、ラジャスターンのバナスタリー大学からデリー大学教授となった、友人で天才的なシタール奏者ゴパールさんに助けを求めると、翌日授業が終わった後にお寺に駆けつけてくれました。音階は「C」のラーガBhoopaliへとあっという間に合わせられて…友人の存在の有り難さが身にしみます。
困った時に、いつも手を差し伸べてくれる友人の存在に手を合わせました。考えてみれば日本山妙法寺デリー道場とのご縁のきっかけも彼!!
仏さまのお計らいは素晴らしい〜♪
− 合掌。こころある旅人へ・・・(つづく)
皆さまこんにちは、お元気でしょうか?
桜が散って、今や新緑の季節ですね。様々な緑の葉の色が実に美しく、公園や野山に出かけて行きたくなりますね〜
私としては、4月の頭に風邪をひいて、花見も中止、久々に39度近い熱を出して、全身の関節が痛くて、やっと熱が引いた後も一週間以上体調が戻らず、2週間近く仕事から帰ると家で寝込んでました。
その間、食べたかったものはお粥の上澄みの、重湯と梅干しでした。
まあ、そのお陰で、体重も落ち、顔もちょっと細くなってなんか身体がとっても浄化された感じがしています。
心の靄も少し払われた感じで、若い時に体験した宇宙的な覚醒体験がリアルに蘇って来てなんだか、ありがたいと思いました。
たまに、こんなかたちで、何年ぶりかの浄化が起るんですねー
自然界も様々な命が一斉に芽吹く季節なので、毒出しを上手にして、身も心も軽くなってサラサラと流れる様に生きて行きたいものですね。
そうそう、風邪の治り終わりの頃は、無性に春の山菜が食べたくなり、ふきのとう味噌を作ったり、たけのこの煮物を作ったり、ワラビのお浸しや、ふきのとうやユキノシタの天ぷらを揚げて食べてました。
このところは、やっと体力も回復してきて太極拳が楽しくなっています。
太極拳も、手技もそうですが、結局表面の形しか教えられません。大事なところはその中身である意識ですね。
この意識は、それぞれの人が完成させていくものですが、それぞれの人の数だけ宇宙が存在するという事です。
一人一人の意識と感受性が豊かになればなるほど素晴らしいものが出来上がって来ます。
そういう意味では、いつだって私たち一人一人が創造者です、とてつもない奇跡を重ねてこの世に生を受けて来て、ひと時の休みもなく応援されているのですから、宇宙の愛に応えるべく、調和した素晴らしい意識でありたいものです。
やさい村には春を迎えた沢山の大地の恵みが溢れて来ています。色とりどりの野菜たちに出会うたびにありがたいな〜と思います!
(村長大友)
春の嵐ってやつが吹きましたね。
雨も無かったので、砂嵐となって吹き荒れました。
吉田農園は、暴風の影響でエンドウ豆とサンチュに大ダメージです。
のらぼう菜は辛うじて生き残り、アブラナ科の野菜たちは花は咲き、まさに春です。
農園としては夏野菜の準備時期なので、いそいそと片付けを進めております。
ゴールデンウイークの辺りが植えものの時期なので、4月中旬の今は畑は黒々としております。
今は収穫も静かなので、山形に良いタネやアイデアを探しに行って参りました。
流石に農業先進地域なので、素晴らしい枝豆の種と、真夏に取れる葉物を購入しました。
今年は前半は白系枝豆、後半は茶豆と、少し長めに収穫出来そうです。
昨年仕入れた米沢薄皮丸茄子の苗も順調に育っており、そのまま植えればOKのお墨付きを貰いました。
コロコロした小粒の茄子なので、夏頃お楽しみに!
他トマトは15種、今年はストライプは無しです。
唐辛子は伝統品種の内藤唐辛子、ピーマンはフレンチ種とイタリア種ズッキーニも3種、他夏野菜達も、元気に準備が進んでおります。
のらぼう菜/サラダmix/ツルナ/セルバチコ
※状況により変更になる場合があります。
まだ日陰に雪は残っていますが、春爛漫です。
半年の間雪に埋もれていた大地からは、
いっせいに何もかもが芽吹き、そりゃあもうその賑わいときたら!
雪と新緑と桜。目まぐるしい季節となりました。
今月末から始まる田植えに向けて、水路整備→田起こし→代かき→苗管理・・・
と百姓には一番忙しい季節でもあります。
暑かったり寒かったりの中、霜に気をつけながら苗は細心の注意で育てられます。
< お知らせ>〜 米袋を変えました 〜
袋に書いてある「文作さんちの・・・」、文作とは、佐藤家の屋号です。
この地はほとんどが佐藤性ですので、みんな屋号で呼び合うのです。よろしくお願いします。
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マハトマ・ガンディは神の歌「バジャン」やインドの伝統的な音楽をこよなく愛していました。ガンディ翁のセレモニーにはいつも音楽が演奏されます。
僕も音楽を奉納してみたい!と思い、デリー道場のマタジこと克庵主さまに、日本へ帰ってから手紙を書きました。でも、返事は無く‥その冬にまたインドを訪れた時「私どもが、チャーリーさんの音楽をどのように伝えたらいいのか、間違いがあってはいけないと思いました」とマタジ。
確かにそうです。大変なことをお願いしてしまった!と思いました。
そして「ハードルは高いですね〜」と。笑
ガンディ翁のセレモニーに参加するには招待状が必要です。その招待状をお願いしにガンディの事務所に佐知子庵主さんが行くというので同行することになりました。
「楽器を持って行かれたら?」とマタジの鶴の一声!スワルマンダルを一台もってオートリキシャに乗りガンディ事務所へ。到着するとセレモニーのコーディネーター、ラージディープさんがたまたまおられ「あなたは?それは何ですか?」と。「日本のミュージシャンです」とスワルマンダルを取り出し弾き始めるやいなや僕の楽器を取り上げ「一緒に来い!」と目を輝かせています。
何が起こったかわからないまま楽器を持って所長室へ…「所長!この楽器の音を聴いてください」所長の前で演奏すると「ガンディセレモニーで演奏してもらいましょう」とあっという間に決まってしまいました。それもセレモニーまであと二週間足らずだというのに!!
− 合掌。こころある旅人へ・・・(つづく)
こんにちは、皆さまいよいよ4月です!
進級、進学を迎えたお子さま達を持つ親御さん達は、終業式やら入学式などでお忙しい季節ですね。
気候も三寒四温と、寒い日、暖かい日が繰り返されながら春を迎えて行きますので、気温の変化に対応する感受性が大切です。
特に身体の方は冬の身体から春の身体へと向かう時期ですので、旬を迎えた野草や山菜を上手に取り入れて、冬季に溜まった毒出しをして行って下さいね。(前号でも触れましたが、野草や山菜は陰性が強いので、それぞれ食べる方の陰陽に合わせて、毒消し法や調理法、食べる量なども考慮して調理して食べて下さい。)
断食などをしてデトックスするのも良い時期です。
それと運動ですね。無理のない動きの太極拳などは何才になってからでも始められるのでおススメです。
自然界の動物達も冬眠から目覚めて活動を始めるように、又田んぼや畑も準備が始まる様に、太古から人々も食糧の確保やその準備の為に春には身体を動かして活動していたのですからね。
春を迎えて気分一新し、新しい身体に整えてスタートしたいところですが、日本の政治はどうなっているのでしょうかね?
森友問題で発覚した政党と官僚との癒着や政治力を背景に日本国を私物化しようとする動きは断じて許すわけにはいかないですよね。国民はなめられっぱなし!春は毒出しの季節、今は日本の政治にも徹底的に毒出し、膿み出しが必要な時期だと思います!いらない毒は出さなくちゃ。宿便が出る時には、腸が蠕動運動という自己運動を行い、自ら溜まった毒である宿便を出そうとするのですが、今回のこの問題が日本の政治浄化の蠕動運動になって欲しいと心から願わずにはいられませんね。
官邸前には多くの心ある国民の皆さんが集まっていますが、ちゃんと我々1人ひとりの国民も意思表示をすることが必要ですね。皆んなが蠕動運動起こして腐った毒を出しましょうよ!
(村長大友)
いよいよ春らしくなってきました。
冬の厳しさが和らいで、畑にいる時間も増えるのですが、
今の時期は収穫より準備がメインの時期です。
先日長ネギの種をまき、じゃがいもの種芋を植えました。
3月末〜4月上旬にはトマトやナスの鉢上げや、
同時にキュウリやズッキーニやオクラの種まきも控えております。
畑はどんどん黒や茶色のエリアが増えますが、
この色の場所は夏の緑が生い茂るという期待の場所でもあります。
農家はポイントポイントは忙しいのですが、
それ以外はまだ少し余裕のある時期ですので、
盛暑の時期までもう少し溜めておこうかなと、
自分に甘えております。
ブロッコリー/人参/長ネギ/ルッコラ/ほうれん草/わさび菜/里芋/京芋/はっさく
※状況により変更になる場合があります。
4月は種まきです。
種を撒いたら、そりゃあもう忙しさの始まりです。
“つきっきり”の、稲作りが始まります。
今年は雪が多く、5月まで残っていそうです。
雪消しをしながら苗床を準備し、霜を心配しながら育苗します。
冬の間雪に埋もれていた里には、
春の訪れとともに一気に「躍動」がやってきます。
山野草が咲き乱れ、行事や祭事で部落は
何とかをひっくり返したようなにぎわいになります。
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インドは仏教の生まれた国。すべての仏典が残されていますが、お釈迦様がほんの数年しか説かなかったといわれる法華経。その法華経をインドに帰したいと、日蓮聖人は思っておられたそうです…が、その思いは叶わなかった。
それを実現させようと動き、時の人マハトマ・ガンディ翁に会われたのが、日本山妙法寺の開祖者、藤井日達猊下でした。出逢うやいな意気投合。祈りと平和のために歩くという共通の思いを持った二人は互いに尊敬し合ったそうです。
そのご縁から、ガンディのアシュラム(道場)での始まりは必ず南無妙法蓮華経から始まることとなったと、聞きました。
そして、1966年から始まった三里塚闘争(今の成田空港建設反対運動)で反対派と機動隊が衝突寸前、その間を「南無妙法蓮華経」と唱え団扇太鼓を叩き通り過ぎた… という話に感動し、僕も70年代の様々な反原発コンサートや平和行進などで日本山妙法寺と出会うこととなったのでした。
日本山妙法寺は平和運動のちょっと過激?な僧伽(さんが・仏教集団)として、当時のヒッピーの間では一目置かれていたのです。
思えば長いお付き合いです!笑
その時はまだ、マハトマ・ガンディー翁のセレモニーで演奏が出来ることになるとは、夢にも思わなかったのです。合掌。
こころある旅人へ・・・(つづく)
皆さまこんにちは、お元気でお過ごしでしょうか。
寒波による影響で、野菜が取れない、成長しない、雪の影響で届かないなど厳しい影響を受けている日本列島ですが、ここ東京でも梅が咲き始め春の気配を感じさせる季節になって来ましたね。
ただ今年は去年の2倍の花粉が飛ぶとかで、お天気の良い日は要注意です!特に花粉に弱い方は大変ですね。
そんな方に超オススメの一品があるんです!
やさい村では、ちょっと今シーズン出遅れましたが花粉の時期に好評だった「海の素」を希釈したスプレーを化粧水として開発中です。
花粉が飛ぶなと思った日には、朝出掛ける前に「海の素」を数滴垂らした水を飲んで、そしてこのスプレーを顔の目の周辺や鼻にスプレーしてから出掛けると随分と楽に過ごせると思いますよ〜!明らかに違ってくると思いますので、是非お試し下さいませ!
さてさて、3月25日(日) には、千葉の下総神崎で「お蔵フェスタ」が開催されますが、このイベントにやさい村は出店します!
村長バンドのアースウェーブのライブも9時半からありますので是非お越しください!
各地から発酵、オーガニック、ビーガンなどにこだわったお店がところ狭しと集まる楽しいお祭りです。
また、4月1日(日) にはやさい村主催の「お花見会」をジブリ公園で行いますので、こちらも是非ご参加下さいね!桜を愛でながら春を楽しみましょう〜。
(村長大友)
お寒い日が続いていますね。
1月の大雪の影響も重なり、畑からの収穫物もお寒い状況になっています。
そんな中ではありますが、農園ではいよいよ夏野菜の種まきを行いました。
この寒い中「夏」といってもピンときませんが、今年もここから元気な苗が生えてくれることを期待してます。
話は変わって、先日三鷹のアトレから取材を受け、吉田農園がフリーペーパーに載りました。
そこの一部にレシピを作成したので、どうせならこの機会に、やさい村通信にも一つ美味しいレシピを書いてみます。
【パートブリゼを作る】
・薄力粉…100g ・バター…50g ・塩…少々
・卵黄…小さいサイズ1個分 ・水…大さじ2杯
バターはクリーム状にして、薄力粉と他の材料とともに少しずつ混ぜ込み、よく捏ねる。
捏ねたらラップで包んで2時間程度冷蔵庫で寝かせる。
寝かせた生地を薄く伸ばし(硬いので、レンジで10秒くらい暖めても良い)、型に敷き詰めて重りを乗せ、オーブン160℃で30分焼く。
焼いてすぐは柔らかいので、オーブンから出したら触らないように冷ます。
【フィリング】
長ネギは1cmくらいのブツ切り、人参を拍子木切りにして、オリーブオイルでよく炒める。
ボウルに生クリーム100cc、卵2個、塩少々入れてよく混ぜ、炒めた野菜を入れる。
【キッシュ】
パートプリゼにフィリングを流し込み、200℃のオーブンで30分程焼いて出来上がり。
※タルト生地を買ってきた方がかなり楽です。
※野菜であれば、ほぼ何でもキッシュにできますが、ジャガイモやカボチャやサツマイモ等は、一度蒸してからの方が美味しくできます。
※焼く時にチーズをのせたり、フィリングにベーコンやハムを混ぜ込んでも美味しくできますが、フィリングの塩気を少し調整しましょう。
※キッシュは焼き上げてから2〜3日は保存可能です。
長ネギ/人参/里芋/京芋/ブロッコリー(少量)
※状況により変更になる場合があります。
今年の冬は雪が多かったです。
いつ融ける事でしょう! 5月まで残るかも知れません。
雪融けが遅いと、作業に影響が出てきます。
それでも、支度はいつも通りしておきましょう。
彼岸が過ぎた頃から種の準備を始めます。
ノギ取りをして、温水消毒をして、床土を作って、芽だしをして・・・
これが始まると、冬の間抑えられていたものが一気に噴き出します。
春の足音ともに、何もかも、“どどっ”とやってくるのです。
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毎年マハトマ・ガンディの亡くなられた1月30日には、デリーでセレモニーが開かれます。
今年で70回。僕らも日本山妙法寺デリー道場とのご縁で、5年前から毎年マハトマ・ガンディのセレモニーに参加しています。
午前中はデリー門からも遠くない場所に位置する、ラージガートという大きな公園で行われます。
ここはガンディが荼毘にふされた場所で、事務所などもあります。
「すべての宗教は一つ」という言葉通り、先ずは日本の仏教から「南無妙法蓮華経」が唱えられます。そしてチベット仏教、キリスト教、ゾロアスター教、バハーイー教、ジュダイズム、ジャイナ教、イスラム教、ヒンドゥー教、など各宗教の祈りが捧げられていきます。
インドの首相をはじめ、政府の要人、陸海空の軍隊も参列し、最後にバジャン(神々の歌)で締めくくられます。
糸を紡ぐことを大切にしていたガンディ。このラージガートでは、29日の午後から24時間ノンストップで希望者による糸紡ぎも同時に行われます。
午後はマハトマ・ガンディの住まいであり、射殺された場所、ガンディスミリティで記念セレモニーが行われます。
ここでは、祈りと音楽が中心。ゲストの音楽のほか、子供たちの合唱とその間ずっと糸を紡ぐ子どもたちの姿が微笑ましい会です。
そして、午前中のセレモニーと同じように「南無妙法蓮華経」の祈りから始まるのです。
なぜ「南無妙法蓮華経」? なんと!マハトマ・ガンディと日本山妙法寺の開祖者である藤井日達師とは深いご縁があったのです!
こころある旅人へ・・・(つづく)
【友】友ちゃん= 大友 映男(村長)
【町】町ちゃん= 町田 榮
【町】狭い枠内での共同体でも、通常の社会生活では気づかなかったことに目覚めることはたくさんあると思うけれど、たとえば自分で米や野菜を作ってみて初めてその価値に気づくとか、大地の価値に気づくとか、いかにお金に依存していたかに気づくとか・・・
でも最終的には生命は根源的に一つであるっていう理解、生命世界は一つだっていう理解、「私」はその生命であるっていう理解、そういう理解に自分の意識が解放されていったら、どこで何をしていても自分自身を生きてるっていうか、そういう意識に目覚めないと本当の自由って実現できないんじゃないかって僕はいつも考えてるんだけどね。
【友】ほんとにそうだね。
共同体って云うのもとても大事なテーマだけど、魂の自由ってものがその共同体の考え方にもう一つ加わったら、さらに共同体の考え方が広がって行くよね。
【町】この宇宙が出現する以前からの生命宇宙を考えると、人間には想像不可能な果てしない過去から生命宇宙は継続していて、「私」とは誰かを辿って行くと、その継続している果てしない生命宇宙に辿りつく訳だよね。
その事に目覚めて行くと、結局全宇宙がすでにずっと共同体であったこと、現在も共同体であって、未来も共同体であり続けることを発見するよね。
【友】たぶん小さい規模だけど、共同体をやったってことは、体験的に凄く豊かになったし、訓練もされたよね、お互いに困ったときどうすればいいかっていう色んな訓練・・・
全宇宙が広い視野から見れば共同体だから、小さい共同体ってのは完成されてはいないんだけどさ、色々問題を抱えながら色んな事を学んでいくんだよね。
人類社会をもっといい方向に進めて行きたいって試みってのは、いままでもあったしこれからも色々あるんだと思うけど、その試みの中で宇宙的な視野の目覚めがあったときに、共同体は大きく進化するんだと思うよね。
その目覚めがないと共同体は小さな世界で止まっちゃうよね。
今の国家社会とか、一つの宗教組織とか、そういう枠組みの中での共同体ってのは、いつも限定された中での生活スタイルであって、それを超えて行くにはやっぱり宇宙意識に目覚めないとね、生命は一つだっていう宇宙意識にね。
それに人類が目覚めたときに、人類社会がどのように展開するのか楽しみだよね。
【町】最近物理学とか宇宙科学とかの分野で面白い発見が色々あって、たとえばダークマター(暗黒物質)ってのは、宇宙の質量の大半を占めながら観測不可能な透明な物質であるという仮説なんだけど、そのダークマターが人間が観測可能な全ての物質を支え、調和させているって理論なんだよ。
人間が対象化することができない目に見えない世界が、対象化できる目に見える世界の背後にあって、目で見える世界を支え調和させている。
この仮説はまるでインド思想のようで、ブラフマンとか、神とかの概念を科学的な見地から立証するような考え方で、現代科学と古代の知恵が一致するようでとても面白いんだよ。
宗教も科学も実は同じ真実の発見のために、一方は意識の内部の追求から、もう一方は物質の外部の追求から、同じ目的地に近づきつつありそうな現在の状況にはわくわくしちゃうよね。
そういう時代に僕たちが生まれて生きていることって、とても幸運だと思うよね。
(ここで録音テープが終了しましたが、二人の話はまだまだ続くのでした・・・)
皆さま、新たな年がやってまいります!
2018年が皆さまにとって心あたたかき良き一年となりますように!
また世界が平和で、人類全体の文明が争いの道を避け、大自然との調和への道を歩んで行けますよう心よりお祈り致します!
2月と言えば節分の月ですね。
寒いですけれどいよいよ季節は春へと移行して行くタイミングなんですね。
春はもうそこまで来ています。
まだ、地表には現れていませんが植物達は地下茎の根を張り、新芽が地下で育っていますよ。
もうすぐ雪の下からふきのとうや福寿草が出て来るのかと思うと、春が待ち遠しいですね。
もうすぐ立春。
今でこそ太陽暦を使っていますが、以前は太陰暦。実は太陰暦の方がはるかに合理的です。
僕は釣りをするので、海の潮の満ち引きは月の引力と一体化してるので、太陰暦を使わないと、太陽暦は全く使い物にならないのです。
昔の農事暦などは考えられないくらい精密に作られ、田畑の作業と連動して作られていますよ。
すごいですね。
さて話は変わりますが春ともなると手放しで喜べない方もいらっしゃるのではと思います。
後ページの「食養と手当」のところでも詳しく書いているので詳細はそちらを読んで欲しいのですが、花粉です。
今年は早期から、かなりの量の花粉が飛ぶと予測されています。
その量、去年の5倍だそうです!
花粉でお困りの方々は是非早めの「海の素」の服用をオススメします!
ところで、11月号でも書きましたが、日本の種子法の廃止の一件ですが、前例はラテンアメリカの国々で次々と施行された種子に関する法改正を通称「モンサント法案」といいます。
これらの法改正により伝統的に行われて来た農民による種子の保存や交換を実質的に不可能にして、毎年企業から種子を買うように強いることです。
これらの問題を告発した映画が中南米の8つのNGOが協力して作られたのですが、この度やっと日本語の吹き替え版が完成し「種子ーみんなのもの?それとも企業の所有物?」と題された映画が出来ました。
三鷹でも是非上映したいですが、とりあえず3月20日、衆議院第二議員会館の第1会議室での上映が決まっていますので、是非観ていただきたいと思います!
日本の種子法の廃止はモンサント法案の日本上陸の為の下準備です。
今、行動を起こさないと取り返しはつかないと思います。
(村長大友)
2018年 戌年。
我が家の2匹もこころなしか誇らしくしているような気がしますが、きっと気のせいですね。
よく見るといつもの尻尾を振ってるアイツらでした。
年が明けて一言「寒い!」
今年は4年ぶりに問題のアレが来ました。
雪です。
これが来ると農園暫しストップになります。雪が溶けたら再開です。
それまでは保存系のサツマイモや里芋のみの出荷になります。
雪が溶けたら、人参、白菜、せっかく育った葉菜はトンネルの中ですが、雪の重みでどうなってしまったでしょうか・・・これも雪解け待ちです。
やはり東京は慣れがない分、雪には弱いです。
里芋/京芋/サツマイモ/八朔
<雪待ち> 白菜/人参/柚子/長ネギ/ポロネギ
※状況により変更になる場合があります。
冬の一番の底は2月です。
一番寒く、一番雪が降る時です。
毎日毎日、降ります。
青空を見る事はそうそう、ありません。
白一色の世界に閉じ込められ、ひたすら春を待ちます。
夏の間に貯め込んだ食糧を使い、漬物や炒りもので
ご馳走をつくり、蔵の中では味噌を仕込み・・・
毎日毎日除雪を行い、夏にできなかった経理を処理し申告に時間をとられている間に、
2月も終わりを迎えます。
その頃には、珍しく青空がのぞく事もあります。
春までもう一息の辛抱です。
お米定期購入者募集中!お申し込み用紙は <こちら>
先月号で書かせて頂いたラジャスターンでの置き土産、「南無妙法蓮華経」がご縁となり、日本山妙法寺デリー道場へと導かれることとなったのです。
これだけ何度もインドに来ているのに、デリー道場へ伺ったのは初めてでした。
友人が連絡を取ってくれ、克(かつ)庵主さまが待ち合わせの場所に迎えに来てくださいました。
初めてお逢いする庵主さまは小柄でしたが、その存在感と眼力に圧倒されました!笑
鉄道とリングロードに挟まれた公園に仏舎利塔と道場があり、様々な音が一時も休むことなく聞こえてきます。それでも到着したその日は、いつしか深い眠りについていました。
朝のお勤めは5時。大太鼓の音で目が覚めました!ハッと時計を見ると5時を少し回ったところ。
急いで本堂へ。見よう見まねで団扇太鼓を叩き、お題目を唱題します。
勝手がわからず、結局庵主さまに、大太鼓を1時間半叩き続けさせてしまったのでした。
朝のお参りの時、昨日はわからなかった景色の中に白く輝く美しい仏舎利塔がとてつもないエネルギーで存在していました!
まさに!法華経のお経に書かれた大地と天界を繋ぐ地湧の宝塔!
そして、それをお世話する庵主さま。
目には見えない大いなるものの力によって、強く惹きつけられていったのでした。
こころある旅人へ・・・(つづく)
【友】友ちゃん= 大友 映男(村長)
【町】町ちゃん= 町田 榮
【町】友ちゃんはキャラバンを通じて色んな共同体と出会ったり、会議をしたりして、共同体の色んな姿を体験したと思うんだけど、「ミルキーウエイ」を始めるときに友ちゃんが一番やりたかったことは何だったの?
【友】僕は基本的にコミューンが成立するのは何なのかなって考えたんだよ、でその答えは自給自足だったんだよ。
でも農村だったら自給自足のコミューンは可能だけど、都市のコミューンで自給自足ってのは完璧には無理なんだよね。
でも都市のコミューンとしての在り方を色々考えたし、都市でしかできないコミューンの在り方って、たぶん今でも考えてるんだよね。
【町】なるほど。
【友】今「やさい村」をやってるけど、僕たちが「村」みたいな、深い繋がりを持って生きられるかどうか・・・
今都会って人間的な深い繋がりを作れないじゃない、コミュニティがないっていうか。
極端に言えば、が奴隷化されてるような世界なんで、人間らしい繋がりが作れるかっていうことを僕は今でも考えているんだよ。
【町】なるほど。
【友】町ちゃんとの繋がりも、そのように繋がれる人だと思ってるし、沙羅舎とも三鷹って地域とも、村的っていうか人間的な関りのできる場所であって欲しいと願ってるんだよ。
【町】「山岸会」とかその他の共同体って、自由な生き方を目指して自給自足を掲げて、社会とは隔離された範囲内でそれを実現しようとしているけど、もし全宇宙は一つだってことをはっきりと理解すれば、その「一つ」っていう意識を持つことができれば、どんな事をしていても自由だと思うんだよね。
【友】おそらく共同体運動に目覚めた人たちは、自分たちの共同体を完成させるために一生懸命活動してるんだろうね。
僕が長年付き合っている漠原人村のマサイなんか、完全な自給自足を全部やろうと思ったけど、無理だってことが解ったって言ってたよ、完全な自給自足は無理だって。
【町】へえ〜、そうなんだ。
【友】でもそこからどんな風に考えて行くか、僕は意識的な共同体、精神的な繋がりがあり、物質的にも助け合えるときに助け合うことができれば、都会の中でもそれぞれがそれぞれの生活をしながらでも、共同体っていうか、共に生きて行くことはできるのかなって思ってるんだけどね。
〜〜〜 つづく 〜〜〜
皆さま、新たな年がやってまいります!
2018年が皆さまにとって心あたたかき良き一年となりますように!
また世界が平和で、人類全体の文明が争いの道を避け、大自然との調和への道を歩んで行けますよう心よりお祈り致します!
やさい村は、自らの関わるこの地域の、心ある方々との繋がりを大切に、人にも環境にもやさしい食べものを提供し、生産してくれる方々を支え、皆さまや未来を担う子供たちを健やかに育て、自然環境を守り未来に手渡して行くお手伝いをなお一層励んで行きたいと思っております。
私は今から40年程前に、人類の危機を感じ、「生存への行進」と題して農薬や食品添加物、精製塩や原発の危険性を訴え、自然農法や自然海塩、マクロビオティックの存在を知らせながら北海道から沖縄まで歩いて日本縦断の旅をしました。
玄米と野草を食べ、野宿をしながらの1年間余にわたる旅でした。
汚染に喘ぐ自然の叫びを見、聞き、病める人々と会い、自然を破壊しながら進められる開発、危険性を知らせないで作られていく原発。気が滅入りそうな現実を見せられながらもその途中各地でいのちに目覚め、果敢に活動を始めている多くの心ある人にお会いしました。
それらの出会いが私を勇気づけてくれ、歩き終えた後、三鷹にやさい村を立ち上げました。
その原点を忘れず、また新たな時代に抱えるテーマに答えて行ける新しいやさい村に大きく前進させて行きたいと思いますので、皆さまからのなお一層のご指導、ご鞭撻を心より、心より宜しくお願い致します!!
(村長大友)
寒い日が続きます。朝の畑は霜で真っ白、水は凍り、葉っぱも凍っています。
こんな風に寒くなると、白菜が柔らかく甘くなって非常に美味しくなります。
外葉は黄色く枯れたようになりますが、根菜もずっしりと大きくなって、食べ頃を迎えています。こんな寒い日は、鍋や煮物も気温も手伝って美味さが3割り増しに感じられるのではないでしょうか?
師走の疾走感が極まってきたこの頃ですが、寒さや忙しさに負けないように、「旬」の力を借りて体は暖かく元気に年末を越えて、新年を迎えましょう!
それでは、良いお年を!!
これを年明けに見ていただいた方、
「あけまして、おめでとうございます!」
人参4種/大根/長ネギ/白菜/里芋/京芋/八つ頭/小松菜/ルッコラ/わさび菜/落花生/サツマイモ4種/キャベツ/柚子/はっさく
※状況により変更になる場合があります。
新春の候、寒さも本格的になってまいりました。
皆様にはお健やかにお過ごしいただけるよう、
安心安全美味しい米作りに励ませていただきます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、年初は元旦から行事が目白押しです。
部落のおひまち、親戚の挨拶めぐり、七草、鏡開き、小正月・・・
と、祭事が続きます。
それに合わせて、漬物や郷土料理のご馳走作りに華が咲きます。
雪に埋もれる単調ないなかの暮らしにメリハリが付き活気が出ます。
神や仏はもちろんの事、回りの些細な事に感謝の念も生れます。
つくづく、“祭事”というものは、人の暮らしを守るための
知恵なのだと、思い知らされます。
面倒くさがらず、せっせと楽しんで、決まり事に勤しみましょう、っと!
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「チャーリーさんの名前を、ラジャスターンで見ましたよ!」「???」
日本に帰って偶然久しぶりに再会した方にそう言われ、とっさに何のことやら思い出せなかったのですが、よく話を聞いてみると「ええ〜〜!!」と、ご縁にびっくり!
シタール奏者の友人が、ラジャスターンの田舎にある大学の教授になったので、暫く彼の家に居候していた時のこと。
やはりその大学の音楽の先生でマニプリダンサーととても親しくなりました …というのも、マニプールの人たちの国はインドですが、東隣りはミャンマー。インド人とは違い、顔はまるで隣のお兄ちゃん!(笑)小柄で僕らとよく似た顔立ちは他人とは思えません!
その彼が僕らを、あるアーティストの家へ連れて行ってくれたのです。
作品も人も素晴らしい方で、滞在中に何度か家に遊びに行きました。
その彼が僕らの帰り際、それはそれは貴重なカディ(手紡ぎ、手織りの布)のプレゼントをくれたのです!何もお返し出来ない僕らは、いつも大切に旅に携えていた「南無妙法蓮華経」のお題目と名前が達筆で書かれた半紙をお渡ししたことを思い出しました!
なんとそれをそのアーティストの家で見たというのです!
「ええーーー!」あり得ない出来事に、お題目が繋ぐご縁の深さと、大いなる何かを感じたのでした。合掌。
こころある旅人へ・・・(つづく)
【友】友ちゃん= 大友 映男(村長)
【町】町ちゃん= 町田 榮
【友】この共同体では英語で話して欲しいっていう要求した外人もいたよ。
【町】へえ~、無茶苦茶な要求だね。
【友】14年間くらい「ミルキーウエイ」は継続したから、色んな外人に会ったよ。
【町】「ミルキーウエイ」をスタートしたとき、活動の基盤となる方向性と言うか概念というか、友ちゃんだったらマクロビオティックとか・・・?
【友】それにエコロジーとかね。その中で僕はぼちぼち僕なりに活動していて、たとえば畑をやったりマクロビオティックの教室を開いたり、太極拳を教えたりしてた。
僕はそれに塩運動の応援はずっとしていて、10年間は塩のワークキャンプ(大島での自然海塩作りのボランティア活動)ってのをやって、自然海塩が会社になるまで応援してた。
あとインディアン運動がやって来るんだよね。
【町】アメリカ・インディアンの応援活動だね。
【友】1976年に「ミルキーウエイ」を始めたと思うんだけど、1977年に東京、広島平和行進があって、1978年には僕がアメリカに行った「ロンゲスト・ウォーク」があって、1979年から1980年までは「生存への行進」があって、1981年にはこの「やさい村」を作ったっていう活動の連続だった。
【町】「ミルキーウエイ」に集まった人たちっていうのは、基本的にはどういう人たちだったの?
【友】基本的には知的な人が多かった。
【町】いろいろと思考する人たちだね。
【友】そう、自分の生き方を真剣に考えてる新しい世界を創ろうって人たちが多かったし、海外から来た外国人の人たちは日本の文化を学びに来た人が多かったね。
雑穀だとか自然農法とか日本人の思想、マクロビオティックとかね。外国人たちの日本に対する興味が世界規模であるんだなって感じたね。
〜〜〜 つづく 〜〜〜